門司、トロッコとバスと徒歩とバスと船で一回り
阪九フェリー「ニューながと」神戸-新門司、乗船記から続いてます。
門司駅から門司港駅までは、813系で移動するよ。
SUGOCAエリアでSuicaが使えるようになって、凄く便利になりました。
さすがにオートチャージは使えないので、手動でチャージしておいて、と。
駅にはゲキ★ヤス九州切符のチラシが置いて有って、使ってみたかったけれど、来月の私のお休み、土日にはかからないのですよねー。
ちょっと無理だよお。
門司港で降りると、屋台がいっぱい出ています。
今日は、みなと祭が開かれるのですって。
華やかだよ。
「きくち」も見せてくれるみたい。
後で見に行こうと思いつつ、結局見なかったのですけど。
まずは平成筑豊鉄道の窓口へ行って、切符を買わなくっちゃね。
やまぎんレトロライン、門司港レトロ観光列車「潮風号」に乗るのだ(^^)。
ネーミングライツで、やまぎんっていう名前が付いてますけど、やまぎんが何銀行の略なのか、なかなか思い出せなかった私なのです。
千葉県民らしいでしょ(^^;。
10:00の関門海峡めかり行きの始発列車は、全席が自由席です。
どんな切符を買おうかな?、と悩んでいたら、ボランティアのお兄さんが、チラシを手に説明してくれました(^^)。
てことで、900円の関門海峡クローバーきっぷに決定っ。
発車まで、まだ20分有りますが、もう列が出来ていたので、並んじゃいます。
私は、27番目でした。
ん、ここなら座れるよ。
2両編成で78席、定員は100人です。
所要は10分なので、座れなくっても問題は有りませんけどね。
片道20,000円から、貸切列車も運行してくれるそうで。
発車すると、のんびりのんびり進みます。
スピードは、関門海峡の潮流と、ほぼ同じなんですって。
自転車位なのですよー。
列車としては遅いけれど、潮流としては早いのです。
トロッコらしい、ゴツゴツとした乗り心地を味わいつつ。
車内では、おねーさんが色々と説明をしてくれます。
駅の発着の度、挨拶と共にお辞儀をしてくれるのが、何だか申し訳ないみたい。
ここは元々貨物線だったので、乗るのは初めて。
こういう形で線路が復活したのは嬉しいです。
程無く、列車はトンネルをくぐるよ。
貨物線としての廃線直後に、私はここまで、線路を辿って来たことが有ったりします。
トンネル内では、天井がライトアップされて、そこに描かれたお魚さんが浮かび上がるっていう演出が有って、車内から「うわあ♪」っていう歓声が上がったよ。
そんなこんなで、あっという間に関門海峡めかりに到着なのです。
この先も続いている線路を、ずっと辿ってみたくなっちゃいました。
すぐの接続でめかり絶景バスが有るけれど、私は1本落とすことにして、バスとトロッコを見送りました。
オハフ33で休憩しつつ、車内の喫茶カウンターで、落としたてのコーヒーを飲んだのでした。
機関車はEF30だね。
部品が色々と取り外されているので、何だかブリキのおもちゃみたい。
10:45の絶景バスは、座席が丁度埋まる人数で発車して、和布刈を一回りします。
急な坂道をゆっくりと登って。
ボランティアのガイドさんが、丁寧に説明してくれるので、なかなか面白かったです。
めかり第二展望台で、10分停車。
展望台からの景色は、全然見飽きません。
本当に狭い海峡を、大型の貨物船が行き来しているね。
上から見ると、小指の先ほどの距離で、2船が擦れ違っています。
青いファンネルの、白いフェリーも見えました。
国際航路なのでしょうが、素性は知りません(^^;。
対面には源平の合戦壁画が有って。
入水した健礼門院に、源氏側が棒を差し出して助けようとしている部分、私はてっきり、棒で殴ってトドメを刺そうとしているのかと…。
そんなわけあるかい(^^;。
私の邪推は、解説で明確に否定されたのでした。
和布刈からは、海沿いに歩いて、関門人道トンネルへ行きましょう。
潮の流れは、目で見て分かる位に早くって。
本当に、対岸が近いです。
一番狭い所では、700メートルしか無いのですって。
海上保安庁の資料では500メートルになっているけれど…。
あ、そっか、海上保安庁は、航路幅で取っているのですね。
電光掲示で、Eと6と↓が交互に点灯していますが、意味はさっぱり分かりません。
潮の向きと早さなのかな?。
トンネル入口に有るおでん屋さんは、門司で一番美味しいおでんのお店だとか。
私は、何も食べませんでしたけど。
エレベータで30秒程降りると、真っ直ぐな人道トンネルです。
さあて、歩くよ(^^)。
ここを往復してランニングしている方々もいらっしゃって、人通りは結構有るのですよね。
ちなみに、Docomoが圏内だったです。
途中に、福岡と山口の県境のラインが引いてあって、歩いて県境を越えましたっ。
またエレベーターで地上に上がるよ。
知盛の錨担ぎと義経の八艘飛びの像を見て、大砲を見て、暫く行き交う船を眺めていたのでした。
関門汽船の時間に併せて、御裳川から、サンデン交通のバスで移動するよ。
和布刈がめかりだったり、御裳がみもすそだったり、これは絶対に読めません…。
唐戸は、すっごく賑やかで、海響館も唐戸市場も、活気が有ったです。
ヘリコプターでの周遊とかも有るんだあ。
島にも上陸してみたかったけれど、今回はパスかな。
武蔵が小次郎とのアポイントに遅れたのは、潮の流れが早い時間にぶつかったせい、なんて説も有るそうですね。
今日も潮の流れは早くって、小型の船はものすごーく揺れたのでした。
所要約5分と短時間なので、さすがの私も、船酔いには至りませんでしたが…。
関門汽船の船は、遠くのオリエントフェリーが黒い煙を吹きながら出航して行くのを見つつ、「MOL ADVENTURE」なるコンテナ船を回り込んで、すったか走って行きます。
船内には、謎の桟敷席まで有りました。
門司駅の観光案内所でグルメマップを貰って、お昼ご飯を食べるお店を探しましょうかあ。
時間が時間だし、何処も混んでるかなあ。
旧門司三井倶楽部のレストランにも行ってみたけれど、食べたくなるようなものが無くって。
結局、レトロバーガーにしたよ。
かなり長い時間、私は門司港に居ましたです。
九州鉄道記念館には、今回も何故か行きませんでした。
私としては珍しく、フツーに観光旅行だぞ(^^)。
なら、レンタサイクルを借りても良かったかなあ。
だって、天気が悪くなりそうだったんだもん。
千葉は暑かったけれど、今日の門司は、かなり涼しかったよ。
とりあえず小倉へ戻って、色々とお買物をして、建物から出て来たら、外は雨になっていました。
わ、危ない所でしたあ。
それでは、 オーシャン東九フェリー「おーしゃんうえすと」新門司-東京、乗船記に続きます。
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コメント
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笑夢さん☆
はじめまして!。
阪九フェリーは、航路を選ぶ楽しみと、船を選ぶ楽しみが有るので、大好きです(^^)。
「つくし」の船内は、吹き抜けをぐるっと回るようになっていたのが印象的で、デッキへの出入り口が自動ドアだったのにびっくりしました。
今回の帰路に利用したオーシャン東九フェリーは、ずっと雨の上に揺れ揺れで、さすが太平洋は侮れませんね(^^;。
投稿: C.Maya | 2010.06.21 23:25
Mayaさん、はじめまして。いつも楽しく拝見しております。私も阪九フェリーには、数回の乗船経験があります。いちばん快適だったのは、2003年就航の「つくし」でした。オーシャンフェリーも、徳島港で何度か見たことがあります。こちらは太平洋航路とのことで、一度乗りたいと思っています。
投稿: 笑夢 | 2010.06.20 12:02
こうじさん☆
「ニューながと」の昼便、乗りたかったです。
最近、大事な所で、お休みが取れなくって…。
そのままお別れかと思っていたので、また乗船出来て、嬉しかったです。
夏までは運航されるのですね!。
船内もデッキも、余裕の有る感じがいいですね(^^)。
投稿: C.Maya | 2010.06.20 06:21
ながと乗船記読ませていただきました!
ながとは去年の臨時昼便で利用しました。
引退かと思っていたのですが8月まですおうの
代打で運行されるそうです。
私もながとが一番好きです。デッキも広々してますしね。
投稿: こうじ | 2010.06.19 22:57
こうじさん☆
門司海員会館の建物、車窓から見ていて気が付きましたよー♪。
本当に線路の側で。
お値段と一般可って書かれた看板が見えたので、むむむ、なんて思っていました(笑)。
機会を見て、泊まってみたいです。
こういう施設が、全国に有るみたいですね。
トロッコの車庫は、次回のお楽しみにしますね(^^)。
途中の交換場所の跡も、線路をちゃんと残して有ったのが、嬉しかったりしました。
投稿: C.Maya | 2010.05.25 23:05
めかりのトロッコ列車で途中右手に門司海員会館という
建物があるのですが、そこは一泊3150円です。
勿論民間人でも泊まれます。
トロッコ列車の車庫まで見に行ったことがあります。
なかなかローカル引込線の雰囲気があっていいですヨ。
投稿: こうじ | 2010.05.24 23:55