2024年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

« 流鉄と北総鉄道 | トップページ | 秋に負けないで!有明 »

2023.11.10

野母商船「太古」乗船記

 ここには、野母商船「太古」博多23:45-福江08:15、の乗船記が有ります。
20230622_082557
 こちらから続いてます。
06/21
 羽田空港から夜のJAL便で福岡空港に着いた私は、地下鉄で祇園まで移動して。
 階段を上がってすぐの祇園町バス停から、博多ふ頭行きな88番のバスに乗ります。
 これで、さくっとターミナルに辿り着くことが出来たのでした。
 乗船締め切りは23:15ですが、乗船開始は21:45ととても早いのですよね。
 近くのスーパー銭湯に寄ってから、なんて考えなくもなかったのですが、家をぎりぎりに出る選択をしたです。
 バスを降りた目の前のファミマで、夜食のパンを調達して、と。
 ターミナル内のショップはお土産メインなので、軽食はあまり置いていません。
 何だかんだで、丁度乗船開始になった直後に到着出来たです。

 今回は3人での乗船となります。
 福江では、着発でそのまま博多に戻って来る行程。
 往路の夜行便はグリーン寝台、復路の昼行便はスイートにしてみました。
 スイートは絶対に抑えておきたかったので、一か月前の予約開始時刻にネットから予約、クレカで決済を済ませておいたよ。
 3人往復の合計は43,510円になりました。
 往路は1人4,930円。
 出来れば島で1泊したかったけれど、お休みが足りなくって。
20230621_215157

 窓口で予約番号を申告して、往復の乗船券の発券を受けます。
 待合室には、九州郵船の乗船を待つお客さんが何人か。
20230621_214613
 「うみてらし」の比田勝到着は午前03:25と、なかなか厳しい時間だけれど。
 地元の人には、むしろ便利なのかもしれないですね。
 対馬にも行ってみたい。
 小さな船なので、船酔いしちゃうかなあ。
 「フェリーきずな」は天草で乗船した懐かしい船名です。
 船自体は、それとは違う船みたいですけど。

20230621_221149
 乗船券のチェックを受けて、船内へと進みます。
 改札の人は、23:15までずっとここに立っているのかしら。
 それは凄く大変そう。
 来よう来ようと思っていたけれど、なかなか乗れなかった「太古」にようやく乗ることが出来ました。
 嬉しいな。

 私達のグリーン寝台は、ベッドが向かい合わせに4つ並んだ4人部屋です。
20230621_222338
 ルームキーまでは有りませんが、しっかり個室で。
 お客さんは少ないので、貸切になるでしょうね。
 「予約席」と「入室中」を自分で切り替えるようになっています。
20230621_222415

 室内にはインターホンとゴミ箱、鏡が設置されていて。
 ベッド内にはテレビとハンガーと棚が有って、シーツと毛布がセットされています。
20230621_222545

 個別に空調の吹き出し口が有るのは有難いです。
 勿論、AC100Vのコンセントも有りますよん。
 新しいつくりなのです。

 さらっと船内を回ってみましょう。
20230621_221735

 船首にはマッサージチェアまで装備なリラックスルームと展望サロンが有って。
 くつろぎのスペースなのです。
 船首の半分がサロン、半分が明日乗船するスイートルームになっています。
 ゲームコーナーも有りますよん。
20230621_222057

 既にプレイしている方が居らっしゃいました。
 ちなみに、今日のお客さんは少な目かな。
20230621_221954

 お湯と冷水のサーバーも有ります。
 自販機も、数か所に設置されていました。
 そんな感じに、かなり豪華な船内にびっくりなのです。
 売店ではちょっとしたお土産品を売っていたりして。
 アルコールの自販機は、24:00で販売停止になるみたい。
 旅立ちの乾杯用に、1本買っておきましょう。
 シャワーは家で浴びてきたばかりなので、翌朝に使ったよ。

20230621_233248

 デッキに出ると「フェリーちくし」が見えます。
 九州郵船の厳原行きだね。
 ポートタワーを眺めつつ、ほぼ定刻に出航です。
 博多の灯りが、少しずつ遠ざかって行くよ。

20230621_234602

 私達は船室に戻って、夜食を食べながら、今までの行程を振り返りつつこの先の行程を検討するのでした。
 途中の寄港地で一人ずつ別々に降りて行って、帰りの「太古」でまた合流しよう!って提案をしたのですが、みんな福江まで乗って行きたがったので、この企画は成立しませんでした。
 残念。

 翌朝は結構早起きをして。
 デッキに出よう。
 同行者のうち、1人は既に起きていてベッドには居ません。
 もう1人はぐっすり寝ているよ。
 この人は、船に乗るといつも酔っ払って寝ているなあ…。
 ちなみに本船「太古」のこの先のスケジュールはこんな感じで。
------
宇久3:55着4:05発
小値賀4:40着4:50発
青方5:40着6:05発
奈留7:25着7:35発
------
 さすがに宇久と小値賀は寝てましたけど。
 朝日が船内を照らします。
20230622_064341

 座れるところがあちこちに有るの、良いですね。
 私はデッキに出て、先に出ていた同行者と合流、島々の間を進むフェリーからの景色をずっと眺めているのでした。
 島には緑が拡がって、人家とかは見えないなあ。
 橋を潜ったりもして。
20230622_064451
 あの名も無い橋も、いつか渡ってみたいです!。
 いやいや、ちゃんと名前は有ります。
 単に私が知らないだけ。
 後で調べたら、中通島と若松島に架かる県道46号線の若松大橋なのですって。
 ここは06:45頃に通過したです。

20230622_072337

 奈留島をぐるっと回り込んで、奈留に入港です。
 特に汽笛は鳴らさず到着しました。
 港の周囲には、しっかりした街並みが拡がっていて。
 路線バスが走って行くよ。
 降りてみたくなっちゃいます。
 その気になればすぐに来れるのですけど、なかなかその気にならないとゆーか。
 ここ奈留では4人が乗船して、30人が下船したです。
 出航の時にも汽笛は無く、さくさくと進みます。
20230622_081543
 福江が近付くと、頭の上をANAの飛行機が低空で通過して行って。
 福岡からの便ですね。
 時刻表上、福岡から福江までは45分で着いちゃいます。
 ORCはJALとのコードシェアが始まったので、いつかまた福江に来ることもあるでしょう。
 今回がまさにその機会だったけれど、1泊するだけの時間がなかなか取れずで。
20230622_082204
 てことで、福江に入港です。
 全然揺れず、快適な航海でした。
 ボーディングブリッジからぞろぞろ下船。
20230622_082447
 改めて「太古」の船体を眺めると、船首が流線型で綺麗なデザインになっています。
 さあて、福江での短い滞在、満喫しなくちゃです。
 こちらに続いてます。

« 流鉄と北総鉄道 | トップページ | 秋に負けないで!有明 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 流鉄と北総鉄道 | トップページ | 秋に負けないで!有明 »

このブログについてっ

フェリー乗船記

無料ブログはココログ

カテゴリー