新日本海フェリー「フェリーしらかば」苫小牧東-秋田-
10月06日。
この日の苫小牧近辺は暑かったの…。
だって、みんな半袖で歩いてるんですもん。
電車内も、窓を開けないと暑くて乗ってられません。
ここ、本当に北海道ー?(^^;。
なんて言いつつ、窓を開けて、風を受けて走る711系やキハ40を堪能して、また苫小牧に戻って来たのでした。
今日は苫小牧東港から、「しらかば」に乗るよー。
折角フリー切符があるので、浜厚真まで日高本線を使って、と。
18時38分、真っ暗な浜厚真で降りたのは、私一人だけでした。
…原野。
ここって、周囲に明かりも何も無い原野だよー。
そして、遠くにフェリーの明かりが浮かび上がっているという、素敵なロケーションなのでした。
まあいいや。
先週、車で下調べをしてあるので、道も全部分かってるもん。
ちなみに、ターミナルまでの道順は、一応この駅にも貼ってあります。
徒歩20分ですって。
でもでも、余りにも真っ暗で、道が何処にあるのか分からないの。
フェリーの明かりに向かって歩けばいいんですけど、今度はそのサーチライトが眩し過ぎて、足元が全然見えないとゆー。
道の右側を歩いていたつもりが、いつの間にかセンターラインを通り越して、左側に出ていました(^^;。
藪に突っ込みそうになったり。
途中に未舗装の砂利道もありますし、初めての人がこの暗い中を歩くのは、絶対にお勧め出来ません。
素直に、苫小牧からの連絡バスを使いましょうね。
さあて、「しらかば」だよー。
おっきい!。
間近に見ると、その大きさに圧倒されちゃいます。
なにしろ旅客定員だけで926人ですもん。
おっきい!おっきい!おっきい!、すごーい!、なんて感想しか出て来ませんよー(笑)。
今回も予約はしてませんでしたけど、空きが十分あるのは確認済みです。
足かけ三日の長い航海になるので、1等和室を取りました。
チャージは50パーセント。
あーもう!、友人が一緒に来てればな。
メール送って、羨ましがらせてやろっと。
やーい、ばーかばーか!(こらこら(^^;)。
乗船券には「キャンペーン」っていう赤いスタンプが押されて、1000円分の「船内食事補助券」が付いていました。
わい。
乗船したら、係の人達が丁寧にお出迎えしてくれるの。
今までで、一番丁寧だったかも。
案内所で鍵を貰って、と。
鍵を貰うときに名前を聞かれたのは、ここが初めてでしたけど、何でだろ?。
デッキに出て、今度こそ暫くは来れない(筈)の北海道の景色を眺めるよ。
原野ともお別れなの。
岸壁の人達が、整列してお見送りしてくれてます。
さよならー。
船も、長声一発!、長い汽笛を鳴らして応えます。
…び、び、びっくりしたよー!(^^;。
丁度ファンネルの真横に居た私が、突然の汽笛にどれだけ驚いたか、推して知るべし、なのです(^^;。
和室はやっぱりいいなあ。
右舷側の部屋で、窓から景色もばっちり見えます。
テレビとビデオもありますけど、特に使い道は無いので、消したまんま。
コンセントも二つあるです。
そうそう、この船にも寝台ごとのコンセントが無いので、それも1等にした理由の一つでした。
船内を歩いてみると、ソファーに座ったまま使えるコンセントは、フォワードサロンだけみたい。
このフォワードサロン、翌朝覗いてみて、あれれ?妙に暗いな?、なんて思ったら、もう前面には鉄板がかぶせられてしまっていたのでした。
冬の日本海の荒波対策なんですけど、早いー。
部屋の空調、メインの方で「送風」に設定してあるらしくって、オンオフしか出来無いみたい。
暑いよう。
みんなそうだったらしく、翌朝には「冷房」に再設定されて、温度調節も出来るようになっていました。
売店も結構な品揃えで、値段も市価だし、いい感じです。
うまい棒10円、なんてのも売ってるよ。
それから、手書きのポスターで「先着にて20匹限定で販売中!、残り9匹!」なんて書いてあるから、一体どんなケモノを売ってるのか、悩みまくっちゃいましたよー(笑)。
ちょっと歩いて、以前乗った「あざれあ」と同じ作りなの、やっと思い出しました。
お腹は別に空いてませんでしたけど、夜食にレストランへ行って。
結局、翌日の朝昼夜と、全部のご飯をここで食べました。
お金かかるー(^^;。
まあ、私にはそれが目的の一つなので、手段として船に乗るなら、持ち込みをすればいいんですもんね。
味は、結構いいかな。
カフェテリア方式なので、あまり色々と選んでしまうと、お高くなります。
この時期、朝だけはバイキング。
ドリンクバーは別料金で、コーヒーと牛乳だけは自由に飲めました。
でも、そんなに美味しいコーヒーじゃ無かったので、おかわりはしませんでしたけど。
お風呂は、照明がすっごく明るくって、今までで一番明るい雰囲気でした。
浴槽も広くて、快適です。
サウナは別区画で、開いている時間、とても短いです。
私はサウナが嫌いなので、行かないもん。
お風呂もレストランも売店も、開いたり閉まったりするので、空いてる時間をうまく組み合わせて、スケジュール組まないと駄目だったりします…(笑)。
なんてことをやっているうちに、私はうつらうつらして、そのまま畳で寝てしまったのでした。
もう、布団で寝なよー。
まさか、船の中でまで床寝するなんて!(笑)。
10月07日。
今日は一日、お船の中です。
個室内のパンフレットに、「07時30分に姉妹船と行き違う」って書いてあったので、10分前に窓から覗いてみたら、もう秋田港内に入っていました(^^;。
こんな所じゃ、行き違いは絶対に無理だよね。
もうとっくに行っちゃったんだあ。
ちぇ。
秋田港では、目の前に線路があって、コンテナの貨物列車が行き来しています。
わーい♪。
こんな近くに線路があるなんて!。
ちゃんと生きている線路を見ると、それだけで嬉しくなっちゃう私なのでした。
ここからも、結構乗船があったみたい。
風も収まり、ぽかぽかした秋田の街を見下ろしていたら、また突然汽笛が鳴って、また私はびっくりして、出港です。
岸壁の係員さんが手を振って見送ってくれて、デッキの私達も手を振り返します。
のどかですー。
お昼ご飯食べて、お風呂入って、海を見て、船内を散歩して、だらだらした一日を過ごすのでした。
次は新潟に寄港するよ!。
私は、そのまま終点の敦賀まで行くです。
つづく。
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新日本海フェリー『しらかば』のサウナ [サウナブギ]
~フェリーでサウナ&ジャグジー with ドルフィン!~
文=公野乾
サウナの外は海の上
もうもうと蒸気が立ち籠めるスチームサウナを出て、冷たいシャワーで汗を流す。浴室の扉を開けて外に出ると、そこは四方を海に囲まれた甲板の上。ど真ん中にジャグジーがある。照りつける太陽に目を細めながら泡立つお湯に体を滑り込ませる……。仕事の疲れから、プライベートな悩みまで何もかもが吹っ飛んで行く。否、青い空と海にすぅ~っと抜けていく。
☆サウナーのみなさん、いつも応援ありがとうございます!
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kiminoさん☆
こちらこそ、ありがとうございます(^^)。
色々なサウナに入られてるんですねー。
私は船のサウナには入ったことが無く、水着でデッキに出れるなんて、全然知りませんでした。
今後のレポート、楽しみにしています。
投稿: C.Maya | 2005.10.16 07:22
TBありがとーございます!
旅日記、詳しいし、読んでて楽しいです。
これからもガンバってくださーい!
投稿: kimino | 2005.10.15 20:47