ハヤテからヒナギクへのお誕生日プレゼントは、でっかい花束と、そして優しいキス、なのでした。
きゃあ。
キスならお金もかからないですし、貧乏なハヤテにはぴったりかもしれないね。
お花は、三千院の花壇から適当に摘んで来ればいいし…。
いやいやいや。
ヒナギクってば、毎晩毎晩、あんな夢を見ていたのですねー。
自分で「頭の悪い夢」とか言ってましたけど、あれって、お誕生日が近付くにつれて、どんどんと盛り上がって行くタイプの夢なのかしら。
それとも、毎回毎回、キスなの…?。
どちらにしても、重症です。
全力で好きって言ってるよお。
もう、ぬいぐるみのプレゼントじゃあ満足出来ない体に…。
こら。
それでも、ハヤテのことが好きだなんて、絶対に認めようとしない、頑ななヒナギクなのです。
色々と事情が有りますものね。
歩のこととか。
両親のこととか。
それになにより、本人の性格のこととか。
折角、神父が相談に乗ってくれて、アドバイスもくれたのに。
既に死んでしまった人の言葉は、説得力が有りますよ(^^;。
そんな状態のヒナギクに接触したハヤテとナギは、不穏な雰囲気を敏感に感じ取って、とりあえず謝っておこう、みたいな。
土下座とか言ってましたけど…。
ナギも言ってましたが、やろうとしてることは、とってもナサケナかったり。
だって、しょーがないじゃん!。
ご機嫌は直して貰いたいですし。
出て行ってしまった両親のことを尋ねても、ハヤテからはヒナギクの望む言葉は貰え無かったみたい。
そりゃあ、事情が全然違いますから…。
私だって、ハヤテの両親のことなんて、思い出したく有りませんよお。
ちなみに、幼かったヒナギクには、お姉ちゃんの雪路がついててくれたのかな…?。
その辺りの家庭環境は、まだちょっと分からないですね。
でもでも、鯉を殴ってはいけません。
そんな人、初めて見ましたよお(^^;。
そんなこととは関係無く、伊澄の家では、咲夜が余計な呪いを発動させちゃいました。
おいっ。
街で一番不幸な人とか、一番高い場所の主とか、ピンポイントでハヤテとヒナギクを狙って来たです。
そして何故か、女装なハヤテ。
何て恐ろしい呪いなのでしょう!。
江戸時代だと、女装趣味は一般化して無かったでしょうから、職人さんも不憫ではあります。
いえ、今だって、別に一般化はしてませんけど…。
てゆーか、横領って、こら。
ハヤテのメイド姿に、ハート直撃な様子のナギとマリアが、見ていて可笑しかったなあ。
ハヤテ本人は気付いてないから、堂々と着こなしてましたし。
もう!、二人共、好きなんだからあ。
あれは確かに、違和感有りませんものねー。
でも私は、メイドさんより、白鳳学園の制服の方が見たかったかも。
てことで、やる気満々なヒナギクとの対戦です!。
ちなみに、吊り橋のこと、ヒナギクは未だに忘れてなかったみたい。
執念深い女なのです(笑)。
その気持ちが恋だって分からせるには、もう歩にでも出て来て貰うしか無さそうなのですよー。
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