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2017.12.22

名門大洋フェリー「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」乗船記

 こちらから続いてます。

12/10
 ここには、名門大洋フェリー「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」大阪南港19:50-新門司08:30、の乗船記があります。
Dsc_0047
 初めての「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」なのですよ。
 「フェリーおおさかⅡ」には就航直後に乗船したのですが、それから1年以上も経ってしまいました。
 名門大洋フェリー自体、以前はシティラインカードのポイント特典を貰えた位に乗船していたのですが…。
 西日本の航路って、いつも混んでいるのですもん。
 やっぱり北海道が好きですし。
 ただ、全く乗らないわけにも…。
 それじゃイヤ、もうイヤだよ?。
 イヤ!。
 てことで、ファーストS (シングルルーム)をインターネット割引で予約したです。
 キャンペーンで割引になり、8,560円でした。

 ニュートラムのフェリターミナル駅からは、連絡通路をとてとて歩きます。
 ここも、随分と発着のフェリーが減っちゃいました。
 名門大洋フェリーとオレンジフェリーだけ、なのですもん。
 今日は、「おれんじ8」が一緒に見えますねん。

 WEBから予約はしたものの、予約確認書の印刷をすっかり忘れていたので、窓口で予約番号を申告します。
 乗船券を発行して貰いました。
 出航まで、まだ1時間以上有りますけど、既に乗船開始になっています。
 長い通路を歩いて、「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」へと。
 念の為に、船名を確認して、と。
Dsc_0048_
 ん、間違いないね。
 風が強くなり、通路の屋根の隙間から、雨が吹き込んで来るのが辛いところ。

 船内の案内所では、船室のキーを受け取ります。
 ここは、カードキーでは有りません。
 キーに船名が入っていないのは、ちょっと残念、かな。
Dsc_0056
 物理キーだと、翌朝の回収が面倒ですけど、入港が近付いても特に回収の案内は無くって、待ちきれなくなった私は、案内所へ出向いて返却しました。
 随分と早くから回収する会社が多いのに、ゆったりなのです。

 船室には、一般のホテルと同様の装備が揃っていて、船に乗っていることを忘れそうになります。
Dsc_0049
 瀬戸内では、殆ど揺れませんし。
 さすがに、トイレとシャワー、冷蔵庫は有りませんけどね。
 それは料金の関係なのです。
 洗面台と個別制御のエアコンが有るのは、すっごく助かりますよお。
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 コンセントは2つ。
 靴ベラまで有りますもん。

 ただ、壁が薄いのは仕方なくって、お隣の部屋、壁越しに接しているベッド上の動きが、妙にリアルに伝わって来て…。
 自分と同じ部屋に誰か居るのか、一瞬ギョッとしましたもん(^^;。
 あと、立派なパンフレット類の冊子が置かれているのですが、お風呂やレストランの営業時間の一覧が無いのは、ちょっと不便だったかな。

 船内Wi-Fiは、さすがに接続が不安定で、何度も切断して、その度に再度のログインを求められてしまいます。
Screenshot_20171210215449
 これは仕方無いですね。
 最低限、繋がってくれるだけでも有難いのです。

 テーブルの目立つところには、「船内禁煙マナーのお願い」が置かれていて、商船三井フェリーの火災死亡事故を踏まえ、直火を使わないフェリーで最大の火災原因がタバコの火で有ることに触れ、厳しめのお願いが書かれていたよ。

 出航前に、船長さんの簡単な挨拶が有って、蛍の光のメロディーが流れる中、「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」は出航です。
 雨降りなので、デッキには出ませんでした。

 レストランを覗いてみると、丁度、運動部の学生団体さんが入場するところでしたが、私も続いて入場します。
 夕朝バイキングセット券2,100円を購入。
 今回は、船内でご飯なのです。
 食事中の札を渡してくれるので、席に置いておけば、場所の確保は出来ますよん。
 まあ、今日はかなりの余裕が有るので、席の心配は有りません。
 例によって、でっかい熊のぬいぐるみが、イスを占領していたりもして。

 夕食のバイキング、品数は豊富で、何かが無くなると、代わりに別のメニューが追加されるので、結構楽しく食事が出来るかと思います。
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 デザートも豊富でしたし。
 全種類は食べられませんでした。
 アイスとか食べてない。
 なんて、私はバイキングをあまり好まないので、阪九フェリーの方が好きなのですけど…。

 翌朝も、前回の乗船の時と同様のメニューでした。
 ひじきとかきんぴらとか煮豆とか、和食メニューが充実です。
 何気にカレーが美味しかったり。
 売店では、数量限定で、おにぎりやサンドイッチを販売しているって、放送で案内が流れていたよ。
 実際に売っているところは見れなかったので、次回の乗船のときは、そっちを採用しましょうかあ。

 船内、人は多く感じますが、全等級にほぼ空席が有るので、混んでいるわけでは有りません。
 団体さんも、特に目立たなくって。
 海外の方々が居ないから、なのかも。

 私は、船室に引きこもって、ずっとごろごろだらだらして過ごすのでした。
 長い通路を歩いて、レストランやお風呂との間を行き来するのが、何気に楽しかったりとかして。
 お風呂は結局、夜に1回しか入らなかったなー。
 ちょっと手狭で、混んでいると気を遣うのですもん。
 シャワーなら、下船までずっと使えますが、使ったことが有りません。

 船内でのイベントは、特に無かったみたい。
 写真撮影用のスペースって、今ではデフォになったみたいですねー。
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 程なく、明石海峡大橋通過の案内が聞こえて来ました。
 展望ラウンジが空いていれば、ゆっくり景色を眺めることが出来ますね。
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 ここの航路では、基本、窓の有る船室を利用したことが無いので…。
 あんまり景色も見ていません。

 てことで、あっという間に新門司なのです。
 夢見が悪く、訳が分からない悪夢にうなされたりしつつ…。
 デッキに出てみると、不機嫌そうな海と風で、何かもお、滅茶苦茶寒いですっ。
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 風が本気の冷たさで!。
 慌てて、船内に戻ってしまったのでした。
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 でもでも、気持ちが海に沈んでも、熱自体は冷めないのですよお。

 接岸してから、またデッキに出てみると、遠くにオーシャン東九フェリーが見えます。
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 船名を確認しようとして、私が昨日乗っていた「フェリーどうご」だって思い出したりして。
 当たり前ですね。
 ちょっとした再会なのですよ。

 車両デッキの開放は接岸後なので、車と同乗の人達はロビーで待機中。
 徒歩下船した私達は、送迎バス2台、貸切バス2台に分散します。
 雨が降っているので、門司駅北口での発着は助かります。
 目の前すぐが、駅へと続く階段ですもん。
 5名程が下車して、私は09:07発の下関行きに楽々間に合いました。

 そうそう、旅から帰るとメールが届いていました。
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【名門大洋フェリー】ご乗船ありがとうございました
この度は弊社フェリーきたきゅうしゅうⅡにご乗船いただきまして誠にありがとうございます。
下記の内容をご確認ください。

乗船日:大阪南港発 2017/12/10

またのご利用、心よりお待ちしております。
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 これだけのシンプルなメールなのですが、随分とマメなのです。
 私なんぞより、ずっとマメです。
 宮崎カーフェリーのときも、同じメールが届けられたにゃあ。

 この旅の後の様子は、こちらをどうぞ。


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コメント

金髪メガネさん☆

 お久しぶりです!。
 キャンセルが有って良かったですね。
 混んだ船内では、やっぱり個室がいいです(^^)。
 今、確認しましたら、やっぱり満席でした…。
 初めての乗船、わくわくします!。

C.MAYAさん お久しぶりです。(^.^)
30日に名門大洋フェリーで下関に帰省します。
 全室即日完売だったのですがキャンセルがあったのでファーストシングルの予約が取れました。 自分も「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」は初乗船なので楽しみです。

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