■ロザリオとバンパイア 第13話「月音とバンパイア」
月音の公開処刑を前にした、陽海学園の生徒達の様子を見るに、人間と妖怪が共存するのはなかなか大変そうなのです。
勿論、中には穏健派の生徒も居たけれど、少数派みたい。
陽海学園って、実は結構な弱肉強食の世界なので、そういう生徒は早々に食べられちゃったりするんだろうな…。
新聞部のみんなも、人間にはあんまりいい印象が無いみたいだったし。
紫は半分人間みたいなものなので、そんなに拘りは無かったね。
瑠妃は紫と同じく魔女だし、その辺りは既に克服しちゃってますから…。
まあ、胡夢達にしてみれば、月音と萌香だけが秘密を共有していたっていう、ショックの方が大きかったみたい。
前回の銀影も、裏切られた気持ちって言ってた。
それでも、みんな月音を助けたいっていうのが本音だし、どうせ殺すなら自分達の手で、というのもあって(そんなこと誰も言ってません)、月音の救出に向かったよ。
良かった良かった。
瑠妃、大活躍だね。
いい役なのです。
そして、銀影も。
かなりお役に立っていたのに、銀影はあんまり報われません…。
覗きばっかやってるからですよー。
実は、着替えの覗きも公安委員会の動きを監視するカモフラージュだったのかもしれませんけど、趣味と実益を兼ねていたのは間違いの無い所(^^;。
にしても、九曜は強過ぎだし。
ヴァンパイア萌香でも、全然敵いませんでした。
他のみんなも。
月音を黒こげにされても、以前の瑠妃のときより怒りの具合が小さかったみたいなのは、ちょっと???でしたけど…。
それだけ九曜の妖力が強かったのかしら。
それに、みんなで力を合わせて、っていうのが無かったのは、ちょっと残念な所なのです。
息の合ったコンビネーションが見たかったな。
紫と瑠妃は結構凄かったから、いっか。
萌香は月音に血をあげ過ぎて、貧血寸前です。
こら。
まあ、たまには血を抜かれた気分を味わうっていうのも、大切かもしれませんよお。
シチュエーションは、最悪でしたけど(^^;。
復活した月音、何だか妙に強そうに見えたけれど、九曜の攻撃を避ける以外のことはしませんでした。
ちょっと残念。
そして、月音の人間疑惑も、猫目先生の一言で無事に晴れたのでした。
いや、疑惑とゆーか…。
まあ、月音個人の存在が認められたってことで、それはそれでいいことだよね。
一般の生徒はそれでいいけれど、新聞部の女の子達はそれで納得する訳は無くって。
保健室のドアを蹴破って、乱入して来ました(^^;。
月音の所へ近付いて来る経路が、みんなそれぞれに性格が出てたっけ。
胡夢はいきなり飛び越えて来るし、紫はベッドによじ登って、みぞれは1秒後にはもう隣りに出現してるし、瑠妃はすたすた遠回りして。
瑠妃は傍観するのかと思ったら、「私も私も」とか言ってますよ(^^;。
さすがの萌香も、キスを邪魔されて、頭に怒りマークが付いていたのが可笑しいの。
そんな中、月音は怪しいモードに入りました。
ヴァンパイア萌香みたいなお姉様タイプが、実は好みだったんだあ。
それはそれで有りだよね。
それだけでシリーズ1本作れちゃいそうだし、ラブコメ好きとしては楽しそうな展開に…(笑)。
というわけで。
この作品、1話ですっかり気に入ったのですが、意外と印象に残るエピソードは少なかったかも。
登場人物が多いので、仕方ありませんけどねー。
個別の女の子のことをもっと知りたいなって、凄く思っちゃいました。
サキュバスらしさや雪女らしさをもっと出して、月音の近くに居ても良かったんだし
みぞれは、雪女というか、むしろストーカーだったりして、そこは面白かったもん。
あ、OPとEDの曲、最初はあんまりぴんと来なかったのですが、じわじわと効いて来て、今では毎日のように聴いてるです。
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