旅立ちの当日は、午前04時に起床。
すぐにお仕事です。
会社に泊まり込みなんだもん。
とほほ。
何だかんだあって、会社を出たのは10時前、もうぎりぎりの時間なのでした。
今回は「ぷらっとこだま」で予約を取っているので、乗り遅れは許されません。
焦ったよー(^^;。
「ぷらっとこだま」はネットからの手配だよ。
送料は200円なので、買いに行く交通費や待ち時間を考えると、ネットからの方が絶対にいいですー。
23日の夜に申し込んで、24日のお昼に予約OKの回答がメールで届き、25日に宅急便で発送するとのことでした。
26日には「こだま乗車証磁気化券」が届き、自動改札もOKになってたよ。
発券は、浜松のセンター。
10時56分の「こだま」で、のんびりと名古屋へ。
3列席でしたが、隣りもその隣りも、誰も乗って来ません。
この列車は大阪行きなので、下手に熟睡すると大阪まで連れて行かれる可能性があるし、何とか意識を保っていました(^^;。
車内放送、声はレイジングハートの人なのですが、聴いてみても全然分かりません。
名古屋駅でちょっとした用事を片付けて、名鉄の新名古屋駅へ。
本当は新車の快速特急に乗りたかったけれど、目の前にがらがらの急行が来たので、ふらふらとそれに乗っちゃいました。
車内からJALのサイトへアクセスして、WEBチェックインを実行。
当日の午前04時から受け付けているから、会社からやっておけば良かったんですけど。
そんな余裕、無かったもん!(^^;。
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■名古屋鉄道 空港線 常滑-中部国際空港 平成17年1月29日開業
高架の常滑からが新線です。
駅近くに競艇場があって、そこを半分回って行く感じで新線の高架が延びてるの。
あ、丁度レースが始まったよ。
次のりんくう常滑、駅の周囲には荒れ地が拡がるばかりで。
小田急のはるひ野もこんなだったっけ。
更に言うと、日高本線の浜厚真ともそんなに変わりません…。
あっという間に、終点の中部国際空港に到着です。
関空とは違って、すぐなんですね。
でも、ここは他の空港駅とはホームの作りが全然違ってます。
ガラスと自動ドアが、線路をぐるっと囲んでて。
是非一度、行ってみてみて。
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セントレア、平日なのにかなり混雑してるの。
や、混雑してるのは飲食スペースのみで、搭乗客自体は少ないんですけど。
離陸のときに見ていたら、展望スカイデッキも人が鈴なり。
こんな光景、他じゃ見られません(^^;。
折角JALカードSuicaを作ったので、搭乗もICです。
窓口には一切寄らず、直接手荷物検査場へ。
パスケースをタッチすると、「ICチェックインお客様控え」がプリントされます。
これは座席の確認の為、かな。
搭乗のときも、タッチするだけ。
他に使っている人はまだ誰もいなくって、ちょっとした優越感があったりします。
便利だよ♪。
機材はMD-81で、最近こればっか乗ってるみたい。
ネットから座席指定も済ませていたので、前寄り窓側の4Aを確保です。
お隣りは空席。
機内誌のプログラムを見ていたら、スクランEDが流れるみたいなので聴こうとしたら…。
そもそもMD-81には、ミュージックサービスの設備が無いのでした。
あらら。
エールフランス8022便とコードシェアの日本航空3217便は、定刻05分遅れの18時05分に福岡到着です。
すぐに地下鉄で天神へ移動して、と。
あ、303系が来た。
これ、乗るの初めてなんです。
嬉しいな。
何故か、今までちっとも巡り会わなくって。
地下街の本屋さんで「ゆびさきミルクティー」の4巻、やっと買うことが出来ました。
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■福岡市営地下鉄 七隈線 橋本駅-天神南 平成17年2月3日開業
天神で空港線から七隅線に乗り替えるわけですが、真っ直ぐに延びた地下街を延々と歩くの。
と、遠い…。
帰りもここを歩くのかと思うと、ちょっと嫌な気持ちになっちゃう。
まあ、大手町よりはずっとマシ、なのかなあ。
天神南は、改札も別です。
運賃通算の制限時間は120分。
専用の改札口からの出場が条件で、切符に3ケ所、現在時刻が印字されました。
途中の別府、べっぷじゃ無くって、べふって読むんだ。
駅のデザインが落ち着いた緑色なの、好みです。
トイレも綺麗。
液体石鹸まであるし。
運行システムは、ワンマンのリニア地下鉄。
でも、トンネルの天井が妙に高いので、当初は普通の地下鉄として建設されたのかしら?。
開業記念のヘッドマークを付けた編成が来たよ。
運転席回りのデザイン、面白いの。
機器にカバーをかける後部側は、普通にお客が座席として使えて。
線内全線が地下ですが、携帯は全区間で電波が入ったです。
それも良し悪しですよね…。
車内には、東京モノレールやリムジンバスの広告がありました。
終点の橋本、2面3線の立派な駅です。
私は地上には出ないで、そのまま折り返し。
これで、現時点での新線は全てクリア、だよ。
また天神の地下を歩いて、103系1500番台で博多に戻ります。
さすがボディーがべこべこになってるのが厳しー。
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九越フェリー「ニューれいんぼうべる」博多-直江津
ご飯を食べて、20時30分。
あ、まだ時間に余裕があるみたい。
…無い無い、本当はぎりぎりなんです(^^;。
あるって思い込んでるだけなの。
これならタクシー使わなくてもいいや、なんて思って、博多駅前からたまたま来た博多埠頭行きのバスにふらふらと乗ってしまったのでした。
車内からネットで調べると、博多埠頭は中央埠頭のお隣みたい。
それなら、30分もかからないよね。
前回乗船したときに周囲を歩き回ったので、地形は頭に入ってるもん。
こういうテキトーな行動を取ると、えてしてそれが裏目に出たりするんですけど…。
海沿いに歩くと、すぐに「ニューれいんぼうべる」の明かりが見えたのでした。
岸壁をぐるりと取り囲んでいるフェンスも、何故か全部通用口が開いていたので、真っ直ぐ歩いて行けて。
扉が閉まってると、えらい遠回りになるもんね。
バスを降りてから、徒歩20分位かな?。
ちなみに、正式なルートは、「中央埠頭」行きの西鉄バスです。
博多駅の博多口を出て、交通センターでも正面のバス乗り場でもなく、道路を渡った反対側のセンタービル前から出ています。
本数は比較的多いですけど、時刻は事前に調べておきましょう(^^)/。
さてさて、ゆっくりと「べる」の船体を眺めながら、ターミナルへ。
船体に描かれた、でっかいイルカのマーク、懐かし♪。
内心、「まかせてイルか!」とか思ってたのは内緒です(^^;。
さあ、乗船手続きをするよ。
乗船名簿は事前に記入済みなので、クーポンと一緒に渡すだけ。
ターミナル、誰も居ない…。
ふねきちさん、お忙しいのかな…?。
あ、「フェリー・旅客船・貨物船・港のページ」管理人のふねきちさんがこちらにお住まいとのことで、仕事が終われば来れるかも、というお話だったので。
21時40分まで待っていましたが、とりあえず乗っちゃうことにしました。
なんて、本当は私が来るのが遅過ぎて、入れ違いで帰られていたそうで…。
ごめんなさいごめんなさい(^^;。
送迎のマイクロバスには、私一人だけなの。
マル得クーポンの食事券を引き換えて、74番のベッドへ。
他に人の気配が無いんですけど、誰も乗ってないのー?。
そのおかげで、4人部屋を一人で使うことが出来ました。
わい。
以前乗った「らぶ」はドライバー区画だったので、こちらは初体験になります。
後で聞いたら、本日の乗客は30名、うち一般客は9名とのことでした。
とりあえずデッキに出て、岸壁を覗いてみます。
舫いを外すと、係りの人達もすぐに車で引き上げてしまって、本当に誰も見送る人の居ない出港となりました。
でも、何か雰囲気あるよ。
寒さも全然ありません。
とりあえず、お風呂に入って、と。
のんびりだよー。
ここってシャンプーとリンスが別々になっている代わり、石鹸は普通の固形石鹸でした。
私はレストランへ行って、夜食。
カレーとピラフの簡易営業ですけど、やっぱり利用しなくっちゃ。
500円で食べられますし。
ていうか、私はさっき夕食を食べたばっかりなんじゃ…(^^;。
船は殆ど揺れずに運航中。
先週は、低気圧で大幅に遅れていたのですが、今日は本当に平穏な航海になりそうです。
きつきつの乗り継ぎも無事にクリアして、この後のスケジュールはゆったりコースに変わります。
今日はいい仕事をした(^^)。
満足感に浸って、明日は早いし、24時前には眠ってしまったのでした。
翌朝。
05時30分に起きて、外を覗いてみたら、真っ暗でした(^^;。
50分になった所で、誰も居ないフォワードサロンへ行って目をこらしてみるのですが、何にも見えません。
ちょっと雨が降ってるよ。
レインボーホールも、ソファーも、無人。
6時にはデッキに出て見ましたが、やっぱり何も見えません。
灯台の点滅が見えるけれど、あれは日御碕灯台かしら?。
というわけで、この時期に塩津小学校を見るのは不可能です(^^;。
船内には、「白い船」のDVDポスターの他、塩津小学校の児童さんによる映画撮影体験!みたいな掲示がありましたよー。
後はもう、ご飯食べたり、お風呂入ったり、お昼寝したりして自堕落に過ごします。
これが船の醍醐味だもん。
サロンで「フェリーズ」ライターの金丸さんにお会いして、ちょっとだけお話したり。
や、クルーと挨拶している現場にたまたま私が居て、お名前が聞こえたので…(^^;。
また国内フェリー乗り継ぎの旅に出ていたそうなんです。
前日には、ふねきちさんともお会いになったそうで…。
お仕事の邪魔をしちゃって、ごめんなさいでした。
その後、太陽も顔を出しました。
でも、ちょっと揺れが出て来たみたい。
以前の私なら、船酔いしてたかも…。
このお部屋、クローゼットもあるし、窓もあるし、机とテーブルもあるし、相部屋で無ければ本当にくつろげますねー。
カーテンをめくったら、テーブル前にコンセントが二つもあったし。
いいないいな。
窓の外を、オレンジ色の近海郵船のROROが九州へと走って行きました…。
直江津には定刻での到着予定ですって。
……。
はっ。
あ、寝ちゃったよー!。
レストラン閉店を告げる放送が流れて、もうそんな時間なのー!?。
折角、3食付きのプランだったのに、損しちゃった(せこい)。
とりあえず、お風呂にまた入って、下船に備えなくっちゃ、です。
お風呂、これで4回目。
右手には、アルプスの山々が綺麗に見えていました。
程なく、左手には佐渡の山々が…。
でも、いくらなんでも近過ぎるのではないかと…。
って、あれは米山と弥彦山じゃないかー!(^^;。
もうとっくに直江津港内なのでした。
下船しなくちゃ…。
先に着いていた「ニューれいんぼうらぶ」にご挨拶。
のんびり出来て、本当に楽しかったです。
船旅はいいな。
だから癖になるの(^^)。
金丸さんと一緒にタクシーに乗って、直江津駅前でご飯を食べました。
近日発売の「フェリーズ」5号には、私のことが載るかもしれませんよ。
本名か、本名のイニシャルかは不明ですけど、ハンドルということはありません(^^;。
C.Mayaです、なんて名乗るの恥ずかしいもん。
そもそも、何て読むんでしょうね、このハンドル(^^;。
今日は直江津に泊まろうっと。
直江津の駅舎は、「飛鳥」を模したものに新築されていて。
今日初めて知りました…。
でも、どうせ船のデザインにするなら「ニューれいんぼう」でもいいのにな。
目の前に見えたホテルのすぐ前から、ネットを使って部屋を確保。
予約成立の連絡がそのホテルに届く前に、私の方が先に到着してしまい、フロントの人が慌ててました(^^;。
フロントでLANケーブルを借りて、フツーにネットに繋いでます…。
さあて、明日は上越線経由で、のんびり家に帰ろうっと。
雪を見る為に新潟へ来たのに、明日は関東が大雪っていう予報ですね。
困ったもんです。
というわけで、今回の旅も終わりです。
ホテルをチェックアウトしたら、携帯カイロをくれました。
ちらちらと雪が降る中、私は直江津の駅へ向かったのでした。
寝坊したから、上越線回りはもう無理だし、「妙高」と長野新幹線で帰ろうかな。
ね。
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