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2006.08.19

■ひぐらしのなく頃に 第20話「目明し編其の伍冷たい手」

 鬼になってしまった詩音にも、時折見せる弱さはあって…。
 そういった部分を見て、少し安心したりもする私なのですが、だからといってもう後戻りは出来ません。
 詩音だって、悟史に導かれて、悟史の為にやっているんですもん。
 他にも、誰かを助けてあげることは不可能みたい。
 あの村のシステムも、いつかはこうやって壊れる運命だったのかしら。
 次期当主が双子だった場合、後から生まれた方を殺すっていうのは、理にかなった防衛システムだったんですねえ。

 今回も、また色々な事実がはっきりと描かれていました。
 閉じ込められた魅音があそこまで詩音に怯えていた理由、そこはとても気になっていたのですが、ああいうことだったんだ。
 梨花の、あのきょーれつな自殺の理由も…。
 今まで、梨花は殆ど取り乱すことも無く、冷静に毎年の事件を見つめていました。
 やっぱり、巫女、なんです。
 詩音には、どんな薬物を打とうとしていたのかしら。
 あれだけの体格差があると、暴れる相手に注射針を打つのは、元々かなり難しかったよね。
 表情は壮絶だったけれど、淡々と包丁を顔面に打ち込んでいた梨花なのでした。
 お魅といい、核心に近そうな人間は、何も語らないまま死んで行っちゃうんだなあ。
 村長さんも、もう死んじゃったような雰囲気でした。

 今の所、全ては詩音の思った通りに。

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コメント

シン・サーベルさん☆

 園崎家が「口封じ」や「ケジメ」なんていう言葉をわざわざ使っていたのも、あの村の中ではうまく機能していたみたいで、御三家やばーちゃんの存在も尚更そうだったわけですけど、今回は明らかにやり過ぎだったみたいですね。
 それが園崎家にとっていい方向へ作用していればいいのですけど、悪い方向へと作用すると、園崎家にも止める術は無かったみたい。
 連続怪死事件の真相は、大石も表に出て来たりはしないみたいなので、残った誰かが語ってくれるのかしら。

 梨花が言っていた許すって言葉は、かなり重かったんですねー。
 それは、今の詩音には届かなかったみたいですけど…。
 あれが治療薬だったなら、梨花ももっと別のやり方があった気はするな。
 梨花って、もう死にたかったのかと思っちゃう位ですもん。
 実際、誰かとの関わりの中でしか、あそこから抜け出す術は無いんだろうな…。

 成る程、そういう風土病なんですかあ。
 そう考えると納得ですね。
 ただ、詩音の考えていることが魅音に分かっちゃうのはともかく、魅音の考えていることは詩音に伝わっていないような気が…。

 追記。

 前回は時間が無くて、確認を通さずいきなり送信したので…。

 『地方病』→『風土病』と書きたかったのでした。

 詩音が狂気に向かえば向かうほど、その標的としての「魅音」も鮮明になる。詩音が魅音を「こうしてやろう」と考えれば、魅音もまた「こうされる」と同じ事を考える。魅音の恐怖の程は察するに余りあります。

 連続怪死事件が園崎家の仕業というのは詩音の思い込みですが、魅音や公由、それに園崎に近い他の者も同じ思い込みの中にあったのでしょう。

 園崎家というのは、普通なら「緘口令」という単語で済むものをわざわざ口封じ」などと表現するハッタリ屋さんで、それがこのような二次的な惨劇の契機になっている責任は指摘されるべきです。
 たとえ、それが村の為のものであっても。

 詩音に詰問された梨花の口から、初めて真の『神』らしい言葉が聞かれました。それは、ここではオヤシロサマと名づけられてはいるが、梨花が語るのはそーいう名の神様。梨花以外の人が語るのは同じ名の迷信。この詩音とのやりとりには、そんな食い違いが見られます。

 で、その迷信を祓うのが巫女の役目。あの注射器は治療薬だそーです。この村には雛見沢症候群という、以前『ベターマン』というアニメで見た“アルジャーノン”みたいな地方病があり、詩音、圭一、レナ、富竹はその発症者という事のようです。(他にもいますが)
 
 僕がヌケヌケと、このようなネタバレを書いているのは、アニメ版では、普遍的に分かり得る問題が分かればいいと考えているからで、雛見沢のような狭い、閉ざされた村では、その系図を遡れば遠い過去には、同族や近親間の婚姻も在りうる訳で、「雛見沢症候群」などと書くといかにもネタバレですが、要は以前にも書いたように、遺伝要素が濃い訳です。
 
 梨花の運命はキリスト教ならば、サロメの前での、予言者ヨハネの運命と同じようなものと考えると、その弱さと共に分かり易いかもしれません。
 
 魅音の恐怖の表情の理由ですか?だから詩音が考える事は魅音にも分かるんですって。悟史の話で、「自分がその場に居たら止めるよ」が白々しいのが詩音に分かるように。詩音がもう、止まらないようにね。

(時間が無いので、いきなり送信!誤字等ご容赦)

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