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2004.10.18

■エルフェンリート 第13話「不還 ERLEUCHTUNG」

 全員がみんな死んでしまう結末、それを十分覚悟しての視聴でしたが、楓荘での生活、それはちゃんと守られました。
 良かった…。
 本当に良かったです。
 描くべき点はきちんと描いて、ぼかしておくべき点ははっきりとは描かず、それが嫌な感じにはならない、そんな最終回だったです。
 楽しみにしていた作品が終わってしまった寂しさを感じながらも、ちゃんと見守り続けて来た満足感と充実感が味わえたもの。
 みんな、お幸せに。
 長生きしてね。

 ユカは、殺伐とした殺し合い世界からは、ずっと距離を置いて居られましたねー。
 その意味って、直接表に出て来ない部分が多いかな…。
 それが逆に、コウタやマユとの距離にもなってしまっていたわけですし。
 みんなで江ノ島に行けなかったの、今でも凄く残念な私なのでした。
 コウタから見たユカの存在っていうのも、微妙でしたし。
 個人的には、ユカに対してもっと、という部分は欲しかったかも。
 マユは、坂東やルーシーやナナと一気に接触して、一時はどうなることかと思ったけれど…。
 直接の危害はありませんでした。
 楓荘は、シェルターというか、安全地帯みたいな存在になっていて。
 あそこまで踏み込んで来ての、戦闘っていうのはありませんでしたもんね。
 …ナナは一瞬やりかけましたけど、あれは戦闘じゃ無くって喧嘩、ということで…(笑)。
 でも、ナナはみんなと一緒に生きて行けますよね。
 誰も傷付けたことが無いから…。
 蔵間の最後の言葉によって帰って来たナナ。
 いつか、他の何かを見付けて欲しいです。
 ディクロニウスと一緒に居て、いつか見付かってしまう危険性、それをみんなが全く知らないままなのがちょっと怖かったりもしますけど、それは余計なこと、なんでしょうね。
 マリコと蔵間の姿は、ある意味、ディクロニウスと関わった全ての人間の結末を暗示しているみたい。
 現状では、もう、ああするしかないんだもん。
 マリコにしてもルーシーにしても、何か縋るものがあって生きて来た訳ですが、人を殺そうとする思いが止められず、その存在が許されないのなら…。
 ルーシーのツノが吹き飛ばされるシーンって、凄く印象的でしたねー。
 ツノの取れたディクロニウス、かあ。
 その意味を、色々と考えてしまいます。
 コウタの気持ちは、もっと色々と見せて欲しかったかな…。
 ユカに対しても、ルーシーに対しても。
 ルーシーに対しては、ちょっと強引に押し切ってしまったような部分があって。
 勿論、それで納得出来無い、なんていうレベルじゃ無いんですけど。
 最後まで、ルーシーっていう名前は呼ばないままでしたし。
 名前も聞こうとはしませんでした…。
 それから、にゅう。
 回想の中にも、ちびルーシーだけしか出て来ないんだもん、ちょっと可哀想。
 にゅうとルーシーは別人と言えば別人なのですが。
 コウタに対しての気持ちの中でのにゅう。
 コウタの気持ちを解きほぐす為だけに出て来たわけじゃ無いですもんね。

 なんてことを書きつつ、もう一度最初っから見よう!といそいそとテレビの前に座る私なのでした。
 DVDの1巻も、発売前日には入手出来そう。
 付属のサントラのCDも、凄く楽しみなのです。
 というわけで、つらつらと感想みたいなものを書き綴ってみましたけど、本当はもっと、言葉にならない気持ちが沢山、たあくさんあるんです。
 この作品が好きで、ずっと観ていた方なら、それは分かりますよね♪。

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