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2022.05.05

名門大洋フェリー「フェリーきょうと」乗船記

 ここには、名門大洋フェリー「フェリーきょうと」新門司19:50−大阪南港08:30、の乗船記が有ります。
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 こちらから続いてます。
02/03
 今回は、ネットからファーストS(シングル)を予約して、決済も完了しています。
 9,310円。
 勝手知った小倉駅のバス乗り場には、バス発車の30分以上も前に着いちゃいました。
 広い駐車場にぽつんと、ちっこいマイクロバスが停車中。
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 乗っていいのか良く分からないので、外でそのまま待機してようっと。
 少しずつ、バスを待つ人が増えて来たよ。
 程無くいつもの大型バスが到着して、マイクロバスは先に発車して行きました。
 車内は程良く席が埋まった感じで。
 途中の門司駅からお2人が乗って来られましたが、相席にはならない乗り具合。
 まだ新しい、大きな「フェリーきょうと」が見えて来て、ターミナルに到着です。
 夜のフェリーターミナルは、ぎらぎらしたライトに照らされたトラックと船体で、独特の雰囲気が有りますよね。
 良き。

 建物の中に入ると、検温のカウンターが設置されていて、「新門司港発 検温済」の紙を渡されたよ。
 既に乗船開始になっていますね。
 スマホの乗船券チェックのときにその紙を渡そうとしたら、そのままお持ち下さい、とのことでした。
 おばちゃんの団体さんが、待合室の片隅で受付をしています。

 それでは、船内へと進みましょう。
 久しぶりの新造船、わくわくするね。
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 受付でルームキーを貰うと、やはりカードキーでは無く物理キーでした。
 会社としての拘りが有るのでしょうか。
 長い廊下がすっと延びる構造が、私は大好きです。
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 ファーストSの区画も余裕が有って。
 先代は、いくらなんでもその辺りが狭過ぎでした。
 てゆーか、「フェリーきょうと2」も、私にとってはまだまだ新造船のイメージなのですが…。
 時の流れは早いのです。

 室内は、ちょっと狭目なスペースに、必要なものが過不足無く揃っている感じで、ちょっとした秘密基地感が漂っています。
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 至れり尽くせり。
 むしろ、陸上のホテルより良いかもです。
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 洗面台が有るのも、ワンナイトのフェリーには嬉しいのです。
 回数と時間の制限は有りますが、Wi-Fiもちゃんと入っています。
 Wi-Fiのメニュー画面には、無料マンガコーナー、船内のご案内、フネポジといったコンテンツが有って。
 船内施設の営業時間と、架橋通過時間が分かるのは便利です。
 架橋、かあ。
 以前は全ての橋を見よう!なんてやる気が有ったのですが、最近は出航風景すら見なくなってしまったなあ。
 堕落した。
 でも、堕落は堕落で楽しいから困ります。
 今日も、部屋の中でごろごろだらだら過ごすのでした。
 蛍の光のメロディーが流れて、いつの間にか出航したよ。
 汽笛を鳴らしていたような気もしますが、もう全然覚えていません…。
 船長さんの挨拶が有って、機関長さんの他、チーフコックさんやマネージャーさんのお名前も紹介されていましたです。

 時間をおいて、レストランへ行きましょう。
 もう空いてるよね。
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 さすがに今日は、並ぶ程の混雑にはなっていませんけど。
 入口で夜と朝のセット券を購入だあ。
 夜は1,600円、朝は650円、大人のみのセット券だと2,150円でした。
 割引は100円だけなので、そこまでお得感は無いかも。
 70歳以上はシルバー割で2割引き。
 夜も朝もバイキング方式です。
 そんなにお腹は空いていないので、さらっと食べて。
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 品数は、まあ丁度良い感じでしょうか。
 揚げ物とかは、後から違ったものが出て来たりしています。
 デザートはこんな感じになりました。
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 利用者さんは少なく、トラックドライバーさんの方が多いみたい。
 私は飲みませんが、まん延防止等重点措置の影響で、アルコールの販売は21:00まで。
 朝の販売も有りません。
 てゆーか、飲酒運転防止の為にも、ずっとそれでいいような気もします。
 アルコールも収入源のひとつですから、難しいところではありますけど。

 一旦部屋に戻った後、深夜に船内をうろうろします。
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 分別のごみ箱がずらっと並ぶのは、船ならではの光景で。
 残飯と飲み残しのディスポーザーが珍しいね。
 イスはあちこちに有りますよお。
 乗船している人が少ないので、余裕たっぷり。
 お茶も出る冷水器を装備です。
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 ラウンジは、消灯後は結構暗くなりますが、雰囲気有るです。
 キッズルームは閉鎖中。
 謎の定員18名のミーティングルームも閉鎖されていました。

 浴室は24:00にクローズする直前に行ったので、がらがら。
 入口に人数のカウンターが有るので、便利です。
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 これって、お部屋のモニターとかでも見れたりしたのかな?。
 テレビはスイッチを入れもしなかったので、不明なのです。

 禁煙にはかなり厳しくなりました。
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 当然のことですね。
 個室内には、同じグループである「さんふらわあだいせつ」火災事故の詳細がファイルされていましたし。
 なかなか衝撃的な写真も載っていました。

 その後はぐーぐー寝ます。
 壁はそんなに厚くない筈なのですが、周囲から話し声やテレビの音は全く聞こえません。
 予約時のシートマップで、殆どの個室が埋まっている筈なのですが、周囲から人の気配が全くしなくって。
 不思議だよ。
 でも、助かる。

 起きてからデッキに出てみると、丁度明石海峡大橋を通過するところでした。
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 折角なので、暫くデッキを歩いて。
 寒いので、デッキにまで出て来る方はあまり居らっしゃらないですね。
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 船上で朝日を浴びると、何だか得をした気持ちになります。

 朝ご飯も、さらっと食べましょう。
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 これ位で十分だよ。
 本当は定食が良いのですけど。
 自分で取り回るのが面倒なんですもの。

 さあて、もう下船ですよー。
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 またまたデッキに出て、景色を眺めます。
 神戸?の沖合は、まだ埋め立てをしているのですね。
 何が出来るのかなあ。

 ツーリストのベッドを覗いてみると、謎の紐が有ったりして。
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 傘用かにゃ?。
 船らしく、網棚がまだ健在でした。
 これも拘りなのかなって。
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 コンセントも有りますし、いわゆる2等寝台の設備は凄く良くなりましたよね。
 梯子をよじ登ることも無くなり。

 てことで、入港です。
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 ルームキー回収の案内は特に無いので、早めに案内所へ持って行ったよ。
 「おれんじおおさか」に並びました。
 「フェリーおおさかⅡ」も既に到着していて。
 かなり寂しくなった大阪南港フェリーターミナルなのですが、まだまだ2社が頑張っています。
 待合室に、何故か人がいっぱい居たのが不思議な感じ。
 USJ待ちとか…?。

 名門大洋フェリーか阪九フェリーかの選択だと、個人的には阪九フェリーなのですよね。
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 単純に、レストランのバイキング形式が苦手なので…。
 以前の名門大洋フェリーは、海外からの団体さんが騒がしかったですし。
 今は比較的落ち着いているので、選択肢が有るのは有難いかもです。
 こちらに続いてます。

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