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2016.08.16

東京港、BHLと近海郵船

 オーシャン東九フェリーが発着する東京フェリーターミナルには、こんな案内が掲げられています。
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 今は亡き航路が、ここだけ健在だね。
 私も、苫小牧へのフェリーには乗ったことが無いのですが、那智勝浦へのフェリーなら一度だけ乗りました。
 あと、十勝・釧路へのフェリーも、乗るだけは乗った(^^;。

 苫小牧へは、今もRORO船が就航していて、その昔、私が物流関係の部署に居た頃は、日本通運の北海道定航課とやり取りが有ったです。
 栗林商会は敵だったり…。
 いやいや(^^;。

 ブルーハイウェイライン「さんふらわあくろしお」が隔日で行き来していた頃の乗船券、今も手元に残っています。
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 私が初めて乗った、最初の長距離フェリー。
 あのときは、デッキから出航を見届けて、レストランでご飯を食べて、お風呂に入って、景色を眺めて。
 始まりの場所では、おなじ海の色なのかな。
 船内の過ごし方は、今も昔も変わりません。
 じゃあ変わるのはなんだろう。
 時の流れと願い?。

 パンフレットも有りますよー。
 クリックで大きい画像になります。
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 「浴衣でくつろぐ船の旅」がコンセプトなのですって。
 エントランスホールは、ダンスホールとしても使えるんだとか。
 フェリーでダンス♪。
 今では、そんなこと、考えもしませんよね。
 個室化とカジュアルフェリー化への流れの中で。

 そう言えば、那智勝浦には仮眠所が有りましたね。
 パンフでは、東京から紀伊半島への旅を提案したりもしていますが…。
 車が有るなら、帰りにわざわざ午前03:00に発着のフェリーに乗ったりするのかはともかく(^^;。

 近海郵船「ブルーゼファー」は、就航初日、お友達の見送りで東京フェリーターミナルまで行って。
 車での送り込みです。
 当時は、りんかい線もゆりかもめも未開業なので、バスは新木場から都営バスが出ていました。
 乗船口まで行ってみたら、改札のおじさんが私達も船内に入れてくれたのでした。
 今でも、こういう対応はして貰えるのでしょうか…?。
 船社によっては、「お見送りの方はそろそろ下船を…」的な船内放送が流れたりはしますけど。

 ファーストツインの船室は立派だったな。
 船内をぐるっと回って、岸壁から出航して行く「ブルーゼファー」を見送ったのでした。
 この「ブルーゼファー」、最終航海のチケットをお友達が取ってくれたのですが、私の仕事が忙しくって、結局乗れなかった苦い思い出が有ったりもします。

 こちらも、パンフレットが有るです。
 クリックで大きい画像になります。
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 十勝港にはバスが無く、タクシーで行くしか無いのですね。
 ミーティングルームには、OHPを装備です。
 OHPだなんて、懐かしい。
 パワーポイントをプロジェクターで、なんて時代では有りませんでしたもの。

 ちょっとだけ昔の思い出話。
 でもまあ、そんな懐かしさにひたるより、いまはいまの楽しさで、いまはいまを楽しんで、それが一番かなあって私は思うのです。
 確かに、航路自体が減り、フェリーのカジュアル化っていう画一化も進みましたが、居住性は確実に改善されているのですし。
 それを楽しめないっていう人は、フェリーの旅が嫌いなんだと思います。
 その昔のフェリーは、乗り場への行き方も等級による違いも予約の仕方も、何もかもが謎でした(^^;。
 敷居はむしろ低くなっていて。

 フェリーの旅の良さは、乗ってみなければ分かりません。
 実はそれが、一番の敷居の高さなのかもしれないね。
 とにかく乗ってみて、嫌なことはみんな海に沈めちゃえ!(笑)。

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コメント

よっしーさん☆

 こんにちはです。
 私は、青函連絡船にはほぼ間に合わなくって、初めての北海道は飛行機でした…。
 その反動か、フェリーでの移動が多くなって。
 一番利用が多いのは、私も新日本海フェリーですね。
 身近な商船三井フェリーは到着が中途半端なので、なら、仙台まで出て太平洋フェリーかな、なんて感じなのです。

 シャワールームの使い方、面白いですね。
 スペースの有効活用にもなりますし。
 今では、そこまでの需要は無くなってしまった感じで。
 かつては、フェリーを利用したツアーも沢山有ったみたいで、東京から観光バスをフェリーに載せて行く、なんて行程も有ったそうですし、凄いなあって思います。
 全国を回られたのですね(^^)。

 近海郵船、豪華ですよね。
 私もちゃんと乗りたかったなあ。
 私もせめて、寄港便にもう一度乗ってみようと思っています。

お初です!
最近(今更?)、こちらのサイトを発見しました。

学生の頃は渡道と言えば、新幹線→盛岡→普通(はつかりはもったいないので?)→青森→連絡船1便(泊)→函館→北斗(ワイド周遊券なので自由席)→札幌が定番だったのが(この中途半端さで年齢が絞られる😄)、やがて、はまなすや、北斗星になって、その後フェリーにシフトして、最近は新日本海フェリーの利用が多くなっています。事前にこちらのサイトを拝読し、とても参考になります。

が!、実は新日本海フェリーが長距離フェリーデビューではなく、さんふらわあくろしおの前(たぶん)のさんふらわあが、初デビューでした!
私は、旅行会社で働いており、さんふらわあに乗っ たのも、添乗の時でした。
添乗員は、個室を用意してくれるのですが、当時のさんふらわあは、シャワールームが、隣り合わせの部屋と共同で、内側から隣の部屋に通じる鍵をロックするシステム(メゾネットの先駆け的な?)でした。
その後、サブリナ就航記念ツアーの添乗にも行きました。この船、今でも十分通用すると思うほど、本当に素晴らしかったです!

今年 夏休みは、はまなす&らいらっくでした。はまなすの速さ 、技術の進歩を感じました。
次の予定は、代替え前に寄港便に乗りたいと思います!

にむさん☆

 青函連絡船に自動車を載せられたことを知っている人自体、極少数派だと思います(^^;。
 更に、実際に載せたことが有る人なんて…!。
 それにしても、青森駅にはまだ案内が現存しているのですね。
 あの長い通路を走ったのも、遠い昔の懐かしい思い出です。

東京港、懐かしい航路の表示が現存しているのですね。
東京からフェリーに乗ってみたいな♪ と思いながらも時間とともに航路がどんどん減ってしまい、残るは1つ。。。
フェリーの乗り方、昭和の頃と比べると格段に分かりやすくなりましたね。
私は小さい頃から帰省で青函連絡船や東日本フェリーを使っていたので予約や乗船手続きの手順を知っていましたけど、船旅と縁の薄い方々には難しいのでしょうね。
青函連絡船に自動車を積んで乗る時の手順を今でも覚えている方って、どのくらいいいるのでしょう(^^;
そう言えば、8/5に青森駅に行きましたが、5・6番ホームにはまだ「↑連絡船」の文字が残っていました。

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