新日本海フェリー「あかしあ」乗船記
ここには、新日本海フェリー「あかしあ」舞鶴00:30-小樽20:45の乗船記が有ります。
こちらから続いてまあす。
06/29
夜も更けた東舞鶴の駅から、フェリーターミナルを目指して歩きます。
徒歩だと、30分位ですねー。
真っ暗なので、あまりお勧めはしませんけど、私にはすっかり通い慣れた道で。
今まで、連絡バスには乗ったことが有りません。
あまりにも暑いときは、さすがにタクシーですけど…。
今日は、油断していたら、結構暑くなってしまって。
途中、京都交通のバスとすれ違って、東舞鶴駅から戻って来たバスと、また一緒になりました。
なんばを20:30に出て、22:50にフェリーターミナルに着く便ですね。
利用者さんが居たのかは、不明です。
私も、トラックの積み込みが続くターミナルに到着っ。
案内板が、ちゃんと新日本海フェリーになっていました。
乗船を待つバイクが20台近くも居たので、ちょっとびっくり。
季節はもう夏なのですね。
会社で印刷して来たe乗船券お客様控えには、「60分前までにお越しください。」って記載が有ります。
今日は、ちゃんと到着しているよ。
徒歩の乗船開始は23:15。
待合室には結構人が居ましたけど、ベンチに空きも有りました。
程無く乗船開始になったものの、乗船口は混雑するので、私はそのままベンチで待機。
ずーっと待機。
他には誰も居なくなって、改札のおにーさんがベンチまで来て、「お見送りですか?」と。
いえ、乗りまあす。
怪訝そうにされちゃいました。
まあ、早く乗って欲しいですよね(^^;。
なので私も乗船です。
タラップで、QRコードをスキャンして貰って、と。
自主的に船内の案内所へ寄りました。
グリルの案内を受けなきゃだもん。
また、ベッドまで訪ねて貰うのは悪いですし…。
今回は、ツーリストAの利用で、運賃が9,570円。
グリルランチ「北海」に蒸し物追加で3,500円。
朝と夜は、レストランを使いましょう。
乗船後、カフェがオープンするかと思ったのですが、しませんでした。
この辺りの情報、事前に分かると嬉しいのですけど…(^^;。
まあ、そんなにお腹は空いていないので、自販機でお水だけ買いました。
勿論、売店はちゃんとオープンしていますよん。
ツーリストAの私のベッドは、お気に入りの窓側をネットから指定して有ります。
敦賀航路では何回も利用していますが、舞鶴航路での利用は初めて。
ドックで改装してから、全く乗ってなかったのですよね。
同室のお客さんは、他に3名程でした。
シーツや毛布、枕のカバーをセットして、と。
ベッドランプにはちゃんとコンセントが有るのですが、壁側の分かりにくいところに有って、案内が無いと気付かない人が居るんじゃ…。
なあんて心配になったのですが、他のベッドを覗いてみると、ちゃんとシールが貼られていて。
「←コンセント。100Wまで」。
私のベッドだけが、剥がれてしまっていたみたい(^^;。
足元には、タオルを掛けるハンガー兼、荷物棚が有って便利です。
大きな荷物は、ベッドの外の棚を独り占め出来ちゃいます。
さあて、お風呂はオープンしていますが、家でシャワーを浴びて来ましたし、もお眠くって仕方無いので、さくっと寝てしまいます。
一応、出航直後に、デッキに出てみたりはしました。
ほんのちょっとだけ…。
もうするすると動き出していましたよー。
翌朝は、普通の時間に起きました。
…普通?(^^;。
ご飯を食べなくちゃ、ですし。
30分後に行ったけれど、それでもまだ行列が出来ていたよ。
賑わってます。
カフェテリア方式の朝ご飯は、940円。
本当は、パンが良かったけれど。
その後、お風呂に入って、朝になってオープンしたフォワードサロンに移動です。
いつもの過ごし方だね。
ここで、対向の「はまなす」が来るのを待ちましょう。
今日も、日本海はべったべたの凪ぎ。
陸地も見えず、おやつの時間まで、携帯の電波も届きません。
程無く、すれ違いの案内放送が入りましたが、前方に船影は全く見えません。
連絡を取りながら運航しており、汽笛の交換を、っていう案内も勿論有って。
これ、凄く好きなんです。
ある程度のところで、後部のデッキに移動したよ。
デッキでは、20人位の人達が待ち構えていて、これは凄いです。
私の中では、ここ数年で一番の人出みたい。
本船「あかしあ」が先に汽笛を鳴らして、暫くして「はまなす」から返事が帰って来ました。
皆さん、凄く盛り上がっていたよ。
いいですね。
これだけでっかいフェリーのすれ違いは、やっぱり感動的なのです。
何回見てもわくわくするよ。
この後、カフェ前では恒例のビンゴ大会が始まりますが、私は参加しませんでした。
人が多いのですもん。
船内クイズラリーにも参加せず。
ラリーの問題、舞鶴~小樽の航行距離が分からなかったから、っていうのは内緒です。
まあ、何処かに掲示は有るのでしょうけど…。
実際、後で小さな掲示を発見したです。
私はフォワードサロンの、喫煙と禁煙を行き来して、のんびり過ごしていたのでした。
時々、お部屋を覗きに来られる方は居ますが、定住している方は皆無で。
1人、船内なのにキメキメの服装をしたおねーさんが来られて、新日本海フェリーの形をしたクッキーの箱?の写真を撮ったりしてたっけ。
思わず凝視。
船内はジャージとかでいいのに、凄く気合が入っているのですもん。
このサロンにドレスコードが有るのかと思っちゃいます(^^;。
浴衣でのレストラン利用は、お断りされちゃいますけどねん。
私はこの後、グリルでランチだよ。
会場に行くと、他に3組のお客さん。
お一人様なのは、勿論私だけ。
今回のメニュー、事前にネットで見たときはショボく感じたのですが、凄く美味しかったです。
鰈の磯辺揚げとか、凄いボリュームで。
お腹いっぱいなのですよ。
デザートもなかなか(^^)。
ゆったりとご飯を食べて、ドリンク代500円分の領収書を貰ったのでした。
その後、船内をふらふらします。
案内所には、海上保安庁からの平成19年優良通報船舶のプレートが掲げられていて。
ひまわりの花とかも。
船長さんの制服は、いつかあれを着て写真を撮るのが夢です。
うそ。
ヨーソロー(^^)。
またお風呂に入ったり、お昼寝したり、フォワードサロンへ行ったり、のんびり気ままに過ごします。
程なく、夕陽の案内放送が流れて。
日本海に夏の夕陽が沈んで行くよ。
現在位置を表示している船内のナビは、地図が古くって、東北新幹線が八戸までしか開通していません。
まあ、陸上のことなんて、海上では別にどーでもいいことですよね(笑)。
個室使用の団体さんが多いからか、パブリックスペースは特に混雑も有りません。
年齢層は高め。
ただ、レストランは混んでいたよ。
いつ行っても、行列が解消しなくって。
乗船人数に合わせて、品数が豊富なのは嬉しいのですけど。
困るのは、テーブルの食器が片付けられていないので、席がなかなか見付からないこと。
私も、喫煙席に空席を見付けて座ったです。
テーブルには「食器はお下げ致します。そのままでお帰り下さい。」ってプレートが貼られているのですが、片付けの人の姿は見えません。
テーブルが全て埋まっているのに、そのまま席を立つのは気が引けますし。
何とかして下さあい。
夜は1,860円になりました。
さあて、後は入港を待つのみ。
現在地は積丹半島の沖合いと案内放送が流れ、感覚的にはもうすぐ着くような気持ちなのですが、まだ3時間はかかります。
でも、不思議なことに、下船前の3時間って、あっという間なのですよね。
もう一度、お風呂に入っておきましょう。
ルームキー回収の放送が流れた辺りで、荷物をまとめて、フォワードサロンに移動です。
当然、窓には既にカーテンがかけられていて。
写真を撮りに、ときどきお客さんが入って来ますが、頑丈なカーテンに驚いて、すぐに戻ってしまいます。
でも、何とか開けようと頑張る人達も居て…。
駄目ですよお(^^;。
小樽では、でっかい「ダイヤモンドプリンセス」を眺めながらの入港です。
そんなこんなで、定刻ぴったりに下船が出来たのでした。
フェリーターミナルから小樽駅への路線バスは、事前の予約制になり、呼んで貰わないと来なくなってしまいました。
寂しいね。
まあ、徒歩の利用者さんなんて、殆ど居ないのでしょうし。
私も、潮見台まで歩いちゃいます。
この後の旅の様子は、こちらをどうぞ。
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