■屍姫 玄 第1話「光の道筋」
眞姫那は、既に半年もの間、本山で幽閉されているそうなのです。
毒抜きみたいなもの…?。
あんな暗い所に一人で拘束されていたら、気持ちはますますどん底へと落ち込んで、いいことなんか何にも無さそうなんですけど…。
案の定。
悪霊まで取り憑いてましたもん。
それでも、まだ眞姫那としての形を保っているのは、やっぱりあれも未練なのでしょうか。
希望なんて、もう全く無さそうですものね。
この、半年っていう時間は、旺里が修行をする為にも必要だった筈なのですが、肝心の旺里は、ちっとも修行の成果が出てないみたい。
さすがに心配になっちゃいます。
それとも、二人の間に必要なのは、もっと別な縁なのでしょうか。
二人を結び付けているのは、確実に景世の死なわけですし。
普通の契約僧と屍姫じゃあ決して有りません。
そして、眞姫那は、ずっとごめんなさいを言いたかったそうで…。
異月も、旺里が眞姫那に興味を持っていることは、ちゃんと気が付いているみたいなのです。
確かに、眞姫那との縁の光、旺里には見えてましたものね。
旺里がやっと縁を理解したのか、それとも眞姫那限定なのかは、まだちょっと判断が出来ません…。
そんな状態で、七星や赤紗と戦えるのかしら。
貞比呂とアキラも来てはいるとはいえ、表立っては出て来れないのでしょうし。
いきなりの極限状態が、旺里と眞姫那にとって、プラスになりますように。
しっかし、赤紗はよくもまあ、七星なんかと組んでますよねえ。
あんなんじゃ、命がいくら有っても足りませんよお。
北斗なんて、行動パターンが全く読めませんもの。
以前、北斗に触れようとした赤紗を狭間が排除したのは、実は赤紗に対しての優しさだったのかもしれないなあ、なんて。
幼児みたいな外観と行動に、油断してはいけません。
私だったら、あんなのとは戦いたく無いです。
激しく遠慮。
旺里が遠離ってしまった日常では、望がお弁当を作ってアパートまで持って来てくれたり、瑞樹も立ち寄ってくれたりしているみたい。
微妙に、旺里のイメージがねじ曲げられてしまってましたけど…。
半年の時間が流れても、ここにも縁はちゃんと残っています。
そんな日常に、旺里は戻って来れるのかなあ。
ちゃんと戻って来て欲しいんだけどな。
てことで、呑気な雰囲気はしっかり残しつつ、メインストーリーは確実に進んでいるのでした。
そのバランスがしっかり取れているのは嬉しいな。
私は、この作品、かなり好きだったりしますよん。
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