青函トンネル記念館と青函トンネル入口広場
こちらから続いてます。
05/23
竜飛の青函トンネル記念館では、15:40発33便のケーブルカーを予約出来ました。
まだちょっと時間が有るので、展示を見学して過ごしましょう。
展示スペースは意外とこじんまりしていて、じっくり見て回っても、時間が余ってしまいそう。
難工事の青函トンネルは、それだけで凄いドラマなのです。
そして今でも、大変な労力をかけて維持しています。
安全の為には、絶対に必要なこと。
この近くに、殉職者の慰霊碑が有るそうなので、後で寄ってみなくっちゃ。
程なく、発車案内の放送が流れたので、ケーブルカーの乗り場、青函トンネル記念館駅へと移動しました。
ケーブルカーには、私の他に4人が乗り込みます。
一組の方は泊まったホテルも一緒で、花巻から来られたって言ってたっけ。
シートにはベルトもついていますが、特に着用の案内は有りません。
風門がゆっくりゆっくりオープンすると、斜坑へと向かって、強い風が流れます。
サイレンを鳴らしながら、ケーブルカーはごとごと斜坑を降りて行って。
ごつごつとした乗り心地が堪りません。
延々と続く坂道は、独特な雰囲気が有ります。
わくわくするね。
でも、ここを歩いて登る自分の姿を想像すると、激しい頭痛に襲われたりもするのでした…。
体験坑道駅に着くと、案内の方と一緒に、トンネルを歩きます。
坑内は、建設時に使われていたトロッコの線路がそのまま残っていて。
湿気が多いので、線路は崩れかけています。
いいないいな、この雰囲気。
展示してある掘削の機械や、ダイナマイトを眺めて、説明を聞きます。
ダイナマイトを見ると、何本もお腹に巻き付けて自爆とか、発破のカウントとか、そんな光景が浮かんで来ますよねー。
このエアロック(←?)の向こうに、青函トンネルの本坑が有るのですって。
かつて、竜飛海底駅の見学で、向こう側まで来たことが有る私は、これで両方の側に立ったことになります。
通り抜けることが出来たら嬉しいけれど…。
ここには、docomoとauのアンテナが有ったりしましたよお。
往復44分のトンネル体験を終え、大満足で地上に戻ります。
次は、有名な階段国道339号線を見に行ったよ。
車で、階段の下と上をただ見に行っただけなので、実際に歩いたりはしていません(^^;。
軟弱だー。
この、家々の間の後ろの路地みたいな道も、階段へと続く、国道339号線の一部なのです。
そして、殉職慰霊碑。
34名の殉職者の名前が刻まれています。
後ろに見えているのが、私が泊まったホテルです。
この後は、展望台に登ったり、郵便局に寄ったりして、ホテルに入ったのでした。
季節は春から夏へと移ろいますが、荒涼とした雰囲気たっぷりなのです。
ホテルのフロントには、青函トンネルの案内が有ったよ。
この直下を通過しているとか。
何と、青函トンネル記念館はナイト営業まで有るのですって。
これいいなって思ったけれど、ケーブルカーには乗れないのですね…。
私は、建て増しされた、プレハブみたいな新館に案内されます。
これは料金の関係なので、食堂での夕食も、周囲を観察してみたら、私達のおかずが一番のお手軽コースみたいでした(笑)。
ちなみに朝ご飯は、個別に変える意味が余りないので、全宿泊者共通です。
お風呂に入って、ベッドでゴロゴロして、早寝しちゃいますよー。
今日は1日が長かったにゃあ。
翌朝、ホテルから見える景色は、こんな感じなのでした。
本州の最果てな雰囲気が、ひしひしと…。
真冬の、雪と風で閉ざされた季節に泊まってみたくなります。
そういうの、結構好きなのですよね。
05/24
さあて、帰りましょう。
帰り道、折角なので、青函トンネルを見てみようっと。
正確には、青函トンネル入口広場。
ナビを頼りに進みます。
駐車場に車を停めて、ごそごそ荷物の整理をしていたら、売店のおばちゃんが飛び出して来ました。
わわ、何?、何?。
何と、あと数分で新幹線が通過するのですって。
わざわざ教えに出て来てくれたみたい。
程なく、隣接の工事現場に、新幹線の接近を知らせるブザーが響いたので、私は走って展望台を目指します。
新函館北斗行きのH5系が、ゆっくりと走って来たよ。
何となく、手を振ってお見送り。
いいもの見れたね。
売店に戻り、おばちゃんにお礼を言って、ついでにお土産を購入しました。
お勧めのたこたま、タコの頭にうずらの卵が入っている煮物を食べたり。
広々とした芝生には、マムシ出没注意の立て看板が立っていて。
山の中なので、マムシどころか、熊さん出そう…。
次は、弘前へ出て、アップルパイを食べよー。
凄くアップルパイな気分なんだ。
でも…。
弘前へ向かって車を走らせてはみたものの、途中で運転に飽きてしまって。
悪い癖。
五所川原で、もういーや、なんてことになってしまうのでした。
弱っちいのです。
ご飯を食べられそうなお店を探しつつ走ったけれど、結局決め手に欠けるまま、新青森まで戻ってしまったのでした。
もー。
結局、ご飯は新青森のエキナカで食べたよ。
サンドイッチとアイスコーヒー。
りんごのケーキを添えて。
お土産を買って、13:52発の「はやぶさ22」号で帰ります。
これもH5系だね。
てゆーか、この列車、さっき青函トンネルで見送った編成が、そのまま戻って来たんじゃん(^^;。
またまた、こんにちは。
以上、そんな感じの旅なのでした。
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龍飛崎にある青函トンネル記念館では、青函トンネルの掘削作業に使われていた坑道(竜飛定点=2013年11月まで青函トンネル・竜飛海底駅だった)に通じている。に入ることができる。 [続きを読む]
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