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2007.09.30

■School Days 第12話「スクールデイズ」

 いよいよ最終回だよ。
 最終回のEDでは、絶対に「Still l Love You ~みつめるよりは幸せ~」が流れる筈だし、そこに至るまでの展開を見た上でこの曲を聞いたら、一体どんな気持ちになるのかな…?。
 と、私はそれを理由に、「School Days」を見続けて来たのでした。
 EDの画面はいつもと同じ、ではなく、いつもよりちょっと寂しかったけれど、それだけに曲に集中出来ましたねん。

 さて、本編。
 さすがに、誠の言葉の数々は、世界には致命傷になるって気がするです。
 というか、始まって3分で、私まで致命傷になりかけました…。
 誠は自分の言葉の意味、ちゃんと分かってるのかなあ。
 それがどんな結果に繋がるのか、なんてこと。
 床にぶちまけられた料理を見て、さすがにショックを受けたのかと思ったけれど。
 そうでも無かったみたい。
 でも、そのことで世界を責めたりとかは無かったです。
 「誰が掃除すると思ってるんだよ」位は言うかと思ったのにな。
 他にも、教室へ入るとき、世界の姿を探してびくびくしてたりとか…。

 誠って、完全に悪人って訳では無いんですよね。
 実際、本当に悪人だったら、もっとうまくやってると思うもん。
 とにかく目の前のことに流されちゃってるヤツ。
 それで、嫌だとか、面倒だとか、そういうことを平気で口に出しちゃう。
 そういうのって、ある意味羨ましくもあるです。
 私だって、内心を隠して、相手の気持ちに合わせて辛そうな顔を作ったり、嬉しそうな顔を作ったりとか、しますもん。
 そうしないと、目の前の現実に対応出来ないから…。
 でも、誠はそうじゃ無くって。
 常に誰かしらが相手をしてくれて、常に逃げ場所になる女の子が居たっていうのが、誠が駄目になってしまった理由かしらん。
 だって、入学当初の世界のリサーチでも、誠はいいヤツって評判だったんでしょー。

 そう言えば、最初は刹那に誠を勧めていた世界なのに、その後で、誠の隣りの席を他ならぬ刹那から譲って貰ったんですね。
 刹那は、誠に興味を示す素振りが無かったのかしら。
 無意識に、世界は酷いことしてたんだあ。
 それでも私は、世界が一番好きですけどねー。
 言ってることがちゃんと理解出来るし、やってることも、誠を好きで独占したいなら、当然って思いますもん。

 なんて、それは言葉も一緒なんですけど。
 言葉は世界よりもずっと早くから誠に拒絶されてしまったけれど、とりあえずずっと待っていることは出来たみたいだし。
 いえ、待っているとゆーか…。
 お人形さんみたいにじっとしている言葉、あれなら誠にも扱いやすいかもっ、なんて私は思ったりとかして。
 私はあの性格、ちょっと苦手なの。
 言葉は、誠がまた自分を受け入れてくれたとき、もう絶対に誠を手放そうとはしないのでした。
 それはそうですよね。
 誠の呪縛は強いのだ。
 誠って凄いなあ。

 最初は、世界も言葉には強気だったけれど。
 でも、現実に誠は言葉の方に行っちゃってるし…。
 二人を繋ぐ筈の赤ちゃんが、逆に壁になっちゃったみたい。
 世界のお腹の中には、誠の赤ちゃん、本当に居なかったのかしら。
 もし居たとしても、言葉に切り刻まれてたって思いますし。

 結果的に、誠は世界に刺し殺されちゃいました。
 それはもう、無様に。
 世界にはもう、他に解決方法は思い付かなかったんだろうなあ。
 誠が憎くて刺したのか、誠を言葉に渡したくなくて刺したのか、どっちの気持ちが強かったのかなって、私は考えてみたりするのでした。
 自分も一緒に死ぬ気は無かったみたいだし、前者かしら。
 言葉だったら、絶対に後者なんだろうな。
 だから、誠の首を切り取ってたりとかして。
 本当は全身を持って行きたかったんだろうけど、さすがにそれは重くて持てませんものね。
 そして、事実の確認の為に、言葉が自分の優位を保つ為に、世界のお腹は切り刻まれちゃうのでした。
 世界も戦う準備はしていたけれど、言葉の方が上手だったみたいです。

 ちゅことで。
 コイバナの全てが、決してハッピーエンドのお伽噺だったりはしないのでした。
 ずっと逃げ続けていると、こういう結末になったりするんだなあ。
 それは、誠だけじゃ無くって、世界も言葉も、そして他のみんなも同じだよ。
 ちなみに、この作品って、ゲームではプレイヤー=誠なんですよね…?。
 誠の気持ちになってプレイするのは、ちょっとだけ楽しそうかも、なんて私は思うのでした。
 それに耐えられるかは、また別として。
 誠と世界と言葉の言動そのものが、もう怖くて仕方無いんですもん。
 そして、ゲームではOPの「Still l Love You ~みつめるよりは幸せ~」の歌詞は、まさに作品の内容通りなのでした。
 今までは、結構、不思議だったもの。

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コメント

兎華リンさん☆

 追加文について…。
 確かに、書かれていた指摘に関しては、自分でも無意識に書いていた部分があって、それは仰っている通りかと思います。
 そういった意味では、私の前々回のコメントは不適切でした。
 その辺り、ちゃんと直して行きたいです。
 きちんとしたことを書かなくては…。

 新しいリンク先には追加文がありますが見ました?
 ここに長い文をUPする話ではないですが、追加文への答え位ならさしてスペースも取らせないでしょう。

兎華リンさん☆

 成る程、そういう見方をすればいいのですねー。
 作品の見方が拡がって、嬉しいです。
 にしても、こういう作品の最終話がAT-Xだけでしか放送されなかったのは、とても残念でした。

>愛っていうのも何か違和感があって。<
 ていうかコトバそのものに違和感があるんじゃないすか。
 あんまり使いませんもん、アニゲーオタク層では。(ギャグ以外では)
 昔の洋画とかメロドラマとかで、前世代の人達の間でロマンチックに手垢がつくまで使い潰されたコトバなので、現世代の意識においては時代遅れのロマン派音楽的イメージで解釈されているので。
 しかしフロイトの精神分析を引き出すまでもなく、人間の行動原理の最重要項目ですから、どういう表現をするにせよ、それ無しには言葉の言動(特に最終回の行動)は説明がつきません。
 言葉の潜在部分に愛情以外の要素が潜んでいたとしても、結局言葉自身がそれら他の要素を越えて誠を得る事を最優先したのですから、愛という他に適当なコトバがあるならそれでもいいが、そのコトバで語られてきた行動原理によるものである事は疑う余地はないでしょう。

>相手の気持ちと自分の気持ちの相違をどうするのかっていうのは、…<
 あのですね。僕が違和感ありますよおと言ったのは結末までの過程でなく、結末そのものの話であって、描写が凄惨であるとか、受け入れる入れないの話でもないのです。(僕は評価してると言っているのだから受け入れるのは言うまでも無し)強いて言うなら、あのように仮借なく描くというのは他には無いので、その作家姿勢には注目する意味があるでしょうが、あそこまでいけば殺傷沙汰で決着はむしろ当然でもあって、そこはべつに見所じゃないだろうと言っているのですよ。

 あの殺傷場面の一体何処に“相手の気持ちと自分の気持ちの相違をどうするのかっていうのは” を見て取るのですか。ああいう手段に出るだろう事は11話が終わる頃には既に分かっていたことです。
 もういちど、前回書いた僕自身の文を貼っておきます。

/結末自体は単に因果応報なだけなので“なかなか面白い”ってのは違和感ありますよお。 その単純な結末を仮借無く描いた点を評価したいです。/


はい、こちら。
http://docs.google.com/View?docid=dj73vqp_1562x4rx

兎華リンさん☆

 私の「苦手」っていうのは、その人や物を理解は出来ても、積極的に関わりたいとは思わないということで、「嫌い」っていうのは、とにかく全て拒絶すること。
 そのまんまですねー。
 あ、でも、未来永劫拒絶するとも限らないので、「嫌い」より「好きじゃない」と書くことの方が多いかな。
 余談ですが、ぽてまよのOPの歌詞に「嫌いって言葉、やたらと使う人は嫌い」なんてのがあったっけ。

 この作品の結末に関しては、誰が悪くて誰が悪く無いのか、誠の末路は嬉しくて世界と言葉は可哀想なのか、確かにそういうことでは無かったですね。
 愛っていうのも何か違和感があって。
 あの結末を受け入れられるか受け入れられないかで言えば、私は受け入れられます。
 これを見て、大多数の人は趣味が悪いって言うのでしょうけど、相手の気持ちと自分の気持ちの相違をどうするのかっていうのは、確かに面白かったと思うのでした。

 返信の返信は置いといて、前回書き残した事を。 

 /と思ったのですが、アニメの内容についてではないのでここに置く事にしました。
 http://www17.plala.or.jp/tokano/page010.html

 11話への各ブログの反応は「さも有りなん」と予想の通りというだけの事なので、的確というより普通、または当たり前過ぎるんじゃないですかね。

 結末自体は単に因果応報なだけなので“なかなか面白い”ってのは違和感ありますよお。
 その単純な結末を仮借無く描いた点を評価したいです。

 依存ってのも少し違うと思うな。基本的に依存型の人は、迷う余裕が無いものですが、言葉は迷いがありました。だから最終回でそれが吹っ切れたと言っていた訳です。

 世界はクロですよ。誠もクロ。言葉はシロ。これは明らかです。ただこの作品、勧善懲悪ではないんですね。かといって、みんな本当はいい人、悪い人なんていない、そんな白黒つけちゃいけない。あくまでグレイゾーンで…という作品でもないと思いますよ。

 勧善懲悪物っていうのは、悪者はそれらしくデフォルメして描かれて、ヒーローはかっこよく美化されます。この作品にはそういうのがありません。作品が言葉のもので世界が悪者になった…のではなくて、白黒はそこに在在して、それをそのままに描いているのだと思うのです。
 白黒を“つける”のが目的の作品ではないから、それを隠す必要もまた無い訳です。

 見方を歪めているんですよ。
 本当の形はC.Mayaさんにも見えている筈ですよ。
 人それぞれの、という所にぶらさがった話ではなく、既に見えているものを 歪めようとしているのが問題ではないでしょうか。

兎華リンさん☆

 「誠死ね」っていうのは、作品の特徴を一言で現した、実に的確な感想だと思います。
 それはみんな同じ認識ですよね。
 結末の受け止め方は人それぞれでしょうけど、私はなかなか面白かったと思います。
 最後まで見たら、もう1回最初から見てみよう、っていう気になる作品になりましたもん。

 言葉の態度は、愛情というより依存に見えたりもして、どうして誠の彼女っていう立場を過去にしたり否定したり出来ないのかな、とも思いましたけど、誠が戻って来たことで、それは確実に愛情になったみたいでした。
 だから、ラストシーンはああなったのでしょうし。
 死を迎えたからとは言え、誠と世界からは、確かにもう何の意思も感じられなくなっていましたね。

 刹那と仮面の告白のこと。
 刹那が世界の親友だったのは間違い無いですし、あまり世界を悪者にしてしまうのは気の毒なのですが…。
 刹那本人の意思そのものではあったかも。
 最終的に、この作品は言葉のものになりましたし、視点を全て言葉にするのも、悪く無い気がするのでした。

 描ききりましたね。
 U局で放映されなかった理由は類似の事件が起こって間もないからという事でしたが、僕は昔そういう事件のニュースから、それを主題にした作品を書きたいとよく考えていました。
 
 前回までの各ブログでの誠ブーイングは現象としては然るべきで、僕自身は参加しませんでしたが、ブーイングが無ければそれはそれで変ともいえるので仕方ない所でしょう。
 それよりそもそもこうなった原因って世界じゃん。~と何処かで言いたかったのでこの結末は誠同様に因果応報で納得ですね。

 言葉は特に逃げてはいないと思いますよ。狂気ですか?「阿部定」って知ってますか?
 現実の彼女が大島渚監督が描いた様な純愛の人だったかはともかく、そういう種類の純愛は確かに有ると僕は思うのですよ。
 もしも言葉が誠の不実さを冷静に受け止めて対応出来るような女性なら、最初のデートで誠の頼りなさを見た段階で見限っていたと思うのです。

 言葉にとっての真実は、現実ではなく、愛情そのものなのですね。
 こういう人は確かにいじめられ易かったりしますが、逆に、いじめられる事で更に自分にとって大切なものに一途になっていくという事もあります。そして最後まで言葉は自分の気持ちを偽りはしませんでした。

 誠や世界は、何かを抱いて旅立てたのでしょうか?

 C.Maya さんの感想では触れていませんでしたが、刹那(の幻影)による仮面の告発については、どう思われたのでしょうか?

 

猪名川さん☆

 AT-Xでも、決定は結構ぎりぎりだったみたいで、AT-Xからのメールニュースが届いたのは、確か放送前日だったかな…?。
 視聴年齢制限をかけられるAT-Xなら、放送出来るって楽観していたのですが。
 中々に救いの無い結末でしたけど、別に放送しても良かった気はしますです。
 チバテレでは、スペイン特集に代わってしまいましたね。

シュージローさん☆

 私の場合、直接的な残酷描写はそれなりに耐えられたのですけど、この作品ではむしろ誠の言動の方が残酷で、それを受け止め切れない世界や言葉の姿に、びくびく怯えながら見ていました。
 世界への仕打ちや言葉へのイジメは、それでも抑えめな描写みたいな感じでしたけど…。
 冷や冷やものでした。
 もし、DVDが放送版よりもハードになるなら、前者と後者、どちらが強化されるのかしらん。

 あ、色々な結末を見ることが出来るっていう点では、この作品、アニメよりもゲームの方が向いているのでしょうねー。

こんばんわ~(●^o^●)

本当にシャレにならない結末でした!!!
俺自身は中学生の頃から青年マンガの超バイオレンス系のを見てて慣れてましたが……。
【↑一応、そんな感じになってしまった漫画の1つが書いてます!!】
でも、それでもさすがにやりすぎなのはやりすぎだけど……今月までFテレビで放送してた陳腐なイジメドラマよりは本当に『死』というのがわかりました。

あと、噂ではDVDでの発売時にはこれよりハードな内容で出るみたいですから、終わっても今年はこのアニメの旋風はやみそうにないですね(●^o^●)

こんにちは ATXでは見れたのですねー。さすがワンランク上の専門局だ。なんか凄い結末だったようで…。地上波は見れませんでした。

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