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2018.06.25

フェリーさんふらわあ「さんふらわあさつま」乗船記

 ここには、フェリーさんふらわあ「さんふらわあさつま」大阪17:55−志布志8:55、乗船記が有ります。
 2018/05/15に就航したばかりの新造船だよ。
 この旅の前の様子はこちらをどうぞ。

06/08
 トレードセンター前駅から、賑やかなビルの中を歩いて、ターミナルへと向かいます。
 ターミナル自体がビルの中に取り込まれていて、他の航路のように独立した建物では有りません。
 なので、ちょっとした分かりにくさはあるかもです。
Dsc_0018
 案内自体は、たっくさん有るのですけどね。
 都市型なフェリーターミナルなのですよ。

 人気の新造船ですし、更にさんふらわあライナーも利用するので、今回は事前にちゃんと予約をしました。
 確認メールに添付されていたQRコードをスマホに表示して、自動チェックイン機にかざします。
 程無く、乗船券とカードキーが出て来たよ。
 ついでに領収書も印字してみた。
Dsc_0020
 カードキーまで一緒に出てくるのは助かります。
 窓口に並ぶの、面倒ですし。
 発券には、ちょっとだけ時間がかかりますけど。
 ちなみに、ここの自動チェックイン機は1台しかなく、実はバスで運ばれた先の待合室には3台も有るので、混んでいたらさっさとバスに乗ってしまいましょう。

 バス乗り場を探してうろうろしつつ、エレベーターを見付けて、バス乗り場へ。
 何だか面倒臭いのです。
 直接フェリーまで歩いてしまった方が、私としては性に合うのですけど…。
 決まりなので仕方有りません。
Dsc_0021
 バスは2台でピストンしていて、丁度到着していたバスに乗り、数人が運ばれたのでした。
 連絡通路を長く伸ばすより、バスの方が経費はお安いのかしらん。

 待合室では団体さんが点呼をとっていて、雑然とした雰囲気です。
 どうも、既に乗船開始になっているようなので、さくっと乗船してしまいましょう。
Dsc_0023
 ぴかぴかの船体が大きく見えて来ましたっ。
 船へと向かう途中、乗船券を提示したら、カードキーの方を出して下さい、とのことで。
 日付も部屋番号も全く記載の無いカードなのですが、実はICカードだったらしく、改札はこのカードのスキャンなのでした。
 下船時、このICカードは勿論回収されますが、自分で箱に放り込むシステムです。
 案内所に返したりする必要は有りません。
 磁気カードよりも初期コストはかかりますが、運用コストは低いですよね。
 どちらがいいかは、各社それぞれの判断になります。

 エスカレーターを2つ上がって、船内へと向かいますよー。
Dsc_0024
 わくわく。
 新しい「さんふらわあさつま」は、リゾートに拘った、気合が入った作りみたいですし。
 ここ最近は、カジュアルなさんふらわあが続いてましたし。
 まずは、お部屋に荷物を置いて来てしまいましょう。
 指定された部屋番号、キーをかざしてドアを開けると、目の前に人が居たからギョッとします。
 わわわ!。

 ちなみに、私は今回、プライベートシングルを予約していて。
 12,400円。
 一等個室的な設備のつもりだったのですが、実際には、いわゆるS寝台なのでした。
 確かに、お値段が安過ぎますし(笑)。
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 まあ、自分だけのスペースが確保出来れば、どちらでも別に構いません。
 なので、大部屋入り口のロックはされますが、個別のベッドはアコーディオンカーテンの仕切りなのでした。
 鍵はかかりません。
 あ、成程。
 別に、ドアにしても良いとは思うのですけど。

 お部屋の装備は、テレビとリモコン、そのイヤホン。
 枕元には、使い捨てのスリッパとタオル、歯ブラシ。
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 そして、ボックスティッシュ。
 ゴミ箱。
 ハンガー2つ。
 鏡とフック。
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 コンセントが2つ有るのは助かります。
 テレビ前の棚が、小物を置くとき何気に便利で。
 テレビ自体は、そういえば電源を入れもしなかったです。
 空調は天井に大きな丸い吹き出し口が有って、調整は全く出来ず、寒くて仕方なかったり。
 私が寒いって思うのは、相当です。
 夜中に何度も目が覚めましたもん(^^;。
 ちょっと豪華なS寝台って感じで、悪くは有りません。
 この辺りの情報、実は公式サイトにしっかり記載が有って。
 ベッド幅までフォローされているのでした。

 出航前の船内放送では、さんふらわあの歌が繰り返し繰り返し流れていて。
 もお、歌のサビの部分、耳にこびついて離れません…。

 出航時間が近付いたところで、デッキに出てみます。
 このデッキ、中央部分が外側に張り出していて、景色が見やすい、親切な作りなのです。
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 スイートの専用バルコニーまで、良く見通せます(^^;。
 舫が解かれ、いよいよ出航!、というところで、猛烈に雨が降り出し、デッキに居た人達はみんな船内に逃げ込みます。
 勿論、私も。
 うらめしく、窓越しに外を眺めていたら、すぐに小降りになった感じで。
 またデッキに戻るのでした。

 お隣には「さんふらわあこばると」が見えますねー。
 岸壁では、関係者の皆さんが整列して、お見送りをしてくれています。
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 事務職の方は、青いペンライトを振っていて。
 あ、私もラブライブレード!を持ってくれば良かったかも。
 そんな様子を、テレビのクルーが撮影しています。
 乗客へのインタビューなんかも始まりました。
 MBSの取材班が乗船してるって、船内放送で案内してたっけ。
 私は広々としたデッキを歩きます。

 レストランを覗くと、満席の案内が出ていたよ。
 まあ、営業時間は長いですから、後でまた来てみようっと。
 レストラン前、売店横のスペースでは、イベントの準備中。
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 ちなみに、中央の階段部分のアトリウム、プロジェクションマッピングを利用した、プラネタリウム的なショー?が開催されます。
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 皆さん、揃って上を見上げているから、一体何かと思いましたよお。
 ちゃんとナレーションも流れて、青や赤に、天体が染まります。
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 その他、星空教室とか、ヨガ教室まで開かれていたような。
 放送でそんなことを言っていた気がしますが、私はイベントにはあまり興味が無いので、完全に聞き流しちゃってます。

 レストラン、夕食は2,000円のバイキングです。
 朝食は620円。
 夜はなかなか強気の料金設定なのです。
 セット券は有りません。
 お料理は、品数はそんなに多くありませんけど、なかなか凝った料理だった気がします。
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 まあ、私的には、特に食べたいものはそんなに無くって。
 好き嫌いが多いから…。
 シュウマイが冷めていたりとかも有って。
 そんなに沢山は食べません。
 伝統のおでんは健在。
 でも、私が行ったときには、タネがかなり少なくなっていた感じ…?(^^;。
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 デザートはこんな感じだよ。
 アイスがカチコチで、皆さん取るのに悪戦苦闘してました。
 生ビール祭り350円とか開催中。
 以前からの伝統で、カレーとかは単品での利用が出来ますが、今日は販売中止になっていたよ。

 ちなみに、朝は混雑が解消されず、私はとうとう利用が出来ませんでした。
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 あんまり拘りは有りませんし。
 サンドイッチ的なものの販売は有りません。
 コーヒーはレセプションで販売中。

 実際、かなり混んでいるのですよね。
 ほぼ満席ですもん。
 「本日の空席状況のご案内」っていう案内板によると、スイートとデラックスに若干の空室が有るのみです。

 給湯室には、氷と紙コップを装備だよ。
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 フォワードロビー的な場所も有って、正面の景色を眺めることも出来る、親切な作りなのです。
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 この船らしいのは、お部屋のICカードをかざすと、画面に船室の場所が表示される案内表示が設置されていたりすること。
 船室自体の表示にも、現在地が示されています。
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 お風呂には、24時間使用可能なシャワーも併設されていて。
 脱衣場のロッカーは、100円玉返却式。
 私が利用したときは空いていて快適でした。
 朝もちゃんと入れます。

 てことで、2014年秋の「クルーズフェリー飛龍21」以来の、志布志港に入港です。
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 定刻だよ。
 暑いっ。
 パレットトラックで人道橋を押していたのが面白かったり。
 下船の案内の中で、往復の乗船でも荷物を置いたままは不可、なんて注意が有りました。
 09:20には下船出来たよ。
 ぞろぞろとターミナルへと歩きます。

 さんふらわあライナーの利用に、乗車券との引き換えは必要無いのかなって、レセプションで聞いてみたら、予約さえして有れば、乗船券を見せればいいそうです。
 実際には、名前の申告だけで大丈夫でした。
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 さんふらわあライナー、高速パスタイプの車両が、かつかつの満席です。
 定員は45人かな。
 補助席までは使用していません。

 名簿の確認に時間がかかり、バスは下船から15分後、09:35の発車となりました。
 日南線の踏切を渡り、茶畑の中を走って行くよ。
 曽於弥五郎ICから高速に乗ったのが10:15。
 鹿児島北ICで降りたのが11:05。
 鹿児島中央駅前には、11:20の到着となったのでした。
 志布志から鹿児島は遠いのです。
 時間かかるー。

 以前、ここの航路に乗船した際は、鹿児島空港からバスで志布志へ、日南線で志布志へ、それぞれ到着して、歩いてターミナルまで行っていたです。
 今日も、出来れば日南線を使いたかったのですけど。
 電車が全く有りませんでした…。
 09:25の次が13:12ですから。
 これは無理。
 次の、「さんふらわあきりしま」のときは、どうしようかな。
 船内には弾丸クルーズのポスターが貼られていて、確かにかなりお得では有るのですけど、私が関西航路で往復フェリー乗船というのは、まず有り得ないので…。
 だいじな夢追うとき、だいじなことがわかる。

 この旅の後の様子はこちらをどうぞ。

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