■大正野球娘。 第12話「土と埃にまみれます」
みんなで力を合わせて、最後まで精一杯戦って、試合は終了。
それぞれがそれぞれに、自分の持っている能力をフルに発揮していましたよね。
特に後半なんて、見ていて感動しちゃいました。
野球を始めたばかりの頃は、あんなに頼り無くって、てんでんばらばらなプレーをしていたのに、今では、あの朝香中を追い詰める所まで辿り着いたんですもん。
本当、土と埃にまみれている様子から、桜花会の本気がとても良く伝わって来ました。
雪のプレイと、その後に見せた覚悟も、相当なものですよー。
打席に立って、バットを持っているだけでも辛いと思うのに、それでも打とうとしてましたもの。
実際、打っちゃいました。
次はもう無いかもしれないっていう、本気さが凄いのです。
巴も、しっかり仕事をしたよ。
乃枝は必死に×を作っていたけれど、静は自由に伸び伸び打たせた方がいいって、そういう判断なのでした。
さすが姉妹、分かってますねん。
でもでも、乃枝の判断だって、決して間違いでは有りません。
慎重に行くか大胆に行くか、どちらがいいのかは、結果が出て初めて分かることなのですから。
そうやって野球を楽しめたのも、負けず嫌いな晶子のおかげですよね。
桜花会誕生のそもそものきっかけは、晶子と岩崎の、一方的な喧嘩でしたから。
試合は朝香中の勝ちだったけれど、岩崎が男らしく晶子に失礼な言動を謝って、二人、ちゃんと仲直り出来たみたい。
さすがに、晶子の方が照れくさかったみたいですけど。
冷静に考えれば、そうなんですよねー(笑)。
最後の打席、小梅を救ったのは、あの頑固なお父さんだったりもして。
試合に間に合って、良かったですよね。
間に合わなかったら、勘当を取り消せなくなって、きっと大変なことに…。
頑張る娘の姿を見て、セーラーも許してあげたんだあ。
何げに甘いのです。
それとも、小梅の成長ぶりに、感動しちゃったのかも。
三郎も、しっかり応援してくれました。
二人、すっかり仲良しさんなのですよー。
応援と言えば、大口先生も忘れちゃいけません。
やっぱり、誰かが真剣に頑張っている姿を見ると、応援したくなるのですよね。
そういうのって、嬉しいな。
私は野球には詳しくないし、見始めた当初はどうなることかと思ったけれど、しっかりみんなの繋がりを描いてあって、楽しかったです。
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