■D.C.S.S.~ダ・カーポ セカンドシーズン #26「幸せの鐘」
魔法って、やっぱりいらないのかなあ。
一度も役に立つ使い方ってされてないもん。
ラストのブーケは楽しかったけれど、どうしても必要ってわけじゃないよね。
これじゃあ、和菓子を出してる純一の魔法が、一番お役に立つみたい。
自分のカロリーとの等価交換だから、気持ちとかまで、ちゃんと相手に伝わりそうだし…。
さくらにしても、本当に魔法で誰かを助けたことがあるのかな?。
魔法の解除をすることが、実はみんなを幸せにするっていうのは、いくらなんでもネガティブみたいで。
純一と音夢は、ほんの小さなきっかけ一つで、本当のことを思い出しかけるのですが、執拗に桜の魔法がそれを消そうとするの。
悪夢だよー。
これって、アイシアが望んだ魔法とは明らかに違ってるみたい…。
桜を枯らせて、アイシアがきらきらになって何処かへ消えちゃうなんて、悪い冗談みたいです。
折角さくらが居たんですもん、何とかしてあげられなかったのかなあ。
純一だってそうだよー。
元々帰る場所が無いアイシアのこと、さくらだって純一だって知ってるのに。
まあ、新婚さんの純一と音夢の所に帰って来るのは、迷惑以外のなにものでも無いので、さくらの所に…。
って、さくらはまた出て行っちゃうのー?。
音夢も、とうとう最後まで事情を知らされないままなのでした。
こういう場合、当事者二人が、純一と音夢が、魔法のこともアイシアのことも何とかしてあげて欲しいのですけど…。
何となく、さくらにお任せになっちゃいました。
さくらも、折角帰って来たのに、あんまりお役には立たなかったみたい。
アイシアのこと、昔の自分を見ているみたいで、凄く気になったと思うのに。
どうしてあんなに厳しかったのかな…?。
でも、一番お気の毒だったのは、やっぱりことりなんです。
純一との関わりの中で、ことりと音夢はいつも入れ換わりで、見事な位に二人の接点は無いんだもん。
直接対決とまでは言わないですけど、二人、何かあっても良かったよね。
そういうの、音夢が気付かないわけはないし。
ちょっとだけ、音夢を特別扱いし過ぎだったかな?。
私は、純一と音夢がくっ付いてくれて、良かったですけど。
結婚式まで挙げちゃったのには、びっくり。
いきなりそこまで進んじゃったもん。
その間に入るべきエピソードが省略されちゃったよう。
デートは?、プロポーズは?。
前作も含めて、二人、愛し合ってたのは分かります、分かりますけど…、やだやだ、私はもっと仲良くしてる二人が見たかったんだい!(^^;。
ペアウォッチも、何処かへ行っちゃったのかなあ…。
なんて文句を書きつつ、私は結構この作品、気に入ってたりします。
「それー!」ってブーケを投げる音夢、可愛いかったし♪。
妙な暗さが無ければ、もっと良かったのになあ。
そしたら、文句なんか書かなかったと思うもん。
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