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2017.10.02

青函トンネル記念館と青函トンネル入口広場

 こちらから続いてます。

05/23
 竜飛の青函トンネル記念館では、15:40発33便のケーブルカーを予約出来ました。
 まだちょっと時間が有るので、展示を見学して過ごしましょう。
 展示スペースは意外とこじんまりしていて、じっくり見て回っても、時間が余ってしまいそう。
 難工事の青函トンネルは、それだけで凄いドラマなのです。
 そして今でも、大変な労力をかけて維持しています。
 安全の為には、絶対に必要なこと。
 この近くに、殉職者の慰霊碑が有るそうなので、後で寄ってみなくっちゃ。
 程なく、発車案内の放送が流れたので、ケーブルカーの乗り場、青函トンネル記念館駅へと移動しました。

 ケーブルカーには、私の他に4人が乗り込みます。
Img_7883
一組の方は泊まったホテルも一緒で、花巻から来られたって言ってたっけ。
 シートにはベルトもついていますが、特に着用の案内は有りません。
 風門がゆっくりゆっくりオープンすると、斜坑へと向かって、強い風が流れます。
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 サイレンを鳴らしながら、ケーブルカーはごとごと斜坑を降りて行って。
 ごつごつとした乗り心地が堪りません。
Img_7893
 延々と続く坂道は、独特な雰囲気が有ります。
 わくわくするね。
 でも、ここを歩いて登る自分の姿を想像すると、激しい頭痛に襲われたりもするのでした…。

 体験坑道駅に着くと、案内の方と一緒に、トンネルを歩きます。
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 坑内は、建設時に使われていたトロッコの線路がそのまま残っていて。
 湿気が多いので、線路は崩れかけています。
 いいないいな、この雰囲気。
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 展示してある掘削の機械や、ダイナマイトを眺めて、説明を聞きます。
 ダイナマイトを見ると、何本もお腹に巻き付けて自爆とか、発破のカウントとか、そんな光景が浮かんで来ますよねー。

 このエアロック(←?)の向こうに、青函トンネルの本坑が有るのですって。
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 かつて、竜飛海底駅の見学で、向こう側まで来たことが有る私は、これで両方の側に立ったことになります。
 通り抜けることが出来たら嬉しいけれど…。
 ここには、docomoとauのアンテナが有ったりしましたよお。
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 往復44分のトンネル体験を終え、大満足で地上に戻ります。

 次は、有名な階段国道339号線を見に行ったよ。
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 車で、階段の下と上をただ見に行っただけなので、実際に歩いたりはしていません(^^;。
 軟弱だー。
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 この、家々の間の後ろの路地みたいな道も、階段へと続く、国道339号線の一部なのです。

 そして、殉職慰霊碑。
 34名の殉職者の名前が刻まれています。
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 後ろに見えているのが、私が泊まったホテルです。
 この後は、展望台に登ったり、郵便局に寄ったりして、ホテルに入ったのでした。
 季節は春から夏へと移ろいますが、荒涼とした雰囲気たっぷりなのです。

 ホテルのフロントには、青函トンネルの案内が有ったよ。
 この直下を通過しているとか。
Img_7931
 何と、青函トンネル記念館はナイト営業まで有るのですって。
 これいいなって思ったけれど、ケーブルカーには乗れないのですね…。

 私は、建て増しされた、プレハブみたいな新館に案内されます。
 これは料金の関係なので、食堂での夕食も、周囲を観察してみたら、私達のおかずが一番のお手軽コースみたいでした(笑)。
 ちなみに朝ご飯は、個別に変える意味が余りないので、全宿泊者共通です。

 お風呂に入って、ベッドでゴロゴロして、早寝しちゃいますよー。
 今日は1日が長かったにゃあ。
 翌朝、ホテルから見える景色は、こんな感じなのでした。
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 本州の最果てな雰囲気が、ひしひしと…。
 真冬の、雪と風で閉ざされた季節に泊まってみたくなります。
 そういうの、結構好きなのですよね。

05/24
 さあて、帰りましょう。
 帰り道、折角なので、青函トンネルを見てみようっと。
 正確には、青函トンネル入口広場。
 ナビを頼りに進みます。
 駐車場に車を停めて、ごそごそ荷物の整理をしていたら、売店のおばちゃんが飛び出して来ました。
 わわ、何?、何?。
 何と、あと数分で新幹線が通過するのですって。
 わざわざ教えに出て来てくれたみたい。
 程なく、隣接の工事現場に、新幹線の接近を知らせるブザーが響いたので、私は走って展望台を目指します。
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 新函館北斗行きのH5系が、ゆっくりと走って来たよ。
 何となく、手を振ってお見送り。
 いいもの見れたね。

 売店に戻り、おばちゃんにお礼を言って、ついでにお土産を購入しました。
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 お勧めのたこたま、タコの頭にうずらの卵が入っている煮物を食べたり。
 広々とした芝生には、マムシ出没注意の立て看板が立っていて。
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 山の中なので、マムシどころか、熊さん出そう…。

 次は、弘前へ出て、アップルパイを食べよー。
 凄くアップルパイな気分なんだ。
 でも…。
 弘前へ向かって車を走らせてはみたものの、途中で運転に飽きてしまって。
 悪い癖。
 五所川原で、もういーや、なんてことになってしまうのでした。
 弱っちいのです。
 ご飯を食べられそうなお店を探しつつ走ったけれど、結局決め手に欠けるまま、新青森まで戻ってしまったのでした。
 もー。

 結局、ご飯は新青森のエキナカで食べたよ。
 サンドイッチとアイスコーヒー。
 りんごのケーキを添えて。
 お土産を買って、13:52発の「はやぶさ22」号で帰ります。
 これもH5系だね。
 てゆーか、この列車、さっき青函トンネルで見送った編成が、そのまま戻って来たんじゃん(^^;。
 またまた、こんにちは。
 以上、そんな感じの旅なのでした。

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龍飛崎にある青函トンネル記念館では、青函トンネルの掘削作業に使われていた坑道(竜飛定点=2013年11月まで青函トンネル・竜飛海底駅だった)に通じている。に入ることができる。 [続きを読む]

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