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2005.02.16

■AIR 第六話「ほし~star~」

 ほぼ一週間遅れになっちゃいました…。
 でも今回、自分でも不思議な位、心安らかにみちるのお見送りが出来たのでした。

 「俺よりお前の方が、旅には向いてるのかもな」。
 次回予告でも使われていた往人のこのセリフ。
 この時点で、美凪に対して、どんな意味が込められているのかな…?。
 なんて、ずっと考えてみたりしたんですけど。
 分かりませんでした(^^;。

 なんて、美凪はずっと色々なものを探し続けて来たのですもん。
 そして今、しっかりと自分の意志で妹に会いに行って。
 それがきっと、旅なんだよね。

 それより、往人だよ、往人(^^;。
 今までどんな旅をして来たのかが全く語られていないし、あの街には長居をし過ぎてるし、全然旅人っぽく無かったりしてます。
 ちなみに、駅長さんっていうのは、旅人を送り出して、やって来た旅人を出迎えるのがお仕事です。
 そうだよね。
 美凪のお父さん、遠い別の街で、今でも駅長さんをやっているのでしょうか…。

 美凪自身は、お父さん子だったこと、やっぱり責任を感じてたりするのかなあ。
 一番大きいのは、妹を欲しがったことなんでしょうけど。
 お父さんがそんな美凪を連れて行かなかったのは、美凪自身が選んだことだから?。
 でも、似てるけれど別のみちるが居るなんて、不思議な感じ。
 あの家族のキーになっているのは、美凪じゃなくてみちるなのかな、なんてことも考えてしまう私なのでした…。
 美凪は、そこに一生懸命関わろうとしていた、みたいな感じ。
 そういった意味では、往人が旅に連れ出してしまうのは、やっぱり良く無いことだったみたいです。

 そして、思い出のつまった羽根。
 翼で大空を飛ぶには、犠牲にしなくちゃいけないこと、沢山あるのかも。
 鳥だって、そうやって空を飛んでるんだもん。
 でも、星は消えちゃうんじゃ無くって、見えなくなってるだけ。
 それを消えちゃうって言うのは、悲しいよ。
 明るい所では見えないものだって、きっとあるもの。

 星が輝き始める直前。
 校舎の屋上でのラスト。
 美凪とみちる、セリフが凄く沢山あったけれど、観ていてそんな感じは全然しなくって。
 素直に、二人のお別れの気持ちの中に引き込まれちゃった。
 お別れだけれど、もう会えないのかもしれないけれど、全然悲しい気持ちにはならなくって、二人の前向きな気持ち、そして夢を見続けている女の子への気持ちが溢れていて、私にはそれが凄く嬉しかったのでした。
 往人がそこに居た意味だって、ちゃんとあったもの。

 みちるの「生れて来ることを許して貰え無かった」って言い方は、あんまり好きじゃないけれど…。
 他に言いようがないものね。
 誰が悪いわけでもないのに、そうなっちゃって。
 色々なもの、壊れちゃった。
 決して元通りにはならないの。
 でも、みちるの前でだけ美凪だった美凪は、お母さんの前でもちゃんと美凪になりました。

 そうそう、佳乃はやっぱり、もう表には出て来ないのかしらん。
 わざとストーリーへの関わりを排除してるみたいで、それって生きてるのに死んでるみたいな…(^^;。
 なんて、往人や観鈴と関わること自体が、何らかの干渉になっちゃうとか…?。

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