■エルフェンリート 第1話「邂逅 BEGEGNUNG」
放送開始前の注意書きの通り、この作品には「暴力的な表現や残酷な表現」が確実に含まれています(^^;。
でも、最初からそういう展開って分かっているなら、私はその方が好きだよ。
最終回近くで、いきなり残酷になったり鬱展開になったりするのは、凄く嫌だもん。
この作品も、前半はもういきなり殺されまくってるわけですけど、不思議とそんなに嫌な感じはしないみたい。
OPは、曲がすっごく気に入りました。
ルーシーが、歩きながらあの曲を口ずさんでたっけ。
画面の方も、意図を正しく理解しているわけではありませんけど、何かいいなあ、って。
みんな、表情は安らかだったり、何かを決意したような表情だったり。
それにしても、ルーシーは強過ぎるみたい。
2メートル以上離れろ、床に物を落とすな、その注意は理解出来ますけど、弾丸を跳ね返していたのは、どーしてなんだろ。
ベクターってなあに…?。
それに、色々な物を高速で投げ付けて来るんじゃ、2メートル以上離れても、あんまり意味は無いみたい。
折角、隔壁を下ろして閉じ込めたのに、外へ通じる隔壁が開いたのは、何かの悪い冗談かと思っちゃいました。
如月は気の毒だったけれど、あまりにもあっさりと首を切られてしまったので、何か現実感が無かったりもします…。
警官の心臓を取り出したりとかもしてましたけど、基本的には一思いに、淡々と殺している印象ですしね。
極楽寺の駅。
電車の音。
掘割の線路とトンネル。
舞い散る桜の花。
この場面転換は、見事でした。
殺伐とした雰囲気が、一気に消えましたもん。
コウタと再会したユカ、可愛かったよ。
思い出して貰え無くって、「…ユカです。…従妹の」なんて弱々しい台詞には、くらくら来たです。
馬鹿。
でも、このコだって殺されちゃう可能性はあるわけで、今から覚悟だけはしておかなくっちゃね。
そういう心の準備が出来るのは、いいんだか悪いんだか(^^;。
カナエも、折角拾った貝殻を「あんまりきれいじゃない」って言われたときの表情が、私はすっごく好きです。
にゅうは手がかかるし、世話するのって、妹みたいなもんですよねー。
…どちらかというと、娘かなあ(^^;。
それを見せつけられるユカ、ちょっとお気の毒なのです…。
そして、妹の形見の貝殻を割られてしまったときのユカの台詞には、優しさとコウタへの愛情が感じられましたよねー。
そのことが、結果的に何か意味を持って来そうな感じがするのでした。
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コメント
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加嶋結喜さん☆
CSでもペアレントロックがかかっていたこの作品、ちばテレビではどんな編集が入るのか、ちょっと楽しみだったりしています。
1話と2話は、DVDも購入してますし♪。
追加エピソード付きの最終巻が来月出るので、そちらも購入予定。
とにかくどんどん人が殺されて行くので、主人公に近い人達がいつ殺されるのか、それなりの覚悟と緊張感を持って、私もこの作品に向き合っていました。
手足が吹っ飛ぶなんていうのは当たり前の世界と、ありふれた日常生活、それは作中でも二分されちゃってはいますけど、逆にそれがいいバランスになっていたかな、なんて。
実は本当に嫌な描き方はしていないので、加嶋結喜さんが挙げられた作品と比べると、私は「エルフェンリート」の方に優しさを感じたりもするのでした(^^)。
投稿: C.Maya | 2005.03.15 00:45
これ、本当に4月から地上波でやるんでしょうか…。<4/3~CTC・TVS、4/4~TVK、4/5~SUN
第1話・第2話をレンタルで視聴しました。
理由があるのかないのかは知りませんが、ただ登場人物が淡々と悲惨な死に方をしていく恐怖。
この感覚は以前もどこかで……と思ったのですが、思い出せません。
「最終兵器彼女」「機動戦士ガンダムSEED」「宇宙のステルヴィア」「鋼の錬金術師」……どれも微妙に違うような。
感情の起伏を示す間もなく殺害される……ああ、「GUNSLINGER GIRL.」かな?
現実にあったら恐い現象をフィクションで描いて、それできちんと「恐い」と感じさせてくれる部分に惹かれた感じです。
そうした、見ている側にある種の恐怖を覚えさせるための“攻め方”が多岐に渡っていて、“次はどうくるのか?”と気になります。
評価の高い作品なので、集中力を高めてじっくり味わっていきたいところ…。
投稿: 加嶋結喜 | 2005.03.14 16:41