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2008.03.23

■H2O ~FOOTPRINTS IN THE SAND~ 第12話「H2O」

 この作品で辛いのは、はやみへの差別や嫌がらせと、琢磨から色と光を奪ったトラウマのこと。
 まあ、それ自体は設定として別にいいのですけど、アニメではそのウエイトが大きくなったり小さくなったりするので、見ていて凄く落ち着きません。
 急に強調されてもなあ。
 琢磨の目が実は見えて無かったっていうのも、そんなことより、再び見えるようになったきっかけと、そのときに琢磨が何を見て何を思うのか、ってことの方が重要だと思うんだけどな。

 幼児に退行しちゃって、はやみをお母さんって呼ぶ琢磨の姿は、痛々しくって見ていられませんでした。
 はやみは満更でも無さそうでしたけど…。
 こら。
 はやみってば、猟銃に続いて、踏切でも死にそうになるし。
 あそこで本当に死んじゃってたのかなあ。
 電車が減速もせずに突っ込んで来たのは、あくまで琢磨のイメージだから、ですよね。
 お母さんのときは、警笛も鳴らしてたんだし。
 と、鉄な私は思うわけで。
 ボールを追いかけてた男の子だって、一緒に死んじゃってる筈。
 その後、あの男の子のフォローはありません。
 あれじゃあ、琢磨が別のトラウマになるでしょー(^^;。

 音羽の台詞だと、精霊会議が何らかの働きかけをしたみたいなんですけどね。
 警察とか精霊会議とか、今更そういった組織が介在するのって、何だかずるい気もするよ。
 というか、何度もはやみを殺そうとしないで下さい(^^;。
 そこまでする必要は無いのに。
 「FOOTPRINTS IN THE SAND」の意味の説明も、またえらく唐突だったです。
 あれを入れないと、タイトルの意味が分からないけれど、にしても、もっと何とかならなかったのかにゃあ。

 大学生になって、東京に出て来て、色々と苦労しながらも二人で一緒に暮らしている琢磨ともう一人の女の子(←?)、そんな姿をゲームの中で見た私としては、この最終回ではあんまり幸せにはなれませんでした。
 一番大切な主人公の「その後」だって描かれて無いんですもん。
 広瀬の家のこととかも。
 こういう結末だと、ゲームの方がずっといいって思います。
 素直なはやみは可愛いよ。
 ほたるは怒ると怖い。
 ゆいはいい人なのに報われません。
 ゲームはゲームで、微妙にテキストが読み辛かったりとかしますけど…。

 なんてことはともかく。
 途中まではかなり楽しく見ていたけれど、最後の2話の陰険さがどうにも好きになれません。
 困ったものです。

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