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2009.11.27

トワイライトエクスプレス、敦賀-札幌

 こちらから、続いてまあす。

 それでは、13:46発の寝台特急「トワイライトエクスプレス」に乗って、札幌を目指します。
 下りの「トワイライトエクスプレス」に乗車するのは初めて。
 しかも、今回はロイヤルの利用だったりするので、とっても豪華なのです。

 敦賀では、一旦改札を出て、駅構内に有るコンビニでお菓子を買って。
 本当は、何かご飯的なものを調達しておきたかったのですが…。
 まあ、車内でも何とかなるでしょう。
 むしろ、車内でお買物したいって思うもん。

 時間があんまり無いので、すぐにホームへと上がらなくっちゃ。
 敦賀からの乗車は、私一人だけみたい。
 早速、2号車のロイヤルへっ。
 個室は、まだ半分が空室になっていました。
 新津まではこまめに停まるので、少しずつ少しずつお客さんが増えて行くのでしょうね。
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 室内の写真を撮っていたら、車掌さんが改札にやって来ました。
 ご利用は初めてですか?、って聞かれたので、はいって答えたら、室内の設備について、丁寧に説明してくれました。
 最後にカード型のルームキーを渡されて、アメニティは改めてお持ちします、とのことで。
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 私は引き続き室内の写真を撮って、設備をチェックするよ。
 シャワーとトイレも室内に有るです。
 折り畳み式のトイレと洗面台は、どうにも変な感じで、使うのが躊躇われるとゆーか(笑)。
 トイレットペーパーも、勿論収納式なのです。
 コンセントは、ここと室内、2箇所に有ります。
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 枕は2種類×2セットが用意して有って、うち1つはテンピュールなんですって。
 私は寝るときに枕を使わない人なので、特に必要の無い装備では有りますが(^^;。
 シートは、ボタンを押すことによって、自動的にベッドにチェンジするよ。
 電動式なのだっ。
 一体どんな動作をするのかと思って、興味津々に見守ってしまいました。
 あ、凄い…。
 ただ、事前にイスと荷物を片付けておかないと、ベッドへのチェンジは出来ません。
 ベッドがでっかいので、結構場所を取るんだあ。
Img_0181
 「トワイライトエクスプレス」の解説の冊子、雑誌「旅の手帖」も置いて有りますね。
 中には、絵葉書と便箋も入っていて。
 以前乗車したとき、同じアメニティやレターセットをお土産に購入したのですが、ロイヤルでは全て無料になっています。
 「トワイライトエクスプレス」のマーク入りスリッパも、勿論お持ち帰り可能ですよん。
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 ドライヤーとインターホン、でっかい鏡も有るです。
 インターホンでレストランに電話をすると、氷を持って来てくれたりしますが、私は別にお酒を飲む人じゃ無いので…。
 テレビは特に使い途が無いので、スイッチは切ったまま。
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 北陸トンネルを抜けた所で、ランチタイムのレストラン「ダイナープレヤデス」へ行きましょう。
 そんなにお腹は空いていないけれど…。
 なんて言いつつ、ビーフシチューセットを注文してしまうのでした。
 デザート各種も美味しそうだったけれど…。
 お腹に入らないや。
 ちなみに、ディナータイムはさすがに高過ぎるので、予約はしていません。
 一人ぼっちであのフルコースを食べるのは、ちょっとした罰ゲームみたいですし…(^^;。
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 カードは、翌朝の朝食予約券です。
 これも、記念にお持ち帰り出来ます。
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 スープ。
 まあ、見れば分かりますけど(^^;。
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 ロイヤルの利用だと、号車毎に担当の方が付くので、おねーさんがお名前を名乗って、挨拶をしてくれました。
 ウェルカムドリンクをまだ届けていないこと、謝られてしまったり。
 いえ、別にいいんですよー。
 ちなみに、「トワイライトエクスプレス」では、レストランを境にA寝台区画とB寝台区画がはっきり分かれているので、どちら側の入口から入って来たかで、利用ランクが厳然と分かってしまうのですよね(^^;。

 今日の晩ご飯と明日の朝ご飯、準備されていますか?、って聞かれたので、手配は全てお任せしました。
 これは手っ取り早いのです(^^)。
 晩ご飯は、後でお弁当を届けてくれるそうです。
 朝ご飯は、まだ空きの有った06:45のシフトを洋食で予約。
 モーニングコーヒーは、その30分前に届けて貰うってことで。
 …結構、早起きしなくちゃ駄目なのですね(^^;。
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 ビーフシチューを美味しく食べて、高架になってからは初めての福井駅を観察するよ。
 鯖江では、後続の「サンダーバード」を先に通します。
 車掌さんが、かなりの頻度で街や車窓のガイドを放送してくれるので、なかなか楽しいのです。
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 部屋に戻ると、早速ウェルカムドリンクが届けられました。
 ワインのラベルも「トワイライトエクスプレス」だね。
 お土産に持って帰ろうっと。
 窓からは西日がさんさんと降り注いで、昨晩は殆ど徹夜だったし、うとうと寝てしまいそうになるけれど…。
 明るいうちは景色を見なくちゃって、頑張って起きている私なのです。
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 富山を出た所でドアがノックされて、お弁当とお茶が届けられました。
 はやっ。
 まだ16:31ですよー(^^;。
 なんて、ディナータイムが始まると忙しいのでしょうし、仕方有りませんね。
 さっきビーフシチューを食べたばかりだし、さすがに今はちょっと食べられません。
 後でゆっくり食べようっと。
 車内で作った、1,500円のお弁当です(^^)。
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 親不知を過ぎた辺りで、日本海に夕陽が沈んで行ったよ。
 私はですね、父方の田舎である柏崎までは頑張って起きてましたけど、その後は記憶が飛んでしまいました(^^;。
 今晩の、車掌さんの最後の放送で目が覚めたりして。
 この先、蟹田でJR北海道の車掌に引き継ぎます、と締めくくられて。
 お世話になりました(^^)。
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 それじゃあ、お弁当を食べようっと。
 寝台特急ののんびりした時間の流れは、やっぱりいいなあって思います。
 ジョイントを踏む車輪の音が、とっても心地好く響いて。
 これって、天使が鳴らしてる、大好きの合図だよね。
 電車、特に在来線のスピードって、飛行機みたいに速くも無く、船みたいに遅くも無く、景色を眺めるには最高かなって、私は思います。
 明るいときは勿論、暗くなってからも、流れる景色をぼーっと見るのが、私は大好きです。
 そんなこと、他の乗り物では全くしませんもん。

 それじゃあ、そろそろベッドをセットして、寝てしまいましょう。
 どの辺りで寝て、どの辺りで起きたのか、今となってはもう全然覚えていません…。
 こらあ(^^;。
 青函トンネルも、全然分からなかったもん。
 起きたのは、05:30頃だったかな?。
 とりあえず、シャワーを浴びて、と。
 寝ている間に、冷房が暖房に切り替わっていて、喉がちょっと痛いかも…。
 スイッチを探して、暖房はオフにしました。
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 程無く届けられたコーヒーを飲んで、北海道の景色を眺めます。
 北海道は、何度来ても楽しいよ。
 そりゃあ、もっと間隔を開けて来たかった、というのは有りますけど…。
 ロビーカーを覗いてみたら、朝の日射しが差し込んで、柔らかな雰囲気でした。
 目覚め始めた朝の気配と。
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 指定された時間に、レストランへ。
 予約カードを見せるよりも先に、席へと案内してくれました(^^)。
 1,600円の朝ご飯を美味しく食べます。
 優雅なのです。
 朝のレストランも予約制なのは、慌てずに済んでいいですね。
 利用者さんは沢山居て、札幌までの間に何回転もしている様子が、呼び出しの放送から伝わって来たよ。
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 そろそろ、「トワイライトエクスプレス」の旅も、終わりが近付いて来ました。
 JR北海道の車掌さんの、雰囲気たっぷりな放送が流れて、いい日旅立ちのメロディが流れて…。
 定刻だね。
 札幌到着寸前には、「スーパーカムイ」が追い抜いて行きました。
 名残惜しく札幌のホームに降りて、エンブレムの写真を撮りましょう。
 クルーのおねーさんが、お撮りしましょうか?、なんて声をかけてくれたけれど、私は自分の写真を残す習慣は無いですし、それは遠慮しちゃいました(^^;。
 私は先頭の機関車まで歩いて行って、「トワイライトエクスプレス」にお別れの挨拶をするよ。
 やっぱり「トワイライトエクスプレス」は特別な列車で、その雰囲気作りは、沢山のクルーによって支えられているのですね。
 また乗ってみたい、って思わせるだけのハードとソフトが、しっかりと有りました。
 他の乗り物では、なかなかそこには届かないって思う位に。
 それが私の実感。
Img_0215
 それでは、こちらに続きます。
 帰りの「北斗星」まで、約8時間、どうやって過ごそうかな(^^)。

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コメント

シンゲンさん☆

 はい、楽しかったです♪。
 千葉に住んでいると、「トワイライト」に乗車する機会って、そうそう有りませんものね。
 なんて言いつつ、新日本海フェリーには、何回も乗っていたりするのですけど。
 やっぱり、運賃の違いはおっきいです(^^;。

 私も、最初の「トワイライト」はB個室でした。
 室内にコンセントが有ることにびっくりしたりして。
 そのときは、元旦の上りに乗ったので、大阪から新幹線で千葉に帰るのが大変でした。
 レストランの利用は今回が初めてなのですが、確かに、一工夫したメニューは美味しかったです(^^)。

 お金と暇って、何故か同時に揃うことってまず有りませんよね…。
 必ずどちらかが不足してしまいます。
 それでも来月は、頑張ってあちこちお出かけする予定ですっ☆。

ええなぁ~♪

10年ほど前に乗った時はスィート・ロイヤルが10時の売り出し時間に売り切れで
B個室(ツインデラックス)でしたが
なぜかディナーは予約が取れました。

ハブタイムもトワイライトのために味付け
されたビーフカレーは最初はマイルドで食べていくとスパイシーでおいしかったです。

でも船旅も捨てがたい!

新日本海フェリーのグリルもおいしいでしょうねぇ~♪
お金と暇があれば・・・
(暇がない!)

きつねのるーとさん☆

 トワイライトは改造なのに、殆ど古さを感じさせないのは凄いと思いました(^^)。
 北斗星と合わせて、そろそろ新車が欲しい所なのですが…。
 最悪、電車からの改造でもいいので、折角の夜行列車、確保して欲しいですよね。

トワイライトですね。
ロイヤルの乗車とは羨ましい…
時間はゆったり優雅に使わないと。そう言う目的に叶う列車はコレとカシオペアくらいだもんなぁ~。もっと増えて欲しいですよね。

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