羽田→ドバイ、エミレーツ航空(EK313)ビジネスクラスの旅
こちらから続いてます。
12/10
エミレーツ航空の旅、はじまりはじまり。
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HND 東京(羽田)00:30
DXB ドバイ 07:20
EK313
Boeing 777-300ER
直行
飛行時間 11時間50分
ビジネスクラス
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サクララウンジを出て、搭乗口へと向かいます。
搭乗券には、00:00までに来るよう印字されていました。
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チェックインが完了しているため、モバイル搭乗券をダウンロードできます。
モバイル搭乗券はあらゆる種類のスマートフォンとタブレットでご利用いただけます。 アップル社の機器をご使用の場合、搭乗券をWalletに追加いただけます。 Android機器の場合、Google Nowから搭乗券をご利用いただけます。
乗務員一同、皆様のご搭乗をお待ちしております。
エミレーツチーム
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ただ、私の搭乗券はウェブチェックインなので、搭乗口が記載されていません…。
友人任せ。
念の為に、スマホでは無く、プリンタで印字したの。
預ける荷物も無いので、そのままここに来ちゃいました。
こんな時間ですが、途中の免税店は結構賑わっていたよ。
搭乗口に行ってみると、既に列が形成されていて、向かって右がエコノミークラス、左がビジネスクラスです。
左に並ぶと、その場で搭乗券とパスポートの確認をされます。
モニターによると、優先搭乗開始は23:50なのですが、その時間ぴったりには搭乗は始まりません。
ですよね。
待ちかねた搭乗が始まって、自動改札にバーコードをタッチしたら…。
ピンポンではじかれました。
えっ。
びっくりしたあ。
インボラなんて有るわけが無いですし。
おねーさんに事情を聞くと、パスポートの現物との紐付けが出来てないから、みたい。
その場でパスポートをスキャンされます。
帰りのことも聞かれたので、帰りも一緒に登録された感じかな。
てゆーか、扱い上、羽田発ドバイ乗り継ぎの成田行、みたいな航空券なんです。
殆ど日帰りなので、お仕事なのですねえ、なんて同情されちゃいました。
バッグにビジネスクラスのタグを付けて貰って。
そんな騒ぎの後に、機内へと。
長距離路線のビジネスクラス、わくわくなのです。
友人と、最後部右側の2席を取っています。
まずはハットラックを開けてみると、半分のスペースに枕や毛布が収納されていて、あんまり荷物は入りません。
まあ、私達は荷物が少ないので…。
問題無いです。
私は毛布とヘッドホンは使わないので、足元の棚に移動しちゃいます。
正面の棚には、右にミネラルウォーター、左に靴下とアイマスクがセットされていて。
…靴下?。
代わりに、スリッパが有りません。
右手にもドリンクがセットされていて、グラスと炭酸水とペプシと7Upとパイナップルジュースが有ります。
…冷えてませんけど。
私は水分をあまり取らない人なので、後でパイナップルジュースだけ飲みました。
それはいいのですけど、正面のミネラルウォーター、2/3しか入っていないように見えるのですよね。
?と思って確認したら、キャップが開いていて…。
え、前の人の飲みかけ…?。
そんなこと有り得るの…?。
思えば、ここから既に、エミレーツ航空のぽんこつぶりは始まっていたのでした。
これ、折り返し便でもそのままにされかねないので、ペットボトルの向きを逆にして、扉も開けたままにしておいたです。
私はどうせ必要無いので、クルーに申告はしませんでした。
モニターはタッチパネルになっていて、直接操作も出来ますし、ワイヤードのコントローラーやタブレットも使えます。
たっくさんのエンターテインメントが楽しめちゃう。
事前に調べた通り、アニメは「時をかける少女」とか「サマーウォーズ」とか「この世界の片隅に」とか。
見ませんでしたけど…。
傾向は分かります。
機外のカメラは前と中と下の3点設置で、切り替えて見れました。
勿論、飛行中は何にも見えません。
マップに出て来たマスカットの地名に、マスカット?どこ??と首を捻る私。
コンセントの他に、USBのコネクタが複数付いていて、充電の他、スマホやプレーヤーのデータを再生出来そうでしたが、どうしてもディレクトリの移動が出来ず、再生は断念です。
HDMIも付いているので、パソコンを持って来ていれば、そちらが使えますよん。
まあ、わざわざ接続しなくてもいいのですけど。
萌えアニメとかを表示させてると恥ずかしいもん。
Wi-Fiはですね、ずっと全く繋がらず。
接続はするけれど、その先へは進めないってゆー、良くあるパターンなのです。
シートのリクライニングや各種ライト、隣席との仕切りも電動で、あちこちにスイッチが有るので、ひとつひとつ確認して行きます。
コントローラーからの制御だったりもしますし。
複雑だあ。
まあ、これはこれで楽しいのです。
時間はたっぷり有りますし。
隣りは友人なので、気兼ねは有りませんし。
見ていると、機体中央の3列の真ん中席は、通路に出るのがやっぱり大変そう。
女性だと、飛び越えるわけにも行きませんから、通路席の人にシートを起こして貰わなくちゃですし。
それはビジネスクラスでも変わりません。
そうこうするうち、ウェルカムドリンクが配られます。
お盆に色々と載せていたので、オレンジジュースを貰ったです。
特におつまみ的なものは有りません。
ちなみに、ジュースを載せていた窓側の棚、引き出したら元に戻らなくなりました…。
なので、ずっとそのまま。
その後、メニューとワインリストが配られ、何故か先に朝ご飯のオーダーを聞かれます。
和食か洋食か。
私は和食、友人は洋食を選択したよ。
行きも帰りも深夜便なので、ご飯は軽食オンリーなのが残念なところ。
オーダーは、スマホみたいな端末に記録していました。
程無く離陸です。
シートベルト着用のサインが消えるまで、結構時間がかかったので、寝てしまっている方々も多数。
私は興奮状態なので、全く眠くありません。
アメニティが配られたよ。
ブルガリの、しっかりしたケースに入っています。
でもこれ、持って帰るには、何気に荷物になったり。
しかも、ファスナーがタグガンでしっかり固定されているので、カッターかハサミがないと開けられないような…。
今も未開封だったりしています。
お待ちかねな軽食のオーダーを聞きに来たので、ラビオリグラタン的なやつと白ワインにしてみたよ。
ワインの銘柄なんて分からないので、リストの一番上のやつを。
デザートも食べたかったのでお願いしたけれど、持って来て貰えませんでした。
食事とは排他なのかしら。
良く分からないや。
私達の担当のCAさん、日本人では無かったので…。
超シンプルな軽食を頂きます。
味はフツー。
あ、ミートソースが跳ねたあ。
カトラリーにセットされているのが、爪楊枝では無く糸楊枝なのが新鮮だった。
ちなみに、日本時間で01:30頃になってます。
その後、ベットパッドを敷くかどうか確認され、折角なのでお願いします。
これを敷いて、シートを倒すと、ほぼフルフラットになりますねん。
まあ、私は持ち出して来たアニメを観る方が重要なので、寝てしまっては困るのです。
ずっとスマホを眺めていて、少しだけうとうとして、また起きてアニメ見て。
天井が星空ライトになっているのを眺めます。
友人は、ずっと映画を見ていたみたい。
ミニバーかスナックコーナーが有るのかなって、機内を歩いてみますが、見付かりませんでした。
トイレ前のちょっとしたギャレーに、おせんべいや銘菓まんじゅうが置いて有りますけど…。
いや、これ、絶対にクルーの私物だよね。
封を切った袋のまま、雑然と置いて有りますし。
私物のマグカップとかも置いて有る。
スティールしようかと思ったけれど、特におまんじゅうを食べたい気分じゃ無いので、止めておきました。
↑そういう問題じゃない。
そうこうするうち、朝食の時間が近付いて来ますが、トラブル発生。
電動のシートが動かなくなりました。
スイッチを押しても駄目。
フルフラットに倒したままなのにい。
他にも、仕切りとか一部のライトが死んでます。
友人の席も同様だそうですが、既にシートを起こしていたので、実害は無さそう。
熱いおしぼりが配られ、朝食の配膳が始まりそうなので、コールボタンを押しますが、クルーは来てくれません。
忙しいのでしょうね。
テーブルとナプキンのセットが始まってしまったので、回って来たクルーに申告すると、ソフトの再起動をします、と。
そして、シートはそのまま、お構いなしにテーブルとナプキンがセットされます。
おいおい。
程無く、モニタにAndroid OSの起動画面が出て、何やらソフトの再起動が始まりました。
個別に再起動出来るんだあ。
それはいいのですが、症状から考えて、故障の原因はソフトではなくハード、電源周りの断線かヒューズが飛んだか、そういう物理的なものだと思うのです。
そう伝えたつもりなのですが、クルーは分かってくれなくって。
そのまま朝食が配膳されてしまうのでした。
その際もまた、ソフトを再起動します、と。
私は、フルフラットなベットパッドに正座して、朝ご飯を頂くことに…。
ビジネスクラスに乗ったのに、病院で介護されてる気分を味わえるなんて、思いもしませんでした。
これは和食です。
友人と私で、和食と洋食を取り換えっこしてます。
洋食はですね、これは結構凄いのです。
何が凄いって、出て来る全てが甘い物で、塩気が全く有りません。
バターまで甘いのですもん。
卵とかハムとかポテトとか、そーいうものは一切無し。
私は甘いの大好きなので、むしろ大歓迎なのですが、普通の人には辛いんじゃないかしら。
バスケットにパンを詰めたクルーが回って来たので、マフィンを貰ったよ。
やっぱり甘い。
カップには、ミルクたっぷりのお茶を注いで貰って。
ミルクティーって言われると微妙な味なのですが、チャイって言われれば納得な、ちょっと渋いお茶でした。
食後には、また熱いおしぼりが配られて。
嬉しいのです。
それよりも、シート!。
当然、まだフルフラットのままなんですよお。
ベットパッドだけ回収されて。
またまたソフトの再起動を試みたようですが、やっぱり元には戻りません。
そうこうするうち、間もなく着陸態勢に入るっていうアナウンスが流れます。
クルーもようやく再起動を諦め、クッションを外して、2人がかりでシートを起こそうとするのですが…。
動く筈が有りません。
これがまた、時間がかかるのですよね。
その間、私はずっと横に立たされていて。
ビジネスクラスに乗ったのに、宿題を忘れて立たされてる気分を味わえるなんて、思いもしませんでした。
ずっと立っていたら隣の人に迷惑ですし、ギャレーの方へ行きますが、居場所が有りません。
カーテンをくぐって、エコノミークラスの方へと行ってみます。
空席は結構有るのですが、横になって寝ている人が居たり、荷物置き場になっていたりで、通路側から気軽に着席出来るシートなんて、全く見付かりません。
うろうろと2周位して自分の席に戻りますが、まだクルーが作業中。
おいおい。
私の頭痛の種は、㍉すら減らないの。
そうこうするうち、最終の着陸態勢が近付いて、ようやくクルーもシートを諦め、空いているビジネスクラスの席に座るように言われます。
空いてる席が有ったんだあ。
なら、もっと早くそっちに座らせてくれればいいのにい。
しかも、その席まで案内してくれたりはしないので、シートの所在が分からず、別のクルーに尋ねたりして。
ビジネスクラスに乗ったのに、機内で迷子になった気分を味わえるなんて、思いもしませんでした。
そんな感じに着陸です。
感慨も何も無く、ドタバタしているうちに着いちゃいました。
酷い目にあったにゃあ。
特にお詫びとかも無く、ドライに送り出されたよ。
まあ、面白いと言えば面白いのです。
何となく、エミレーツ航空らしいなあなんて、妙に納得してしまったり。
雲間に光る簒奪の勝機。
ちなみにこの777-300ER、機体番号をチェックしていた友人によると、8月にロールアウトしたばかりの、エミレーツ航空で2番目に新しい機材なんだそうですよ。
ともあれ、何故か沖留めされているので、タラップを降りてバスに乗り換え。
乗り継ぎの人は乗るバスを間違えないよう、何度も何度も確認されます。
全く別な場所に連れて行かれてしまうみたい。
ビジネスクラス専用の、でっかいバスが何台か待機しています。
お外は、エミレーツ航空の機材がひたすら沢山駐機していて、その物凄い数にとにかく圧倒されて。
ゆったりとバスに座って、結構長い距離を移動します。
途中で、5分以上の待機が有ったりしつつ。
到着ロビーに辿り着いたのでした。
そんなに暑くなくて良かったね。
まあ、まだ早朝ですから…。
取り敢えず、2人で5,000円をディルハムに両替します。
何だか、貧相で皺くちゃなお札が出て来た…。
これで十分足りるよね。
入国審査の列は、結構長く続いているよ。
ここで、ファストトラックのパスを貰って無いことに気が付きます。
配っていた形跡も無かったですし。
とほほ。
諦めて、フツーに並ぶのでした。
比較的、列の進みは早いのですが、審査官のお仕事ぶりには結構差が有ります。
私が並んだ場所は、お隣さんとずっとお喋りしていて。
仕事が遅いー。
何とか順番が来て、受け付けて貰ったよ。
「コンニチハ」って声を掛けられたので、「こんにちは」って返事をしました。
空港のトイレが、いわゆる和式トイレだったのにびっくりしつつ。
次は、ドバイの1日の過ごし方編、です。
こちらに続いてます。
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