■true tears 第13話「君の涙を」
いよいよ最終回。
お話は深く静かに進みます。
大袈裟な展開や言動は無くっても、みんなの気持ちや言葉が、じんわりと心に伝わって来る、そんな感じ。
こういうのって、いいですね。
白く冷たい雪だって、暖かそうに見えちゃったもの。
雪はやっぱり、綺麗だよ。
この作品は、そんな雪国の、季節は冬の中でのお話なのでした。
眞一郎が比呂美と乃絵どちらの所へ行くのか、どちらを選ぶのか、その時になるまで全然分からなくって、そのバランスは絶妙でした。
どちらを選んだっておかしく無かったと思うもん。
比呂美はもう眞一郎が居なくても大丈夫そうだったけれど、乃絵は眞一郎が一緒に居ないともうバランスが保てない、そんな感じに見えたから、私は乃絵が選ばれるのかな、なんて思っていたけれど。
実際には、比呂美の方が次の段階に進んじゃっていたみたい。
そんな比呂美のこと、放ってはおけません。
幼い頃からの想いは、やっぱり比呂美に向けられたみたいなのです。
純が言っていたように、みんながみんな、自分が悪いと思っていたりもして。
それはつまり、気持ちの整理は付いていたってことなのですよね。
色々と遠回りはしたけれど、結論を出すべきときが来たっていう感じなの。
乃絵は眞一郎を縛り付けるようなことは決して言わなかったし。
でもでも、やっと完成した絵本を見せに来た眞一郎のことを拒絶した乃絵、取り付く島も有りませんでした。
比呂美も、付き合おうって言った眞一郎に、いきなり「嫌!」って言っちゃうし。
男の子も大変だ…。
眞一郎のお父さんとお母さんも、昔は色々とあったのかしら。
実は相当にドロドロとした男女関係とかが…!(^^;。
二人、なかなか深い言葉をかけてくれましたあ。
お母さんは、今までとは別人みたいに、比呂美に歩み寄ってくれたし。
良かったね。
眞一郎に対して、余計なことは言わなかったし。
そういう所が、この作品のいい所だったりして。
眞一郎は絵本、比呂美はバスケで気持ちの整理や切り替えをしつつ、みんなそれぞれ、落ち着くべき所に落ち着きました。
純はやっぱり東京へ行ってしまったのですねー。
スバルビルが見えるし、新宿駅西口ロータリーだあ。
実際には、高岡方面からのバスって、あそこには到着しませんけど。
なんてことはともかく、今日もまた地べたの所へ来て、眞一郎が石で書いた文字の名残を見る乃絵の後ろ姿は…。
あれがtrue tearsなんだって、思わず納得してしまうような切なさが感じられたよ。
シリーズの中盤、比呂美と乃絵の気持ちが分からなくなりかけたりもしましたが、お話の密度が濃くって、私の心に残る作品になりました。
どーでもいいのですが、比呂美はどうして脚を180度開こうとしてたんだろ。
次は、そのまま顔を地べたに付けるのに挑戦して欲しいかも(^^;。
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