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2017.08.14

新日本海フェリー「らべんだあ」乗船記

 ここには、新日本海フェリー「らべんだあ」小樽19:30-15:30新潟の乗船記が有ります。
 こちらから続いてます。

03/12
 小樽築港駅前のバス乗り場では、3人がバスをお待ちでした。
 小樽駅から到着したバスの車内には、2名程。
 お客さん、少ないのです。
 この時期でも、徒歩で乗船される方は本当に少なくって。
 フェリー本来の使命は、車を運ぶこと、なんですものね。

 小樽のフェリーターミナルでは、乗船名簿を記入して、乗船券を購入なのです。
 予約とかはしていません。
 やる気が出なくって。
 ネットから予約が出来るのに、それですかあ(^^;。
 特に割引も有りませんし、ね。
 本当は、窓口での乗船手続きを省略出来るの、凄いメリットなのですけど。
 今は、閑散期ですから。
 予約と決済をしていても、私が事前に「e乗船券お客さま控」を印刷したりすることも、まずないです…。
 こら。

 今日は、ステートAツインのアウトサイドをお願いして、14,960円をカードで支払います。
 インサイドとアウトサイドでは1,000円の料金差が有って、どちらが良いか聞かれたので、アウトサイドを希望しました。
 海が見えた方がいいですものね。
 まあ、どうせ、寝てばっかになってしまうのですけど。
 料金差が出来たのは、分かり易くっていい感じ。
 1室、定員18名だけのツーリストCは、ツーリストAと何が違うのか、謎なのです。
 A期間でも、1,150円の差額が有りますし。
20170505_0006
 乗船当時、日曜日の運航は夜の出発だったので、この時間です。
 利用しやすい時間帯で助かるよ。
 今は時間が変わっていますねん。

 さくっと乗船して、船内の案内所でカードキーを貰いましょう。
 カードキーは返却の手間が無いので、特に早朝着の小樽では嬉しかったりするよ。
 この次に乗った「あざれあ」で、それをしみじみ実感しました。
20170505_0004
 船内の通路をずんずん進んで、自分のお部屋へと行くです。
 わくわく。
 初めての「らべんだあ」だあ。
 ただ、通路の床と壁は、随分と冷たく無機質な感じを受けちゃいます。
Img_7374
 機能性重視なのですよね。
 ちょっと残念なポイント。
 ラベンダーの薄紫色を、もっと強調して欲しかったのです。

 ステートAツインの室内には、冷蔵庫やトイレやシャワーが装備されて、設備の面ではかなり向上しています。
Img_7370
 乗船から下船まで、お部屋にずっと引きこもっていても大丈夫。
 何気に、居心地は中々良かったりしますし。
 全力でごろごろ出来ちゃいます。
 テレビの設置場所がかなり苦しい感じはしますし、定員の2人での利用ですと、手狭そうかな…?。
Img_7371
 ちなみに私は、テレビも冷蔵庫もシャワーも使わなかったので、実際の使用感は分かりません。
 クローゼットにはハンガーが4つ、スリッパは使い捨てタイプになりました。

 本船「らべんだあ」は、3日前の03/09に就航したばかりなので、案内所には贈られたお花がいっぱい飾られていたよ。
 そして、フロントにはこいつが居ます。
Img_7376
 大時化でひっくり返ったりしないのかしら…。
 使い道はイマイチ良く分からず。
 私の会社にも、ソフトバンクからPepperを置いてみませんかって、セールスの電話が掛かって来たのですが、面倒なのでお断りしちゃったです。
 萌えキャラがラインナップされたら、その時にまた声を掛けて下さあい。

 レストランには、いよいよお一人様対応のカウンター席も登場です。
Img_7379
 カフェテリア方式の構造自体は変わっていないので、就航初日の「あざれあ」では、大変な行列が出来ちゃっていました。
 レジは2~3台稼動させて欲しいかな。
 レストランのテーブル自体はがらがらなのに、レジの行列は1時間近く経っても解消しませんでしたから。

 今回の私は、レシートによると、朝が980円、昼が1,130円、夜が1,370円の利用をしたです。
 朝ご飯は、こんな感じに。
Img_7384
 フレンチトーストだよー。
 ベーコンとハムステーキ、おかずが被ってる気がしなくも有りません。
 レスランの名前は「AKANE」ですって。
 茜さす、佐渡汽船のウォータージェット船と同じ名前なのです。

 グリルは営業期間外なので利用していませんが、後で確認したら、実は就航記念でちゃんとオープンしていたのですね。
 失敗したあ。

 階段の下には、ちょっとしたステージとベンチが設置され、イベントスペースとして活用されていました。
 アップライトピアノも有るです。
 私は、ずっとお部屋に閉じこもっていたので…。
 フォワードサロンにも行くのを忘れちゃってます。

 デッキには、イスとテーブルが結構沢山並んでいて、「あざれあ」では、ここで鏡開きが行われていたよ。
Img_7389
 結構広いスペースなのですよね。
 夏になれば、ジンギスカンとかがオープンする筈。

 お風呂は、先に登場した「すずらん」「すいせん」とほぼ同じ造りです。
 露天風呂、若干広くなっている気がしました。
 やっぱり風が強いので、油断していると、タオルが飛ばされそうになっちゃう。
 そんなに長居は出来ない分、逆に回転が良くって、利用しやすい露天風呂なのですよー。
 販促の為にも、楽しい設備だと思います。

 そうそう、乗船券を紛失したときに発行される予備乗船券、一体どんな券面なのかが気になるので、わざと乗船券を紛失して貰ってみようと思うのですが、未だ実現していません。
 お仕事増やすのが申し訳ないっていう気持ちは、さすがに有りますし。
 でも、気になるよー!。

 何だか、ごろごろしていただけで、あっという間に新潟に着いちゃいました。
 WILLERのバスが到着しましたが、乗客0で発車して行ったよ。
 私も、さくっと末広橋のバス停に向かってしまったので、垂直船首をじっくり観察することも無く。
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 この頃、余裕が無かったんだもん(^^;。
 何かと酷いのでした。

 新潟駅の窓口で、東京までの乗車券と特急券を買いましょう。
 16:49発の、「Maxとき336」号です。
 これで、JR東日本の株主優待券と、旅行券の在庫を全て消化出来ました。
 やれやれなのですよー。

 この時間ならまだ、普通列車を乗り継いでも、家に帰れるのですけど。
 面倒臭いもん。
 またそれですかあ(^^;。
 青春18きっぷを持っていたら、普通列車にしていたかなあ。
 バスはあんまり好きじゃないので…。

 てゆーか、発車まで、もう殆ど時間が有りません。
 ホームの売店で、「まさかいくらなんでも寿司」ってゆー駅弁を購入して。
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 慌しく乗り込んだのでした。
 本当は、何列車か落として、ゆっくりご飯を食べたいところなのですけど。
 旅の終わりは、いっつも急いで家に帰ってしまうので、新潟は本当に手薄な感じ。
 B級グルメ的には、万代バスセンターのカレーとか、食べておきたいですよねっ。
 これだけ新潟に出入りしていて、まだ未体験なのも凄いなあ。

 パンフレットに記載されていた「らべんだあ」の特徴は、「国内フェリーとしては初の垂直船首を有する省エネ船型、近接2軸推進システムとバルブ付きリアクション型舵を組み合わせた省エネ推進システム、三菱空気潤滑システム(MALS)や各種省エネ機器を採用しており、従来船と比べ約10%省エネ効果を高めることができます」とのことでした。
 いや、省エネって単語、多過ぎです!(^^;。

 ちなみに、ラベンダーやユーカリって、植物なのに自然発火するのですね。
 危険物じゃないですかあ。
 怖いー。
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 そんな感じの、「らべんだあ」でした。
 「しらかば」の名前が消えてしまったのは、船名をお花っぽいイメージで揃える為なのかなあ。
 さよならの言葉さえ、今はもう、物語。

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