■オオカミさんと七人の仲間たち 第12話「おおかみさんとマッチ売りじゃないけど不幸な少女」
マチ子ってば、本当に不幸じゃないですかあ。
朝から一生懸命にバイトして、お弁当を作って。
それで、自分はご飯を抜いたりしてるんですもん。
健気だよー。
なのにお父さんは蒸発してしまったとか、何処まで不幸体質なのでしょう。
今回、一番の悪人は、借金取りより、むしろお父さんなんじゃないかと…。
そこまでの状況だと、マチ子には何か心の支えが絶対に必要かなって思うのですよね。
それが亮士で有るなら、亮士は全力でマチ子に尽くさなくっちゃ!。
初めてをくれるとまで言ってくれてるんですもの。
お幸せにね。
…なんて言ってると、涼子の出番も無く、この作品は終わってしまうのです(^^;。
涼子はですね、マチ子と違って、覚悟が全然足りないのですよー。
「嫌いじゃない」って答えるのが、精一杯なんだもん。
マチ子とは随分と差が有るってゆーか。
マチ子はさすがに、じゃあ好きってことなの?、なんて聞き返したりはしませんでした。
そう聞かれたら、涼子は困るでしょうね。
ずっとそんな状態だった涼子を見て、林檎は凄く嬉しそうだったよ。
瞳の中に、ハートが出てたり♪。
確かに、言いたいことも言えず、何の行動も起こせず、悶々としている涼子を見るのは、楽しくって仕方無いのですけど(笑)。
そういう部分でしか可愛さを感じさせてくれない涼子も、どうかとは思うのですけどねー。
滅多に見れない姿が見れるのは、やっぱり嬉しいのです。
意地悪そうな林檎の笑顔が、また(^^)。
パン咥えて走って来て、そのままどーん!って言うのは、今では少女漫画では無く、ギャルゲーのジャンルになってしまったですかあ。
とほほ(^^;。
林檎も、今回はエロゲーとは言わなかったから、そこはちょっとだけ安心したよ。
ぶつかりそうになっても、亮士なら絶対に避けると思ったけれど、期待通りに避けてくれちゃいました(^^)。
んで、朝からぱんつ…。
あのぱんつは、亮士もあんまり嬉しく無かったみたい。
…私もです(^^;。
亮士が本当にお金持ちなのかはともかく、あの亮士からその境遇をしっかり聞き出していたマチ子、なかなか頑張ってると思いますよー。
ストレート過ぎる攻撃も、亮士には結構効果的なのかな、なんて思ったりもしましたもん。
デートの取り付け方だって、亮士相手にはああしなくっちゃいけないっていう、お手本だぞ。
ずっと覗き見していた涼子にも、かなり参考になった筈(笑)。
いきなりボタンを外して、ブラ見せするようなストレートな攻撃は、涼子にはちょっと無理でしょうけどねん。
借金取りの皆さんは、涼子のフラスト解消の為、犠牲になったようなものなのです。
でもまあ、亮士のパチンコ玉だけじゃ、あの場は厳しかったと思うので、涼子が一緒に居てくれて、良かった良かった。
林檎も、さすがの演技力だったですし(^^)。
誰だって、泣いてるコには勝てません。
最終的には、亮士の依頼で、マチ子の生活環境は大幅に改善されたです。
元々の借金だって、どうせ違法な感じなのでしょうし、全額がチャラになって、良かった良かった。
マチ子が望んでいたありふれた幸せが、実現するといいですね。
勿論、亮士や涼子、林檎にも、幸せが訪れて、それがずっと続きますように。
それが私の願いです(^^)。
この作品、色々と面倒臭い亮士と涼子を見守る、腹黒な林檎の図、っていうシチュエーションが、私は大好きでした。
最終回では、特にそれが際立っていて(^^)。
あ、何か幸せ(笑)。
キャラ的には、乙姫が凄くツボだったりもして。
これからも、浦島のこと、もっともっとお仕置きしちゃって下さいねん。
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