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2004.10.07

新日本海フェリー「フェリーしらかば」苫小牧東-秋田-

 10月06日。
 この日の苫小牧近辺は暑かったの…。
 だって、みんな半袖で歩いてるんですもん。
 電車内も、窓を開けないと暑くて乗ってられません。
 ここ、本当に北海道ー?(^^;。
 なんて言いつつ、窓を開けて、風を受けて走る711系やキハ40を堪能して、また苫小牧に戻って来たのでした。

 今日は苫小牧東港から、「しらかば」に乗るよー。
 折角フリー切符があるので、浜厚真まで日高本線を使って、と。
 18時38分、真っ暗な浜厚真で降りたのは、私一人だけでした。
 …原野。
 ここって、周囲に明かりも何も無い原野だよー。
 そして、遠くにフェリーの明かりが浮かび上がっているという、素敵なロケーションなのでした。
 まあいいや。
 先週、車で下調べをしてあるので、道も全部分かってるもん。
 ちなみに、ターミナルまでの道順は、一応この駅にも貼ってあります。
 徒歩20分ですって。

 でもでも、余りにも真っ暗で、道が何処にあるのか分からないの。
 フェリーの明かりに向かって歩けばいいんですけど、今度はそのサーチライトが眩し過ぎて、足元が全然見えないとゆー。
 道の右側を歩いていたつもりが、いつの間にかセンターラインを通り越して、左側に出ていました(^^;。
 藪に突っ込みそうになったり。
 途中に未舗装の砂利道もありますし、初めての人がこの暗い中を歩くのは、絶対にお勧め出来ません。
 素直に、苫小牧からの連絡バスを使いましょうね。

 さあて、「しらかば」だよー。
 おっきい!。
 間近に見ると、その大きさに圧倒されちゃいます。
 なにしろ旅客定員だけで926人ですもん。
 おっきい!おっきい!おっきい!、すごーい!、なんて感想しか出て来ませんよー(笑)。

 今回も予約はしてませんでしたけど、空きが十分あるのは確認済みです。
 足かけ三日の長い航海になるので、1等和室を取りました。
 チャージは50パーセント。
 あーもう!、友人が一緒に来てればな。
 メール送って、羨ましがらせてやろっと。
 やーい、ばーかばーか!(こらこら(^^;)。
 乗船券には「キャンペーン」っていう赤いスタンプが押されて、1000円分の「船内食事補助券」が付いていました。
 わい。

 乗船したら、係の人達が丁寧にお出迎えしてくれるの。
 今までで、一番丁寧だったかも。
 案内所で鍵を貰って、と。
 鍵を貰うときに名前を聞かれたのは、ここが初めてでしたけど、何でだろ?。

 デッキに出て、今度こそ暫くは来れない(筈)の北海道の景色を眺めるよ。
 原野ともお別れなの。
 岸壁の人達が、整列してお見送りしてくれてます。
 さよならー。
 船も、長声一発!、長い汽笛を鳴らして応えます。
 …び、び、びっくりしたよー!(^^;。
fun.JPG
 丁度ファンネルの真横に居た私が、突然の汽笛にどれだけ驚いたか、推して知るべし、なのです(^^;。

 和室はやっぱりいいなあ。
 右舷側の部屋で、窓から景色もばっちり見えます。
 テレビとビデオもありますけど、特に使い道は無いので、消したまんま。
 コンセントも二つあるです。
 そうそう、この船にも寝台ごとのコンセントが無いので、それも1等にした理由の一つでした。
 船内を歩いてみると、ソファーに座ったまま使えるコンセントは、フォワードサロンだけみたい。
 このフォワードサロン、翌朝覗いてみて、あれれ?妙に暗いな?、なんて思ったら、もう前面には鉄板がかぶせられてしまっていたのでした。
 冬の日本海の荒波対策なんですけど、早いー。

 部屋の空調、メインの方で「送風」に設定してあるらしくって、オンオフしか出来無いみたい。
 暑いよう。
 みんなそうだったらしく、翌朝には「冷房」に再設定されて、温度調節も出来るようになっていました。

 売店も結構な品揃えで、値段も市価だし、いい感じです。
 うまい棒10円、なんてのも売ってるよ。
 それから、手書きのポスターで「先着にて20匹限定で販売中!、残り9匹!」なんて書いてあるから、一体どんなケモノを売ってるのか、悩みまくっちゃいましたよー(笑)。
 ちょっと歩いて、以前乗った「あざれあ」と同じ作りなの、やっと思い出しました。

 お腹は別に空いてませんでしたけど、夜食にレストランへ行って。
 結局、翌日の朝昼夜と、全部のご飯をここで食べました。
 お金かかるー(^^;。
 まあ、私にはそれが目的の一つなので、手段として船に乗るなら、持ち込みをすればいいんですもんね。
 味は、結構いいかな。
 カフェテリア方式なので、あまり色々と選んでしまうと、お高くなります。
 この時期、朝だけはバイキング。
 ドリンクバーは別料金で、コーヒーと牛乳だけは自由に飲めました。
 でも、そんなに美味しいコーヒーじゃ無かったので、おかわりはしませんでしたけど。

 お風呂は、照明がすっごく明るくって、今までで一番明るい雰囲気でした。
 浴槽も広くて、快適です。
 サウナは別区画で、開いている時間、とても短いです。
 私はサウナが嫌いなので、行かないもん。
 お風呂もレストランも売店も、開いたり閉まったりするので、空いてる時間をうまく組み合わせて、スケジュール組まないと駄目だったりします…(笑)。

 なんてことをやっているうちに、私はうつらうつらして、そのまま畳で寝てしまったのでした。
 もう、布団で寝なよー。
 まさか、船の中でまで床寝するなんて!(笑)。

 10月07日。
 今日は一日、お船の中です。
 個室内のパンフレットに、「07時30分に姉妹船と行き違う」って書いてあったので、10分前に窓から覗いてみたら、もう秋田港内に入っていました(^^;。
 こんな所じゃ、行き違いは絶対に無理だよね。
 もうとっくに行っちゃったんだあ。
 ちぇ。
 秋田港では、目の前に線路があって、コンテナの貨物列車が行き来しています。
 わーい♪。
 こんな近くに線路があるなんて!。
 ちゃんと生きている線路を見ると、それだけで嬉しくなっちゃう私なのでした。

 ここからも、結構乗船があったみたい。
 風も収まり、ぽかぽかした秋田の街を見下ろしていたら、また突然汽笛が鳴って、また私はびっくりして、出港です。
 岸壁の係員さんが手を振って見送ってくれて、デッキの私達も手を振り返します。
 のどかですー。

 お昼ご飯食べて、お風呂入って、海を見て、船内を散歩して、だらだらした一日を過ごすのでした。
 次は新潟に寄港するよ!。
 私は、そのまま終点の敦賀まで行くです。
 つづく。

 続きはこちらです。

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コメント

kiminoさん☆

 こちらこそ、ありがとうございます(^^)。
 色々なサウナに入られてるんですねー。
 私は船のサウナには入ったことが無く、水着でデッキに出れるなんて、全然知りませんでした。
 今後のレポート、楽しみにしています。

TBありがとーございます!

旅日記、詳しいし、読んでて楽しいです。

これからもガンバってくださーい!

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