名門大洋フェリー「フェリーきょうと」乗船記
ここには、名門大洋フェリー「フェリーきょうと」新門司19:50−大阪南港08:30、の乗船記が有ります。
こちらから続いてます。
02/03
今回は、ネットからファーストS(シングル)を予約して、決済も完了しています。
9,310円。
勝手知った小倉駅のバス乗り場には、バス発車の30分以上も前に着いちゃいました。
広い駐車場にぽつんと、ちっこいマイクロバスが停車中。
乗っていいのか良く分からないので、外でそのまま待機してようっと。
少しずつ、バスを待つ人が増えて来たよ。
程無くいつもの大型バスが到着して、マイクロバスは先に発車して行きました。
車内は程良く席が埋まった感じで。
途中の門司駅からお2人が乗って来られましたが、相席にはならない乗り具合。
まだ新しい、大きな「フェリーきょうと」が見えて来て、ターミナルに到着です。
夜のフェリーターミナルは、ぎらぎらしたライトに照らされたトラックと船体で、独特の雰囲気が有りますよね。
良き。
建物の中に入ると、検温のカウンターが設置されていて、「新門司港発 検温済」の紙を渡されたよ。
既に乗船開始になっていますね。
スマホの乗船券チェックのときにその紙を渡そうとしたら、そのままお持ち下さい、とのことでした。
おばちゃんの団体さんが、待合室の片隅で受付をしています。
それでは、船内へと進みましょう。
久しぶりの新造船、わくわくするね。
受付でルームキーを貰うと、やはりカードキーでは無く物理キーでした。
会社としての拘りが有るのでしょうか。
長い廊下がすっと延びる構造が、私は大好きです。
ファーストSの区画も余裕が有って。
先代は、いくらなんでもその辺りが狭過ぎでした。
てゆーか、「フェリーきょうと2」も、私にとってはまだまだ新造船のイメージなのですが…。
時の流れは早いのです。
室内は、ちょっと狭目なスペースに、必要なものが過不足無く揃っている感じで、ちょっとした秘密基地感が漂っています。
至れり尽くせり。
むしろ、陸上のホテルより良いかもです。
洗面台が有るのも、ワンナイトのフェリーには嬉しいのです。
回数と時間の制限は有りますが、Wi-Fiもちゃんと入っています。
Wi-Fiのメニュー画面には、無料マンガコーナー、船内のご案内、フネポジといったコンテンツが有って。
船内施設の営業時間と、架橋通過時間が分かるのは便利です。
架橋、かあ。
以前は全ての橋を見よう!なんてやる気が有ったのですが、最近は出航風景すら見なくなってしまったなあ。
堕落した。
でも、堕落は堕落で楽しいから困ります。
今日も、部屋の中でごろごろだらだら過ごすのでした。
蛍の光のメロディーが流れて、いつの間にか出航したよ。
汽笛を鳴らしていたような気もしますが、もう全然覚えていません…。
船長さんの挨拶が有って、機関長さんの他、チーフコックさんやマネージャーさんのお名前も紹介されていましたです。
時間をおいて、レストランへ行きましょう。
もう空いてるよね。
さすがに今日は、並ぶ程の混雑にはなっていませんけど。
入口で夜と朝のセット券を購入だあ。
夜は1,600円、朝は650円、大人のみのセット券だと2,150円でした。
割引は100円だけなので、そこまでお得感は無いかも。
70歳以上はシルバー割で2割引き。
夜も朝もバイキング方式です。
そんなにお腹は空いていないので、さらっと食べて。
品数は、まあ丁度良い感じでしょうか。
揚げ物とかは、後から違ったものが出て来たりしています。
デザートはこんな感じになりました。
利用者さんは少なく、トラックドライバーさんの方が多いみたい。
私は飲みませんが、まん延防止等重点措置の影響で、アルコールの販売は21:00まで。
朝の販売も有りません。
てゆーか、飲酒運転防止の為にも、ずっとそれでいいような気もします。
アルコールも収入源のひとつですから、難しいところではありますけど。
一旦部屋に戻った後、深夜に船内をうろうろします。
分別のごみ箱がずらっと並ぶのは、船ならではの光景で。
残飯と飲み残しのディスポーザーが珍しいね。
イスはあちこちに有りますよお。
乗船している人が少ないので、余裕たっぷり。
お茶も出る冷水器を装備です。
ラウンジは、消灯後は結構暗くなりますが、雰囲気有るです。
キッズルームは閉鎖中。
謎の定員18名のミーティングルームも閉鎖されていました。
浴室は24:00にクローズする直前に行ったので、がらがら。
入口に人数のカウンターが有るので、便利です。
これって、お部屋のモニターとかでも見れたりしたのかな?。
テレビはスイッチを入れもしなかったので、不明なのです。
禁煙にはかなり厳しくなりました。
当然のことですね。
個室内には、同じグループである「さんふらわあだいせつ」火災事故の詳細がファイルされていましたし。
なかなか衝撃的な写真も載っていました。
その後はぐーぐー寝ます。
壁はそんなに厚くない筈なのですが、周囲から話し声やテレビの音は全く聞こえません。
予約時のシートマップで、殆どの個室が埋まっている筈なのですが、周囲から人の気配が全くしなくって。
不思議だよ。
でも、助かる。
起きてからデッキに出てみると、丁度明石海峡大橋を通過するところでした。
折角なので、暫くデッキを歩いて。
寒いので、デッキにまで出て来る方はあまり居らっしゃらないですね。
船上で朝日を浴びると、何だか得をした気持ちになります。
朝ご飯も、さらっと食べましょう。
これ位で十分だよ。
本当は定食が良いのですけど。
自分で取り回るのが面倒なんですもの。
さあて、もう下船ですよー。
またまたデッキに出て、景色を眺めます。
神戸?の沖合は、まだ埋め立てをしているのですね。
何が出来るのかなあ。
ツーリストのベッドを覗いてみると、謎の紐が有ったりして。
傘用かにゃ?。
船らしく、網棚がまだ健在でした。
これも拘りなのかなって。
コンセントも有りますし、いわゆる2等寝台の設備は凄く良くなりましたよね。
梯子をよじ登ることも無くなり。
てことで、入港です。
ルームキー回収の案内は特に無いので、早めに案内所へ持って行ったよ。
「おれんじおおさか」に並びました。
「フェリーおおさかⅡ」も既に到着していて。
かなり寂しくなった大阪南港フェリーターミナルなのですが、まだまだ2社が頑張っています。
待合室に、何故か人がいっぱい居たのが不思議な感じ。
USJ待ちとか…?。
名門大洋フェリーか阪九フェリーかの選択だと、個人的には阪九フェリーなのですよね。
単純に、レストランのバイキング形式が苦手なので…。
以前の名門大洋フェリーは、海外からの団体さんが騒がしかったですし。
今は比較的落ち着いているので、選択肢が有るのは有難いかもです。
こちらに続いてます。
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