津軽海峡フェリー「ブルードルフィン2」乗船記
ここには、津軽海峡フェリー「ブルードルフィン2」函館12:00-青森15:40の乗船記が有ります。
こちらから続いてます。
05/10
ホテルをチェックアウトして、シャトルバスが発車するラビスタ函館ベイに向かって、のんびり歩いて行きます。
ベイエリアの岸壁に出てみると、湾内で暇そうにうろうろしていた「べにりあ」は何処かへ消えてしまっていて。
いえ、別に暇な訳では無くって、ドック入りの試験運航なのでしょうけど…。
船主が変わっていないなら、昔からの付き合いで、函館どつくに帰って来る感じなのかな。
旧東日本フェリーの名前が残っているのは、この「べにりあ」だけになってしまいました…。
遠くには、「ぱしふぃくびいなす」の他、更に別な大型客船が見えます。
「ナッチャンWorld」も帰って来ているね。
豪華な光景なのです。
函館市のTwitterを検索してみると、
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「ぱしふぃっくびいなす」が午前7時半に西ふ頭に、「ノルウェージャン・ジュエル」が午前8時に港町ふ頭に入港します。2隻の豪華客船をぜひご覧ください。
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との情報が有って。
わ、凄いタイミングで函館に来たんだなあ。
11:00のシャトルバスに乗ったのは私だけで、車内にも、お客さんの姿は有りません。
ひとりぼっち。
まあ、私が乗船するときは、いつもこんな感じなのですよ。
さくっと函館フェリーターミナルを目指します。
バスの窓から、「ノルウェージャン・ジュエル」が見えないかなって、ずっと探していたのですが、全然見えません…。
到着したターミナルで、まずは乗船券の発券です。
今回はネットから予約して有ったので、携帯にQRコードを表示して、自動発券機を利用します。
1割引きで、2,000円。
ここに辿り着くまで、使うことが出来なかった往復割引の復路券が2枚分、合計4,000円の損失が発生しています。
使える割引は駆使して、お得に船旅を楽しみたいって思うのですけど。
そこまではまだ遠いよ。
だから僕らは、頑張って挑戦だよね。
実際、決済するのが怖くって。
出航の12:00までに、まずはご飯を食べましょう。
ターミナル内のレストラン「海峡日和」に行くよ。
メニューをチェックすると、先月の04/27からちょっとだけ値上げしたみたい。
でも、500円ランチは健在とのこと。
なのですが、今日はランチメニューの適用日では無くって。
カレンダーを見ると、GWの続きで、多客期の実施は無いみたいです。
てことで、意識高そうな豚丼をオーダーします。
カフェスタイル豚丼1,200円。
美味しいけれど、私はもっと肉を増やして欲しいかなあ。
野菜は少なめで…。
意識、低いですもん(^^;。
食券の番号が呼ばれるまで、ちょっとだけテラスに出てみます。
「ナッチャンWorld」と久しぶりの再会なのです。
もう、すっかり自衛隊専用の船になってしまったよ。
私が乗船する機会は、もう無いのでしょうね。
クルーズ船としての運航は決まっているようですが…。
そんなことを思いつつ、増設されたランプウェイを眺めます。
お隣には、前回乗船した「ブルードルフィン」が待機中。
本来は、私がこれから乗船する「ブルードルフィン2」が「ブルードルフィン」だったわけで、以前に乗船した時も「ブルードルフィン」なわけなのですが。
ややこしいの。
津軽海峡フェリーもそれは気にしているらしく、公式サイトに間違いやすくてごめん、みたいな表記が有ったりしました。
どーしてこんなことになったんだろ。
全く別の船名で良かったのにね。
いっそ「ほるす」に戻しちゃうとか!。
売店でお土産を購入して、3階に上がりましょう。
もう既に、乗船開始になっています。
以前は2階にも軽食コーナーが有ったのですが、今はお弁当の調理室になっています。
丁度お昼時、おばちゃん達が忙しそうにしています。
出来上がったお弁当を1階の売店に運んでいたよ。
3階に有ったラウンジは、とうとう利用する機会が有りませんでした。
ん、どの辺りに有ったんだろ…?。
バーコードをかざして自動改札を通り、船内へと進みます。
空いている船室を探して、うろうろ。
階段を上がり、デッキに近い一区画に荷物を置いて、と。
コンセントは無いけれど、特に充電の用事は無いので、ここでいーや。
他に数人のお客さんが来て、テレビを点けたりするので、ちょっとげんなり。
別にいーんですけど(^^;。
船内を歩くと、作りは以前の「ブルードルフィン」と全く変わっていない感じ。
広々としたレストラン跡地とか、懐かしかったです。
喫煙コーナーは珍しく明るい雰囲気で、後方には業務用のロッカーが並んでいて。
沢山有るイスにも、誰も座ってはいません。
出航直後だけ、ご飯を食べていたりする方が居ましたが、みんな船室でお休み中みたい。
私はデッキに出て、出航を見届けましょう。
「ノルウェージャン・ジュエル」の船体デザインが格好いいので、何とか写真を撮ろうと頑張ったのですが、やっぱりちょっと遠くて無理でした。
代わりに、「ナッチャンWorld」のウェーブピアサーを観察だね。
船体のイラストは綺麗なままで、色褪せたりしていないことに、一安心なのですよ。
ちゃんと輝いて見えるのは何故かしら。
少しずつ後退した「ブルードルフィン」は、くるっと転回して。
函館山が遠ざかって行きます。
私も、船室へ戻って、ごろごろ。
Wi-Fiがずっと使えるので、だらだらネットを見たり。
時々、デッキに出て、海を眺めます。
ちょっと寒い。
いつか津軽海峡でイルカかクジラを見たいって思うのですが、いつも会えないんですこれが。
船内はゆったりした造りで、クルーズ船として運航していた名残があちこちに。
売店のデザインも格好良くって。
そんなに大したものは売ってませんけど…。
パウダールームも、広々としているよ。
古くっても、他の船との格差はそんなに感じられません。
そんなこんなで。
ここの航路の所要時間て、丁度良い感じなのですよね。
のんびり出来て、退屈すること無く過ごせます。
青森港入港前も、デッキに出てみますよー。
「3号はやぶさ」とアスパムが見える。
接岸作業の様子を眺めていたら、巡回して来たクルーに発見され、案内所前まで護送されます(^^;。
徒歩下船は、例によって数名だけでした…。
ボーディングブリッジからの下船なので、そんなに待つことも無く、さくっと下船出来たよ。
青森フェリーターミナルからは、コミュニティバスみたいな「ねぶたん」号で、青森駅へ向かいます。
暫くターミナルに留まって、時間を潰そうかとも思うのですが、接続の15:57のバスに乗っちゃいます。
フェリーターミナルからの乗車は私ひとり。
あおもり北のまほろば歴史館やアスパムでは、敷地の中に入って、正面玄関前に横付け。
きめ細かい運用なのです。
ちっこいバスなので、混雑したら大変だあ。
でも、今日はがらがら。
青森駅まで4人が運ばれたのでした。
料金器の無いバスなので、運転士さんに1,000円札を両替して貰ったよ。
この旅の後の様子は、こちらをどうぞ。
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