オーシャン東九フェリー「フェリーしまんと」乗船記
ここには、オーシャン東九フェリー「フェリーしまんと」東京19:30-徳島14:20の乗船記が有ります。
こちらから続いてまあす。
05/27
国際展示場駅では、急いでバス乗り場へ。
遅れそうです。
駅から、だっしゅ!。
バス停の時刻表を確認すると、金曜日の今日は、送迎バスの発車が5分遅くなるみたい。
なら、まだちょっとだけ時間に余裕が有ります。
ローソンに戻って、食べ物の調達をしたのでした。
18:35発の便には、私を含めて3人が乗車して。
運転手さんが、1人1人に、フェリーのご利用ですか?、と声を掛けていました。
車内、210円を投入する運賃箱を探していたら、見付かりません。
いつの間にか、無料になっていたのですねー。
フェリーターミナルでは、乗船券の購入です。
それはいいのですが、記入するカウンターに、乗船名簿が置かれていなくって。
もう、片付けちゃったみたい。
ネット予約なら、乗船名簿の記入は必要無いそうですが、私は予約なんぞしていませんし。
まずは窓口に並んで、乗船名簿を受け取ったのでした。
シンプルフェリー用の、でっかいサイズの乗船名簿。
今回は何となく、個室を利用してみることにしたよ。
3名定員の2名個室っていう、船ならではの設備なのです。
ルームチャージは10,000円。
二等洋室の運賃が11,510円なので、合計21,510円になります。
クレジットカードで決済しましょう。
窓口の上に掲げられている看板も、「フェリーびざん」と「フェリーしまんと」の2船になりました。
新造船の投入、予定よりも遅れてますよね。
乗船開始は19:00過ぎとのことなので、取り敢えず外に出て、「フェリーしまんと」を眺めます。
赤いラインが良い感じなのですよー。
程無く、乗用車とオートバイの乗船が開始になりました。
適当にふらふらしつつ、ターミナル3階の待合室に戻ります。
おばちゃん達が何人か、賑やかに船を眺めていて。
それはいいのですが、一向に乗船開始の案内が有りません。
おばちゃん達は、お弁当を食べ始めてますし。
これは…。
この人達って、単に見学の人なんじゃ…(^^;。
私が外に出ている間に、とっくに乗船開始になっていたと思われ…。
さっきの送迎車で一緒だった方達の姿が見えませんもの。
とてとてとボーディングブリッジを歩いて、と。
喫茶店のスペースは、やっぱり空いたまま…。
ですよねえ。
懐かしい航路の案内がそのまま残る、時の流れが止まってしまったみたいな、東京フェリーターミナルなのです。
この時間、羽田空港への出発と到着で、空は賑やかな筈なのですが、今日の羽田空港は、大韓航空機の事故のおかげで大混乱に陥っていて。
欠航祭りとダイバート祭り。
全く、迷惑な話なのです。
もう復旧はしたのかなあ…。
入口で乗船券の半券が切り取られて、船内へ。
案内所では無く、通路の一角が受付場所みたいになっていて、そこでルームキーを受け取ります。
クルーは男性だけでなく、女性も3人位乗ってるみたい。
それはいいのですが、キーボックスに私のお部屋のキーが有りません。
ですよね。
購入したの、ついさっきですもの。
おにーさんが、走ってキーを取りに行ってくれて。
使い切りのカードタイプでは有りませんでした。
はい、私のお部屋です。
ベッドが2段、跳ね上げた状態で固定されています。
見た目、ちょっとインパクトが有るね。
反対側には、寝具類がまとめて置かれているので、自分でベッドメイクをするんだあ。
面倒臭い…(^^;。
お布団バイキングなのですよー。
テーブルは、窓際にささやかなスペースが。
ちっこい…。
食卓では無く、小物置き場なのです。
オーシャンプラザが充実しているので、飲食はそちらで、みたいな感じなのでしょうね。
公式サイトの写真を見ると、4名個室には、ちゃんとテーブルが有りました。
それはいいのですが、配線が剥き出しなのは不思議です。
コンセントも、テーブルタップがそのまま使われていて。
どうしてこんなに雑な作りなの(^^;。
ちなみに、コンセントはベッドランプにも有りますよん。
空調は個別制御なので、暑い思いはしなくて済みます。
良かった良かった。
テレビと冷蔵庫も有りますが、私は使わなかったので、使用感とかは不明です。
取り敢えず、枕を引っ張り出して来て、床でごろごろしますが…。
何か落ち着かない。
もう、本格的に寝ちゃおうかなあ。
てことで、ベッドを倒します。
時化の際には、このバンドで体を固定すれば、転げ落ちることは有りません。
便利ですよね。
うそうそ。
布団を見ると、途端に眠くなって来てしまうお子様体質の私は、結局、そのまま寝てしまうのでした。
出航の案内も、夢うつつで聞いたよ。
ゲートブリッジを潜って。
船内放送の気だるげなチャイムと、萌え声のおねーさんの自動放送が、また眠気を誘って…。
起きてらんない。
結局、電気を点けたまま、ぐっすりなのでした。
翌朝。
自販機をひとつひとつチェックすると、おつまみ関係はやっぱり充実しています。
変わった物も色々有るので、楽しいのです。
私としては、ニチレイの自販機もひとつ、欲しいところなのですけど。
缶コーヒーだけ買いました。
売店では、ちょっとしたお土産品とかを売っています。
ナビの画面や、船長さんのお名前を掲げたプレートは、「フェリーびざん」と一緒だよ。
ん、作りは全く一緒なんです。
違いは全く分かりません。
…有るのかな?。
前回はそれ程気にならなかったのですが、お部屋ではちいさな音とごとごとした振動を感じます。
船ならでは…?。
何か違うような(^^;。
あと、お風呂に入ってびっくりしたのは、浴室が油臭いこと。
脱衣場はそんなことないのに、浴室には臭いがこもっていて。
これって、燃料の臭いだよね。
お湯から臭いはしなかったので、換気が悪いみたい。
まあ、私は嫌いな臭いでは無いので平気ですけど…。
船酔いとかしてたら、即死です。
それを別にすれば、お風呂には3回入って、のんびりでした。
常に、他に誰も居ませんでしたし。
そもそも、お客さんはそんなに多くは有りません。
いつものオーシャン東九フェリーなのです。
私は、カウンター席に座って、紀伊半島の景色を眺めながら、コンビニで買って来たパンとかを食べます。
レストランが有ると嬉しいのですけどねー。
自販機のカードが配布されていた頃のカジュアルフェリーは楽しかったな。
お寿司の自販機とかも有って。
レストランを営業していた頃のスタンダードフェリーは、まあ、味はそこそこなので…。
ごにょごにょ。
やっぱり、レストランは特に必要無い感じです(^^;。
フル区間乗船は辛いですけどねー。
徳島で買い物が出来れば、気分転換になるのですけど。
船内を歩いたり、お風呂に入ったり、お部屋でごろごろしたり、いつも通りにのんびり過ごします。
あ、フォワードロビーへ行くの、忘れちゃったなあ。
デッキも、雨が降って来てしまったので、ほんのちょっと覗いてみただけ。
洗濯機と乾燥機、活用されている方が居ましたです。
皆さん、本を読んだりパソコンに向かったり。
船内の過ごし方は、人それぞれなのですよ。
そんな感じに、徳島へと到着したのでした。
定刻。
今日は土曜日なので、いつもより1時間遅い、14:20の到着です。
10人ちょっとの方が徒歩下船されて。
徳島のターミナル、窓口はまだ開いていませんが、乗船名簿はちゃんと置いてありました(^^;。
連絡バスは、まだ到着していなくって、本当にバスが来るのか、ちょっと心配になったり。
バスに乗ったのは、5人程。
少ないね。
徳島駅14:57発の鳴門行き電車に乗り換えが出来るか、運転士さんに尋ねている方が居ましたけど、楽々間に合います。
こちらに続いてます。
« 祝、北海道新幹線開業☆ | トップページ | 小さな旅 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 夢見るじゅらいきゃっと(2024.07.03)
- 碓氷峠から長野へと(2024.06.26)
- 北陸新幹線敦賀開業初日(2024.06.24)
- 上越線に乗りましょう(2024.06.21)
- 北陸新幹線敦賀開業2日目(2024.06.13)
グレープフルーツさん☆
乗られたのですね(^^)。
次の新造船のときには、北九州発着で乗ってみようかな、なんて。
送迎バスの制限、厳しいですねえ。
無人航送の引き取りなら、問題無さそうなのですが…。
キャパが小さいので、仕方無いのでしょうね。
投稿: C.Maya | 2016.07.02 21:45
こんにちは。
わたしも先日フェリーしまんと乗ってきました。
こちらのフェリーびざんの記事を参考にさせていただきました。
>運転手さんが、1人1人に、フェリーのご利用ですか?、と声を掛けていました。
>いつの間にか、無料になっていたのですねー。
タダになったかわりに、フェリー利用者以外の利用は一切不可となったため、1人1人に確認しているとのこと。
私が乗った便では「いえ、無人で届いた車両航走のクルマを引き取りに行くんです」と言った人は下車させられていました。
投稿: グレープフルーツ | 2016.07.02 16:50