寝台特急「カシオペア」上野-札幌、展望室スイート(後編)
前編から続いてまあす。
東北本線を後展望で走って行くのは、とっても新鮮なのです。
いつもの視界が生まれ変わったみたい(^^)。
夜の入口は、19:13着の郡山手前まで。
ここからは、完全な夜景にチェンジだよ。
それじゃあ、部屋の設備をチェックしてみようっと。
室内には、ベッドとソファーが配置され、その間はカーテンで仕切れるようになっています。
小さなクローゼットのお隣りには鏡が有って、この鏡をスライドさせると、楕円形の窓が出て来るの。
ソファーの横には、アナログBSとカーナビが受信出来るテレビ、それからダイニングカーへの内線電話が有って。
スイートは、電話をすると無料で氷を持って来て貰うことが出来ます。
その代わり、冷蔵庫が無いのですよね。
JR西日本の「トワイライトエクスプレス」なら、室内に冷蔵庫が有るのにな。
それから、「トワイライトエクスプレス」に有って「カシオペア」に無いのが、コンセント。
いえ、コンセントは有るには有ります。
シャワー室の中、トイレの上に…。
これじゃあ、使い勝手が悪いよお。
結果、新車の「カシオペア」の方が、改造の「トワイライトエクスプレス」に負けちゃってるみたい。
この辺りは、JR東日本の作り込みが甘いかなあ。
他には、カシオペアオリジナルのアメニティーセット、それからバスタオルとガウンが有って。
ついでに、コースターも持ち帰り可ですよお。
諸々のグッズは、ダイニングカーでも売っています(^^)。
シャワーの使用時間は、2人で8分間位だったかな…?。
もう忘れちゃった。
ちなみに私は、70秒しか使いませんでした。
室内に灰皿は無いので、禁煙なのでしょうね。
私はタバコを吸わないので、どーでもいいもん。
程無く、パブタイム開始の案内が有ったので、内線でダイニングカーに電話をして、混雑状況を聞いてみます。
席に余裕は有りますかあ?。
大丈夫ですって(^^)。
ダイニングカーへ向かって歩いて行くと、個室にはちらほらと空席が有りますねん。
上野駅の放送では、全室満席とのことでしたが…。
それとは別に、1号車の自動ドア、妙に反応が悪いのです。
ダイニングカーへ行ってみると、がらがら。
お客さんは一組だけなのでした。
寂しいね。
ともあれ、メニューを貰ってと。
私はビーフシチューでも食べたい所なのですが、友人は飲むことしか考えていないみたいなので、おとなしくグラスワインとおつまみを頼むのでした。
写真は、チーズ&野菜スティック1,000円と、北海道のソーセージ盛り合わせ800円。
友人はニンジンが嫌いで食べられないとか言ってたっけ。
そんなあ、小さな子供じゃ無いんだから…。
好き嫌いは駄目ですよお。
あ、でも、私はセロリが苦手なので、食べちゃっていいよ。
こら。
私はこりこりとニンジンスティックを齧ります。
それを見ていた友人に、馬じゃあるまいし、なんて言われちゃった。
馬じゃなくたって、ニンジンは食べるでしょお。
…うさぎさんとか(^^;。
この後、他にお客さんが一組来られて、これでパブタイムは終了。
ラストオーダーまで居たのは、私達だけでした。
私は、ワインやらビールやらを飲まされて、結局ご飯には有りつけなかったし。
もー。
あ、ダイニングカーの支払には、ちゃんとSuicaが使えますよ(^^)。
展望室に戻って、私はもう寝てしまいます。
友人は、まだソファーで起きてるみたい。
頑張るなあ。
現在地は、八戸です。
うつらうつらしていたら、どんっ!、っていうショックで目が覚めます。
あ、青森で機関車を付け替えたのかあ。
にしても、もうちょっと優しく連結してくれてもいいのに。
これじゃあ、みんな起きちゃいますよお。
ふと、隣りのベッドを覗いてみると、友人が居ません。
まだ起きてるんだ。
ソファーとベッドを仕切るカーテンを少し開けて覗いてみると、件の友人は、ソファーでうつらうつらしています。
てゆーか、今のショックで目が覚めないんじゃ、熟睡してるじゃん!(^^;。
それに、わざわざ窓のカーテンを全開にしているので、外から室内が丸見えだよー。
ちょっとお、恥ずかしいから止めてよねっ。
いくら深夜とは言っても。
あ、もしかして、だから機関士さんの手元が狂ったんじゃ…。
慌ててカーテンを締めました。
友人はそのまま放置して、私はベッドに戻ります。
再びうつらうつらしていたら、今度は友人に起こされた。
はえ?。
いつの間にか機関車が付いてる?。
青森で進行方向が変わったんですってば。
また函館で切り離しますよお。
だから、寝かせて…(^^;。
でも、何だかんだで寝かせて貰えず、私は函館で本格的に起きちゃいました。
安眠妨害ですっ(^^;。
ちなみに、機関車が繋がっていると、こんな感じで。
視界は閉ざされちゃいますけど、なかなか楽しい光景ですよね。
函館から、懐かしい北海道の景色を眺めつつ☆。
後展望だと、また格別なのですよー。
前後をトンネルに挟まれた、秘境駅の小幌もしっかりチェック。
友人は、森の手前でベッドに引っ込みました。
本当、マイペースですよねえ。
困ったもんだ。
私は札幌までずっと起きていたので、その後の列車ではひたすら爆睡です。
ウェルカムドリンクは紙コップでしたけど、朝のコーヒーはちゃんとしたカップで届けられたよ。
あれれ?、そういえば朝刊が無いなー。
特に説明は無かったですけど、今日は月曜日、新聞の休刊日なのでした。
一言言ってくれてもいいのにい(^^;。
途中、濃霧で減速運転をしたりして、終点の札幌には、約15分遅れでの到着になりました。
楽しかったね。
乗車した当初は、最後尾に特有の、ゆらゆらした揺れがかなり気になりましたけど…。
降りる頃には、慣れちゃいました。
「カシオペア」から降りても、自動放送で流れていた、堺正幸さんの声が耳にこびり付いて離れません(^^;。
お疲れさまでしたっ☆。
この旅の後の様子は、こちらです☆。
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コメント
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Y.Hiraiさん☆
もう一度サイトを見に行ったら、確かにふしみグリエは札幌でした(^^;。
ようやくロケーションが分かったです。
あそこなら、夜景が綺麗でしょうねー。
お料理も美味しそうでした。
船旅で無いときにフェリーを見ると、何だか得した気分になります♪。
「ゆうかり」と「らいらっく」は、殆ど乗るチャンスが無いフェリーなのですよね。
また乗りたいなあ。
投稿: C.Maya | 2009.06.14 21:19
ふしみグリエは小樽じゃなくって札幌市内です(笑)まあ、札幌も小樽も夜景の名所ではあるので、その程度のことはどっちでも・・・
小樽ですが、ふしみグリエの翌日、定期観光バスで行きました。乗ったの花バス「ライラック」だったのですが、小樽で高速を降りたあたりでライラック車内?から見えたのが「らいらっく」と同型の「ゆうかり」でした!月曜日で休航日だったので、本来出港している昼頃でも勝納埠頭に停泊していました。
投稿: Y.Hirai | 2009.06.14 18:50
Y.Hiraiさん☆
お帰りなさい!。
上りのディナーが賑わっているのは、頼もしい限りです。
利用者さんは、熟年層メインでしょうか…?。
結構なお値段になりますものねー。
「トワイライト」もすっかりご無沙汰ですが、以前、空席を聞いてみた所、2号車のスイートが空いている日が有って、よっぽど乗ろうかと思ったのですが…。
日取りが合わずに、断念しちゃいました。
結局、まだ一度しか乗れていません。
私の周囲でも、「カシオペア」と「トワイライト」に乗りに行くのが、ちょっとしたブームになってます(^^)。
小樽の夜景を見ながら飲むカクテルは、きっと最高だったでしょうね。
羨ましいです。
季節もいい感じかなって思いますし。
私も行ってみたいなあ。
バラライカってカクテルが有るの、知りませんでした。
私はお酒に弱いので、うっかり名前だけで頼んでしまうと、大変なことになりそうですが…(^^;。
「輝」(きらり)の方にも、行ってみたくなっちゃいました(^^)。
投稿: C.Maya | 2009.06.09 22:25
さっき、北斗星で北海道から帰ってきました。月曜発だったので、上野到着後、カシオペアと並んでいました。ディナーを利用したのですが、1回目18名と大盛況、平日発の上りなのに、ビックリでした(2回目もありました)
カシオペアスイートの作りが甘い(冷蔵庫ないとか、コンセントが洗面所にしか無いとか)っていうのは、個人的にはトワイの展望スイートは原則ツアー枠で特に下り展望は、1ヶ月前発売日にはマルスに入ってない、一方カシオペアの展望スイートはマルスに入っているので、ジャスト打ちで取ることができる、といった列車の性格?の違いもあるのかもしれません。(トワイ展望スイートのツアーは、1人20万円とかの内容ですから・・・)
札幌滞在時に、藻岩山ロープウェイ乗り場近くにある夜景の綺麗な「ふしみグリエ」という店に1人で行ったのですが、すぐそばに、やはり洒落た店で「輝」(きらり)というお店もありました。
店に着くと、カップルだらけかと思ったら、ディナータイム終了後だったこともあるのか、1組だけで、そのカップルもしばらくすると帰っていたので、その後はお店を貸切状態でした。最初のドリンクですが、きらりという店の前を通ったというだけの理由で「バラライカ」というカクテルをオーダーしてしまいました(爆)
帰りはタクシー拾うのに難儀しましたが、夜景はとても綺麗でした。
投稿: Y.Hirai | 2009.06.09 18:09