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2005.12.23

■SHUFFLE! 第23話「明かされた真実」

 楓でもネリネでもリシアンサスでもなく、亜沙先輩を選んだ稟のストーリーもいよいよ佳境に突入です。
 でも、やっぱり見ていて気合いが入らなかったりもするのでした。
 周囲のみんなが納得した上でお付き合いが始まったのに、その上で出て来た問題っていうのは困ったものだよね。
 別に、亜沙先輩がみんなの思いを背負う必要は無いわけですが、単純に魔法を使えば体は治るっていう話でいいのかなあ…。
 プリムラやリコリスと比べると、それはどうなのかなって気が凄く。
 本人も言ってましたけど、実際の所、どうやって何に使うのかっていう問題も…。
 世代的には、亜麻さんが二人と同じ実験体だったわけなのですが、亜麻さん自身の体はもう平気なのかしら…?。

 魔法を使う能力が備わっているから魔族なのであって、外見は普通の人間でも、それを実際に使うか使わないかはあまり関係無いとも思うわけで。
 ネリネだってプリムラだって、魔法なんか殆ど使って無かったもんなあ。
 亜麻さんが魔族なのは変えようがないわけだし、それでも亜沙先輩が人間でありたいって思うのは、ナチュラルに亜麻さんを否定しているような気もするよ。
 亜麻さんが言っていたのは、亜沙先輩の体が弱さを心配してのことで、別に魔族の血そのものが悪いとも思えませんもん。
 あ、でも、亜麻さん、帽子で耳を隠してますよね…。
 その辺りの表現を突き詰めて行くと、また面倒なことになると思うので、ここは素直に亜沙先輩の言葉を受け止めた方がいいみたい。

 そういった中で、稟に出来ることって何なのでしょう。
 亜麻さんが稟に期待していることって…?。
 稟じゃないですけど、私にもさっぱり分かりません。
 そのきっかけさえ分からなかったもん。
 相変わらずこの作品、みんなの気持ちがそれぞれ違った別の方向を向いてますし。
 稟はみんなに期待され過ぎなのかも。

 亜麻さんの過去、本当に酷い毎日だった、っていう一言だけだったの。
 それは逆に怖いかも…。
 明日が見えなくって、自分のことを責めたりしていて。
 「あの人」のことは、もっと詳しく知りたかったです。
 亜麻さんを護ってくれて、一番尊敬していて、強い人。
 あ、つまり亜沙先輩にとって、稟がそうならなくちゃいけないんだ。
 それが答えなのー?。
 シンプルだけれど、相手にも自分自身にも負担をかけずにそうなるのって、凄く難しいことなのかもしれません。
 稟にだって亜沙先輩に縋るような所はあったと思うし、その立場を逆にしちゃう位のことをしなくちゃいけないもんね。

 亜沙先輩と亜麻さん、あの二人ってやっぱり母娘なんだなあ、って実感は出来ました。
 凄く。
 意志の強いところがそっくりだもん。
 亜沙先輩は、イタズラで魔法を使う位の方が似合ってそうなのにな。
 暗い雰囲気のまま最終回に突入っていうのは嫌だなあ…。

 楓の出番は、ちょっとだけ。
 もう、いつもの楓だけれど、お世話するのは解除になった楓なの。
 さりげなく稟を励まして、帰って行きました…。
 私はそこだけ見て、思考が停止したりもしています(^^;。

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コメント

ヴァンチさん☆

 確かに、全く同じストーリーなら、わざわざアニメにすることもありませんものね。
 途中の過程は違っても、目的地が、最終的なテーマが同じであるならいいわけで…。
 描くべきことは一つでいい筈ですもん。
 TVアニメーションSHUFFLE!が目指していたもの、いよいよそれが最終話で明らかになるのでしょうか。
 「衝撃のクライマックス」っていうのは怖いかも、です。
 今までの展開だって、私には十分衝撃でしたもん。
 衝撃って、いいことなのか、悪いことなのか、前者であることを猛烈に希望する私なのでした。
 でもでも、SHUFFLE!がアニメにならなければ、私とこの作品の接点は全く無かったと思いますし、楓と巡り合わせてくれたことに、凄く感謝しています。
 最初は亜沙先輩も好きだったけれど、話が進むにつれて、どんどん亜沙先輩が苦手になって行ったのは、どうにも困った所なのですが(^^;。

ゲームと全く同じ展開だとアニメとして芸が無いですね。
楓であれほどゲームから逸脱した扱いをした以上、解決もそのようにあってほしいです。
ただでさえ亞沙EDで顰蹙が多いいのですし。
SHUFFLE!のHPに「衝撃のクライマックス」と言うぐらいなのだから、亞沙魔法使っておしまいじゃ納得はいきません。

ヴァンチさん☆

 私はラジオを全く聴かない人なので、ネットラジオも聴いたことがないのですが、そーいうのをやってるんですね。
 亜沙先輩、助かってくれないと困りますよお。
 後味が悪いですもん。
 やっぱり、現実でもキャラクターでも、人の死っていうのは絶対のものですから…。
 特に、知り合いみたいに近い人なら、尚更。
 それはそれとして、亜沙先輩の体が弱い理由って、他にも何かあるのかなあ。
 本当に、魔力が溜まってるだけなのかしら。

今週のネットラジオ「ねぶら」ではゲストか亞沙先輩の声優さん。
「ねぶら」と言うのは樹役の声優さんと楓役の人がパーソナリティーを勤めている、ネイブルのラジオ番組。
今回は、亞沙先輩のことが当然話題になりまして、亞沙さん役の人がポツリと「亞沙体弱いし・・・」とか言い始め、最終回はどうなるか分からないと、いう展開に・・・・・・・・・・。
さてどうなるのでしょうか・・・・・・。
お約束どおり亞沙さんは助かるのか、それとも・・・・・・。

リストさん☆

 亜沙先輩、魔法を使うのを拒否するだけじゃ無くって、稟のことまで拒否してるように見えちゃいますもんね…。
 二人で生きて行こうっていう姿勢が見えないの。
 楓の気持ちを知った上で稟とお付き合いしてるのに、それはあんまりみたい。
 だって、そんなのないよー。

 コミック版、私は亜沙先輩の核心部分をまだ読んでいませんが、他の人達のエピソードを見る限り、私もあちらのがいいと思います。
 ヒロイン同士のコミュニケーションは、確かにその通りだって思いますもん。
 素直に作品の世界に入っていけるという意味でも、アニメはかなり負けてるの。
 表面的な部分ばかりを強調しても、それだけじゃ…。
 単純に、稟の背中を叩くシーンにしても、溢れ出る優しさっていうのが、イマイチ不足しているみたいで。
 作中の亜沙先輩が、無理に違う自分を作っているようにも見えるのですが、それは私がひねくれてるのかなあ。

 せめて最終回は、前向きで明るいものでありますように。

ヴァンチさん☆

 私は結構、心が弱っちいので、小説で稟が怪我しちゃうシーンが出て来ただけでも、びくびくしてたりしますから…。
 私のイメージでは、SHUFFLE!は決してほのぼのとした作品では無くなっちゃってるのですが、ゲームをやってみればその印象も変わるかしらん。

 そういえば、アニメの稟と楓って、ちゃんと仲直りした場面を描いて貰ってませんよね。
 確かに、事実を知った楓が稟に謝るシーンはありましたけど、二人が少しずつ心を通わせて行くような場面て、何故かありませんでした。
 そんな楓が、稟に選ばれるなんて展開になるわけは無かったのかなあ、なんて。

 まあ、亜沙先輩にしても、稟とどうやって出会って、今までどうやって過ごして来たのか、ちっとも描いて貰ってませんから、お互い様と言えばお互い様なんですけど。
 優しさが足り無ーい。
 誰が選ばれてもおかしく無いけれど、誰が選ばれても不満が残るっていう。
 そういった意味では、亜沙先輩も決して優遇はされてないのかな…。

 今晩は、リストです。

 亞沙先輩の病気、結局原作通りみたいですね。
 個人的に、亞沙先輩の問題って、設定として一番無理があるというか、こじつけっぽい気がします。
 ゲームやコミックでは、病気についての描写が控え目だったので気になりませんでしたが、アニメ版のように入院したり、倒れるたびに周りに心配をかけ、さらに稟とつきあった状態にまでなっているというに……意固地になって魔法を使わない理由が、わたしには理解できませんでした。亞麻さんを傷つけてしまったことへの後悔だけでは、説得力が、ちょっと。

 亞沙先輩、アニメ版ではすごく優遇されていますけど、でも描写がちぐはぐで、またシリーズ構成全体が甘いため、正直魅力のないキャラになってしまった気もします。
 これなら、コミック版を忠実にアニメ化した方がよかったとも思ってます。(わたしは個人的に、コミック版が一番好きです。コメディとシリアスのバランスが一番とれてますし、ヒロイン同士のコミュニケーションもしっかり描かれているので)

 アニメ版、あと最終回だけですが、不安の方が大きくなっちゃいました。ちょっと残念ですね。

 長々とすみませんでした。リストでした。

僕は表現があまりにも残酷なものでもない限り、大概のものは楽しんで見ることができます、
最後はハッピーエンドとわかりきっていれば、物語中盤がどんなにひどくとも、意外と耐えられるものです。
ただ中にはごうもんやらなにやら、ともかくここまで表現しなくてもいいだろうと思えるほどの残酷シーンがあり中には、救われないひどい話もあり、そういうのは見たくはありませんね。
楓の場合、誰かが死ぬわけでもなく、楓の稟に対してのイジメは物語ではすでに過去の出来事ですし、SHUFFLE!全体がなによりほのぼのしてますから、あまり気にせずプレイできると思いますよ。

アニメの19話あたりで、楓をかなりひどい扱いしてきて、しかしそれを楽しんでこれたのも楓EDを信じていたからなんですけどね・・・・・・。
楓EDがないならあんな扱いしなくともいいようなきもします。
とにかく亞沙先輩が優遇されているアニメですからね・・・・違和感が。
やはりメインあの三人でしょうしね・・・・。

奇抜と言うか・・・・・予想外と言うか、それ以前に・・・・基本忘れてますよね近頃のアニメ。

ヴァンチさん☆

 プリムラはその口数の少なさが幸いしてか、いつのまにかあの家で馴染んでいたみたいです。
 もっと稟と楓の間に入ってもいいのに、って思う位。
 楓とはいいコンビになってましたけど、それでもプリムラは稟を責めたりはしなかったっけ。
 楓以外は、みんな結構押しの強いコ達ばかりなので、誰も立ち入って来ない芙蓉家の平穏は、やっぱり必要だったですね。
 そういう話も見たかったです。

 コミックにしろ小説にしろ、読み進めると楓の過去関連の部分はやっぱり辛くって、アニメのあれをゲームで追体験するのはさすがに厳しいかなって思っていました。
 私がそれに耐えられるかが、ゲーム購入のポイントだったんですよね…。
 ほのぼのしているなら、安心なのです。

 私もそんな楓エンドが希望です。
 というか、そうなると信じていたのですけど。
 ゲームをやっていない私は、思考がすっかり停止してしまって、もしアニメが楓エンドだったらどんな展開になっていたのか、想像すら出来無くなっちゃいました。
 どうせなら、もっと早い時期にカップリングさせてしまって、プリムラにしてもリコリスにしてもキキョウにしても、一緒に助けてあげるような展開なら楽しかったのにな。
 お相手が、楓だったにしても亜沙先輩だったにしても…。
 そこまでのシナリオの変更って、ゲームを基本にすると難しいとは思うのですけど。

 カッター…。
 そういうことに使うんですかあ。
 冗談が冗談にならないです。
 そうすると、やっぱり稟が自分で自分のことを刺しちゃうんだろうな…。
 稟と亜沙先輩は、もうハッピーエンドになって貰わないと困りますけど、他のみんながそれぞれの道でそれぞれの生活を、っていうのも作品としては宜しく無いですよねえ。
 亜沙先輩を邪魔するくらいになって貰わなくっちゃ。
 それが私の願いです。

>稟が大怪我したり死んじゃったりして、その為に魔力を…、なんていうのは勘弁して欲しいなあ。

間違いなくなるでしょうね・・・・ゲームがそれだし・・・・・カッター持ってたし・・・・・・。

このアニメが元がゲームで、たぶん製作している側も、「ゲームをプレイした人向け」に作っているものと思います。
そのためか僕の場合、プリムラが芙蓉家に住んだことに対しては違和感はありませんでした。
ゲームの場合、内容が全体的にほのぼのしています、そのため、稟がほかの女の子と恋人になろうと楓があそこまで壊れる描写は当然ありません。
なんかこのアニメの製作場所、ドロドロの雰囲気のアニメをよく作るとか・・・・・・。
僕の場合とにかく、アニメ全般の雰囲気を壊したのが許せなかったですかね。
理想としては、楓と恋人になり、それでもシアとネリネとのアタックがとまらなかったりしするような、ほのぼの関係で終わらせてほしかったですね。
コンプティークのSHUFFLE!プロモーションDVDはいい出来で、あれを見たときはかなりこのアニメに期待したのですけどね・・・・・・。
参りましたね・・・・・・結構好きなアニメだったのですが・・・・・、最後の最後に・・・・・。
どんな終わりかたするか分かりませんが、納得いかないでしょうね・・・・・・・・・・・。
どうせ亞沙とのハッピーエンドでしょうね・・・。
・・・・・・・なにやりたかったのかなこのアニメ。

軟骨さん☆
ヴァンチさん☆

 自分の感想を読み直してみると、2話でもう、キャラクターがちっとも分からない描き方をしてるって書いてたりします。
 私なんかは、プリムラを芙蓉家に迎え入れたときでさえ、あの家は稟と楓の為の場所であって欲しいのにって、心配になったりもしたのですが…。
 それは楓が亜沙先輩に対して言ってましたけど、その言葉の意味、ちゃんと分かっていたのかしらん。
 決定的な間違いを犯してしまうと、それまでは我慢出来ていた部分まで、我慢出来なくなっちゃうのになあ。
 ファンは正直です…。

 最終回に向けて、全ては稟に委ねられたわけですが、事情を何も知らされないままの稟に何が出来るのか、気の毒になって来たりもする私なのでした。

ヴァンチさん☆

 魔族と神族の見分け方は…。
 魔族の方が、お耳が長いんでしたっけ?。

 魔力を使うっていうのも漠然とした話で、具体的に何をどうするかって話になっていないのは、不思議と言えば不思議です。
 大切なものを護る為、或いは誰かの為に魔力を使うっていうのはありかなって、私は思うんですけどねー。
 でも、稟が大怪我したり死んじゃったりして、その為に魔力を…、なんていうのは勘弁して欲しいなあ。
 このアニメ、何が起きるか分からないんですもん。
 SHUFFLE!がそんな雰囲気に満ち満ちて居るのは困ったものなのです。
 最初からそれが分かっていたら、私はこの作品、見ていなかったかも…。。

 稟が成長して行って、亜沙先輩と一緒に生きて行く道を選んだ、っていうのも勿論ありだとは思うのですが、それにしては今までの描き方が決定的に不足していますから…。
 そこを段階を踏んで描いていれば、私だって納得出来たと思います。
 楓は勿論、リシアンサスやネリネの存在を無駄にしてしまってるのは、やっぱり問題なんですよね。
 ヒロイン三人の扱いをそんなにしちゃって、この先SHUFFLE!として商売が成り立つのか、逆に心配になって来たりもします。
 最後にみんなが笑っていればいいって、そういうものじゃ無いんですけどね…。
 優しさが足り無いなあ。
 ファンが持っているキャラクターへの共通の認識、それをみんな壊してしまったのは、クリエーターとしての不徳なんじゃないかと。
 取り乱した楓の数々のシーンなんて、今ではネタにしかなりませんよね。
 ハッピーエンドが約束されてるって信じていたから、私も頑張って見たのになあ。
 あれはもう、見る気にはなれないです…。

 私としては、作品は楽しく見たいですし、その作品のレベルに合わせて見方も上下させたりするわけで、SHUFFLE!だって好意的な見方は出来るのですが…。
 本来、そういう作品じゃない筈なのに、勿体ないです。
 次はもう最終回なのですが、それは稟と亜沙先輩のエピローグってだけではなく、作品そのもののエピローグになっていることを願いつつ。
 そんな優しさを希望しちゃいます。

昔魔法を使ったことにより取り返しのつかない過ちを犯し、誰かを犠牲にしてしまう。
そのトラウマとそのときの二度と魔法は使わないと言う誓いが亞沙が命がけで魔法を使わないようにしている理由。

・・・・・・・・だったら納得いくのですけどね。

「稟ちゃん・・・・・・・僕は許されるのかな?・・・故意じゃないとはいえ魔法で人を死なせてしまったのに・・・・・助かるために魔法を使うなんて・・・・・」
と言う台詞とかあれば・・・・・。

軟骨さん>
>そのうちとんでもないしっぺ返しを食う事になると思いますね。
僕はそうなることを期待しています。
今回のアニメでどのような意図で製作したかわかりませんが、期待は裏切られた気分ですしね。
一説には某雑誌の人気投票の結果で亞沙EDにしたという話もありますし・・・・・・・。
正直、話の内容としてはさほど悪くないとは考えてはいます。
亞沙の行動はアニメの内容と言うよりもゲームの内容にそってますし。
単純に内容だけ見れば面白いのかもしれませんが、やはりSHUFFLE!らしくない作品にはなりましたね。
ただ話しを作るのではなく、ファンが何を望んでいるのか、基本的なことは忘れずに作品は作ってほしいものです。
製作者側は、ファンの意図を飲まないと言うか無視すると言うか馬鹿にしている節があると思うので、経済的な打撃でもない限り、ファンの要望は聞かないかも。
どんなにクレームがあってもそんなものは無視でしょうね。
聖○士○矢なんて今はひどい状況ですよ。
主人公たちメインキャスト相入れ替えですもの。
この行為にファンに対する気持ちなど微塵も無く、単なる利益重視しか見えてこない。
一度完膚なきまでに痛い目にあってほしいと思うときがありますよ、それでその作品が作り直されるとかそういう結果にならなくとも、前例さえできてしまえば抑止力になるとおもいますし。

>ヴァンチ さん

>芙蓉家をはさみ、神と魔族の邸宅があるというのが、このアニメの世界のステージの基本のような気がする。
 原作のPCゲームをやってない僕にもそれは激しくうなづけます。
アニメの前半1クール分でその設定は十分仕込めていた筈だから。

「こんなのはSHUFFLE!じゃない」と言うと原作ファンのボヤキのように聞こえるが、今回はまんまそれが一本のアニメ作品としても成立していない、お話になっていないって所が深刻だ。

公式HPのBBSでも、アニメの内容に関しては賛否両論というより既に勝負はついた様子だが、こういう声を関係者は「またいつも通りの原作ファンのブータレだ」みたいに認識していたら、そのうちとんでもないしっぺ返しを食う事になると思いますね。

耳で「魔族」と見分けることはできます。
亞麻さんはともかく「魔族」と言うことは隠したほうがいいかもしれません。
僕の想像で、亞沙さんが魔法を使うと、亞麻さんの正体がばれるので使えないと言う仮にそういう設定ならまだ納得行くのですが・・・・。
とにかく、この二人が中心過ぎてあまりにもSHUFFLE!とは思えない。
ゲームでは攻略キャラになってはいますが、僕の中で亞沙さんはやはり位置的に脇役なんですよね。
ヒロインたちを全く出さないで脇役と仲のいい主人公中心のお話っていうのは・・・・・。
亞沙先輩の役割は、三人娘たちのことで悩む稟をからかうか応援するかまでにとどめてほしかった・・・・・・・・・・。
仮に「楓ED」でなくともシアEDでも自分は納得できたんですけどね・・・・・・・。
本当製作者の意図がまるっきりわからない。
亞沙先輩の話はそれこそ、話数が少なくともできる話ではないかしら?
キキョウとか、リコリスとかもっと重要視しないといけないキャラがいたのに・・・・・・・・・。
亞沙先輩の話のオチをゲームと同じにするぐらいなら、変にオリジナル要素入れないではじめからゲームの話に忠実にやったほうがこの場合はよかったかな?
そうすれば五人分の話が24話ですっきり収まったかもしれない。
アニメSHUFFLE!は「稟と亞沙先輩のラブストーリー。」でしたね、「神にも悪魔にも凡人にもなれる男」なんて全く関係なかった。

楓に関しては出番がまるで無い、
稟二花束を渡してあっさり帰る楓。
C.MAYAさんの言うとおり、尽くし解除モードの彼女。
これで帰る家も別々なところが、ファンとしては悪夢のようだ。
まず芙蓉家を出るべきではなかった。
芙蓉家をはさみ、神と魔族の邸宅があるというのが、このアニメの世界のステージの基本のような気がする。
稟が芙蓉家をでるということは、そのまま三人娘との別離を表現している。
その時点でSHUFFLE!じゃない、別のアニメのような気がした。
亞沙先輩がこの際問題ではなく、なんかこの作品の本筋を理解していたのかな?スタッフは。

ヴァンチさん☆

 さすがに今回は、ちょっとストーリー進行に無理があった気がしますね。
 ラスト、付き添っていてくれた稟を残して、何も告げずに何処かへ行ってしまう亜沙先輩って、何を考えているのかさっぱり分かりません。
 まだ何か隠している事情があるって思いますし、自分だけの解決法があるのかもしれませんけど、見ていて楽しいものじゃありませんもん。
 今更、稟まで一緒に苦しめなくてもいいんじゃないかと…。
 それは、ヴァンチさんがおっしゃっている通りだと思います。
 魔法が使えるのに使わないっていうのは、自分達の未来を閉ざす覚悟でそう言ってるのかなあ。
 亜麻さんも、そんな亜沙先輩のことをそのまま受け入れているみたいなのが、結構謎だったりしますし。

 今更、魔族がどうこうっていう話になるのも不思議ですよね。
 亜沙先輩が魔族だとしても、全然驚きませんし。
 稟が驚いていたのを見て、逆に私が驚いちゃった…。
 私なんて、魔族と神族の見分け方だって未だに分かりませんもん。
 ネリネとリシアンサスだって、どっちがどっちの種族だか分からなくなります。

 正直、どうして今更こーいうストーリーなんだろ?、っていう気は凄くします。
 魔王とその娘、更には実験体3号まで身近に居るのに、そういった人達はちっとも絡んで来ないんですもん。
 楓だってそう。
 もう最終回直前なのに、見てて気合いが入りません。
 明日が見えないのは私の方だよー(^^;。

 あの帽子、耳で実験体かどうかの見分けが付くんでしたっけ…?。

ゲーム同様に内容でしたね。
魔法を使えば助かるのに使わないか・・・。
亞沙の単なるわがままですよね。
「僕は人間なの」と魔族であることを拒否する姿勢はネリネに対して失礼ではないだろうか?
何がどうなればああいう、理屈にたどり着くかな・・・・・自分が人間であり続けなければ母親が悲しむとか・・・・ちょっと思考がずれてないかい?
今回の問題で、亞沙一人だけの問題なら意地を貫き通すのもいいが、実際母親が悲しみ、稟が心配しているときに、意地を張る問題では全く無い。
魔法が使えないのならわかるが、使えるのに使わないとなると、ばかばかしくもなる。
以前感想で書きましたが、楓から稟を横取りする形になるのですから、病気のことを詳しく話し、それでも自分を選ぶか稟に聞くか、稟を恋人にしたなら、意地を張らずに解決策をとるのが筋。

最終話でもし稟が「亞沙先輩が魔族でも僕はあなたが好きです」みたいなセルフは言ってほしくないですね、ネリネの立場が無い、あの世界で魔族差別は非常に失礼だ。
第一、魔族も神族も普通に人間と共存している社会なんだし、なにをこだわるの?亞沙さん?

僕にとっては非常に、悪い言い方させてもらうとつまらない話でした、最終回も期待はしません。
結局ヒロイン脱線型の駄作と化すのか?
このアニメがどんな作品か少しは考えてほしかったですね。
主人公の三人(シア、ネリネ、楓)をないがしろに扱い、脇役ばかりが活躍するアニメになってしまったな・・・・・・・・・・・。

ちなみに亞麻さんが耳を隠していたのは、魔族であることに嫌悪してるのではなく、自分が実験体であると言う事実を世間に隠すためと思います。

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