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2021.04.29

新日本海フェリー「はまゆう」乗船記

 ここには、新日本海フェリー「はまゆう」敦賀23:55-苫小牧東20:30、の乗船記が有ります。
 ハマユウって、分布の北限が横須賀市なのですね。
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 私にはお馴染みな、沼津市の花になっていたりもして。
 ちなみに、やっぱり有毒だったり。
 こちらから続いてます。

04/23
 東京九州フェリーにて夏から就航予定の「はまゆう」が、ドック期間の代船として新日本海フェリーで運航しています。
 4月から5月までの期間限定だよ。
 一度は乗ってみたいと思っていたけれど、乗船は結構ぎりぎりになってしまって。
 今日は、「すずらん」の代わりに敦賀発です。
 てことで、まずは敦賀に行きましょう。
 ネット予約は出来ず、電話予約限定とのことなので、わざわざ予約はしていません。
 電話嫌い。

 敦賀駅22:00発の連絡バスには6人が乗車して。
 いつも、大体こんな人数なのです。
 私は閑散期にしか乗船しませんから…。
 料金350円を下車するときに支払いました。

 フェリーターミナルで乗船名簿を記入しようと思うのですが、何故か名簿自体が見当たりません。
 カウンターの列に並んで、フルネームと電話番号と郵便番号と住所と年齢を口頭で申告。
 何気に面倒だあ。
 ステートAの利用で、21,900円をクレジットカードで決済します。
 既にグリルの営業期間中ですが、「はまゆう」にはグリルの設備が有りません。
 グリルどころか、カフェも無いのですよね。
 一度入口に戻って、センサーによる体温測定を言われたので、チェックを受けました。

 カウンターでe乗船券お客様控と、客室ルームキーを渡されたよ。
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 体温測定済みの赤い検印が押されてます。
 いよいよ、客室ルームキーもQRコードになったのですね。
 e乗船券お客様控によると、私のお部屋はステートA和洋室っていう表記で、定員は4名みたい。
 2名部屋は無いのかな。
 どんな感じなのか、楽しみだね。
 ちなみに、苫小牧東港に到着後、そのまま敦賀へ戻って行く方が居ましたです。
 凄いなあ。

 取り敢えず、一度ターミナルを出て、船体を見に行きましょう。
 ここ北海道航路でも、本来の九州航路でも、明るいうちにじっくり船体を眺めるのは不可能なのですよね。
 ちょっと残念。
 ライトで浮かび上がる白い船体は、やっぱり存在感あります。
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 ファンネルの赤いKマークが不思議な感じ。
 明らかに客室は少ないけれど、航路事情を考えると、かなり頑張っている方かと。
 今後、北海道航路に使われることは無いのでしょうし。

 2階の待合室でうだうだ過ごしていたら、エスカレーターが動き出し、予定よりもちょっとだけ早く乗船開始になりました。
 徒歩と車に同乗のお客さん、18人位がエスカレーターを上がって。
 ハンディスキャナでe乗船券お客様控のチェックを受けます。

 船内へと進むと、右折後、狭い通路を暫くずんずん進む造りになっているので、ちょっとびっくり。
 やっぱり、今までとは違いますね。
 船内の案内所前で、お部屋の場所を教えて貰って。

 客室ドアのQRコードセンサーは、こんな感じになっています。
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 いちいち紙を持ち歩くのも面倒なので、スマホでQRコードを撮影して、それをタッチしてみたら、普通に開錠出来たよ。
 なので、私はずっとそれで通してました。
 船内でも、スマホは常に持ち歩いてますものね。
 ツーリストSも全て個室タイプになってカギが付いたので、各個室毎にQRコードのセンサーが付いていました。
 ツーリストBはさすがに今までと同じですが、部屋の入り口にQRコードセンサーの付いた区画が有って、レディースルームとして使われるのでしょうね。
 今航海では、扉自体がずっと開いたままでした。
 そもそも、レディが乗船していません。

 お部屋に入ると、広々としていてびっくりです。
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 専用テラスこそ有りませんが、「すいせん」のデラックスAツインより広いのですもの。
 和洋室なので、靴を脱いでくつろげちゃいます。
 ただ、さすがにソファーベッドを使っても、4人で過ごすのはちょっと厳しい感じは有ります。
 室内の設備は、最近の標準でしょうか。
 トイレとシャワー、冷蔵庫が有って。
 シャワールームはきちんとドアで仕切られています。
 洗面台のコップと歯ブラシも、ちゃんと4人分。
 枕元のコンパネには、小型のライトが付いたよ。
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 アース付きAC100Vのコンセントの他、USB端子も装備です。
 ツーリストBのベッドにも、同じくAC100電源とUSB端子が装備されていました。
 テレビの上の扉は、救命胴衣が入っているのかな。
 明けてみたら、中は空の随分と狭い収納スペースで、何を置くのか、かなり謎だったりしました。

 新造船だけ有って、室内も真新しいのが嬉しいです。
 それはいいのですが、夜中に入口の方から、どかん!と凄い音がして、びっくりして飛び起きちゃいました。
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 見に行ってみると、洗面台のハンドソープのケースが、とれて落下した模様。
 これ、ネジ留めでは無く、両面テープ2箇所で壁に接着してるんだ。
 元に戻しても、また落ちて来るよね。
 てゆーか、壁の何処に付いていたのかが分かりません。
 翌朝、案内所に持って行ったら、怪訝な顔をされちゃいました。
 音と言えば、トイレが真空式?なので、隣りの部屋の人がトイレの水を流すと、物凄く大きな音が伝わって来ます。
 当然、こちらの音もそう聞こえているのでしょうね。

 寝る前に飲み物だけは買っておこうっと。
 自販機を覗くと、お目当てのガラナは無くって。
 あれれ…?。
 あ、そっか、「はまゆう」は北海道の船じゃないですものね。
 売店には、勿論ちゃんと有りました。
 ハスカップウォーターと一緒に購入したよ。
 会計は、精算機に自分でお金を投入するタイプになっています。
 当然ながら、現金のみ使用可。
 それはレストランも一緒です。

 出航前には、銅鑼の音が鳴って、蛍の光が流れて。
 オリジナルソングより、こっちの方が雰囲気有るよねって思ったり。
 私は出航を見届けることも無く、ベッドでごろごろ。
 そのまま寝てしまいたかったけれど、お風呂にだけは行っておきます。
 消灯は24:30で、大浴場は01:00まで。
 翌朝は、レストランも大浴場も、オープンは08:00。
 随分と朝の遅い船なのです。
 朝の時間を持て余しちゃいそう。
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 なんて思ったけれど、翌朝目が覚めたのは、きっちり08:00近かったのでした。

 各施設の営業時間とか、そういった情報は船内Wi-Fiの画面から確認が出来ます。
 凄く便利。
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 船内の案内とか、レストランのメニューもスマホで見れちゃいますから。
 未来なのです。
 ちなみに、エントランスのモニターでも、タッチパネルで同じ情報が見れました。
 ネットからの無料漫画コーナーも、勿論搭載しているよ。
 読みふけっちゃうぞ。
 また新たな作品との出会いが有ったり。
 楽しいな。
 カリカノは、ちょっとだけ読んで、やっぱり断念…。

 まずは朝ご飯を食べに行こう。
 レストランへ行ってみると、広さは「すずらん」の半分位かな…?。
 利用者さんは数人。
 元々の乗船人数が少ないですから。
 「すずらん」と同じく、端末からオーダーするシステムです。
 メニューは事前にスマホで調べて有ったので、特別メニューやアレンジが可能か確認しつつ。
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 洋風プレートセット920円と、マンゴープリン360円。
 パンとスープを、ご飯と味噌汁に変更してみました。
 いい感じ。
 選ぶ楽しみと食べる楽しみが有るのは、嬉しいのです。
 下膳は、テーブルに置いたままでいいみたい。
 料理と一緒に「御計算書」が届けられるので、精算機にバーコードを読み取らせて、自分で精算します。
 このシステムはすっごく便利。
 個人的に、下膳は自分で棚に持って行きたいところなのですが。
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 朝の営業時間から、お弁当の予約受付をしていたっけ。
 ちょっと割高なのが難点です。

 ご飯の後には、後部のオープンデッキに出てみましょう。
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 構造上、ここはレストランを通らないと出れません。
 なので、営業時間外もレストランの入り口はオープンしていて。
 ホットコーヒーなんかは自販機での販売なので、いつでも買うことが出来ます。
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 レストランのオープン準備時間のみ、一度クローズするとのことで。

 デッキはタイルが敷き詰められていて、ちょっと手狭ですが、ジンギスカン等にも対応出来るコネクタが装備されていて。
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 太平洋側なら、バーベキューでしょうか。
 北海道フェアとかで、ジンギスカンもやってくれるかな…?。
 客室区画が小さいので、ドッグランを見下ろして、「はまゆう」のおケツまでは結構遠いのです。

 一旦船内に戻って、お風呂に入ろうっと。
 大浴場は、「すずらん」とほぼ同じ造りみたい。
 浴室内には仕切りの手摺が付いて、浴槽はちょっと小さく、露天風呂はちょっと広く感じました。
 100円返却式のロッカーは、以前と同じ大型で、同じくカゴが入っているタイプ。

 程無く、09:45になると「すいせん」との反航の案内放送が流れたよ。
 15分後にすれ違います。
 船長さんからの挨拶は無かったような。
 デッキに出てみると、風が凄く強くって、とても長くは居られません。
 屋根の有る区画に退避なのです。
 「すいせん」が近付いたときだけ、最後尾へ移動だね。
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 「はまゆう」が大きく長く汽笛を鳴らすのですが、「すいせん」の汽笛は全く聞き取れませんでした。
 風の音でかき消されてしまったのかも。
 それだけの強風なのですよ。
 ちなみに、「はまゆう」の船籍は小樽でした。

 それじゃあ、船内を散策しましょうかあ。
 サウナ、スポーツジム、キッズコーナー等は全て閉鎖になっています。
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 フォワードサロン白南風は、入ってみたかったけれど。
 吹き抜けのエレベーターは、何だかちょっと格好良くって。
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 今まで、船のエレベーターって、無骨でしたものね。
 各種色々なタイプのイスが有って、コンセントとUSB端子装備のカウンター席も有りますよん。
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 座れるスペース自体はそれ程多くは無く、持ち込みのご飯とかを食べるには、テーブルが不足するかも。
 まあ、レストランが営業していなければ、そっちへ行けばいいのかな。

 自販機コーナーは狭くって、設置はカップ麺とドリンクの数台だけ。
 まあ、案内所併設の売店がずっとオープンしているので、お菓子とかおつまみとかは、そちらで購入出来ます。
 おにぎりとかは売ってませんけど。
 パンとカップ麺も無かったような…?。
 そういうのは、きっと皆さん、乗船前に調達しているのでしょうね。
 全く何も持ち込まない、私みたいな方が少数派と思われ。

 後はもう、歩き回れるスペースは無さそうな。
 部屋が快適なので、自分の部屋でごろごろだらだらして過ごしましょう。

 お昼になると、またレストランへ。
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 日本海海の幸ドリア780円と、フェアメニューのホタテマリネビーツドレッシング700円。
 ちょっとお洒落な感じに。
 ドリアに海の幸感は薄かったけれど、こういうメニューが有るのは楽しいのです。
 端末からオーダーしたら、スタッフさんが8分程お時間を頂きますって、確認に現れました。

 デッキはやっぱり風が強いのですよ。
 16:00近くになると、津軽海峡の入り口に差し掛かり、いつぞや訪問した竜飛岬が見えて来ました。
 風力発電の風車がくるくる回っているね。
 お昼過ぎから、繋がったり途切れたりしていた携帯の電波が、しっかり繋がるようになって。
 前後にコンテナ船やRORO船が行き交います。
 遠くには、津軽海峡フェリーも見えますねん。
 でも、本当に風が強い!。
 そんな中、コーヒー片手の男性がずっと佇んでいて。
 プロだ…(何が)。

 私はお風呂に入って、体を温めます。
 「はまゆう」は、コンテナ船をゆっくりと抜かして行くよ。
 津軽海峡は両方向に陸が見えるので、景色を眺めるのが楽しいのです。
 そろそろ夕暮れが近付いて、太陽のオレンジと空のブルーが混ざり、更に深い青へと色を変えて行く世界を見届けましょう。

 晩ご飯です。
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 ビール570円、自家製ハンバーグ900円、春の野菜ミネストローネスープ300円、パン1個100円。
 定食にしないで、フェアメニューのスープを組み合わせてみましたっ。
 ビールは2銘柄から選べて、グラスの数も端末で指定出来ます。
 パンは1個の筈なのに、何故か2個載っていました。
 端末からオーダーを通すと、スタッフさんが下船後の運転をしないか確認に現れて。
 はあい。
 グリルは有りませんが、かなりしっかりしたご飯が3食食べられて、私は満足なのですよ。

 後は、部屋にこもって、のんびり過ごしましょう。
 快適です。
 部屋数は少ないですし、太平洋では1人で個室を使うのは難しいでしょうし、日本海で乗船出来て、本当に良かった。
 何だか、凄く満喫したよ。
 満喫し過ぎて、これで当分は何処にも出掛けなくっても大丈夫そうな…。
 頑張れ、私の旅心!。
 忙しいのは、只の諦めなんです。
 だから飛び出しますよ、新しい経験へと。

 てことで、下船です。
 下船時のスキャンは、ハンディスキャナでは無く、床置きタイプのスリムなスキャナに各自がタッチする仕組み。
 この方が手っ取り早いですよね。

 ターミナルの玄関を出ると、正面にはトラックが停まっていて、連絡バスが全く見えないのよさ。
 今日は誘導のスタッフさんも居ないので、何処に向かえばいいのか、ちょっとした初見殺しみたいになっていたり。
 あらら。
 料金の1,020円はきっちり事前に用意しておいたので、さくっとバスに乗車です。

 「はまゆう」とは、これでお別れ。
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 次の乗船は、太平洋側になります。
 「それいゆ」と、どちらが先になるでしょうか。
 こちらに続いてます。

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