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2004.06.30

■美鳥の日々 LAST DAYS「二人 no 日々」

 前回の感想で書いていた疑問のこと。
 あ、美鳥は記憶が無くなってて、正治も日記に気付いて無かったんだ。
 それなら納得なんですけど…。
 そんな馬鹿なあ!。
 ずるいずるい(^^;。

 綾瀬は、すっごく可哀想でした。
 折角勇気を出して、正治に告白したのに。
 ちゃんと自分で決めて、自分で行動して。
 それなのに、美鳥のことは何も知らないまま、正治のことを諦めなくちゃいけないなんて。
 ラストで出て来た綾瀬は元気そうでしたけど、何も事情を知らないまま、あんなににっこり笑ってるのを見るのは辛いですー。

 美鳥は、自分では何もしてないのに。
 いつの間にか正治の右手になってて、そのまま正治と仲良くなってしまって。
 何一つ、自分では行動していないのに。
 それって、凄くずるいと思います。

 んー、なんかそんな余計なことを考えちゃうの。
 右手になったことが、自分で決心したことだったのなら、まだ納得は出来たと思うんですけど…。
 それは、結局、うやむやのままでしたし。
 やっぱり、右手で居続けることに、何らかのリスクがあった方が良かったと思うのです。
 自分の体に戻ったときに、記憶が消えてしまうこと、そのことも美鳥本人が知っていたのかは怪しいですし…。
 だから、美鳥の決心とかそういった部分が、とてもとても弱いんですよね。
 大切に護られた、お姫様のままなの。
 自分の体から離れて正治の右手になって、色々な柵から解き放たれた美鳥は本当に生き生きとしてたって思いますし、それはもっと活かして欲しかったな。

 そもそも、右手で居たってことから、もっと楽しいエピソードを作れたのにな、って残念な気持ちが凄くするの。
 みんな、正治の何処が好きなのか、良く分からないままでしたし。

 耕太にも、もっと色々とひっかき回して貰いたかった気はするかも。
 彼は、正論を語りますもんね。
 でも、時間の都合もあって、随分と物分かりのいいヤツになっちゃってたみたい。

 ラストでは、みんなの元気そうな姿を見られて良かったですけど、美鳥の日記は?、編んでいたマフラーは?、なんてことも私は思うのでした。
 美鳥の記憶がリセットされた状態じゃ、もっと「その後」をきちんと描いて貰わないと、私は困っちゃいますもん。
 やっぱり、優しさが足りなかったなあ、って私は思うのでした。

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