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2005.07.21

尾道、渡船コンプリート

 尾道と向島の間には、渡船がよっつあります。
 駅前渡船、福本渡船、尾道渡船、しまなみフェリー。
 ちなみに、かみちゅ!に出てくる日の出渡船は実在しませんので、ひとつ。
 どれがモデルなのかも私は知らない(^^;。

 追記。
 4話の感想の所にも、写真を載せておきました。
 偶然にも、アニメと似たカットですー。
 それから、この記事のタイトルにはコンプリートとか書いてありますけど、実際には渡船、まだ他にもあるそうなんです。
 いい加減だなあ(^^;。

 とにかく、かみちゅ!見てたら、やたらと渡船に乗りたくなっちゃって。
 本日、全航路に乗って来ましたあ。
 ちなみに、写真は色々と混じってますので…。
onomichi01
 奥に見えているのが、新尾道大橋と尾道大橋ですね。
 全部と言っても1時間で乗れちゃいましたけど、わざわざそんな暇なことする人、あんまり居ないです。
 それぞれ数分の船旅、運賃は人だけだと100円、自転車はプラス10円です。
 安いでしょ♪。
 福本渡船だけは更にお安くって、人が60円なの。
 なので、ここが一番賑わっていたみたい。

 尾道駅で観光マップと新・尾道三部作のロケマップを貰って、まずは駅から一番近い、駅前渡船から。
 ここは川を少し遡るので、距離が一番長いです。
 なので、昼下がりのこの時間も、ここだけは2隻でピストンしていました。
 他は、1隻が行ったり来たり。
onomichi02
 後ろに見えているのは、6月末で廃業してしまった大阪高知特急フェリーの「フェリーこうち」ですねー。
 こんな所に居たんだあ。
 もう少し行くと、今度は戦艦大和の巨大ロケセットが見えます。
 ちなみに今日は定休日だったので、中には入れませんでした…。
onomichi04
 迫って来るよー(笑)。
 こんな感じで、電車みたいにピストンしてます。
 わざわざ向きを変えたりもしなくって。
 操舵室は、JRのDE10みたいな作りになってるのかなあ。
 なにしろ、ひたすら行ったり来たりしていて、休憩が全然無いので、見せて下さいとは言えませんでした…(^^;。

 橋を渡って、大和を見つつ少し歩くと、福本渡船の乗り場があります。
 それぞれの乗り場、本当に近い所にあるんです。
 でも本当は、歩きよりもレンタサイクルの方が楽しいかもしれません。
onomichi05
 船の作りはどれも殆ど同じで、両サイドに申し訳程度のベンチがあるの。
 まあ、立っていてもすぐに着いちゃいます。
 大和の写真を撮るならハシゴに登ってもいいですよ、なんて、係のおばちゃんは親切でした。
onomichi06
 自転車はアニメと同じく、自動車と自動車の間に立ってます。
 ちなみにお金は、乗船中に係の人が集めに来るパターンが殆どで。
 福本渡船だけは、向島側の乗り場で支払いました。
 勿論、地元の常連さんには定期券があるです。

 この後、順調に残りふたつも。
 ただ、向島側で尾道渡船からしまなみフェリーへ移動しようとすると、間の川に架かっている橋がちょっと上流なので、距離は一番あったりします。
 まあ、近いんですけど…。
 それから、しまなみフェリーは尾道駅から一番遠いので、歩くのがまた大変。
 だって、暑いんだもん!。
 やっぱり自転車借りれば良かった…(^^;。
 日焼けしまくっちゃった。
 疲れたので、尾道散策はこれでおしまい。
 尾道まで来て、渡船乗っただけですかあ…。

 そういえば、かみちゅ!作中に2回も登場したマスカット色の103系、とうとう見ることは出来ませんでした。
 駅の時刻表を見るに、トイレ無しの列車は1日に朝夜1本ずつしかないけれど、あれなのかなあ。
 それとも、呉線の運用に入ってるとか…。
 広島で、確かに2編成留置してるのを確認したんですけど。
 謎です(^^;。
onomichi07
 これは、6話のラスト近くで出て来たのと似たアングルでーす。
 本当に、渡船、細かく出て来ますよね。

 最後に、 関連リンクでーす。

かみちゅ!対策室(至好回路 さん)
『かみちゅ!』の舞台、尾道探訪(日本関西化計画さん)
『かみちゅ!』記念 尾道の旅(アトリエそねっとさん)

 おまけ。
 こんなことが↓あったんですね。
 あの渡船って、船長と機関長で二人乗務なんだあ。
 被害が無くてなによりでした。

砂浜にフェリー乗り上げ 尾道、乗客17人は無事

 2日午後1時10分ごろ、広島県尾道市向島町(向島)の桟橋近くの砂浜に、福本渡船(同市)所有のフェリー「第15小浦丸」(92トン)が乗り上げた。乗客17人にけがはなく、別の船に乗り移り、積載の車7台とバイク5台にも異常はなかった。
 フェリーは午後5時前、自力で砂浜から離れ、油の流出や浸水はないという。
 尾道海上保安部の調べでは、第15小浦丸は午後1時ごろ、JR尾道駅近くの桟橋を出て、尾道水道を挟んで約300メートル離れた対岸にある小歌島桟橋へ向かう途中だった。同保安部がフェリーの船長と機関長から事情を聴き、座礁の原因を調べている。
(共同通信) - 8月2日19時0分更新

 おしまい。

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コメント

瀬戸の島からさん☆

 TBお待ちしています(^^)。
 はい、今日もまたこれからフェリーに乗船して、室蘭~青森~函館と移動する予定です。
 のんびり出来て、楽しいですよー。
 福本渡船は、また大変な事故を起こしてしまいましたが、安全対策をしっかりやって、また頑張って欲しいな。

多くのフェリーに乗られているんですね。びっくりしました。私も尾道の渡船に乗ってきました。TBさせてください。

TAKさん☆

 私が大型フェリーに乗ると、何故かやたらと狭い所への駐車を指示されるので、歌渡船でもきっと大丈夫!、かもしれません(笑)。
 なんて、全く自信がありませんから、止めておきます。
 でも、この渡船、面白いですね。
 4月中旬位には、何とか行きたいと思ってます。
 そして、桟橋と一緒に、私もゆらゆら揺れるの。

 かみちゅ!も米国に進出するのですね。
 ぱちぱち。
 そういえば、ここの記事って、何故か中国語のサイトさんからのリンクが多いみたいで、中国の方も尾道を目指してやって来てたりするのかしら。
 そんなことを考えてみるのも楽しいです。

歌渡船に車を載せる場合は、桟橋から
バックで入れます。車庫入れに自信のない
人には厳しいかも。
船は、桟橋を離れてから切り返すので、
対岸が近い割には結構時間を食います。
おまけに、水路を横切る船が結構多くて、
波を受けるとかなり揺れます。桟橋も揺れ
ます。

おまけ:
かみちゅ!の米国版DVD発売決定しま
した。ただ今予約受付中。リージョン1
なので日本のプレーヤーでは観られま
せんが。
これで、今夏くらいには尾道へ来る外
国人客が増えるかも(笑)

TAKさん☆

 調べてみると、歌戸渡船というのがあるのですね。
 人だけでも運賃170円というのは、確かにちょっと高いみたい。
 しかも、船の写真を見ると、車はスルーで抜けられないみたいで…。
 面白いですねー。
 私も自転車で巡ってみたくなりました。
 暑いのには懲りたので、なるべく早い時期に行って来なくっちゃ。
 廃止になってしまったら、乗りたくも乗れませんものね。
 瀬戸内も、もう次の季節を迎える準備が進んでいるみたいですし。
 千葉よりも季節を先取りしている尾道を、早く訪ねたいと思います。

昨日、本州~向島間をつなぐ第六の渡船に
乗って来ました。
自転車込みで運賃200円も取られたんです
が、客なんて釣り人くらいしかいないので、
単価が高くないとやっていけないのかなーと
思いました。戸崎(渡船の本州側)では、既
に咲き始めた桜があったり、そのすぐ近くに
梅がまだ咲いていたりしてました。

C.Mayaさんも、今年こそコンプリートして下
さい。早くしないと、渡船がどんどん廃業され
そうです。

TAKさん☆

 もう既に、3回目の尾道訪問へ出発された頃でしょうか?。
 私も、コンプリートとかタイトルに付けつつ、他にも渡船があったのに全然気が付いていませんでした。
 いい加減ですー。
 渡船そのものは満喫出来たし、まあ、いいかなあ(^^;。
 私が乗ったときも、福本渡船以外はがらがらでした。
 しまなみフェリーは、集金に来る人が居なくって、とうとうお金を払わずじまいで…。
 もう一度、お金を払いがてら乗りに行かなくちゃまずいですー(^^;。

私も、尾道 - 向島間の渡船、全5航路を
コンプリートしてきました。ひとつだけ離れ
た場所にあるのでちょっと疲れました。
ところで、盆前だったからか昼下がりだっ
たからか、どの渡船もかなり空いていま
した。儲からないでしょうねぇ…

pianissimoさん☆

 バスの窓から見ていたら、レンタサイクルで橋を渡っている方が一人だけ見えました。
 結構アップダウンがあって、真夏はちょっときつそうですねー。
 今治と尾道の間、50キロちょっとかあ(^^;。
 レンタサイクルステーションがあって、途中での乗り捨ても自由だそうですから、いつか私も、行ける所まで行ってみたいと思います。
 今回は高速道路で、あっという間に通り抜けちゃいましたから…。

 地元のくせに、川崎・木更津航路はとうとう乗る機会がありませんでした。
 港は不便な場所にあることが多いし、自転車とフェリーの組み合わせって実は凄くいいかもしれません。
 挑戦してみようかしらん。

プラズマさん☆

 マスカット色の103系、とっくに定期運用から外れているみたいですねー。
 私も、それは大歓迎です。
 好きな人は好きみたいですけど、どうせ乗るなら213系の方がいいですもん(^^;。
 今回私が乗ったのは、115系ばかりでした。
 しかも、3000番台は決して来ないという…。

1976さん☆

 「さびしんぼう」は、旧三部作最後の作品ですね。
 私は、シリーズを通して見たことが無いのですが、舞台を訪ねて歩くファンは多いんでしょうねー。
 駅にロケマップが置いてある位なんですもん。
 でも、旧三部作のマップは無くって。
 新三部作からでも、街の景色は結構変わっているみたいですし、それは仕方無いのかなあ。
 今は「男たちの大和」のロケセットが目立っています。
 あ、しまった。
 どうせ来るなら、関連作品を見てからの方が良かったかなあ。
 色々な文学作品の舞台にもなってますし。
 まあ、今回は渡船しか見ていなかったのも事実なので(^^;。
 「さびしんぼう」もいずれ見なくちゃリストに加えておきます。
 幻想的なヒロインっていうのは、私も凄く気になります。
 どうも最近、日々のテレビに追われてしまって、映画とかをちゃんと見る機会がありませんでした。
 そういえば池上署、なかなか由美子さん出て来ないですよね(^^;。

 尾道と言えば、大林監督第一次尾道
シリーズの中の「さびしんぼう」(1985
年公開)が反射的にぱっと頭に。
 この作品は、3年前、友人のすすめで
ビデオで観て、かなりはまって、レンタル
で何回も借りて観ました。
 さえない高校生(尾身としのり)と、女子
高校生(富田靖子)との純粋で切ない幻
想的な恋物語。富田靖子さんが演じる一
人二役のヒロインが、とっても幻想的で、
今風な言い方をすれば不思議ちゃんな
役です。最近の映画に例えると、うーん、
「電車男」と共通点が幾つかあるかな。
恋愛モノだけど、3角関係とか恋のライバ
ルが出てこないし、さえない男性の視点
から恋愛を描いているし、ヒロインが幻想
的な点。

 富田靖子さんと尾身としのりさんが尾道
から渡し船を利用する場面が何ヶ所か出
てきました。どこの船かな。でも、約20年
もたっているから、その船の路線、廃止さ
れているかも。尾道は、私はまだ行ったこ
と無くて・・・。コアな「さびしんぼう」ファンの
間では、ロケ地巡礼の場として名所になって
いるみたいです。

某鉄道雑誌でチラッと見たところでは、
103系マスカット色は営業運転から外れたとか…
瀬戸内色はまだ走っていると思われますが。
山陽路でわざわざ乗りたい車両というわけでもないです。

尾道にいらしたんですね。
自転車好きの私としては、なんとか尾道から、しまなみ海道を自転車(レンタサイクル)で縦断するのが夢だったりします。
フェリーの旅も魅力ですよね。
南下が終わった後、フェリーでまた北上するとか…いいかもしれませんね。

フェリー&自転車は、アクアラインができる前の川崎→木更津間航路を自転車(これは自宅から出発)と共に渡ったことがあるので、また何らかの組み合わせをやるのも面白そうですね。
体力に不安が残りますが…

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