太平洋フェリー「きそ」乗船記
ここには、太平洋フェリー「きそ」名古屋19:00-16:40仙台の乗船記が有ります。
こちらから続いてます。
12/17
名古屋駅からの連絡バスで、フェリーターミナルに到着です。
程無く、あおなみ線連絡の市営バスも到着しましたが、お客さんは誰も居なかったみたい。
暫くは乗船手続きのカウンターも混雑しているので、掲示物やパンフレットを一つ一つ眺めて歩いて。
レストランのセット券の販売は無いのですねー。
船内Wi-Fiは、メンテナンス工事中で使用不可なんだそうです。
その旨の説明書も渡されたよ。
私は、左舷側のアウトサイドのお部屋だったので、ドコモの携帯は、ずっと圏内でした。
今回の乗船は、珍しく早割で予定を組んでいて、折角なので特等洋室を押さえています。
仙台まで、10,500円。
割安感有ります。
乗船口の前には、ベンチが設置されていますねん。
ハイシーズンには、ここに並んだりとかするのかしら。
お部屋のカードキーは、陸上ではなく、船内の案内所で渡されます。
私のお部屋は、ロビーのすぐ近くで。
レストランへのアクセスが良いです。
室内の空調制御はシーメンス製で、室温の設定は0.5度単位で調節出来ます。
でも、ソファーの真上に吹き出し口が有るので、暑かったり寒かったり。
ちょっと微妙な調節が難しい感じ。
あ、ソファー自体は使い勝手良かったです。
くつろげます。
背もたれの無い丸イスは、テーブルでずっと作業をするには使い難いですけど。
鏡の設置場所も、イマイチ謎です。
ターミナルに掲示してある写真を見ると、「いしかり」では、鏡の場所は修正されていますね。
テレビと冷蔵庫、お風呂は使わなかったので、使用感は不明です(^^;。
船長さんの挨拶と案内は、出航直前に有ったです。
出航は、19:00ぴったり。
見事な定刻です。
私は、後退した「きそ」が転回を始めるまでデッキに居ました。
他にはお2人程が出て来られて。
橋を潜るまで我慢出来ず、船内に戻っちゃいます。
さすがに寒いですしっ。
てゆーか、上から覗いたレストランがあまりにも空いていて、心配になったので(^^;。
夜のレストラン、私がご飯を食べていても、常時10人位だったです。
がらがら。
以前と比べると、品数はちょっと寂しいですが、食べ過ぎる心配が無いので、むしろ好ましいかもです。
全て、無くなるとすぐに補充されましたし。
舞茸の天ぷらが美味しかったよ。
今日は勿論、1レーンしか使っていませんが、動線が悪いとゆーか、配置がばらばらとゆーか。
シュウマイとかミルク、アイスは存在に気が付かない方も居そうです。
アイス、以前とはパッケージが代わったのですねー。
どーでもいいのですが、この乗船記をドコモの携帯から入力していて、アイスを変換しようとしたら、候補にAice5が出て来たから、びっくりです。
そんなに有名なんだ。
いつかは、μ'sも登録されるのでしょうか。
船旅を好きになること、それは大事件、明日まで変わる。
強い風や雨に負けない。
綺麗だけじゃないから。
なんて、私はデザート食べますよー。
2等室の前を歩くと、手摺の下に、タオルを吊るすロープが張られていたよ。
あ、成る程…。
逆転の発想だあ。
船内、パブリックスペースには誰も居なくって。
本当に空いているのですね。
グランドピアノも寂しげ。
このピアノ、木目調だったんだあ。
ご飯の後、ベッドでうだうだしていたら、そのまま寝てしまったみたい。
完璧な寝落ち。
気付いたら、未明の02:00とかだったりします。
起きてお風呂に行くか、本格的に寝直すか、迷った結果、そのまま寝直しなのです(^^;。
こーゆーとき、お風呂がずっとオープンしているのは、嬉しいな。
お風呂はですね、やっぱり湯船のお湯の少なさが残念なんです。
寝湯ですら、肩までお湯に浸かるのが不可能なんですもん。
幼児用プールみたい。
これは、就航当時からそうなのですよね。
朝は、07:30過ぎ、レストランオープンの放送で起きました。
バイキングは気が進まないので、マーメイドクラブを採用だよ。
ホットケーキを食べましょう。
アイスコーヒーとセットで、570円。
他には、モーニングメニューも有りますよん。
差額を考えると、バイキングの方がお得では有るのですけど。
カウンターに座って、ホットケーキを食べながら、景色を眺めます。
GPSで調べてみると、現在地は丁度犬吠埼の沖合い。
灯台とホテルが見えますね。
お昼のレストランからは、福二が見えました。
お昼はバイキングを採用だよー。
更に、14:00にはマメクラで焼き立てパンの販売が有ったので、シュークリームとアイスコーヒーを買って。
合計で550円。
ちょっと食べ過ぎみたい(^^;。
操舵室からの案内で「大型船の出航と重なる為、仙台到着は15分早くなります」とのことで。
更に、14:30には、あと10分で「いしかり」とすれ違うとの案内が有って。
私もデッキへ出ます。
「きそ」のデッキへと続く階段は、こんなに急だったんだ。
今更気が付いたです。
程無く「いしかり」がやって来て、私達の「きそ」が最初に汽笛を鳴らします。
今日は風が強く、汽笛の音もかき消されてしまいそう。
デッキに出て来たのは6人。
向こうも4人位でした。
それがはっきり分かる距離なのは、実は凄いことなのですよね。
これだけ大きなフェリーのすれ違いって、やっぱり感動的。
わくわくなのです。
デッキから見る海と空も、澄んだ拡がりを見せてくれて。
寒さが、またいいスパイスなのです。
波は全然有りませんし。
そろそろ夕陽が沈んで行きますが、ちょっと雲が多いかなあ。
夕陽と水平線が触れ合う瞬間は見れなさそう。
私は怠惰に、ベッドに寝転んだまま、夕陽が飛び火した窓を眺めていました。
もう間もなく、仙台港、入港です。
カードキーだと、ルームキー回収の手間が無いから、いいですよね。
仙台ではゆっくり最後に下船したので、私と入れ替わりに、お掃除のおばちゃん達が乗り込みます。
おばちゃん達が一斉に挨拶してくれるので、お辞儀しながら隣りを通過して(^^;。
苫小牧まで行くなら、一時下船は手続きが必要だよ。
16:30には、ターミナルに降りて来れちゃいました。
まだ全然明るいの。
中野栄駅へのバスは16:50発。
バス自体は既に到着していますが、さすがにまだ乗れません。
私は外に出て、うろうろ。
建物内、暖房が暑くって…。
外も全然寒く有りません。
雪も全く無いですし。
宮城交通のバスは、Suicaが使えますよー。
車窓から、ちょっと先にAEONが見えますが、あそこまで、結構歩くのですよね。
一時下船の間に、仙台駅までの往復は可能です。
てゆーか、陸前小野までも往復出来た気が!(^^;。
時刻表を調べてみると、んー、ちょっときついけれど、不可能では有りませんね。
今回の特等洋室の旅は快適でした。
フル区間の乗船をしたくなっちゃいます。
瞬間をリングに閉じ込めて。
思い出だけじゃなく、新しい夢が生まれて来るのです♪。
こちらへ続いてます。
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