北海道へ。「海はなにいろ?」
09月26日、初日。
旅立ちの日の朝は、いつもドラマチックに始まります。
なんて、実は今回も出発が危ぶまれたりしてました。
どきどき、くらくら、倒れそう。
…どっかで聞いたような台詞だなあ(^^;。
それじゃ、いっくよー。
15時20分に自宅を出発。
15時40分に京葉道路花輪インター現発。
16時25分に東関東自動車道潮来インター現発。
17時30分に大洗フェリーターミナル着。
私は、常磐道よりも東関道が好きなので、国道51号線をさくっと走って、ほぼ予定通りの到着でした。
51号線で行くと、突然視界が開けて、台地の高い所から遙か遠くにフェリーが見えて、それが凄くいいんですよー♪。
旅の気持ちが盛り上がるの。
なんて、今回はもう眠くて眠くて、運転するの大変でしたあ。
出発前、鬱なことも色々あったし…。
それに、本当はもっと早く着いてチェックインするお約束なんです。
私、ちーっとも守ってませんけど…(^^;。
とりあえず写真を撮っていたら、丁度、徒歩客と同乗者の乗船が始まった所でした。
20人位かなあ。
乗用車も、すかすかみたい。
本来は休航の日曜日に、この夕便だけ臨時運航してるってことは、それなりに需要があるんでしょうけどねー。
さて、私は今回、商船三井のマイデザイン北海道で予約していました。
出港時刻と行き先が書かれた、看板代わりの紙を貰って、車のフロントに掲出。
「へすていあ」のおケツから、車輌甲板に乗り込みます。
エレベーターで、客室甲板へ。
このエレベーター、ボタンが凄い年代物だったの。
私の二等寝台は、310のJだって。
12人部屋で、同室は5人。
上段の寝台は誰も入りませんでした。
でも、他の部屋を覗いてみたら、上段まで埋まってる部屋もあるんですよね。
変なの。
船内で1等に変更かけようかとも思ったけれど、もう眠くって、ただひたすら眠ることになりかねないので、そのまんま。
ドラの音のテープが流れて、出港30分前の合図ですって。
とりあえず、ご飯だあ。
お腹空いたよー。
丁度レストランが開いたので、すぐに行きます。
食券を買って、しょうが焼き定食900円。
七月に乗った「ニューれいんぼうらぶ」と同じ味みたいで、結構美味しいよ。
事前の情報と違って、レストランの人達、みんな普通に親切でした。
帰るときに気付いたのですが、フリードリンクがあるんだ。
定食の人限定ですって。
ポットに入ったオレンジジュースとアイスコーヒーを、紙コップに入れて自由に飲めます。
持ち出しは禁止。
さあて、出港前にデッキに出ようっと。
風が強い強い。
何処から外に出れるのかが分からなくって、あちこち船内を歩き回ってしまった…。
苫小牧からの「SFみと」が到着する筈なので、まだかまだかとわくわくしながら待っていたのに、全然来ないの。
おっかしいなあ。
で、ふと振り向いたら、実は「SFみと」はそこにもう到着していて、何かもう接岸寸前なのでした。
…ばか?(^^;。
こちらも、入れ違いに、定刻で出港です。
ちなみに、「へすていあ」っていうのは、ギリシャ神話に登場する炉辺の女神HESTIAが由来なんですって。
この航路に乗るのは、一年と一ヶ月ぶり。
懐かしいな。
海はいつもと変わって無いのに、何故かあの日と違って見えます。
それはきっと、私の心が変わってしまったから、なんだろうな…。
あっという間に、PHSも携帯も圏外に…。
この船って、妙に陸から離れた航路を辿るんだもん。
もう完全に圏外圏で、朝になっても陸地は全然見えません…。
それにしても、風が強いの。
手すりに掴まらないと立ってられなくなったので、慌てて撤退したよ。
船内は、程よい乗り具合、かな。
食堂もそれなりに賑わって。
ロビーとか、カーペットに汚れが染み付いちゃってるのは、やっぱり何とかして欲しいと思いますけど、会社自体が大変なんですもん、仕方ないかも…。
ちなみに、重油の相場が上がって来てるので、運賃は来月から若干の値上げになります。
心配していた波は、2メートル位。
そんなに揺れてないです(^^)。
廊下で反対側から歩いて来た人とすれ違うとき、ちょっとだけ意識を集中してないと、よろけてぶつかっちゃう程度の揺れ。
自分のベッドに戻って、ノートで持ち出して来たDVD-RAMでも見ようっと。
パナソニックCF-W2DW6AXRを使用(^^)。
でも、やっぱり静かな寝台だと、ディスクのアクセス音、凄く目立つんですよね。
仕方ないので、案内所前のソファーに座って、そこでぴちぴちピッチを見たのでした(^^;。
それと、ハガレン。
それにしても、眠いよー。
もう諦めて、寝ちゃおうっと。
その前に、お風呂お風呂♪。
閉鎖になる22時前に行かなくっちゃ。
誰も居ない展望浴室で、のんびりです。
でも、妙に床が滑るんですよね。
帯広の近くに十勝川温泉っていうのがあって、あそこは世界的にも珍しい植物性の温泉なので、やたらとつるつる滑るのですが、あそこを思い出しちゃった…。
ちょっと外に出てみたら、風は収まっていたけれど、今度は雨が降って来たし。
明日、晴れるといいな…。
あ、借り物のデジカメはメモリースティックだったので、このパソコンからは読めず、写真は携帯から持って来てます。
とりあえず、初日はこれで終わりでーす。
« ■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ ピュア 第26(78)話「アイドルデビュー」 | トップページ | ■マリア様がみてる~春~ 最終話「パラソルをさして」 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 特急「ひたち22」号仙台発(2024.12.06)
- 大館駅の小坂鉄道と青ガエル(2024.12.05)
- 青森駅にて(2024.12.02)
- いつもは忘れてるけれど(2024.12.01)
- 廃線跡と小中野にて(2024.11.28)
コメント
« ■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ ピュア 第26(78)話「アイドルデビュー」 | トップページ | ■マリア様がみてる~春~ 最終話「パラソルをさして」 »
かっちゃんさん☆
「へすていあ」は、すっかり有名になっちゃいましたね。
私も、身近な色々な人から、フェリーってやっぱり怖いんだね、なんて言われたりして…。
え?、記事にもあったように、そんなことは滅多に起きませんよお。
なんて思いつつ(^^;。
この覚えにくい名前は、きっとすぐに忘れられちゃうとは思いますけど…。
事故当日、Googleで「へすていあ」或いは「へすていあ 事故」で検索をかけると、何故かここがトップにヒットしていたので、私もびっくりしちゃいました。
実は、件の事故とは全く関係のない記事だったりしますし。
すいませんでした(^^;。
投稿: C.Maya | 2006.11.02 23:37
すいません、追加レスです。
この新聞記事は旅の後一ヶ月後の出来事でしたね。
内容が妙にリンクしていた物ですから・・・大汗
投稿: かっちゃん | 2006.11.01 12:35
このフェリーは実は24日に大洗に着くはずが、悪天候のために40時間以上遅れて(26日6時頃)接岸できたそうで、運の悪いことに回頭する際に横波喰らって200台中90台近くがワイヤー切れで車同士がぶつかり、ついでに車が動き回るものだからバランスも取れなくなって、無理に接岸しようとすれば転覆の可能性もあったと、悲惨な目に遭っていたようです。
実はこのページも船名で検索してヒットした物ですが(^^;
ネタもと→ http://www.carview.co.jp/news/0/24594/
投稿: かっちゃん | 2006.11.01 12:31