阪九フェリー「せっつ」乗船記
ここには、阪九フェリー「せっつ」神戸18:30-新門司07:00、の乗船記が有ります。
就航は2020/03/10なので、かなり時間が経ってからの乗船になってしまいました。
先代の「やまと」と「つくし」も、まだ新造船のイメージだったのにな。
こちらから続いてます。
08/01
今日は久しぶりに六甲ライナーに乗ってみよう。
てことで、住吉から六甲ライナーです。
アイランド北口まで乗るなら、連絡バスの方がお安いのですけど。
ちょっと早く着き過ぎたかも、なんて思いながら階段を降りて行くと、既に17:25発のバスが停まっていたので、慌てて乗り込みます。
後から、同じライナーに乗っていたお2人が到着して。
車内はがらがらでした。
「さんふらわあごーるど」の待つフェリーさんふらわあ前で数名が降りて、残りの10人位が阪九フェリー前まで行きます。
ターミナルの正面からは建物の中には入れず、左手の裏口みたいな所へぐるっと回った所が入口です。
変なの。
実はこれって、検温の為なのでした。
入口で検温をして証明の紙を貰わないと、乗船券の発券が受けられません。
私は予約をしていないので、乗船名簿の記入もしなくちゃなのです。
ちっこい使い捨ての鉛筆?が凄く書きにくい…。
ネット予約の期限をすっかり忘れていたせいで、ネット割引もふねポも適用されず、正規運賃での乗船になります。
勿体無いの。
ショックのあまり、もう家に帰ろうかとも思ったりして。
あながち冗談とも言えないのが怖い…。
でも、この先、どうせまた乗りに来ることになるのですし。
落ち込むことの全て、いちいち傷付いたら、心がいくつ有っても足りないよ。
一番お安い等級で乗って、レストランも利用せず、船内ではずっとふて寝して過ごしましょう。
↑やさぐれてます。
なんて意気込みでしたけど、まあ、ここは、やっぱり、ねえ。
どんな悲しみや不安も、満喫していれば、きっと小さく見える筈。
デラックスシングルを購入して、11,620円になりました。
カードキーも陸上で渡されます。
乗船券には何やら紙がホチキス止めされたから、新型コロナウイルス関係かと思ったら、レストランへの持ち込み禁止のお知らせで。
えっ。
ここまで注意喚起が必要な程なのかしらん。
既に乗船開始にはなっていますが、一旦建物の外に出て、「せっつ」の船体を眺めに行きます。
結構でっかいのですよ。
そりゃあ、トラック277台と乗用車188台が積めるのですから。
これを何も知らない人に言うと、滅茶苦茶驚かれますよね。
フェリーの積載舐めんなよ、って感じなのです。
この車両全てを陸上に並べたら、凄いことになります。
ターミナルの入口を通るときには乗船券を見せて、検温済みのアピールを忘れずに。
船内へと進みましょう。
入口で半券を渡して。
売店を覗いたら、パイなんかを販売中。
後で買おうと思ったけれど、売り切れちゃってました。
お弁当の販売は、最近全く見掛けません。
あれ、お安くて美味しくて好きだったけれど。
朝は、パンやおにぎりを売ってましたね。
私は7階フロアのお部屋に行って、そのまま休憩です。
今日も一日、暑かったから…。
個室が個別の空調なのは、凄く有難いのです。
船内放送は色々な案内が流れて、何かテーマ曲も流れていたような。
意外にも、レストランはまだオープンしていないのですね。
その代わり、21:00までと、かなり長く営業しています。
暑さに負けてしまい、出航を見届けにデッキへ出て行くのは断念。
怠惰なのよさ。
船長さんの挨拶も、ベッドでごろごろしながら聞きました。
「せっつ」は汽笛を鳴らして出航したよ。
デラックスシングルの設備は充実していて、色々なものが置かれています。
私は使わないものも多いのですけど。
ふねこのタオルは記念に持ち帰ろう。
ポケットティッシュまで入っています。
ワンナイトのフェリーだと、個室内で洗面台が使えるの、凄く助かります。
ついついデラックスシングルにしちゃう理由。
ようやく部屋の外に出たのは、トイレに行きたくなったから。
トイレ前の目隠しが新鮮です。
タイミング良く、明石海峡大橋の通過の放送が流れたので、デッキに出てみます。
先程、バスで渡って来た橋が、シルエットになって浮かび上がって。
この橋は、鉄道併用橋としては造られていないのですよね。
大鳴門橋は対応しているそうですけど。
時間帯が良いので、かなり大勢の人達がデッキに出て来て、写真を撮っていました。
橋の真下を潜ると、歓声が上がって。
この風景は確かに凄いのです。
一見の価値ありです。
レストランを覗くと、空席多数だったので、私もご飯にします。
バイキングは嫌いなので、名門大洋フェリーよりも阪九フェリーの方が私は好き。
何となくチョイスしたおかずは、鳥に全振りしたみたいになってしまった…。
海鮮サラダ400円、鳥皮煮物500円、鶏唐揚500円、生ビール600円、合計で2,010円。
自分で電子レンジ使って温めるのが微妙に面倒かな。
レストランは、閉店後にはフリースペースになるみたい。
それとは別に、野球部のユニフォームを来た学生さんをあちこちで見ました。
何故に船内でユニフォーム?。
新門司で下船したときに見たら、チーム専用の大型バスと一緒に乗っていたので、強豪校だと思うのですが。
お風呂は露天風呂付きの、ある意味お馴染みの構造です。
混んでいない時間帯を選んだので、のんびり過ごせました。
最近の船らしく、エレベーター回りも華やかな感じになりました。
ゲーミングフェリーに近付いて行ってるかも。
後はもう、寝てしまうのです。
Wi-Fiの電波は全く捕まえられなかったにゃあ。
まあ、特に困りません。
翌朝は06:00にレストランがオープンするので、朝ご飯を食べに行って。
現在地は宇部の沖合い。
レストラン、狭そうに見えたけれど、実は結構奥行きが有ります。
利用者さんは少な目。
朝食和定B(塩鮭)700円をチョイス。
鮭が妙に硬くって、箸で悪戦苦闘して食べました。
のんびりしていましたが、入港はもう間もなくの07:00なので。
お部屋を片付けて、下船の準備をしなくちゃです。
赤いカードキーの返却が不要なのは、やっぱり楽だよ。
ただ、青いキーは返却が必要とのことで。
物理キーの部屋も有るんだ。
折角なのでデッキに出て、沢山のフェリーを眺めます。
丁度、トヨフジ海運のRORO船が出航していくところ。
今夜乗船する「はまゆう」が見えるよ。
前日は日曜日なので、休航でした。
オーシャン東九フェリーの「フェリーびざん」も居るね。
そんなことをしていたら、既に下船が始まっているらしく、何だか私が一番最後みたいな…。
慌てて下船です。
連絡バスも、既にみんな乗っているみたい。
なんて、私の後にも2名程来られて。
バスの車内は、相席にならないぎりぎりの人数でした。
26人位。
門司駅前には07:34に到着して、数名が降りたのでした。
「せっつ」の乗船記なので、せっつーのお誕生日の08/08に公開すれば良かったにゃあ。
と、後になって気が付きました。
せっつーって誰だ…?。
優木せつ菜ちゃんですっ。
「せっつ」で検索したら、そっちがやたらとヒットしたので…。
次は第2船、「やまと」を狙って乗りに来るです。
こちらに続いてます。
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