■タユタマ -Kiss on my Deity- 第12話「裕理」
裕理と応龍の決着は、アメリとましろが引き取ることになりました。
もう、有無を言わさない勢いなのです。
人と太転依の共存に関しても、アメリとましろの関係が修復されたことで、全て解決しちゃったみたい。
それには、裕理も応龍も逆らえません。
二人共、ただ叫んで突っかかって行くだけでしたし、あのまま戦い続けるのは、確かに体力と神気の無駄遣いだったかも…。
お互いに根暗とか言い合っていたアメリと応龍が可笑しかったです。
根暗なのは、みんな一緒だと思いますけどねん(^^;。
その後には、裕理とましろの関係がクローズアップされて。
実際の所、ましろはかなりな鬼嫁だと思うので、ある程度は弱っててくれた方が、可愛げが有るしバランスも取れるしでいいかも、なんて私は思うのでした。
酷い(^^;。
って、それ所では無く、ましろは再び長い眠りについてしまったのでした。
それも、100年とか1,000年とか、そういうスパンの話で…。
そんなに長いと、さすがにそれはどうなのかなあ。
応龍や鵺が何かしてくれるのかとも思ったけれど、そんなことは全然有りませんでした。
それは有る意味、潔い感じがするし、別に悪くは無いのですけどね。
ただ、そうすると、さすがにアメリが可哀想って言うか…。
アメリ本人は、しっかり気持ちの整理を付けた描写が有りましたし、お話としてはそれが有りでも、私としては、やっぱりアメリのことが気にかかります。
そもそも、裕理とアメリの過去話とかは、殆ど描かれてませんもの。
幼馴染みとしては、最初からとことん不利なアメリだったのでした。
裕理が能力を完全に自分のものにしたら、それがましろに悪影響を与えるとか、なかなか壮絶な設定だったよ。
結婚式の会場から、みんなが揃って外へ出て行ってしまったのも、二人きりになれるように、気を遣ってあげたのでしょうけど、厳しさを感じる光景だったです。
そんなこんなで、気持ちの良さが殆ど感じられない最終回なのは、見ていた私としては、凄く残念っていうか。
色々と、あれれ?、なんて思ってしまったり。
シリーズの中では、ゆみなとホウさんオウさんのお話が、私は一番好きでした。
呑気で楽しかったですもん。
鵺は、しっかり解説役を務めてましたねん。
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