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2021.08.09

東京九州フェリー「はまゆう」乗船記

 ここには、東京九州フェリー「はまゆう」新門司23:55-横須賀20:45、の乗船記が有ります。
9000-3

 こちらから続いてます。
08/02
 07/01にスタートした東京九州フェリー、早めに乗りたいなって思っていたのですけど。
 いくつもの台風の接近で、お仕事の予定が狂いまくって。
 そもそも、もし行けたとして、そんな荒波に揉まれるのは嫌だもの。
 ずるずると時間だけが過ぎます。
 折角だから「それいゆ」に乗りたいし。
 横須賀までは、京急の「イブニング・ウィング」号に乗って。
 …そんな贅沢は言ってられなくなりました。

 西行は08/03から、東行は08/10から、それぞれ運賃区分が期間Bになってしまいます。
 基本運賃が6,000円プラスと、いきなり5割増しなんですもん。
 いくらなんでも、割り増しがきつ過ぎです。

 そんなこんなで、今回の乗船になりました。
 乗船当日にネットから、人の少ない区画を指定です。
 特に混んではいませんし、一番お安いツーリストAを採用。
 出航の8時間前になったところで、ネットからの決済が不可になります。
 当然、間に合いません。
 なんて、決済は極力遅くしたいですし、港の支払いで全然構いませんよね。

 無料の連絡バスは、小倉駅を22:10に発車とのことで。
 何処から出るのかと思ったら、阪九フェリーと同じ場所なのでした。
 あ、確かに、同じグループですものね。
 10分前に乗り場へ行くと、20人弱の方々がバスを待っていて。
 バスは時間ぴったりに到着したよ。
 幕は「貸切」だったです。
 新門司のターミナルまでは50分もかかるのですよねえ。
 途中、22:30の門司駅からの乗車はゼロでした。

 まだ真新しいターミナルに着いて、乗船の手続きです。
 カウンター2つに行列が出来ました。
 私は予約番号を申告して、12,000円をクレカで決済。
 e乗船券お客様控えを受け取ります。
 その後、一旦ターミナルの建物を出て、船体を眺めるよ。
 日本海で乗船した「はまゆう」との再会なのです。
 でもやっぱり、今日は「それいゆ」の方が良かったなあ…。
 …もう諦めなさいって。
9000-4

 乗船を待つトラックと乗用車、そしてバイクは、そんなに多くはないみたい。

 ターミナルの売店は、23:10の乗船開始と共に閉店します。
 軽食コーナーは、数席のカウンターがあるささやかな造りで。
 乗船を待っていたのは、20人位でした。

 船内へと進んで、まずはレストランを覗いてみますが、扉は閉まったまま。
 夜食の営業はしないのかなあ。
 残念に思いつつ、自販機でジュースを買って、自分の船室へと。
 今航海では、ツーリストAは3室を開けていて、下段区画はそこそこ埋まっていました。
 私は階段が好きなので、敢えて上段区画を指定しています。
 対面は勿論、真ん中の通路を挟んだ反対側にも誰も居ない区画を探して。
 ただ、天井が低いので、出入りの度に頭をぶつけまくってしまった…。

 ベッドには、シーツが2枚とキルケットを装備です。
 足元には、大きな棚とハンガー用のフック。
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 頭の方には、ライトとAC100VとUSB、2口のコンセントが有るよ。
 扉式の貴重品入れも有りますが、キーは付いていません。
 なかなか充実しています。
 あ、それと、足側には空調の吹き出し口が有って、ずっと冷風が送り込まれていました。
 ちょっと寒い位。
 真夏のこの時期、これは凄く嬉しいのです。
 ちなみに、ベッドの仕切りにはロールスクリーンを採用。
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 手摺はタオルを干す用になりますね。

 程無く出航の時間になりました。
 船内放送によると、大浴場とレストランは01:00までオープンしているとのこと。
 あれれ、レストラン、夜食の営業してるんだ。
 いつの間にオープンしたんだろ。
 それから、この先は時化が予想されます、と恐ろし気なことを言ってました…。
 事前に調べた通りではあります。
 明日の朝以降、低気圧の中を通過するので、結構揺れそうなのですよね。
 もう、諦めて乗船したわけなのですが。

 今のうちに、ご飯はしっかり食べておかなくっちゃ。
 てことで、ビーフカレー700円を頂きます。
 端末からのオーダーも、精算機での精算も、手慣れたものなのです。
 初めてじゃないもん。

 船内Wi-Fiは、程無く圏外になりました。
 船内案内とコミックは見れるので、退屈はしません。
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 レストランメニュー、海から見える景色、着港情報、船内イベント情報なんかを網羅していて。
 便利なんです。

 お風呂にもちゃんと入っておきますよん。
 100円玉を忘れずに持って行かないと、ですね。
 そんなに混んで無かったけれど、露天風呂には入りませんでした。
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 脱衣場の突っ張り棒は、前回乗船の時には気付かなかった装備です。
 何だかんだで、消灯前には寝てしまったよ。

 翌朝。
 08:00になると、レストランと大浴場オープンの放送が流れます。
 現在地は室戸岬の沖とのこと。
 「はまゆう」はゆらゆらと揺れながら航行中。
 そこまで揺れている訳では無いのですが、起き上がろうとした私は、「うげ」って感じに、またベッドに倒れてしまうのでした。
 船酔いです。
 ステイタスが状態異常になってますもん。
 RPGで言うと、毒とか呪いとかが現在進行形で作用している感じ。
 頭がくらくらして、やたらと欠伸が出ます。
 弱っちいなあ。
 私はそのままふて寝してしまい、朝ご飯どころか、昼ご飯も食べなかったのでした。
 食欲が有りませんわ。
 食費が2食分浮いたので、予算的には助かります。
 こら。
 頑張れ私!、ファイトだよ!。

 さすがに、「それいゆ」との反航のときは、ちゃんとデッキに出て行きました。
 10:15にすれ違いです。
 新日本海フェリーでお馴染みの、「姉妹船とは連絡を取り合いながら」の放送が流れたよ。
 その前には、09:18頃に船長さん、機関長さん、パーサーさんのお名前が紹介されて、船長さんからの挨拶が有って。
 現在地は紀伊半島の沖で、夕方に向け、動揺は収まって来るでしょう、とのことでした。

 デッキに出ると、雨が結構降っています。
 私は屋根のある奥の方から「それいゆ」を見送りましたが、皆さん濡れながら頑張っていて、手摺越しに写真を撮っていましたです。
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 「はまゆう」が先に汽笛を鳴らして、「それいゆ」から汽笛が返って来て。
 雰囲気たっぷり。
 日本海よりも、かなり近くですれ違いました。
 船酔いを忘れそうになります。
 現実には、またベッドに戻って寝てしまったのですけど。

 デッキでは、バーベキューコーナーの食材の準備が進められていて。
 きっと、予約が入っているのでしょうね。
 私も今度、一人楽しく挑戦してみようかなあ。
 繁忙期にしか体験出来ないのですし。

 16:00になったところで、いい加減起き上がって、お風呂へ行くです。
 ちなみにお風呂は20:00まで。
 意外と陸から離れたところを航行中で、スマホの電波が拾えません。
 今回は、露天風呂にもしっかり入って。
 夏なら長い時間入っていられます。
 冬だと風が強く、冷たくって。

 17:00からはプラネタリウム上映へ。
 4回上映の最終回に参加です。
 他にはお1人だけ。
 床に置かれたビーズクッションに座るよ。
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 約45分の上映ですが、特にストーリーが有ったり、解説が入ったりする訳では無いので、結構退屈だったりします。
 子供さん向けでは有りませんので注意です。
 でも、環境ビデオみたいな映像を見ていたら、何だか悟りの境地にまで達してしまい、意外と時間は早く感じたかも。
 通常の映画は、13:30に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が上映されていました。

 この頃になると船内イベント、クロスワードの当選者発表が有り、更に今日は参加者全員にクリアファイルがプレゼントされるとのこと。
 はい、私は勿論参加はしていません。

 18:00にはレストランへ。
 窓の外には、大きく伊豆大島が見えています。
Dsc_3242

 利用者さんがかなり多いことに驚いたりしつつ。
 私のチョイスは、チキン南蛮900円と、シラスのシカゴ風ピザ700円。
Dsc_3243

 チキン南蛮はタレがちょっと少なかったけれど、カリカリで美味しかったです。
 ピザの方のリピートは無いかな…。

 船内のパブリックスペースには余裕が有って、人が多いっていう感じは有りません。
 そう言えば、売店のチェックを忘れちゃったな。
 小物入れを買おうと思っていたのに。
Dsc_3236

 舵輪が飾られていたりしました。

 後はもう、入港を待つばかり。
 今回は景色を諦めて、ベッドでごろごろして過ごすのでした。
 きっちり1時間前になると音楽が流れて、日本海でお馴染みの「横須賀港の港外を航行しています」を聞くと、下船の準備をしなくちゃです。

 てことで。
 20:38には下船出来たよ。
 待合室のイスとか、何だかコンサートホールみたい。
Dsc_3245

 雰囲気有ります。
 下船後、ターミナルの玄関を出ても、暗い中だと駅方面へはどちらに進めばいいのか全く分かりません。
 前の人に続いて左側に進むと、ターミナルから脱出出来ました。
 横須賀中央駅までは、徒歩で15分位。
 私は大滝町まで歩いて、20:55の京急バスJR横須賀駅行を捕まえたのでした。
 こちらに続いてます。

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コメント

ごんたろうさん☆

 今日は、千葉駅近くのホテルにてテレワーク中です。
 日光も、往復の道中が楽しめるので、有りだと思いますよー!。
 スペーシアとリバティの両方を楽しまれたのは流石です。

 カナマルトモヨシさんと一緒の便だったなんて、凄い偶然ですね。
 実は私も、九越フェリー「ニューれいんぼうべる」でご一緒したことが有って。
 取材中に声を掛けちゃいました。
 って、もう16年も前なことに、大ダメージを受けてしまったり(笑)。

 実は私も、日の出町バス停を目指していた筈なのですが、辿り着いたのは何故か大滝町だったという…。
 方向音痴さん…?。
 頑張れば20:59の千葉行に乗れたんじゃないかと(笑)。

 Twitter見ました!。
 東京九州フェリーは、やはり往復乗船されていたのですね。
 船酔いは、私より元気そうだったです。
 次こそは「それいゆ」に乗らないと。
 ちなみに、ブログよりもTwitterの方が、情報の発信には良さそうです。

 新型コロナウイルス、隣の部署で感染者が複数出て、1人は中等症として病院に運ばれました。
 感染が、かなり身近に迫って来ていることを感じます。
 そんな中、何処までお出かけ出来るのか、只今ホテルで考えたりしています。

こんにちは! C.Mayaさん。

スレ違いですが、「ちば割テレワーク」なんて知りませんでした!
土曜日はテレワークで日光に宿泊していたんです。もったいないことをした!

それにしても2泊3日の〆は東京九州フェリーとはさすがです。
てっきり諦めたモノかと思いました。私も船酔いしたので、
食事を諦めて船の揺れを体感してました。ただプラネタリウムの参加はすごいです。

私が乗船した日に航海作家であるカナマルトモヨシさんも乗っていました。
(ブログを拝見したときに、どうも知っている乗船客や見ている光景が同じと実感)
おまけにツイッターをするようになったのですが
フォローしたら、フォローされてました。

帰りも大滝町バス停ですか!近くは日の出町バス停もあるんですが
いろいろなるほどです。帰りの横須賀駅もいつも通り過ぎているので
わからなかったのですが、横須賀から先は単線なんですね。

新型コロナウイルスがとうとう千葉も1000人超えです。
医療機関も逼迫し、崩壊し始めています。
実は昨日、体温が36.7度を示し、咳きが止まらないので焦りましたが
今はなにもありません。体温も36.3度。ビビりまくりです。

お出かけを考えてますが
状勢が読めないので計画だけはしっかりと。今年は台風が多そうだし
とかいって急にいけるものではないし。無計画でその場で考えながら
行くのも良いですがちょっと疲れそう。

とにかく元気で生きましょう!ですかね。

そうそう、ツイッターは、https://twitter.com/gontaro0122
ここです。

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