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2019.01.02

羽田→ドバイ、エミレーツ航空(EK313)ビジネスクラスの旅

 こちらから続いてます。

12/10
 エミレーツ航空の旅、はじまりはじまり。
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HND 東京(羽田)00:30
DXB ドバイ 07:20
EK313
Boeing 777-300ER
直行
飛行時間 11時間50分
ビジネスクラス
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 サクララウンジを出て、搭乗口へと向かいます。
 搭乗券には、00:00までに来るよう印字されていました。
20181227_0010

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チェックインが完了しているため、モバイル搭乗券をダウンロードできます。
モバイル搭乗券はあらゆる種類のスマートフォンとタブレットでご利用いただけます。 アップル社の機器をご使用の場合、搭乗券をWalletに追加いただけます。 Android機器の場合、Google Nowから搭乗券をご利用いただけます。
乗務員一同、皆様のご搭乗をお待ちしております。

エミレーツチーム
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 ただ、私の搭乗券はウェブチェックインなので、搭乗口が記載されていません…。
 友人任せ。
 念の為に、スマホでは無く、プリンタで印字したの。
 預ける荷物も無いので、そのままここに来ちゃいました。
 こんな時間ですが、途中の免税店は結構賑わっていたよ。

 搭乗口に行ってみると、既に列が形成されていて、向かって右がエコノミークラス、左がビジネスクラスです。
Dsc_0017

 左に並ぶと、その場で搭乗券とパスポートの確認をされます。
 モニターによると、優先搭乗開始は23:50なのですが、その時間ぴったりには搭乗は始まりません。
 ですよね。
 待ちかねた搭乗が始まって、自動改札にバーコードをタッチしたら…。
 ピンポンではじかれました。
 えっ。
 びっくりしたあ。
 インボラなんて有るわけが無いですし。
 おねーさんに事情を聞くと、パスポートの現物との紐付けが出来てないから、みたい。
 その場でパスポートをスキャンされます。
 帰りのことも聞かれたので、帰りも一緒に登録された感じかな。
 てゆーか、扱い上、羽田発ドバイ乗り継ぎの成田行、みたいな航空券なんです。
 殆ど日帰りなので、お仕事なのですねえ、なんて同情されちゃいました。
 バッグにビジネスクラスのタグを付けて貰って。
20181227_0004

 そんな騒ぎの後に、機内へと。
 長距離路線のビジネスクラス、わくわくなのです。
 友人と、最後部右側の2席を取っています。

 まずはハットラックを開けてみると、半分のスペースに枕や毛布が収納されていて、あんまり荷物は入りません。
 まあ、私達は荷物が少ないので…。
 問題無いです。
 私は毛布とヘッドホンは使わないので、足元の棚に移動しちゃいます。

 座ってみると、こんな感じ。
Dsc_0020

 正面の棚には、右にミネラルウォーター、左に靴下とアイマスクがセットされていて。
 …靴下?。
 代わりに、スリッパが有りません。

 右手にもドリンクがセットされていて、グラスと炭酸水とペプシと7Upとパイナップルジュースが有ります。
 …冷えてませんけど。
 私は水分をあまり取らない人なので、後でパイナップルジュースだけ飲みました。

 それはいいのですけど、正面のミネラルウォーター、2/3しか入っていないように見えるのですよね。
 ?と思って確認したら、キャップが開いていて…。
 え、前の人の飲みかけ…?。
 そんなこと有り得るの…?。
 思えば、ここから既に、エミレーツ航空のぽんこつぶりは始まっていたのでした。
 これ、折り返し便でもそのままにされかねないので、ペットボトルの向きを逆にして、扉も開けたままにしておいたです。
 私はどうせ必要無いので、クルーに申告はしませんでした。

 モニターはタッチパネルになっていて、直接操作も出来ますし、ワイヤードのコントローラーやタブレットも使えます。
 たっくさんのエンターテインメントが楽しめちゃう。
 事前に調べた通り、アニメは「時をかける少女」とか「サマーウォーズ」とか「この世界の片隅に」とか。
 見ませんでしたけど…。
 傾向は分かります。
 機外のカメラは前と中と下の3点設置で、切り替えて見れました。
 勿論、飛行中は何にも見えません。
 マップに出て来たマスカットの地名に、マスカット?どこ??と首を捻る私。

 コンセントの他に、USBのコネクタが複数付いていて、充電の他、スマホやプレーヤーのデータを再生出来そうでしたが、どうしてもディレクトリの移動が出来ず、再生は断念です。
 HDMIも付いているので、パソコンを持って来ていれば、そちらが使えますよん。
 まあ、わざわざ接続しなくてもいいのですけど。
 萌えアニメとかを表示させてると恥ずかしいもん。
 Wi-Fiはですね、ずっと全く繋がらず。
 接続はするけれど、その先へは進めないってゆー、良くあるパターンなのです。

 シートのリクライニングや各種ライト、隣席との仕切りも電動で、あちこちにスイッチが有るので、ひとつひとつ確認して行きます。
 コントローラーからの制御だったりもしますし。
 複雑だあ。
 まあ、これはこれで楽しいのです。
 時間はたっぷり有りますし。
 隣りは友人なので、気兼ねは有りませんし。
 見ていると、機体中央の3列の真ん中席は、通路に出るのがやっぱり大変そう。
 女性だと、飛び越えるわけにも行きませんから、通路席の人にシートを起こして貰わなくちゃですし。
 それはビジネスクラスでも変わりません。

 そうこうするうち、ウェルカムドリンクが配られます。
 お盆に色々と載せていたので、オレンジジュースを貰ったです。
Dsc_0021

 特におつまみ的なものは有りません。
 ちなみに、ジュースを載せていた窓側の棚、引き出したら元に戻らなくなりました…。
 なので、ずっとそのまま。

 その後、メニューとワインリストが配られ、何故か先に朝ご飯のオーダーを聞かれます。
 和食か洋食か。
 私は和食、友人は洋食を選択したよ。
 行きも帰りも深夜便なので、ご飯は軽食オンリーなのが残念なところ。
 オーダーは、スマホみたいな端末に記録していました。

 程無く離陸です。
 シートベルト着用のサインが消えるまで、結構時間がかかったので、寝てしまっている方々も多数。
 私は興奮状態なので、全く眠くありません。
 アメニティが配られたよ。
 ブルガリの、しっかりしたケースに入っています。
 でもこれ、持って帰るには、何気に荷物になったり。
 しかも、ファスナーがタグガンでしっかり固定されているので、カッターかハサミがないと開けられないような…。
 今も未開封だったりしています。

 お待ちかねな軽食のオーダーを聞きに来たので、ラビオリグラタン的なやつと白ワインにしてみたよ。
 ワインの銘柄なんて分からないので、リストの一番上のやつを。
20181227_0013

 デザートも食べたかったのでお願いしたけれど、持って来て貰えませんでした。
 食事とは排他なのかしら。
 良く分からないや。
 私達の担当のCAさん、日本人では無かったので…。
Dsc_0023

 超シンプルな軽食を頂きます。
 味はフツー。
 あ、ミートソースが跳ねたあ。
 カトラリーにセットされているのが、爪楊枝では無く糸楊枝なのが新鮮だった。
 ちなみに、日本時間で01:30頃になってます。

 その後、ベットパッドを敷くかどうか確認され、折角なのでお願いします。
 これを敷いて、シートを倒すと、ほぼフルフラットになりますねん。
 まあ、私は持ち出して来たアニメを観る方が重要なので、寝てしまっては困るのです。
 ずっとスマホを眺めていて、少しだけうとうとして、また起きてアニメ見て。
 天井が星空ライトになっているのを眺めます。
 友人は、ずっと映画を見ていたみたい。

 ミニバーかスナックコーナーが有るのかなって、機内を歩いてみますが、見付かりませんでした。
 トイレ前のちょっとしたギャレーに、おせんべいや銘菓まんじゅうが置いて有りますけど…。
 いや、これ、絶対にクルーの私物だよね。
 封を切った袋のまま、雑然と置いて有りますし。
 私物のマグカップとかも置いて有る。
 スティールしようかと思ったけれど、特におまんじゅうを食べたい気分じゃ無いので、止めておきました。
 ↑そういう問題じゃない。

 そうこうするうち、朝食の時間が近付いて来ますが、トラブル発生。
 電動のシートが動かなくなりました。
 スイッチを押しても駄目。
 フルフラットに倒したままなのにい。
 他にも、仕切りとか一部のライトが死んでます。
 友人の席も同様だそうですが、既にシートを起こしていたので、実害は無さそう。
 熱いおしぼりが配られ、朝食の配膳が始まりそうなので、コールボタンを押しますが、クルーは来てくれません。
 忙しいのでしょうね。
 テーブルとナプキンのセットが始まってしまったので、回って来たクルーに申告すると、ソフトの再起動をします、と。
 そして、シートはそのまま、お構いなしにテーブルとナプキンがセットされます。
 おいおい。
 程無く、モニタにAndroid OSの起動画面が出て、何やらソフトの再起動が始まりました。
 個別に再起動出来るんだあ。
 それはいいのですが、症状から考えて、故障の原因はソフトではなくハード、電源周りの断線かヒューズが飛んだか、そういう物理的なものだと思うのです。
 そう伝えたつもりなのですが、クルーは分かってくれなくって。
 そのまま朝食が配膳されてしまうのでした。
 その際もまた、ソフトを再起動します、と。
 私は、フルフラットなベットパッドに正座して、朝ご飯を頂くことに…。
 ビジネスクラスに乗ったのに、病院で介護されてる気分を味わえるなんて、思いもしませんでした。

 朝ご飯は、現地時間05:50頃、こんな感じに。
Dsc_0024

 これは和食です。
 友人と私で、和食と洋食を取り換えっこしてます。
 洋食はですね、これは結構凄いのです。
Dsc_0025

 何が凄いって、出て来る全てが甘い物で、塩気が全く有りません。
 バターまで甘いのですもん。
 卵とかハムとかポテトとか、そーいうものは一切無し。
 私は甘いの大好きなので、むしろ大歓迎なのですが、普通の人には辛いんじゃないかしら。
 バスケットにパンを詰めたクルーが回って来たので、マフィンを貰ったよ。
 やっぱり甘い。
 カップには、ミルクたっぷりのお茶を注いで貰って。
 ミルクティーって言われると微妙な味なのですが、チャイって言われれば納得な、ちょっと渋いお茶でした。
 食後には、また熱いおしぼりが配られて。
 嬉しいのです。

 それよりも、シート!。
 当然、まだフルフラットのままなんですよお。
 ベットパッドだけ回収されて。
 またまたソフトの再起動を試みたようですが、やっぱり元には戻りません。
 そうこうするうち、間もなく着陸態勢に入るっていうアナウンスが流れます。

 クルーもようやく再起動を諦め、クッションを外して、2人がかりでシートを起こそうとするのですが…。
 動く筈が有りません。
 これがまた、時間がかかるのですよね。
 その間、私はずっと横に立たされていて。
 ビジネスクラスに乗ったのに、宿題を忘れて立たされてる気分を味わえるなんて、思いもしませんでした。

 ずっと立っていたら隣の人に迷惑ですし、ギャレーの方へ行きますが、居場所が有りません。
 カーテンをくぐって、エコノミークラスの方へと行ってみます。
 空席は結構有るのですが、横になって寝ている人が居たり、荷物置き場になっていたりで、通路側から気軽に着席出来るシートなんて、全く見付かりません。
 うろうろと2周位して自分の席に戻りますが、まだクルーが作業中。
 おいおい。
 私の頭痛の種は、㍉すら減らないの。

 そうこうするうち、最終の着陸態勢が近付いて、ようやくクルーもシートを諦め、空いているビジネスクラスの席に座るように言われます。
 空いてる席が有ったんだあ。
 なら、もっと早くそっちに座らせてくれればいいのにい。
 しかも、その席まで案内してくれたりはしないので、シートの所在が分からず、別のクルーに尋ねたりして。
 ビジネスクラスに乗ったのに、機内で迷子になった気分を味わえるなんて、思いもしませんでした。

 そんな感じに着陸です。
 感慨も何も無く、ドタバタしているうちに着いちゃいました。
 酷い目にあったにゃあ。
 特にお詫びとかも無く、ドライに送り出されたよ。
 まあ、面白いと言えば面白いのです。
 何となく、エミレーツ航空らしいなあなんて、妙に納得してしまったり。
 雲間に光る簒奪の勝機。
Dsc_0028

 ちなみにこの777-300ER、機体番号をチェックしていた友人によると、8月にロールアウトしたばかりの、エミレーツ航空で2番目に新しい機材なんだそうですよ。

 ともあれ、何故か沖留めされているので、タラップを降りてバスに乗り換え。
 乗り継ぎの人は乗るバスを間違えないよう、何度も何度も確認されます。
 全く別な場所に連れて行かれてしまうみたい。
 ビジネスクラス専用の、でっかいバスが何台か待機しています。
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 お外は、エミレーツ航空の機材がひたすら沢山駐機していて、その物凄い数にとにかく圧倒されて。

 ゆったりとバスに座って、結構長い距離を移動します。
 途中で、5分以上の待機が有ったりしつつ。
Dsc_0029

 到着ロビーに辿り着いたのでした。
 そんなに暑くなくて良かったね。
 まあ、まだ早朝ですから…。

 取り敢えず、2人で5,000円をディルハムに両替します。
 何だか、貧相で皺くちゃなお札が出て来た…。
 これで十分足りるよね。
 入国審査の列は、結構長く続いているよ。
 ここで、ファストトラックのパスを貰って無いことに気が付きます。
 配っていた形跡も無かったですし。
 とほほ。
 諦めて、フツーに並ぶのでした。
 比較的、列の進みは早いのですが、審査官のお仕事ぶりには結構差が有ります。
 私が並んだ場所は、お隣さんとずっとお喋りしていて。
 仕事が遅いー。
 何とか順番が来て、受け付けて貰ったよ。
 「コンニチハ」って声を掛けられたので、「こんにちは」って返事をしました。
Dsc_0030

 空港のトイレが、いわゆる和式トイレだったのにびっくりしつつ。
 次は、ドバイの1日の過ごし方編、です。
 こちらに続いてます。

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