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2005.01.29

■AIR 第四話「はね~plume~」

 今回は、かなり分かりやすい展開だったみたい。
 そして、最後は綺麗にまとまりました。
 それがちょっと残念な気がするのは、どうしてなんでしょう(^^;。
 や、本当はもっと深い意味が隠されていて、私が思っている程には簡単なストーリーじゃ無かったのかもしれませんけど…。
 一気に状況の説明へと進んでしまったので、この作品に感じていた不思議な浮遊感、みたいなものが希薄になってしまって、それはやっぱり残念だったかも。

 あの街の過去の風景や、遠い昔の出来事、それはちょっと唐突だったし。
 あれれ?って思ったもん。
 今の世界とうまく繋がって行かなくって。
 それに、あの場で自分が死んじゃうっていうのは、子供を助ける為にはならないと思います。
 その後のことを心配するのが母親だもん。
 本人は、殊更に母親っていうことを強調してましたけど…。

 それにしても、あの光る羽根って何なんだろー?。
 案外、聖が言っていたことが本当で、何かのきっかけを作るものに過ぎないのかもしれませんね。
 そして、もう小さな子供じゃ無いから、魔法に頼ってちゃいけないの。
 ラストで大空へと飛んで行った佳乃のバンダナ、凄く象徴的でした。

 空を飛ぶことの意味って、何なのかなあ。
 大空を飛べないなら、自分の足で、しっかりと大地を歩いて行かなくちゃならないけれど、憧れはずっと憧れで、自分の足元を見ることも無くなっちゃうの…?。
 何も出来ないって言う観鈴だって、その笑顔で往人を元気にさせることが出来るんだもん。
 それにはちゃんと気付かなくっちゃね☆。
 佳乃から往人を護ったし。
 にしても、いきなり首を締めるのはいけないと思うぞ(^^;。

 この作品て、登場する女の子全員が、母娘関係に色々な問題を抱えているみたい。
 みんな、殊更にそれに気を遣っているみたいで…。
 今回は、美凪とみちる、ですもん。
 続きを観るのが、ちょっと怖かったりするよ。
 佳乃は、これでお当番はおしまいなのかしら?。
 折角ですから、聖共々、佳乃の出番をこの先にも作ってあげて欲しいなって思います。

 そういえば、今回初めて漁船が出て来て…。
 防波堤を歩いて行く往人と観鈴の手前を、横切って行きました。
 そんな港町の要素、この作品ではあくまで排除してるのかと思ってましたけど、そういうわけでも無かったんだ。
 海は、あくまで海っていう、ね。
 空でも大地でもない、海。
 そこを越えていくのは、船じゃなくって翼なのかな、なんて思ってたので…。

 と、こう書いて来ると、今回も結構な密度だったことに気付かされたりします。
 キーになるセリフも沢山あって。
 分かりやすい展開とか書いちゃって、ごめんなさい(^^;。

 最後に、ちょっと蛇足。
 強い日差しの中で、儚げな佳乃の肩紐と、ふわふわ揺れる観鈴のスカートに、私はくらくらでした♪。
 流し素麺でポテトと張り合ってた往人にも、ね。
 箸を持ってる往人はともかく、ポテトが突っ込んでたのは足なんだけど、いいのかなあ?(笑)。

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コメント

通りすがりさん☆

 あ、やっぱりそうですよね…。
 でも、あの時点で、子供は助けてあげる、っていう確約は貰ってないですし、子供を一人だけ残して行くことに戸惑いは無かったのかな、なんて思ったので(^^;。

 光る羽は、やっぱりまだ何かあるんですかあ。
 確かに、これでおしまい、だとさすがにあんまりですし、一体何が起きるのか、楽しみに待つことにしますね。

>それに、あの場で自分が死んじゃうっていうのは、子供を助ける為にはならないと思います。
>その後のことを心配するのが母親だもん。

これは人それぞれ考え方が違うと思いますが、自分の子供が殺されるくらいなら自分が身代わりになって子供には生きて欲しいと言うことではないでしょうか?


>あの街の過去の風景や、遠い昔の出来事、それはちょっと唐突だったし。
>あれれ?って思ったもん。
>今の世界とうまく繋がって行かなくって。

>それにしても、あの光る羽根って何なんだろー?。

これらに関しては今後わかると思いますよ(笑

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