■パパのいうことを聞きなさい! 第12話「世界で一番パパが好き」
仁村、凄くいいヤツだったなあ。
祐太の知らないところでも、さりげないフォローをしてくれて、とってもお役に立っていたよ。
空や美羽、女の子の扱いは手馴れたものですもん。
アニメを見てから、仁村、そして莱香の印象って、かなり変わりました。
高感度大幅アップなのですよ。
ちなみに、佐古だけはそのまんま。
あの人は、そのまんまでいいんだと思いますけど。
嫌いじゃあないです。
この作品、1クールを使って、原作1巻分だけのエピソードを描いたのは、凄いって思うです。
みんなで生活を始める、本当に最初の一歩の部分ですもの。
色々な問題が発生して、それをみんなでどうやって乗り越えて行くか、そこをじっくり描くことで、この作品と正面から向き合おうってことなのでしょうね。
ただ、そうすることで、シリアスな部分も多々出て来てしまって、それが雰囲気を暗くしてしまっていたのは、ちょっと残念な気もします。
遺産のこととか、誰もが疑問に思うことがラスト近くまで明かされないのは、そこに引っ掛かってしまう人も多かったんじゃないかしら。
その辺りは、最初のうちにフォローしても良かったと思うです。
祐太が祐理のお墓参りをしていたのには、びっくりしたです。
祐太としては、死亡で確定しているからいいのですけどね。
作品としては、あくまで生死不明ってことにしておくのかと思っていたので…。
墓前での報告って、個人的にはあまり好きなシチュエーションでは有りませんし。
あ、あと、みんなで歌を歌ったりするのも、私は嫌いなんですよねー(^^;。
まあ、これは私の好みの問題なので、演出としてはそういうのは有りだとは思います。
でも私は、恥ずかしくって見ていられません…。
困ったものです(^^;。
空と美羽とひな、3人で一緒に暮らすことが、今の自分達に一番必要なこと。
それだけはワガママを通して、祐太がその気持ちを分かってあげられたことが、家族としての結び付きの第一歩でした。
祐理も、きっと喜んでくれてますよね。
かつて祐理が祐太にしていたことは、しっかりと祐太に引き継がれて。
自己犠牲とか、そういうことでは無く、一緒に支え合って、信じ合って、笑い合って過ごすのが、家族ってことなのですもん。
てことで、広い家に移って、ある程度は自由に使えるお金が有って、祐太にパパの自覚が出来て、みんなの同居生活はどう変わって行くのでしょうか。
空とか、莱香へのコンプレックスから、家事スキル、凄く向上したりしそうです。
まあ、既におばさんなのですけどねん(笑)。
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