フェリーさんふらわあ「さんふらわあさつま」乗船記2
ここには、フェリーさんふらわあ「さんふらわあさつま」大阪17:55-志布志08:55、の乗船記が有ります。
こちらから続いてます。
01/10
青春18きっぷで辿り着いた弁天町、駅前で小休止をして、アイスコーヒーを飲みましょう。
全くお腹が空いていないので、夜の船内レストランの利用は断念なのです。
ちょっと残念だけれど…。
その後、地下鉄とニュートラムを乗り継いで、トレードセンター前に到着っ。
エスカレーターを降りて、勝手知った連絡通路を歩いて行くよ。
何も考えずにここまで来てしまったけれど、関西側のフェリー乗り場は各所に分散しているので、注意が必要なのです。
フェリーさんふらわあは、神戸からも発着していますし。
元々は大阪南港から出ていましたし。
私も一瞬、本当にここで良かったっけ…?、なんて心配になったもん。
思い込みって怖いのです。
確認、ヨシ。
今回は、ネットから個室のスーペリアを予約して、クレカで決済しています。
18,950円。
ちなみに、クレカはVISAとMasterしか使えません。
JCBは手数料がお高いからかにゃ。
メールで予約番号とアクセスキーが送られて来たです。
前回はプライベートベッド、前々回はプライベートシングルだったので、今回はスーペリアにしてみたよ。
今までの乗船は、全て新造船就航直後で混み合っていたけれど、今日は全等級に空席有りで、落ち着いた船旅が出来そうです。
お客様控えには大阪2と記載されたターミナルは、フツーにビルの中、テナントみたいになっていて、フェリーターミナルらしくないってゆーか。
不思議な感じ。
周囲には色々なお店が有るよ。
お弁当屋さんやコンビニ、カフェにファミレスまで有るもん。
食料の調達には困りません。
キャンプ用品のメーカー、ロゴスのアンテナショップも有って、東京での物流に関わっていた私としては、懐かしかったです。
そのとき、ロゴスの担当者さんに廃盤品のキャンプ用品をフルで1セット貰ったのですが、全く使わないまま、友人に譲ってしまったりとか。
酷い。
だって、キャンプとか、面倒臭いじゃ無いですかあ(こら)。
インドア過ぎるって呆れられました。
性格的に、バーベキューとかには向かない人なのです。
さあ、自動発券機で、乗船手続きをしますよお。
スマホにバーコードを表示させて、画面にかざすだけ。
お客様控えとご利用明細書、カードキーの3つが出て来て、発券にはちょっとだけ時間がかかります。
ここで重要なのはカードキーだけで、他は別に無くても良いのですけど。
あ、お客様控えが無いと、部屋番号が分からなくなったりするのか。
AIさくらさんっていうアニメーションキャラクターが、案内もしてくれたり。
制服なおねーさんの姿ですが、喋ったりはしないのかしら。
コンビニでおにぎりとお菓子を買って、バス乗り場へと移動します。
エレベーターで地上に降りると、バスは17:20発で、10分おきに出ているみたい。
ちなみに、次の17:30発が最終便となっていて。
結構早いのです。
私は、もっとゆっくり来るつもりだったもの。
あっぷな。
8人位のお客さんを乗せて、バスは発車です。
手前は別府行で、奥が志布志行きの「さんふらわあさつま」だよ。
乗船待合室はそのままスルーして、真っ直ぐ「さんふらわあさつま」へと向かいましょう。
ここにも自動発券機が有ります。
でっかいさんふらわあ乗船記念のボードも健在。
通路の途中、スタッフさんにカードキーをスキャンして貰って、船内へと進みましょう。
エスカレーターを2つ上がったところが、エントランスなのです。
乗船券代わりのお客様控えを見せて、個室の案内を受けます。
私は、もう一つ上の階ですって。
雰囲気の有る長い通路を歩いて、お部屋はすぐに見付かりました。
靴を脱いで入室するよ。
お部屋の様子は、公式サイトに行けば360度ビューで見れるので、事前に把握していた通り。
なので、別に写真を撮らなくっても良いのですが、どっさり時間が経って、更に次の新造船にバトンタッチしたりすると、全て抹消されてしまうので…。
一応、自分でも記録は残しておきましょう。
シャワーを使うと、トイレの床まで濡らしてしまいそうだけど…。
一応は段差が有るのですねん。
まあ、私は室内のシャワーは使いませんでした。
カゴの中には、室内着とタオルと歯ブラシ。
ハンガーが4つ。
一応、2人で泊まることも出来ますが、それだとかなり狭くなってしまうので、基本は1人用。
個室の利用は久しぶりですし、何だか凄く楽しくなって来ました。
ともあれ、イスに座って、携帯の充電をしておきます。
見える範囲に、コンセントが6箇所も有るの。
凄いなあ。
充電とかしまくれちゃいます。
ベッドサイドにミニテーブルとコンセントが有るのが、便利だよ。
最近のホテルとかは、みんなこの造りになってますよね。
暫くはベッドでごろごろ。
船内には、さんふらわあの歌が繰り返して流れています。
いつもなら、私はこのまま寝てしまいそうになるのですけど、今日は全く眠く無いので。
無敵。
銅鑼の音が流れると、もうすぐ出航ですね。
デッキに出てみると、8人位のお客さんが遠ざかって行く大阪の街を眺めていたよ。
舫取りをしていた皆さんも急ぎ足で1箇所に集まり、ブルーのライトを振ってお見送りをしてくれます。
ターミナルの建物からも、何人かお見送りに出て来てくれて。
こちらからも手を振り返します。
さようなら。
行って来ます。
次の乗船のときには、私もペンライトを持ってこようかなあ。
もうかなり暗くなったデッキを一回りして、船内へと戻ったのでした。
一応、レストランの前まで行ってみた。
テイクアウト専用メニューは18:50からの販売です。
ポムの樹とタイアップしたメニューが有ったよ。
サラダ付きのオムカレーセット980円。
でもやっぱり、食欲が全く無くって。
売店では、お弁当類の販売は有りません。
ホットコーヒーの販売は有りますけどね。
冷凍食品の自販機も見付けられなかったですし。
階段下の、チョコレートやラムネの自販機?が、やっぱり気になります!。
出航後、1時間位すると、船長さんの挨拶と案内の放送が流れます。
この先、海況は良好ですが、一部で風の強い箇所が有って、多少の動揺が有るかもしれません、と。
実際には、全く全然揺れませんでした。
橋を通る時刻の案内が無いなあ、なんて思ったけれど、行き先が志布志なんですもん、瀬戸内海は通りませんよね。
お風呂はお部屋と同じ階層に有るので、何気に便利。
脱衣場も広々としていて。
ロッカーに100円玉は必要有りません。
今回は、閉鎖になる前に入ることが出来ました。
人も少ないので、伸び伸びです。
給湯室も、すぐ近くに有って。
製氷機や電子レンジも自由に使えます。
プロジェクションマッピングによるショーは2回開催されて、それぞれに内容は違うそう。
その後、「さんふらわあミュージックナイト」とのことで、ミニコンサートも開かれていたよ。
コンサートが終わると、消灯の時刻が近付きます。
売店やお風呂の営業も終了して、21:30には完全消灯です。
私は個室でごそごそ起きていて、室戸岬の灯台が見えて来た辺りで眠ったような…。
あんまり良くは覚えてないや。
テレビにライブカメラを表示させると、夜なのに結構前が見えたりして、楽しいのです。
カメラの性能、良いのですね。
最下部がチラチラするのは、回転するレーダーアンテナが映り込んでいるせい。
にしても、個室は空調の制御が自由に出来るのが嬉しいのです。
翌朝は、レストランオープンを告げる放送で、06:45に起きました。
取り敢えず、お風呂へ行きます。
他に誰も居ない湯舟でのんびりなのです。
その後、レストランへ行って、620円の食券を購入して、バイキングの朝ご飯を食べましょう。
品数はそれ程多く無いですけど、私には十分なのですよ。
カレー食べる。
デザート関係は寂しいけれど、朝は何処もこんな感じですものね。
席は余裕たっぷりなので、4人用テーブルを独り占め。
その後、船内を適当にうろうろしつつ。
スタンプや撮影用の制服も、ちゃんと装備なのです。
さあ、入港まではもう1時間、荷物をまとめて、室内の冊子をチェックします。
本船「さんふらわあさつま」は2018/05/15に就航で、横浜磯子謹製。
もう2年近く経つのですねえ。
まあ、就航直後に、不具合でドックに逆戻りとかしてました。
ランドリーの設備も有って、洗濯機と乾燥機、それぞれ300円で、洗剤は自動投入なのだそう。
レストランでは、1,000円の追加で黒豚しゃぶしゃぶが食べられます。
さんふらわあライナーの料金は1,900円とのことで、バス車内にもその旨の掲示が有りましたが、無料で運行する場合が有りますとの注釈が有り、今回も料金はかかっていません。
あと、パンフレットを見ていたら、弾丸フェリーの他に、弾丸クルーズっていう0泊3日のツアーも有るのですね。
クルーズだと、個室を利用出来ます。
とってもお得で魅力的なのですが、私が往復さんふらわあ利用っていうのは、行程的にまず有り得ないので、利用はちょっと難しそう。
それでも、一度は利用してみたいって思いますよお。
ちなみにこの航路は、志布志側での時間が余りないので、鹿児島のモデルコースはバイク利用のみでした…。
それでも、各自の工夫で楽しみ方は色々有りますよね。
小雨。
デッキに出て、接岸の様子を眺めつつ。
自転車関係なモニターツアーの歓迎幕が出ています。
お掃除の人達が、船尾から一斉に乗り込んで来たよ。
接岸作業には結構時間がかかって、下船出来たのは09:03になりました。
カードキーを忘れずにボックスに返却して、と。
下船後のターミナル内にも、返却ボックスが有りました。
鹿児島中央駅方面へのさんふらわあライナーは、乗客30人を乗せて、09:25に出発です。
途中、10:25の国分PAでトイレ休憩の小休止。
あ、休憩を入れるようになったのですね。
ただ、「今日は子供さんが多いので」との案内だったので、いつも休憩が有るのかは分かりません。
PA手前で利用の確認が有り、希望者が居たので停車したよ。
私は写真を撮りたくて下車します。
その後、左手に桜島が見えて来て、鹿児島中央駅には11:15の到着となったのでした。
やっぱり志布志は遠いなあ。
私はこの後、レンタカーを借りて、串木野方面へと向かう予定を組んでいて。
(今回は真面目に観光しました)。
こちらに続いてます。
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トシさん☆
いつもありがとうございます(^^)。
「さんふらわあきりしま」の旅、満喫されたみたいでっ。
本当に、久しぶりのフェリーってワクワクで、ベッドに横になるのも楽しくって仕方無いんですよね。
私も、志布志へ向かいながら、来て良かったって大満足でした。
今は禁断症状が出かかってます…。
各社、GWの予約もスカスカで、こればかりはどうにもならず。
何とか自由に移動出来るようになると良いのですが。
先代の「さんふらわあきりしま」は東京~苫小牧に就航していたり、今となっては不思議な感じがします。
私も、特等個室に思い出が有ったりしますよお。
実は古い船が好きだったりもして。
さんふらわあライナーが棒シフトなのは気が付きませんでした。
最近の貸切バスって、フィンガーどころかATですものね。
資料館見学、私も結構行きますよ!。
小さな資料館に寄ると、資料を隅々まで読み込みます。
バス待ちの時間調整を兼ねて…。
そんな姿にガチ勢と間違われて、館員の方がわざわざ説明に出て来てくれたりして、焦ったりとか有りました(^^;。
投稿: ゆかね | 2020.04.14 19:27
こんにちは。いつも楽しく拝見させていただいてます。
僕は、2月23日 志布志→大阪 さんふらわあ きりしま に乗船してきました。超久しぶりのフェリーですので、計画段階からワクワクでした。
鹿児島空港内の飛行機資料館「SORA STAGE」を見学後、市内の「維新ふるさと館」に行きました。
その後、志布志港までの移動はバスです。それにしても、志布志港まで遠いですね。さんふらわあライナーはレトロで、今時珍しい棒シフトが印象的。逆に新鮮さを感じました。
乗船後、さすがにバイキング式の船内レストランを利用する気になれず、食料は持ち込みました。レストランが楽しみだったので、チョット残念…。
初めての船旅が志布志航路でしたから特別な思い入れがあります。船は新造船で快適でしたが、先代の古い船も良かったなぁと感じました。
クルーズ船内感染症の影響もあり、船旅のイメージも悪くなっているような気がします。各フェリー会社も万全な対策で、楽しく安全な船旅を提供出来るように頑張って、この問題を乗り越えて欲しいものです。
「ちかび展示館」面白そうですね!是非、行ってみたいです。旅と資料館見学をコラボしてますので、今後も情報よろしくお願いします。
投稿: トシ | 2020.04.07 19:01