太平洋フェリー「きたかみ」乗船記2
ここには、太平洋フェリー「きたかみ」苫小牧19:00-仙台10:00、の乗船記が有ります。
こちらから続いてます。
09/10
電車に乗り遅れてしまったので、予約もしていないまま、太平洋フェリー乗船が決定です。
一瞬、やる気が尽きそうになったりとかして。
旅って甘いもんじゃない?。
違うかも辛さ半分。
なんてね。
勢いでとにかく乗船だ!。
苫小牧の駅前から、バスで西港フェリーターミナルを目指します。
あんなに広大だった駅前バスターミナルも閉鎖され、数か所のバス停に集約されてしまいました。
もう結構経つけれど、今もそのまま。
苫小牧で困るのは、駅前にご飯を食べられるお店が少ないことで。
早朝深夜は、国道沿いまで行かないと、です。
次の便は札幌からの高速バスなので、ちょっと遅れて到着したよ。
中央バス担当便。
高速バスも細かくバス停に停まるのは、北海道ならではですね。
本来のバス停のひとつ後ろに到着です。
8人位が乗車して、車内は10人ちょっと。
私はSuicaをタッチして乗車だね。
なので、暫く周辺を歩き回って待機です。
シルバーフェリーにも行列が出来ていますが、まだ窓口がオープンしていません。
「シルバープリンセス」かあ。
商船三井フェリーは「さんふらわあさっぽろ」。
駐車場越しに船体を眺めて、何となく満足しました。
これから乗船の「きたかみ」も、まだ2回目ですし。
楽しくなって来ました。
先ずはカウンターで乗船名簿を記入しなくちゃだね。
今はこんな形式なんだ。
等級は1等クロスツインにしましょう。
予約していないことを窓口のおねーさんに告げると、朝食付きのクルーズパックがお得ですって勧められたので、そちらを採用です。
15,800円。
お安くなって、助かりました。
徒歩は17:30、車は17:15に乗船開始とのことで、既に乗船出来ちゃいますね。
カードキーも一緒に渡されました。
部屋番号が印字されていないタイプのICカードキーです。
室内には靴を脱いで上がります。
なので、トイレにもスリッパが有るのですが、うっかりそのまま室内に戻ってしまうことが何回か…。
そして、狭いスペースを有効活用していて、ちょっと変わった造り。
階段の下に丸椅子が有るのは面白いね。
トイレとシャワー、冷蔵庫に個別の空調と、設備は充実しています。
コンセントとハンガーも沢山有って。
お茶もたっぷり。
レストランの様子を見に行ってみると、かなり空いていました。
ちなみに料金は2,100円。
でも、苫小牧駅でカレーを食べてしまったので、レストランの利用はパスなのです。
売店へ行ってみようっと。
クラシックとコーヒーだけ買ったよ。
レストランでも自販機でもアルコールの販売はしていますが、23:00から05:00までは販売停止。
部屋で大沼だんごと一緒に頂いたのでした。
変な組み合わせ。
船内放送によると、本日のクルーは33名で、営業終了後のレストランは談話室として利用出来るとのこと。
下船の際のエレベーターは2台有るけれど、2号は4~6デッキまでしか行けないこと。
そんな案内が有ったのでした。
「きたかみ」のレストランて、意外と細長くって、奥行きが有るのですよね。
今日は空室が結構有るみたいで、個室への等級変更を勧める船内放送が何回か流れて。
お知らせも貼って有りました。
差額もちゃんと記載しているよ。
等級変更のお勧めって、ここと東海汽船が熱心な印象で、他の航路ではあまり聞かない気がします。
私自身は、船内での変更って、その昔にオーシャン東九フェリーでやったことがある位かなあ。
お風呂は深夜に入りに行きます。
ずっとオープンしているのは、太平洋フェリーだけなのです。
嬉しいのです。
他に誰も居ない中、のんびりお湯に浸かっていたのでした。
その後、船内をうろうろ。
朝も同じく、うろうろ。
パブリックスペースは余裕たっぷりです。
デッキへと上がる階段がかなり急なのは意外でした。
レストランの利用者さんは結構居た感じ。
この後、フルーツとヨーグルトを貰ったよ。
必要十分なのですよ。
なかなか快適な1等クロスツインでした。
写真で見た印象よりも良かったよ。
カードキーの返却は、下船時に何か所かにあるボックスへの投函で良いとのこと。
早くから案内所へ行ったり、部屋まで訪ねて来られたりはしません。
いいですね。
ただ、返却を忘れそうなので、早目にボックスへ入れました。
搭乗券の半券、乗船時には回収されなかったのですが、下船時にはしっかり回収されます。
デッキに出て、仙台の港を見下ろしましょう。
あっつい…。
後ろからでっかい船が追い掛けて来ています。
エサを求めた鳥は待機中。
タグ4隻で接岸中の大型貨物船も居たよ。
中野栄駅経由、仙台駅方面のバスは10:20に発車です。
暑いので、バス停の列には並ばず、2階の待合室で待機してました。
バスは丁度座席が埋まるお客さんで発車して、中野栄で10人位が降りたのでした。
中野栄はぎり仙台市内の駅なので、電車の運賃は仙台と変わりません。
結果的には、「きたかみ」に乗れて良かったな。
家に帰るには丁度良い時間で。
いつか誰もが散華する捨て石。
こちらに続いてます。
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