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2023.09.12

青函フェリー「はやぶさⅡ」乗船記

 ここには青函フェリー「はやぶさⅡ」青森14:35-函館18:25の乗船記が有ります。
 便番は09便。
 乗船したのって、もう3か月も前なのですよね。
 04/04の就航からまだ間もない頃でした。
 新造船ですもん、わくわくだよ。
 こちらから続いてます。
06/15
 青森駅で時間を持て余していた私は、駅西口から13:06発の野木和団地行きのバスに乗ったよ。
 料金は180円。
 Suicaが使えて。
 最寄りの新田バス停からターミナルまでは15分位歩きます。
 この後、13:30発のあおもりシャトルdeルートバス(ねぶたん号)なら、ターミナル前に横付けなのですけど。
 もうすることがなくって。
 それに、ねぶたん号は料金が300円と割高なのです。
 せこい。
 バスは座席が全て埋まった状態で発車したよ。
 私は立って行くです。
 ちなみに、バスは青森駅西口ターミナルから発車するようになりましたけど、ネットの時刻表検索では「青森駅西口」ではなく「駅西口」でないとヒットしません。
 バス停名、昔からそうなのですよね。
 初見殺しなんです。
20230615_131552
 新田のバス停も、読みが「しんでん」なのか「にった」なのか、いつも忘れちゃいます。
 「にった」が正解なのですよ。
 その新田で降りたのは私だけ。
 とてとて歩いて、前方の立体交差の有る交差点を右折すると、すぐにターミナルが見えて来ます。
 ここの交差点にはセブンイレブンが有りますけど、信号を渡るのが面倒なので、スルー。
 ターミナル内にはファミリーマートが有りますしね。
 ちなみに、青函フェリーと津軽海峡フェリーのターミナルは別の場所に有って、ねぶたん号の停留所も別々になっています。
 そのねぶたん号、お客さんゼロで走って来るのが見えました。
 まずは乗船手続きですね。
 事前にネットから予約と決済を済ませてますけど、乗船名簿の記入は必要みたい。
 記入して窓口に提出すると、私の字が小さ過ぎて読めないと、書き直しを言われてしまうのでした。
 緊急時に必要ですから、と怒られちゃいました。
 わわ、すいません…。
 実際、私の書く字は小さいのですよね…。
 性分なので。
 今回はWEB予約割の利用で、旅客運賃が2,000円。
 乗船時と下船時に渡す半券がセットになった乗船券が発券されたよ。
 乗船開始は14:05、2番乗り場からとのことです。
20230615_133151
 まだかなり時間が有るので、ターミナルの2階に上がってみましょう。
 大きな窓に、さっぱりとしたベンチが並んだ広い待合室になっています。
20230615_133202
 携帯端末充電スポットもありますよ。
 休憩スペースコーナーは、いつでもレストランとして稼働出来そうな感じです。
20230615_133300
 実際、カーテンの向こうで厨房は稼働していて、関係者のご飯とかお弁当を作っているような雰囲気でした。
 ちなみに、私の他にお客さんは居ません。
 窓からは、これから乗船する「はやぶさⅡ」と「ブルーマーメイド」が見えています。
 テンション上がるです。

 1階に降りて掲示物を眺めると、乗下船時の写真撮影等はご遠慮下さい、なんてお願いがあって。
20230615_133546
 夢中になっていると、事故になりかねませんものね。
 納得なのです。
 周辺自治体のパンフレットコーナーも有りました。
20230615_133428
 私もいくつか手に取って、情報収集だね。
 ここの管理は青森県フェリー埠頭公社なので、青函フェリーと津軽海峡フェリーが一緒になった時刻表もありますです。
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 その後、乗船前にファミリーマートへ寄って、非常用の食料の調達と、明日の五稜郭タワーの割引チケットを購入しておきましょう。
 ネットで番号を調べて、店内の端末で発券です。
 フェリーターミナル内にコンビニが有るのは凄く便利。

 そう言えば、岸壁の一区画に、写真撮影用のフォトスポット(文字オブジェ「AOMORI PORT」)が出来ていたよ。
 去年の08/20に設置したのですって。
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 私も何となく撮影です。
 自撮りまではしませんけど。
 それっぽい写真になりました。

 乗船開始時間が近付いたので、「はやぶさⅡ」の前まで行って待機だよ。
 青森も函館も、カーデッキからの乗下船となります。
 実際、いつどのタイミングで乗っていいのかがイマイチ良く分かりません。
 トラックの乗船が始まったところで、合間に何となく乗船します。
 半券をクルーに渡して、と。
 特に案内は無いので、手近な船内の階段を上がって、客室区画へと。
 まだ誰も乗船していないうちに、あちこち見て回っておきましょう。
 デッキを経由して、船内へと進みます。
20230615_135753
 ドライバー区画は、最近の主流な階段タイプの寝台で。
 以前は皆さんトラックの中で過ごしてましたけど、利用者さんはちゃんと居たみたい。
 短い乗船時間ですが、ぐっすり眠れますね。
 去年の04/01に共栄運輸と北日本海運が合併して、社名が正式に青函フェリーになりましたが、ファンネルは栗林商船の〇七マークになっています。
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 電子レンジと給湯器、小さなシンクも装備されていて、ちょっとしたカフェ区画みたい。
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 テーブルはカウンター席だけに設置です。
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 船舶電話もありますよ。
 タクシーを呼べる電話も2台。
 ちょっとしたベンチシートはあちこちにあって、しっかりコンセントも装備されているのが最近のつくり。
 船内にサービス要員は居ないので、案内所的なものは有りません。
 緊急連絡はインターホンにて。
 実際、クルーは何人で運航しているのでしょうね。

 自販機は各種ありますよん。
 お菓子とかロングライフのパンとか。
 勿論ジュースも。
 アルコールが有ったかは覚えていません…。
20230615_135859
 大部屋にはそれほどコンセントは無くって。
 色は茶色になったけれど、長い枕も健在です。
 私はここに荷物を置いて、寝て過ごすことにしたよ。
 4室のうち1室は女性専用室になっていましたが、利用者さんは居ませんでした。
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 ステートルームのプレートはちょっと豪華な感じ。
 勿論、室内には入れません。
 利用者さんが居たのかは不明だあ。
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 船内、利用者さんは結構多くって、何処へ行っても人は居ます。
 全部で30人位かなあ。
 以前の青函フェリー乗船時には、私だけしか乗っていなかったりしたのですけど。
 なかなか頑張っています。
 カーペットの大部屋は四隅だけが埋まっていますが、全体的には余裕たっぷり。
 相部屋感が強いので、後から来られた方はイス席に座られてましたです。

 うろうろしている間に14:20となり、先発の「ブルーマーメイド」が出航して行きました。
 あちらには、お客さんはどれ位乗っているのでしょうね。
 津軽海峡フェリーのA期間スタンダードは2,860円。
 青函フェリーの通常期は2,700円。
 徒歩でも新幹線は高過ぎですし。
 簡単には利用し辛いとゆーか。

 大音量で音楽が流れて、「はやぶさⅡ」も出航です。
 私は怠惰に窓から出航を眺めていたよ。
 もう、眠る気満々なのですよ。
 途中で何回かデッキには出たものの、殆ど眠りこけていたので…。
 ん、予定通り。
 途中、結構ゆらゆら揺れていたのを覚えています。
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 そんなこんなで、あっという間に函館が近付いて来て、また大音量で音楽と放送が流れます。
 徒歩下船はカーデッキが全て空になってからだそうなので、待機を言われます。
 でも、油断しているといきなり下船が始まるからなあ。
 徒歩下船は8人位…?。
20230615_180734
 もう日が暮れて行きます。

 左手には、「ナッチャンWorld」と「ブルーマーメイド」が見えて来たね。
 「ナッチャンWorld」はすっかり自衛隊の船になってしまいました。
20230615_181637
 見た目は特に変わっていないのですけど。
 「ブルーマーメイド」も、もうすぐ青森室蘭航路に就航するので、函館には来なくなってしまいます。
 函館港は、青函フェリーと津軽海峡フェリーとでターミナルの所在が離れているので注意です。
 私は以前、乗り換えで歩いて移動とかしたっけ。
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 反対側には函館山が望めて、函館どつくにはシルバーフェリーの「シルバープリンセス」が見えますね。
 ドック入りですかあ。
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 カーデッキを覗いてみると、トラックと乗用車がかつかつに積まれていて。
 商売繁盛だあ。
 これは下船までかなり時間がかかりそう。
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 お隣の岸壁には「第2銀友号」が停泊中。
 でっか。
 そして、変な形。
 調べてみると、「第2銀友号」はフローティングドックなのですって。
 フローティングドックとは何ぞや…?。
 見た目で、大体の用途は分かるのですけど。
 その後、すっかり忘れていた船内のシャワールームを覗きに行ったりしつつ。
 かなり広々としていましたです。
 ちゃんと利用者さんも居たみたい。
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 結局、下船出来たのは18:40になって。
 結構かかりましたね。
 ターミナルの建物には寄らず、真っ直ぐバス停を目指して歩きます。
 ここ函館も、ターミナル近くにコンビニが有りますよん。
 函館バス北浜町のバス停までは700メートル、9分程。
20230615_185020
 18:57の五稜郭経由函館駅前行きのバスに乗ったのは、私1人だけなのでした。
 こちらに続いてます。

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