名門大洋フェリー「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」乗船記
こちらから続いてます。
12/10
ここには、名門大洋フェリー「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」大阪南港19:50-新門司08:30、の乗船記があります。
初めての「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」なのですよ。
「フェリーおおさかⅡ」には就航直後に乗船したのですが、それから1年以上も経ってしまいました。
名門大洋フェリー自体、以前はシティラインカードのポイント特典を貰えた位に乗船していたのですが…。
西日本の航路って、いつも混んでいるのですもん。
やっぱり北海道が好きですし。
ただ、全く乗らないわけにも…。
それじゃイヤ、もうイヤだよ?。
イヤ!。
てことで、ファーストS (シングルルーム)をインターネット割引で予約したです。
キャンペーンで割引になり、8,560円でした。
ニュートラムのフェリターミナル駅からは、連絡通路をとてとて歩きます。
ここも、随分と発着のフェリーが減っちゃいました。
名門大洋フェリーとオレンジフェリーだけ、なのですもん。
今日は、「おれんじ8」が一緒に見えますねん。
WEBから予約はしたものの、予約確認書の印刷をすっかり忘れていたので、窓口で予約番号を申告します。
乗船券を発行して貰いました。
出航まで、まだ1時間以上有りますけど、既に乗船開始になっています。
長い通路を歩いて、「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」へと。
念の為に、船名を確認して、と。
ん、間違いないね。
風が強くなり、通路の屋根の隙間から、雨が吹き込んで来るのが辛いところ。
船内の案内所では、船室のキーを受け取ります。
ここは、カードキーでは有りません。
キーに船名が入っていないのは、ちょっと残念、かな。
物理キーだと、翌朝の回収が面倒ですけど、入港が近付いても特に回収の案内は無くって、待ちきれなくなった私は、案内所へ出向いて返却しました。
随分と早くから回収する会社が多いのに、ゆったりなのです。
船室には、一般のホテルと同様の装備が揃っていて、船に乗っていることを忘れそうになります。
瀬戸内では、殆ど揺れませんし。
さすがに、トイレとシャワー、冷蔵庫は有りませんけどね。
それは料金の関係なのです。
洗面台と個別制御のエアコンが有るのは、すっごく助かりますよお。
コンセントは2つ。
靴ベラまで有りますもん。
ただ、壁が薄いのは仕方なくって、お隣の部屋、壁越しに接しているベッド上の動きが、妙にリアルに伝わって来て…。
自分と同じ部屋に誰か居るのか、一瞬ギョッとしましたもん(^^;。
あと、立派なパンフレット類の冊子が置かれているのですが、お風呂やレストランの営業時間の一覧が無いのは、ちょっと不便だったかな。
船内Wi-Fiは、さすがに接続が不安定で、何度も切断して、その度に再度のログインを求められてしまいます。
これは仕方無いですね。
最低限、繋がってくれるだけでも有難いのです。
テーブルの目立つところには、「船内禁煙マナーのお願い」が置かれていて、商船三井フェリーの火災死亡事故を踏まえ、直火を使わないフェリーで最大の火災原因がタバコの火で有ることに触れ、厳しめのお願いが書かれていたよ。
出航前に、船長さんの簡単な挨拶が有って、蛍の光のメロディーが流れる中、「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」は出航です。
雨降りなので、デッキには出ませんでした。
レストランを覗いてみると、丁度、運動部の学生団体さんが入場するところでしたが、私も続いて入場します。
夕朝バイキングセット券2,100円を購入。
今回は、船内でご飯なのです。
食事中の札を渡してくれるので、席に置いておけば、場所の確保は出来ますよん。
まあ、今日はかなりの余裕が有るので、席の心配は有りません。
例によって、でっかい熊のぬいぐるみが、イスを占領していたりもして。
夕食のバイキング、品数は豊富で、何かが無くなると、代わりに別のメニューが追加されるので、結構楽しく食事が出来るかと思います。
デザートも豊富でしたし。
全種類は食べられませんでした。
アイスとか食べてない。
なんて、私はバイキングをあまり好まないので、阪九フェリーの方が好きなのですけど…。
翌朝も、前回の乗船の時と同様のメニューでした。
ひじきとかきんぴらとか煮豆とか、和食メニューが充実です。
何気にカレーが美味しかったり。
売店では、数量限定で、おにぎりやサンドイッチを販売しているって、放送で案内が流れていたよ。
実際に売っているところは見れなかったので、次回の乗船のときは、そっちを採用しましょうかあ。
船内、人は多く感じますが、全等級にほぼ空席が有るので、混んでいるわけでは有りません。
団体さんも、特に目立たなくって。
海外の方々が居ないから、なのかも。
私は、船室に引きこもって、ずっとごろごろだらだらして過ごすのでした。
長い通路を歩いて、レストランやお風呂との間を行き来するのが、何気に楽しかったりとかして。
お風呂は結局、夜に1回しか入らなかったなー。
ちょっと手狭で、混んでいると気を遣うのですもん。
シャワーなら、下船までずっと使えますが、使ったことが有りません。
船内でのイベントは、特に無かったみたい。
写真撮影用のスペースって、今ではデフォになったみたいですねー。
程なく、明石海峡大橋通過の案内が聞こえて来ました。
展望ラウンジが空いていれば、ゆっくり景色を眺めることが出来ますね。
ここの航路では、基本、窓の有る船室を利用したことが無いので…。
あんまり景色も見ていません。
てことで、あっという間に新門司なのです。
夢見が悪く、訳が分からない悪夢にうなされたりしつつ…。
デッキに出てみると、不機嫌そうな海と風で、何かもお、滅茶苦茶寒いですっ。
風が本気の冷たさで!。
慌てて、船内に戻ってしまったのでした。
でもでも、気持ちが海に沈んでも、熱自体は冷めないのですよお。
接岸してから、またデッキに出てみると、遠くにオーシャン東九フェリーが見えます。
船名を確認しようとして、私が昨日乗っていた「フェリーどうご」だって思い出したりして。
当たり前ですね。
ちょっとした再会なのですよ。
車両デッキの開放は接岸後なので、車と同乗の人達はロビーで待機中。
徒歩下船した私達は、送迎バス2台、貸切バス2台に分散します。
雨が降っているので、門司駅北口での発着は助かります。
目の前すぐが、駅へと続く階段ですもん。
5名程が下車して、私は09:07発の下関行きに楽々間に合いました。
そうそう、旅から帰るとメールが届いていました。
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【名門大洋フェリー】ご乗船ありがとうございました
この度は弊社フェリーきたきゅうしゅうⅡにご乗船いただきまして誠にありがとうございます。
下記の内容をご確認ください。
乗船日:大阪南港発 2017/12/10
またのご利用、心よりお待ちしております。
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これだけのシンプルなメールなのですが、随分とマメなのです。
私なんぞより、ずっとマメです。
宮崎カーフェリーのときも、同じメールが届けられたにゃあ。
この旅の後の様子は、こちらをどうぞ。
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金髪メガネさん☆
お久しぶりです!。
キャンセルが有って良かったですね。
混んだ船内では、やっぱり個室がいいです(^^)。
今、確認しましたら、やっぱり満席でした…。
初めての乗船、わくわくします!。
投稿: ゆかね | 2017.12.24 10:48
C.MAYAさん お久しぶりです。(^.^)
30日に名門大洋フェリーで下関に帰省します。
全室即日完売だったのですがキャンセルがあったのでファーストシングルの予約が取れました。 自分も「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」は初乗船なので楽しみです。
投稿: 金髪メガネ | 2017.12.23 07:03