2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

« 串木野の過ごし方 | トップページ | 旅行中止の慫慂 »

2020.02.27

佐渡汽船「あかね」乗船記2

 ここには、佐渡汽船「あかね」新潟09:45-両津11:45、の乗船記が有ります。
Dsc_0068_20200227181501
 今はドックダイヤで、「おけさ丸」の代わりに「あかね」がここ新潟航路に就航していて。
 所要は30分早くなりますが、別料金は不要なのでお得な感じ。
Photo_20200227181501
 こちらから続いてます。
01/22
 泊まっていたホテルのお隣に朱鷺メッセが有って、その先に佐渡汽船の乗り場が見えます。
 昨日はホテルの送迎バスでここまで来たので、バス代の210円、得しちゃいました。
Dsc_0014_20200227181001
 せこい。
 とてとて歩いて、ターミナルに到着です。
 予約とかはしていません。
 事前にネットから予約は出来ますけど、特に割引も無いので…。
 券売機で購入して、クレカで決済。
 折角なので、往復ともフェリーの1等船室を採用だよ。
Dsc_0019_20200227181001
 片道3,500円。
 内訳は、運賃が2,500円の1等料金が1,000円。
 4枚綴りで10,000円の回数券を売っていて、ついそちらを買いそうになったけれど。
 3か月以内にまた来れる確信が持てません。
 自分の行動を縛ることになっちゃいますものね。
 券売機にはシートマップが表示されて、好きなシートを選べるようになっていました。
 便利だあ。
 折角なので、最前列真ん中を指定したよ。
 最後にはアンケートまで出て来ます。
Dsc_0018_20200227181001
 日本全国全てを網羅しているから、凄いのです。
 ちなみに、乗船名簿は任意での提出なのですって。
Dsc_0024_20200227181001
 良く分からないシステム。
 わざわざ記入する人、居るのかな…?。
 乗船開始まで時間が有るので、ターミナル内を見て歩きます。
 前回利用時は、到着したらバス乗り場へ直行しちゃったから…。
 軽食コーナーのメニューは結構充実していて。
Dsc_0023_20200227181001
 麺類やカレーなんかの定番メニューはここで食べられます。
 やっぱり、朝ご飯はホテルじゃなくて良かったみたい。

 改札前には、既に並んでおられる方が何人か。
 がらがらですし、そんなに急いで乗らなくってもいいのにな。
 ちなみに、こちらの「あかね」2等船室は自由席。
Dsc_0017_20200227181001

 先にジェットフォイルが出航して、程なく「あかね」の乗船が開始です。
 自動改札にQRコードをタッチして、と。
 カーフェリー三姉妹のスタンディングに迎えられて、船内へと進みましょう。
 個人的には、末っ子のあかねちゃんが好きです。
Dsc_0025_20200227181001
 懐かしい雰囲気のカーデッキを覗きつつ。
Dsc_0062_20200227181501
 ちゃんと両津港の看板が掲げられてますね。

 ときクラスに乗るのは初めてだね。
 入口には、ちょっとした仕切りが有って。
 しっかりしたシートが並んでいるよ。
 席番が何処に書かれているのか分からず、うろうろしていたら、クルーが案内に来てくれました。
Dsc_0054_20200227181301
 ちなみに、肘掛けのここを見ると席番が分かります。

 荷物をおいて、まずは船内の散策に出ましょう
 前回の乗船、もうかなり前なので、細かいところは結構変わっています。
 大きな変化は、片隅に座敷席が出来たこと。
Dsc_0051_20200227181301

 この「じゅうたんコーナー」は気分が悪い方の優先席っていう扱いなので、利用には案内所での申告が必要です。
 出航時の利用者さんは居ませんでした。

 売店は入り口からちょっと覗いただけ。
 ついうっかり食べ物や飲み物を買ってしまうと、両津で時間を潰すことが出来なくなっちゃう。
Dsc_0053_20200227181301

 大きなおにぎりなんかも売っていて、食べ物も充実していたよ。
 後で調べたら、あかねバーガーも有るのですって。
 いつか食べてみたいなあ。

 船内放送で銅鑼の音が流され、出航が近付いたので、デッキに出ちゃいます。
 出入り口のドアが客席ぎりぎりのところに有るので、近くに座ったら落ち着かないでしょうね。
Dsc_0032_20200227181101

 それに、寒かったり暑かったりしそう。
 岸壁を覗いてみると、無茶な積載をしたユニック車が見えました。
 ごーいん。
Dsc_0031_20200227181101
 事故車ですかあ。
 私はサイドに出て、海面を覗き込んでみたり。
 程無く、舫が取り外されて。
 海面がしょわしょわしています。
Dsc_0038_20200227181101
 全ての舫が取り外されると、陸上と「あかね」のクルーがお互いに敬礼を交わして。
 きびきびした動作が、見ていて気持ち良いのです。

 岸壁を離れると、サイドは立ち入り禁止になるので、私もクルーに声を掛けられて後部へ戻り、チェーンが掛けられます。
 カモメの餌やリは禁止になりました。
Dsc_0040_20200227181101
 理由は、糞で車が汚れるから。
 正直なのです。

 程無く、進行左手にジェットフォイルのドックが見えて来ます。
 進行方向の海中にずっと見えてた黄色いの、これって何なのかしら。
Dsc_0044_20200227181101
 最初、沈船かと思ったけれど。
 パイプみたいなのが見えるし。
 謎なのです。
 右手には、新日本海フェリーの「らべんだあ」が待機中。
Dsc_0045_20200227181301
 あっちにも乗りたかったのですけど。

 程無く防波堤の終端が近付いて来て、そろそろ「あかね」も本気を出しますよう。
 わくわく。
Dsc_0049_20200227181301
 港内で転回が始まり、「あかね」は180度向きを変え、元来たターミナルの方向を向いて静止します。
 …?。
 そのまま動かなくなりました。
 …??。
 この無駄な動きは一体…。
 ここで時間調整とかするのかなあ。
 いやいや。
 それとも、このままバックで佐渡まで向かうとか…。
 そんなわけあるかい。

 デッキには特に放送が流れないので、情報収集の為、船内に戻ります。
 船内に慌ただしい動きは無く、病人の容態が悪化したとか、そういう緊急事態では無さそう。
 その後の案内によると、推進器に浮遊物(ゴミ)を吸い込んだとのことで。
 転回しての除去を試みたけれど取れず、このまま減速運航で両津を目指すとのことです。
 あ、成程。
 そういうの、ちゃんと分かるのですね。
 くるくる転回していた謎も解けました。

 10:20頃には船長さんの挨拶が有り、風が5から6メートル吹いていて、波が少々有るとのことで。
 減速の影響で、到着も遅れる見込みとのこと。
 あ、なら、長く乗っていられるね。
 嬉しいかも。
 と、その時は思ったのですけど。

 港外に出た途端、盛大に揺れ出しました。
 何かこう、まさに波を乗り越えて行く!、っていう感じのピッチング。
 どんぶらこどんぶらこ。
 それがずっと続くのでは無く、数分おきの間隔でやって来ます。
 ひええ。
 これ、確実に酔うやつだ!。
 何しろ、一番揺れるポジションに座ってますし。
 頭痛くなって来た…。
 まあ、自身のコンディションは万全で、寝不足でも空腹でも無いので、ある意味気は楽なのです。
 ときクラスのお客さん、他にはお2人だけなので、最悪、気兼ねなく吐いちゃえますし。
 袋はシート背面に装備されているよ。
 シートに深く座って、気怠く前方の景色を眺めます。
 そんなに荒れてる感じはしないのですけどねー。
 事前に調べたときも、波の予報は穏やかでした。
 風のせいなのかなあ。

 やがて、「ときわ丸」が見えて来ました。
 すれ違ったのは、10:45頃だったよ。
 進行左側ですれ違うので、立ち上がって写真でも撮ろうと歩き出したら…。
 頭がぐるぐる回って、一気に気持ち悪くなって。
 あ、無理。
 これは完全に無理なので、手近なシートに座って、リクライニングをフルに倒し、寝てしまうのでした。
 無理は禁物なのですよ。
 ときシートに同乗のお2人は、1人は平気で1人はダウンとゆー、稀に良く見るご様子で。
 船酔いって、平気な人は平気なんですよね。
 不思議です。

 そうこうするうち、両津の港が見えて来ました。
 雪を頂いた山が見えます。
Dsc_0061_20200227181501
 約10分の遅れなので、「あかね」は結構頑張った感じ。
 まだ頭がくらくらするので、このまま着発で折り返す行程にしておかなくって、本当に良かったです。
 まあ、乗りたくても乗れなかったのですけどね。
Dsc_0060

 前回同様、あちこちに設置されたモニターには、何も表示されていません。

 徒歩での下船開始の案内放送が流れたところで、ときシートを後にして。
 ときシートの区画内で、クルーが3人も整列してお見送りしてくれるので、びっくりしちゃいました。

 コンセントは、壁際にぽつぽつと設置されていたよ。
 ちなみに、案内所のスタンプコーナーに、ちょっとした充電サービスが有ったりもして。
Dsc_0029_20200227181101
 ちょっと使いにくいけれど。
Dsc_0058_20200227181301
 あと、このデッドスペースが凄く勿体無く思えてしまう、貧乏性な私なのです。

 今日のカーデッキの積載は、大型トラックが8台、小型トラックが4台、乗用車が5台ってところでしょうか。
Dsc_0027_20200227181101
 徒歩下船は30名程でした。
 佐渡もやはり、平地に雪は全く有りません。
 一番寒い時期なのにな。

 一旦両津のターミナルを出て、「あかね」の写真を撮りましょう。
 接続待ちをしていた路線バスが一斉に発車すると、静かなものなのです。
Dsc_0066_20200227181501
 岸壁には「潜水作業中」っていうオレンジの注意喚起の看板が立てられ、ダイバーさんが丁度潜っていくところ。
 水は冷たく濁ってますから、撤去作業は大変だあ。

 その後私は、両津大橋を渡って、あいぽーと佐渡へ行ってみるのでした。
Dsc_0067_20200227181501
 掲示物を眺めたり、イスに座って行程の検討をしたり。
 「あかね」の乗船記は、こちらにちょっとだけ続きます。

« 串木野の過ごし方 | トップページ | 旅行中止の慫慂 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 串木野の過ごし方 | トップページ | 旅行中止の慫慂 »

このブログについてっ

フェリー乗船記

無料ブログはココログ

カテゴリー