台湾の③TR-PASSについて、編
こちらから続いてます。
02/25
台鉄の新竹駅で、まずはTR-PASSの購入です。
私が購入したのは、一般用の3日間パス。
5日間パスや、学生さん用、4人同時利用のパスも有るですよー。
台湾鉄路管理局全線(台鉄)の全列車が乗り放題。
とってもお得。
これ、日本でも買えるみたいですが、そんな面倒なこと、私がする筈も有りません…(^^;。
他には、台鉄と台湾高速鉄道(高鉄、いわゆる新幹線)を組み合わせた周遊券なんかも有るので、そちらは高鉄のサイトをご覧下さいね。
高鉄の公式サイトには、日本語のページが有るです。
出札窓口へ行くと、一番右側に英語OKみたいな表示が有ったので、そこに並びます。
まあ、私は購入に必要な情報、有効開始日とか券種とか、更にはパスポート番号まで、全てを記載したものをプリントして持って来たので、その紙を提出するだけなのです。
ついでに、本日利用予定の2本の列車の座席指定も申し込んでおきましょう。
窓口は、女子高生のバイトさんみたいな、うら若いおねーさんの担当でした。
大丈夫かなあ…。
お互いに「困ったなあ」みたいな顔になったです。
あ、やっぱり発券の仕方が分からないみたい。
これは時間かかりそう。
おねーさんは、お隣の窓口の、ベテランの駅員さんに申し込みの紙を見せて、何か尋ねていましたが、その紙の通りに発券すればいいよ、とか言われて困ってます(^^;。
端末に向かってはみたものの、時間がかかるかかる。
私の後ろに長蛇の列が出来てしまい、プ、プレッシャー…。
並んでいたおねーさんが痺れを切らして、窓口のおねーさんに文句を言ってましたもん。
私は何も言われませんでしたけど…。
何かすいません(^^;。
途中、「太魯閣」は満席って言われたので、近い時間の別の列車にして下さい、って言ったけれど、言葉が全く通じないので、時刻表のページを開いて指差して、それで完了。
1,800圓をJCBで決済したのでした。
ここまで、ものすごーく時間がかかってます…。
ちなみに、駅の窓口ではクレジットカードが使えて、JCBも勿論使えたです。
はい、これがTR-PASSです。
じゃーん(^^)。
現地語の使用規則がホチキス止めされましたけど、肝心の切符がホルダーに固定されていません。
磁気券では有りますけど、勿論自動改札は通れず、ホルダーと切符がセットでないと、TR-PASSは効力を発揮しないのですよね。
なので、他の駅とか車内で、怪訝な顔をされまくり(^^;。
でも、どこもホチキスで止めてはくれず、最終日の基隆駅で、ようやく固定されたのでした。
後で他の3人のTR-PASSを見せて貰ったら、ホチキスどころかセロテープで厳重に固定して有ったです(^^;。
券面を見ると、発券から30日間の間で、連続する3日間有効なのが分かります。
使用したクレジットカードの下4桁も印字されているね。
注意事項は、ちゃんと日本語でも書かれていて。
クリックで、大きい画像になります。
これを読むと、その日の座席指定は一度に全部指定しないと駄目そうにも思えますが、そんなことは有りません。
同じ日の分だって、普通に何回も発券して貰えましたもん。
事前にネットで調べてみると、ここを誤解した記事が結構有って、私も混乱したです。
座席指定の切符には、TR-PASSの券番号が印字されているので、時間が重複した予約は最初からはじかれると思われ。
あ、一度、時間と区間の変更(乗車駅を原券より手前に)を申し出たら、時間だけが変更され、区間はそのままで発券されたりもしました。
これは、私の説明が足りなかったせいで、一度原券をキャンセルしていれば、問題は無かったのでしょうね。
旅立ち前に悩んだのは、当日で座席指定が取れるのかっていうことで。
少なくとも、夜行列車だけは座席指定を確保したいところなのです。
台鉄のサイトから空席照会をかけてみると、何とか大丈夫そうな感じ。
空席照会とゆーか、このサイト、確認画面とかは出ず、いきなり予約が確定してしまうのですよね(^^;。
なので、すぐに予約を消去。
TR-PASSの利用なので、事前に決済してしまうわけにはいきませんし。
そうやって、一つ一つ確認したよ。
パスポート番号の欄は、適当な番号を入れても通ってしまうのですねー。
これを忘れると、予約の消去も出来なくなりますけど…。
英語のサイトが有るので、なかなか便利。
ただ、駅名だけは、アルファベットで書かれると、何が何だか分かりません。
今、改めて台鉄のサイトを見たら、日本語の空席照会ページも出来ていましたねん。
こうやって、私が執念深く空席を調べていたおかげで、重要な運転変更を見落とさずに済みました。
えっへん。
ちなみに、私達が旅をしていたのは繁忙期とかでは無かったので、前日に座席指定をしておけば、席は普通に確保出来た感じかな。
「太魯閣」とか、さすがに当日は厳しいです。
友人の1人は、当日の発車前に座席指定を受けようとしたら満席で、高雄から台北までずっと立ちだったそうですし。
ひい。
振り子電車の「太魯閣」と「普悠瑪」は全席指定で、座席指定を受けていないと乗車することは出来ません。
振り子式は高速だし傾くし、立ちは危ない、という理由からみたい。
その他の優等列車は、指定席と自由席の区別は無く、空いている席に何処でも座れちゃいます。
勿論、座席指定を持っている人が来たら交代することになりますから、事前に用意するに越したことは有りません。
運賃は一緒なんですし。
参考までに、今回の私の全行程をご紹介しておきます。
夜行列車から、日本製の気動車、旧型客車に乗る辺りが、プロデューサーである友人の考えた行程です。
後は、私が現地で適当に考えましたあ。
電車に乗ってばっか。
遅れは殆ど無く、定刻運転でした。
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02/24
羽田17:30→伊丹18:40 JL131
02/25
関西09:15→桃園11:30 JL813
桃園13:21→新竹13:33 高鐵657
六家13:47→新竹14:07 区間車1735
新竹14:47→竹中15:02 区間車1744
竹中15:10→内湾15:52 区間車1824
内湾17:05→新竹18:02 区間車1831
新竹18:20→羅東21:30 自強176
羅東23:32→台東04:12 莒光608
02/26
台東05:02→玉里06:47 普快車4673
玉里07:34→枋寮10:16 自強304
枋寮12:08→知本14:04 普快車3671
知本14:34→高雄16:51 自強308
高雄17:00→台南17:33 自強144
台南17:35→沙崙17:59 区間車3757
沙崙18:30→台南18:56 区間車3762
台南19:15→高雄19:47 自強135
02/27
高雄08:00→田中09:52 自強114
田中10:07→二水10:13 区間車2321
二水10:31→車埕11:22 区間快2711
車埕11:37→二水12:30 区間快2712
二水13:11→竹南15:13 莒光514
竹南15:24→基隆17:37 自強122
基隆17:57→台北18:38 自強147
02/28
台北09:36→桃園09:55 高鐵629
桃園12:30→関西15:50 JL816
関西18:40→羽田19:45 JL186
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時刻と列車番号は、現地で買った時刻表から拾ってます。
この時刻表、台鉄のショップでも全然売ってなくって、ようやく高雄のホーム売店で見付けたです。
はがき位の大きさで、厚さも無く、ぺらぺら。
まあ、中身は、公式サイトからダウンロード出来る時刻表と全く同じなので…。
時刻表自体、日本の感覚だととっても不親切なのです。
路線図からの索引なんてものは無く、駅名が羅列して有るだけで、何処が何処なんだかさっぱりですし。
ページをまたがって運転する列車も、前後のページの記載は無く。
優等列車とローカル列車は別々のページに記載。
海線と山線の駅名を併記していたり。
まあ、慣れてしまえば、シンプルでいいのかもしれません。
てゆーか、慣れるしかないです(^^;。
路線図は、TR-PASSに載っていました。
クリックで、大きい画像になります。
林口線は、朝晩1往復ずつの無料運転が行われていましたが、工事の為に現在は運休中。
旧山線は、イベントのときしか乗れず、抽選はなかなか競争率が高いみたい。
成追線は、山線と海線をスイッチバック無しでショートカットしていて、1日10往復程度の運転です。
高雄港駅は廃止になっています。
その他、車内に掲げられていた路線図には、こんな支線も載っていました。
「台」の字を「臺」って繁体字で書かれてしまうと、途端に何処だか判別不能になりますよね。
調べてみたら、貨物弁公室駅も花蓮港駅も、貨物のみの営業みたい。
台中港駅を通過したとき、貨物弁公室駅への分岐を確認しましたが、旅客営業をしている分岐の仕方では無かったです。
そしてこれが、使用後のTR-PASS。
02/27のスタンプが2つ押されているのは、多分間違えたんだと思います…(^^;。
こちらに続きます☆。
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