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2011.07.21

東武特急「スペーシア」の小さな小さな旅

07/21
 昨晩の「おーしゃんのーす」で、久しぶりの船旅に出る予定は、台風による欠航で中止になってしまいました。
 予約してあった、徳島駅から三宮バスターミナルへの高速バスはキャンセル。
 予約済みなのがバスだけだったのは、逆に幸いでした。

 台風は遠ざかって、久しぶりに涼しい日は、目覚めが爽快なの。
 朝からお出かけをしちゃいましょう。
 折角の木曜日のお休みなんだもん。
 ちなみに、木曜日=昼間に見るアニメが無い日、です(^^;。
 東京湾フェリーは終日欠航らしく、未練がましく再確認してみたけれど、やっぱり駄目。
 パワフル×スマイルちばフリーパスを使いたかったけれど。

 最近、色々と駄目駄目だなあ。
 こんなんじゃ始まる前から大変だって、言ったってやめらんないのが大変です。
 まさに、それだよ。
 諦めがいいように見えたって、もうちょっと真剣なんです。
 これでも本気なのよ。

 第3案の用意は無かったので、お久しぶりのスペーシアに乗ってみました。
Img_2117
 車内のビッフェで生ビールとたこ焼きを買って、お供はロウきゅーぶ!。
 車窓も一層、楽しくなって。
 これが正しい旅の楽しみ方だよっ。
 …どこがさ(^^;。
 スペーシアには、ビッフェとでっかいテーブルが有って、便利ですよね。

 出発前、京成船橋駅前のチケットショップで、東武の株主優待乗車証を買いました。
 800円。
 東武は路線が広大なので、価格も結構お高いのですよ。
 ショップのおねーさんから、1枚800円ですけどいいですか?、って確認が有ったよ。
 はい、勿論です。
 それが東武の醍醐味ですからっ。

 船橋から浅草橋までは、定期券で乗れるよ。
 浅草橋から浅草までは、手持ちの都営バス回数券消化の為、地下鉄では無くバスで移動。
 辿り着いた東武浅草駅前には、人力車と消防車が何台も停まっていました。
 …何故に消防車?。

 11:30発の「スペーシアきぬ」は運休になっていたので、その次の12:00発の特急券をSuicaで購入。
 この時間からお得な特定料金になるので、むしろ助かっちゃいました。
 ちょっと時間が出来たので、クラッシックな松屋浅草店を見上げてみたり。
 その後、改札前のコーヒーショップけごんで、カレーを食べるのでした。
 なかなか美味しいカレーだったよ。
Img_2103
 11:50の6050系区間快速ががらがらで発車して行くのを見送って、ホームの先頭で「りょうもう」の到着を眺めます。
 レールをギシギシと痛め付けながら、急カーブをゆっくりと曲がって来て。
 ここ、本当に手狭で曲がっているのですよね(^^;。
Img_2114
 「スペーシアきぬ」、がらがらかと思ったのに、車内はかなり賑わっていて、ちょっとびっくりです。
 春日部や栃木までで降りる人は殆ど無く、皆さん鬼怒川温泉まで行かれるのかな?。
 逆に、春日部からの乗車もそれなりに有ったです。
Img_2108
 ちなみに、この列車はワゴンによる車内販売は行なわれず、ビッフェのみの営業になるそうで。
 確かに、その方が効率的かな。
 お弁当やサンドイッチも売っていますが、私は敢えて、電子レンジで暖めて貰える、たこ焼きをオーダーしましたです。
 生ビールが500円、たこ焼きが450円。
 スピードくじが引けるそうで、引いてみたけれど、残念ながらハズレ。
 当たると何が貰えるのでしょうね。
Img_2115
 水かさが随分と増した隅田川を渡ると、東京スカイツリーが間近に見えて。
 こんなに近くで見たのは初めて。
 私は、東京タワーにすら登ったことが無い人なので、スカイツリーに登る機会は、この先もきっと無いと思います(^^;。

 複々線区間では、日比谷線からの03系と同じスピードで併走したりしつつ、「スペーシアきぬ」の旅をゆったり楽しみましょう(^^)。
 昨晩はたっぷり寝たので、居眠りしちゃう心配は皆無だもん。
 利根川を渡ると、車内のLEDにその案内が流れたりしていたよ。
 田んぼが増えて、間近に山が迫って来ると、遠くまで来たっていう実感が有って、嬉しくなってしまいますね。

 栃木で降りると、涼しい風が吹いていて、ちょっと肌寒い位なのです。
 台風の、ちょっとした置き土産、だね。
 真夏の日差しを揺らすのは、私のお休みに紛れ込んで来た、でっかい台風。
 これはこれで、嬉しいこと、なのかも。
Img_2120
 それじゃあ、追い掛けて来る6050系の区間快速に乗り換えて、もうちょっとだけ旅を続けましょう(^^)。


 おまけ。
 帰りは、春日部から野田線経由にしてみましたっ。
 春日部駅の野田線ホームのラーメン屋さん、行きも帰りも繁盛していたけれど、美味しくて評判なのかしら。
 ちょっと肌寒いから、っていう理由も有るのかな。
 野田線は、私の住んでいる船橋まで繋がってますけど、ここからの船橋直通は、朝に2本だけしか有りません。
 あちこちに単線区間が残っていたりもして、結構時間はかかります。
 私は、先頭車両に座って、進行方向の景色を眺めつつ。
 その方が、船橋で降りるとき、階段に近いですし。
 ↑柏で進行方向が変わることを、完全に忘れてる…(^^;。
Img_2125
 開業100年のヘッドマークを付けた編成が、大宮行きで殆ど続行して来て、3編成全てが確認出来てしまいました。
 もう、そんなに経つのですね。
 明後日、23日には、柏と船橋の番線表示、JRとの連番を止めてしまうそうで。
 旧国鉄時代は、同じ駅名だと、会社が違っても連番だったのですよねー。
 そういう歴史も、遠く消えてしまいます。
Img_2129
 あと、野田市の構内は、歴史を感じさせる広さで。
 キッコーマンへの側線を、今も思い出させます。
 そんな感じで、随分と早く時間が経った野田線でした。
 野田線もいいよね、たまにわさ。

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コメント

レンジでチンさん☆

 甘酸っぱい思い出ですね。
 …そんなにいいものじゃ、ないのかな?。
 別のウサギも追い掛けちゃうのは、本能みたいなものなのかも…(^^;。

 夏になると、私はあまり駅から出歩いたりしなくなってしまいます。
 暑いのですもん。
 ちゃあんと下調べをして、食べ歩きとか、いいですね。
 いつも、その場その場で行動を決めるの、改めたいって思うのですが(^^;。

 春日部って、アニメ好きにはちょっとした聖地みたいなものなのですが、B級グルメの街でも有ったなんて!。
 駅構内で楽しめちゃいそうですね。
 餃子カレーと天ぷらラーメン、両方同時は無理ですが、どちらか食べてみたいです!。

こんにちは

栃木市は、「二兎追うものは一兎をも得ず」を痛感した思い出の地なのです。
あの時、一兎に絞り他にウツツをぬかしていなければ、今頃は某県の新幹線停車駅の広大な駅前大地主になっていたことでしょう(涙)

栃木には隠れた名店も多々あるのですよ。
長栄軒のタンタンメンも旨いし、かつはな亭の七福かつも最高だし、今の季節だと山田屋のかき氷で散策途中に水分補給して、むさし家で
鰻重をいただくなんて至福な時間を過ごせます。
是非とも、次回は栃木市で下車してみてくださいな。
って、観光協会の回し者じゃありませんよ。

※春日部駅上り線ホームのコーヒースタンド?
軽食コーナー?に「餃子カレー」なるものがあります。
カツカレー・コロッケカレーは分かりますが、敵(?)は餃子ですよ!
アリなんでしょうか?
野田線のラーメン屋には、天ぷらラーメンが有ったような・・・
春日部って、B級グルメの王者駅みたいです。
近々、レポ提出しましょうね。

レンジでチンさん☆

 栃木では改札内をうろうろするに止まりましたが、新栃木と合わせて、結構長く居ましたです(接続の電車が無いので(^^;)。
 栃木は、蔵の街なのですね。
 お線香とかが名産品なのかな。
 今市まで足を延ばすことも考えたのですが、今回はお試しコースなので、あまり深入りはせずに。
 また、次の課題なのです。
 あ、でも、思い出の街が有るっていうのは、とっても羨ましいです。
 ときが流れてから訪ねたら、昔のままの自分が重なったりするのでしょうか(^^)。


にむさん☆

 特急だと、浅草から春日部は近く感じます。
 北千住を出てからビッフェに行って、戻って来たらもう春日部でしたもん。
 早いっ。
 春日部から栃木だと、微妙に遠いような…。
 深夜に戻って来るのは、とても心細い感じなのでしょうね(^^;。
 春日部駅野田線ホームのラーメン屋さんは、有名なのですねー。
 以前は、柏駅の野田線ホームにもラーメン屋さんが有ったのですが、無くなってしまいました。

 スカイツリーを直下に見てのアプローチ、私はまだ未経験なので、機会が来るのを楽しみにしつつ…。
 東京上空で「ふらの」が見えるっていうのも、貴重でしたね。
 大洗航路が、ほぼ通常に戻ったのはなによりです。


来島ゆうさん☆

 ちょっとした時間を見付けながらの小さな旅も、なかなかいいものでした♪。
 意外と遠くへ行けたり、色々な発見が有ったり。
 スペーシアにビッフェが有ることなんて、すっかり忘れてましたもん。
 とっても濃い時間が過ごせてしまいました。

 南海フェリーだって、揺れるときには揺れるわけで、そんなに激しく揺れたなんて、やっぱり台風は凄いです。
 あの涼しさにも、びっくりしてしまいましたし。
 そしてそして、阿波野まいちゃんの浴衣ポスターですかあ。
 新柄ですね(^^)。
 見てみたいです!。
 季節毎のポスターは、是非定着させて欲しいなあって思うのでした。

小さな旅、いいですねー♪

おつまみに生ビール、そしてお気に入りの本・・・ええ、正しい旅の楽しみ方ですとも!
ビュッフェがあるなんて贅沢だなぁ、こういう場所こそ列車旅の醍醐味、時間の流れ方が変わりますよ。

浅草は東京でも大好きな場所の一つで、時間があれば立ち寄るのですが、あの東武線のレイアウトは絵になりますネ。

涼しい風・・・本当にあの後は、まるで秋の台風が行った後みたいに空気が変わりました。

ちなみにおそらくC,Mayaさんがオーシャンフェリーに乗り損ねた頃、友人が欠航直前の南海フェリーに乗っておりまして、窓から見る水平線が激しく上下するような場面は初めて見たと話してくれました。
そして港には浴衣バージョンのまいちゃんポスターがあったそうで、相変わらずな南海フェリーさんなのです。

追記っ。

5月に九州行ったとき、羽田発福岡行きは羽田離陸後、反時計回りに回ってスカイツリーをほぼ直下に見下ろしながら進んだです(^^

航路運用、昨秋の新滑走路使用開始後から変わったのですね

このときは帰りに「さんふらわあ ふらの」の直前上空を降下して着陸したときも同様、デジカメ使用禁止の時間帯。
銀塩カメラを用意しとけばよかったと後悔したのでした・・・

東武鉄道、懐かしいです(≧▽≦)
スペーシア、一時期は毎日のように浅草→春日部間を夜の帰宅の足に使ってました(^^

急行や準急とは格別の空間、ラクでいいのですが、乗車時間が30分というのがくせ者で、寝られないのですよね(^^;

一度だけ寝過ごして栃木まで行ってしまい、上り最終列車で当時住んでいた杉戸高野台まで帰ってきたことが・・・

春日部の野田線ホームの野田線ホームのラーメン屋さんも健在でしたかぁ!

一度食べてみたいと思いながら、結局食べることはありませんでした。
野田線沿線に住んでいた元・会社の仲間は、乗換時間にちょくちょく食べていたそうですけどっ。

野田線、何回か春日部~船橋を通しで乗ったことがありますが、ローカルで楽しいです(^^

いっそのこと栃木で降りてしまえばよかったのに?
なかなか栃木も奥深い街ですよ。
川下り(渓流のとは違います)があったり。
もっと奥まで行くなら、今市まで行ってしまうのも楽しいかも?
正直、あまり楽しくないですけどね。
街は寂れていますから。
でもでも今市には薪を背負った、二宮金次郎のお墓があったりします。
(お参りしませんでした。単に見ただけです)、金ちゃんごめんよ(。>0<。)
たまり漬け買ったり。←こいつは旨い

あああ、それよりも「栃木」と聞くとオジジ(僕)は、甘く切なく哀しい、遠い昔の青春の思い出が有るですよ。
あの頃に戻りたいぃぃぃ~~~(つд⊂)エーン

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