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2006.06.09

■ひぐらしのなく頃に 第10話「祟殺し編其の弐キズナ」

 今まで、事件に直接は絡んで来なかった沙都子なのですが、いよいよストーリーはその境遇に踏み込んで行くみたいです。
 頭を撫でられることを極端に怖れるっていうのは、ハムスターなんかの小動物が、上から迫って来る手が鷹や鷲に見えるっていうのと同じ…、なわけないか。
 沙都子のあの大袈裟なリアクション、見ている私は逆に冷静になったりもするのですけど。
 吐いちゃうっていうのは、事情が良く分からないなあ。
 何か凄いものを見たり、臭いを嗅いだりしたことがあって、それが頭を撫でてくれるサトシの記憶と結び付いているの…?。
 沙都子やレナ、そして詩音の話の中に出て来るサトシから、その実体をイメージするのは、まだちょっと難しいです。

 体にアザが出来ちゃう程の虐待って、実の親からっていうイメージしか無かったので、叔父からっていうのはちょっと意外でした。
 勿論、そういうケースもあるのでしょうけど…。
 あの叔父は、あまり陰湿なことをするようなタイプには見えなかったです。
 単純そうだし。
 沙都子なら、うまく立ち回れそうな気がするよー。
 まあ、負けだとか勝ちだとか、そういう理由もあるわけですが。

 今回、圭一は初めて自分から、オヤシロ様の祟りへと踏み込んで行きました。
 あれじゃ、殺人教唆っていうか、殆ど殺人の共犯だよー。
 そういう選択もありかな、とは思うのですが、それは圭一が仲間と認められていればの話で、まだまだ沢山の秘密を持っていそうな魅音や村の人達と、そういう関わり方をするのは、さすがにちょっと早計みたい。
 それに、沙都子は祟られてる側の関係者、なんですもん。
 私としては、いつも殺されるばっかりの圭一に、たまには想定外の行動を取って反撃して貰いたい、って思うのですけど。

 あの叔父なら死んじゃってもいいか、なんて一瞬思ったりもします。
 でも、本当に虐待している様子はまだ描かれてないから、無関係なのかもしれないし。
 それよりも、全てを傍観して、それを楽しんでいるような鷹野三四の方が、見ていて嫌な印象は受けますね。

 今回は、ちょっと変わった切り口のお話でした。

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コメント

軟骨さん☆

 大石は、目つきが悪いですからねー。
 いえ、目つきはみんな悪いですけど、正気を保っている中では、一人だけ目つきが悪いんです。
 刑事だから当然ではあるのですけど、それを圭一に向けるっていうのが、私はちょっと引っかかっていました。
 最前線に一人で出て来る割には、レナや魅音との接触は全て圭一と一緒のときだけですし、どうも掴み所の無い人ではあります。
 真っ当な刑事としての大石も、既に呪いの演出の中に組み込まれてしまっているかな、なんて。

 死体は、どうも未だに本編との繋がりが分かりません。
 綿流しの儀式が実際にあったように印象付ける為で、実は全然関係無いのか、謎です。
 いずれにしても、あんなところで発覚するのは、確かに呪いとはうまく繋がって来ないですね。

 ~其一 大石刑事について~

>今の大石にとっては、圭一の生死は余り関係の無いことみたいです。

 いや、そうではないと思いますよ。その証拠に圭一の肩をつかみ上げたのに、アザ一つ付けませんでした。

 ただ、大石から見て敵、もしくは標的の立場に圭一が踏み入りつつあるという事なのです。魅音に殺人を依頼したり、祟りを起こす側に立とうとしているのですから、立派に刑事事件の容疑者となる資格充分です。

 大石は刑事なので、圭一が何かをやらかせば逮捕しなければなりません。なので、圭一の生死が重要でないという事はない筈です。(ヘタに死なれたら始末書では済まないだろうし…)

 僕は大石刑事をそれほど不快な男だとも、非情な悪徳刑事だとも思いません。捜査の上で、違反行為を彼は幾つか犯しているかもしれませんが、僕が刑事ならば相手によってはそれ位の事はやります。でなければプロのデカは務まりません。

 この男は典型的なコロンボ型の刑事で、マークした相手に対してねちっこく、執拗につきまとって攻めるのですが、『ひぐらし~』ではマークされる側の視点から大石が描かれる場合が多いので、意図的に不愉快な人物像が演出されているのだと思われます。(逆に捜査側から描くと『刑事コロンボ』シリーズになりますが、これは倒叙形式なので犯人側の視点も合わせて描かれています)

 僕の見立てと異なる新事実が今後現れれば話は別ですが、とりあえずここまで見てきて、刑事としての大石に怪しい所は見受けられません。

 ~其ニ 死体について~

 あそこは汚いので人はあまり近寄りたがらないだろうし、不法投棄の定位置らしいので新たに投棄されるごみに埋もれる可能性もあり、小枝をかくすには森という犯人なりの発想であの場所にしたのかもしれません。

 しかし、本気で死体を隠し通すつもりなら不適当な場所で、近所の人や当該地域の行政管理者がいつやって来るかわかりません。チョンボやエラーならば、あそこに遺棄したこと自体がそうですが、園崎家の組織犯罪であればそんな馬鹿な判断はしないと思います。

 犯人は、死体を隠す事に無頓着か、発見されるのを見越してそこに捨てたか、もしくは捨てる事で頭が一杯で見つかった時の事まで考える余裕が無かったかのいずれかではないでしょうか。

 もし何らかのメッセージ的な意味合いがあるのなら、もっと目立つ場所にこれ見よがしに置くだろうし、あそこは発見される可能性は高いが、されない可能性も無くは無い中途半端な場所です。発見されるのを見越してはいるが、見つからなければそれでも良いという事なら、死体の隠匿には無頓着という可能性にも繋がるのでそこには狂気の跡が伺えます。

 捨てる事で頭が一杯で…の可能性も高いですが、いずれにしても魅音or詩音の単独犯行を別として園崎家の犯行とは思えません。その理由は先のコメントで書いた通りです。


…書くことが無いとか言っといてコレだ。;
 これはどれも考えるともなしに、いつのまにか思いついてしまう事なのです。

軟骨さん☆

 確かに圭一って、最初は東京から引っ越して来た前原さん、だったのに、今は前原家の跡継ぎ、ですもんね。
 本人の意志とは無関係に、村の大きな流れの中に飲み込まれて行っているみたいで。
 それが村に受け入れられているってことなのかは、まだ分かりませんけれど。
 今の大石にとっては、圭一の生死は余り関係の無いことみたいです。
 この人が殺されず、その気配も無いのは、それなりに役割か利用価値があるってことなのかしらん。
 魅音が言っていた、定年が近いから見逃してやった、のセリフは、優しさというよりも組織として面倒なことはしたくない、みたいな感じでしたけど…。

 園崎家の関与は、鬼隠し編の頃はそれっぽい大人が何人も出て来たのですが、それ以降は全て子供たちだけで進められており、少なくとも表面上には出て来ないし、会話の中でも全く触れられていないので、どうにも判断に困る状態です。

 死体を、しかもはっきりとした他殺体を表に出すっていうのは、私としてはチョンボとも思えるのですが、エラーだったのか村人への何らかのメッセージが込められていたのか、そこはちょっと微妙でしょうか。
 もっと別な何かを隠す為でも無さそうですし…。
 例えダム推進派の関係者であっても、今になって沙都子をどうこうしても仕方無い筈なので、今度は沙都子が何か事件を起こすのでしょうか…。

 むう。まだ事件が起ってないので書くことがないなあ。

 ひとつ分かる事は、大石の雰囲気が各編ごとに違っているのは、圭一や村との距離感に基づいているようです。
 鬼隠し―綿流し―祟り殺し―と話が進むごとに圭一は村人に近くなって行き、それにつれて大石刑事はワルっぽく描かれているようです。

 村人からは大石刑事は敵と認識されているようですが、誰しも敵は悪人に、味方はいい人に見えるものです。
 圭一から見た大石転じて、大石から見た圭一の在りようを暗示するものであれば、圭一の肩をつかんでの恫喝も、村に染まりつつある彼への、最後の警告だったのかもしれません。

 祟りとされているものへの園崎家の関与は、魅音は自分が断言するほどには確信を持ってはいないと思います。
 仮に関与があったとしても、まだ現・頭首ではない魅音に知らされない所で行われている可能性の方が高く、詩音同様に魅音も内心それを疑っているものと思います。

 綿流し編での魅音(または詩音)の自白は多分にフカシこいてる面があって、魅音(めんどいので魅音で通します)が直接行ったのは沙都子と梨花(うう…/_;)、村長の3人だけなのではないでしょうか?例の儀式に立ち会っていたかのような話は、おそらくウソです。(もしくは思い込み)
 
 ついでに言えば連続怪死事件や綿流しの刑 (綿流しのKとか言うなー! (゜Д゜)も、園崎家の直接の関与は無いと見ます。
 魅音の自白や祟り殺しの冒頭の死体などは正気の人間が出来る事ではなく、組織だっての犯行とは思えません。あのような死体は村の秩序維持どころか村人の心を離れさすだけで、かえって過疎化を進めてしまいます。

 ただし、そういう死体を発見はしたが、明らかにすると村人が動揺するので死体を隠し、鬼隠しにあったと吹聴する…、それぐらいの事はやってもおかしくないので、園崎家が御社様信仰を煽って利用していた事が事件の背景にあるのは確かだと思うのですが。

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