■School Days 第11話「みんなの誠」
自分の日常生活が破綻しているときにこの作品を見るのは辛いので、ずっと後回しにしていたら、とうとう2話分が溜まっちゃいました。
今ならもう、心安らかに見れるです。
いえ、心安らかっちゅーか…。
誠って、酷いヤツです。
無責任だし。
何も考えてないし。
乙女は、中学の頃はそんななじゃ無かったって言ってたけれど、本当なのかなあ。
誠が変わってしまうきっかけって、何かあったのかしら?。
まさか、言葉じゃあ無いと思いますけど…。
今の誠は、面倒臭いとか、どうでもいいとか、自分のせいじゃないとか、言い訳ばっかりなんだもん。
気持ちは分かりますけどね。
それを、女の子の前で、口に出して言ってしまえるのは、結構凄いことかもしんない。
私だって、本当は嫌なことからは逃げていたいです。
立場とか責任とか、そういうものがあるから、仕方無く対処してみたり、するフリをしてみたりするだけで…。
だから、誠のこと、そんなに嫌いにはなれません。
女の子達は、みんな相手の方から近付いて来た訳ですし。
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、羨ましかったりもするのでした。
その結果として待っていることは、さすがに考えざるを得ませんけどねー。
言葉はボロボロだし、世界だって…。
言葉は、誠が自分から積極的に関わった、最初で最後の女の子。
世界のお腹の中には、二人の赤ちゃんが居ます。
さて、誠はこれからどうすればいいのでしょう?。
本人は、今起きていることを認識出来てないみたいだけれど、あんな状態の言葉と向き合って、何らかの結論に達するのかしら。
今の誠には、他人を受け入れたり、全てを背負ったりするのは無理そうだし。
ラスト、言葉の瞳に光が戻って、誠は凄くいいことをしたように見えるけれど、実際にはそうでも無いですもん。
言葉的には、自分を選んでくれたって認識なんでしょうけど…。
誠は、そうじゃないんでしょー?。
おまけ。
今回の電車には、パンタグラフが付いていませんでしたねん。
走行音はこもり気味なのに、踏切の音だけは妙にクリアだったり。
言葉が言っていた、ヨットから水平線に沈む夕陽を見るっていうのは、いいですね。
でも、あんまり小さな船だと、暗くなった海は怖いかもしれないです。
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おいおい、遂に黒田光まで誠の手に落ちたのか。これで残りは、甘露寺七海のみ。しかし、これも自棄になってなるようになりそう。 [続きを読む]
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