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2008.10.31

さよならです…。

 揺れが収まったと思ったらまた大きく揺れたりしつつも、「ナッチャンWorld」は定刻で函館に入港しました。
 展望デッキは一旦閉鎖されましたが、状況に応じて開いたり閉じたり、とても柔軟で丁寧な対応をして頂き、感謝なのです。
 外へ出ていけるのって、凄く嬉しいですものね。
Aomori
 函館到着に合わせて、クルーからの感謝の言葉が放送で流され、「ナッチャンWorld」は短かった運航の全てを終えました。
 何ヶ月運航していたかっていうと、片手でさえも足りちゃいそうな位。
 私は、ゆっくりと最後の方で下船したのでした。
 少しでも記憶に留めたかったもん。
 もうこれが最後になるなら…。
 函館では特別なセレモニー等も無く、新聞とテレビで1,2社のカメラが回る他は、ほぼいつもと変わらない、静かな到着になりました。
 私は暫く、人気の無くなったターミナルに居残っていたよ。

 「ナッチャンRera」と「ナッチャンWorld」は、本当に収支が合うのか、殆どの人に心配されながらのスタートでしたが、それでも東日本フェリーは新ターミナルやスマートチェックイン等の施策を次々と打ち出し、夢のあるCMと合わせて、これはきっと勝算が有るんだ、なんて思い始めた所での撤退ですから…。
 今まで一体何だったのかな、と思ってしまいます。
 全てのことが、みんな無駄だったということなのでしょうか…。
 東日本フェリーと言うか、リベラへの不信は募ります。
 だって、しっかりとした説明は殆どしてくれず、後付けみたいな理由の書かれたプレス発表を見せられたって、真意は全く伝わって来ませんもん。
 そういうのって、寂しいな。

 これで、「ナッチャンWorld」ともお別れ。
 さよならです…。

 追記っ。
 「ナッチャンWorld」乗船記のまとめは、こちらに有ります☆。

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旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

るどるふさん☆

 こんにちはです(^^)。
 そのうち乗りに行こうと思っていても、なかなかその機会が無かったりもして、それが青函航路の現実なのかもしれませんね。
 「ナッチャン」は、その設備は勿論、サービスも凄く充実していましたし、かなり力を入れて取り組んでいたと思うのですが…。
 本当に、現実は厳しいです。

 「ナッチャン」の本当の楽しさは、実際に乗ってみないと分かりませんし、私も楽しく過ごした船内のこと、絶対に忘れません。
 誰が見ても一目で「ナッチャン」と分かるペインティングは、是非残して欲しいって思うのですが、さすがに無理なのでしょうね。
 「ナッチャン」姉妹、いずれは離れ離れになってしまうのでしょうか…。

投稿: C.Maya | 2008.11.16 00:53

はじめまして。
自分もそのうちに乗れたらと思っていたら、廃止になるというので、あわてて会社の休みを取って、ナッチャンレラに乗ってきました。
正しく魔法の2時間。まったくもって素敵なフネでしたね。
ここまで気合を入れて、攻めの投資してきて、海峡に新しい風を吹き込んだと思ったらいきなり撤退。関係者の皆さんの無念の思いは察するにあまります。
今となっては、何をいっても仕方がないですので、最後に彼女たちに会えた思い出を大事にし、彼女たちの第二の人生がすばらしいものであることを祈るだけです。出来れば国内で第二の働き先が見つかるといいですね。

投稿: るどるふ | 2008.11.15 22:51

 私も昨日、函館で写真を撮りましたよー。
 午前中だと、ほぼ逆光になってしまうのは残念なのですが…。
 www.incat.com.auのマークをアップで撮影して、ターミナル内でも高速船の名残を一生懸命探しちゃいました。
 「魔法の2時間」は、凄く印象に残るメッセージでした。

 そういえば、私は暗くなってからの「ナッチャンWorld」に乗船したので、「ナッチャンRera」の姿をはっきり見ることが出来なくって。
 今になって、ちょっと後悔しています。

Newtypeさん

 はじめまして(^^)。
 まさか、こんなに早く無くなってしまうとは思いませんから、乗られてない方だって、それは多いのでしょうね。
 関東では、無くなったことを知らない人すら居そうですもん。
 折角の知名度なのに、ん、やっぱり勿体無いです。

 青函のヒロインが悲劇のヒロインになってしまった「ナッチャン」、やっぱり寂しがっていそう…。
 せめて見ることだけでも出来たらいいのですが、次の働き先が決まらないのも困りますし。
 難しい所なのです。

投稿: C.Maya | 2008.11.02 13:34

C.Mayaさん、はじめまして。

ナッチャンに一度も乗船しないまま終わってしまいました。残念です。。

でもそれ以上に、ほんの少しの間しか活躍できなかった、ナッチャンがもっと淋しがっているように感じます。

C.Mayaさんの旅行記と、皆さんのコメントを読んでいて、そう思いました。

正月、実家へ行くので、函館に行ってみようと思います。

ナッチャン、まだいるかな。。。

投稿: Newtype | 2008.11.02 11:33

C.Mayaさん

今日写真取りに行ってきました。
就航当時の「函館-青森魔法の2時間」
とかいうポスターがやけに寂しいですね。

投稿: | 2008.11.02 08:31

駆逐艦さん☆

 「Rera」は遅れていたのですねー。
 出航50分後の20:20頃から展望デッキで待っていたのですが、なかなか来なくって。
 そうこうするうち、展望デッキが閉鎖になってしまいました。

 最後のアナウンスでは、「短い間ではありましたが」との言葉に、凄く思い入れを感じました。
 リベラが旧東日本フェリーを引き受けてくれたからこそ、今までの「ナッチャン」が有ったのも事実です。
 でも、「ナッチャン」が何かを残してくれたかっていうと…。
 ここでの廃止は、本当に勿体無いです。
 在来フェリーの維持はされても、結果的に大幅な減便と値上げ。
 私達の心の中に、思い出は確実に刻まれましたが、振り回されてしまった関係者の方々は、私達以上に残念でしょうね…。
 皆さん、一生懸命に取り組んでおられましたのに。

 青森になっちゃんご本人が居たら、一体どんな気持ちで出迎えたのでしょう。
 さすがに、そんな失礼なことは聞けませんけど…。
 セレモニーが無かったのは、派手にはしたくないっていう、会社の意向みたいです。
 それは確かにそうなのでしょうね。

投稿: C.Maya | 2008.11.01 22:05

 アルミでしたら、錆びませんものね。
 「ナッチャン」は、身軽で綺麗好きな女の子ちゃんでした。

 あの可愛いイラストのおかげで、誰からも愛されるフェリーになったと思いますし、デザインを考えた子供達も、きっと残念だろうなあ。
 米軍が似た船型の輸送船を運用していますが、なにしろ軍のお船なので、塗装が変わっただけでも、それはそれはおっかない印象です…。

 新聞記事によると、11/04に「Rera」と「World」の繋留地を入れ換えるそうですよー。
 写真はお早めに(^^)。

投稿: C.Maya | 2008.11.01 21:43

通りすがりで失礼します。

私は「Rera」の最終便に乗船しました。
10分遅れの到着、C.Mayaさんより乗船時間10分得をしました(笑)
「ナッチャンReraを応援して頂きましてありがとうございました」のアナウンスが悲しかったです。
寂しいことですが、セレモニーは何もありませんでした。
ただ、ターミナルのボーディングブリッジゲートで乗客を出迎える職員さんたちの中に可愛らしい女の子がいたので、もしかしたらその子がなっちゃんご本人だったかも知れません(さすがに「キミなっちゃん?」とは聞けませんでしたが)。
私もターミナルに残って、最後の航海を終えたReraを暫く見ていたかったのですが、連絡バスも終わり、タクシーも完全に撤収モードだったので後ろ髪を引かれる思いで去らなければならず無念でした。

それにしても今回の撤退は心底残念でなりません。
津軽海峡冬景色のイメージからは想像もできない斬新な船名とデザインに夢や希望、そして将来性も感じていたのにこんなことになってしまって、私は部外者でありながら悔しい思いで一杯です。
そして、船員さん、CAの皆さん、ターミナルで働いていた人たちの気持ちを考えると胸が痛みます。

今はただ、ナッチャン姉妹に関わったすべての人たち(除リベラ関係者)にお疲れ様でしたと言いたい気持ちです。

長文失礼いたしました。

投稿: 駆逐艦 | 2008.11.01 17:45

アルミ軽合金という材質なんですか。
知りませんでした。

売却されたら絵も変わるんでしょうね。
イラストを考えた子が可愛そうです。

そういえばいつまで函館港に係留されるんだろう。
機会があれば写真を……と思っているんですけどね。

投稿: | 2008.11.01 16:22

 私も最初、イラスト付きのボディがさびさびになったら大変だあ、なんて思ったのですが、アルミ軽合金は無敵だったみたいです。
 海の仲間達のイラストも、シールなのかペイントなのか分かりませんが、色褪せること無く、鮮やかなままでした(^^)。

投稿: C.Maya | 2008.11.01 13:11

そういえばどちらのナッチャンも新しいから錆がないですね。

錆だらけのほうが「ご苦労様」感があっていいんですけどね(笑)

投稿: | 2008.11.01 08:28

世界の果てさん☆

 「ナッチャン」、いつまで函館と青森に留まり続けるのでしょうね。
 とりあえず、一生懸命の結果としてのさよならってことなら、辛いことばかりじゃ有りませんよね。
 いつだって、本気なら…。
 そう思いたいです。
 「Rera」の方は、お別れのセレモニーとか有ったのかなあ。

投稿: C.Maya | 2008.11.01 00:43

C.Mayaさん
(○゜ε゜○)ノ~~

ひとつの時代が終る…
セレモニーもなく…
とても淋しいですっ
(´;ω;`)ウウ・・・

でも
さよならは別れの言葉じゃなくて
再び会うまでの遠い約束だよっ

・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!

投稿: 世界の果て | 2008.11.01 00:13

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